【上の世界】

Last-modified: 2020-05-28 (木) 19:47:04

概要

世界が二重構造になっている作品において、上層にある世界のことを指す。主にDQ3やDQ6で使われる。

DQ2

正式な言い方ではないが、ロンダルキア台地が高地にあるという設定のため、特に呼び名の無い通常のフィールドを「下の世界」と俗称する場合がある。
すなわちDQ2当時はロンダルキアが(非公式に)「上の世界」と見なされていた。
しかし後述のようにDQ3の設定ができてからは、アレフガルドの延長上にあるDQ2のフィールドは全て「下の世界」と見なされるようになり、ロンダルキアもこちらに含まれる。

ゲームブック版

ゲームオーバーの一つに「魔王バラモス・バンパイアから上の世界を救うために強制招集される」というものがある。
この魔王バラモス・バンパイアの正体と、DQ3の時代に上の世界とアレフガルトの繋がりは途絶えた筈なのになぜ招集できたか、は永遠の謎。

DQ3

ゲーム終盤以外の舞台となる世界。
地形は現実の地球をモデルにしており、地名なども実在のものを元にしているものが多い。
BGMは【冒険の旅】
 
Wii版【公式ガイドブック】【みちくさ冒険ガイド】で「上の世界」と明記されているので、一応これが公式名称である模様。
ゲーム中では、【ラダトーム西の港】【あらくれ】の台詞

*「あんた みないかおだね。
  そうか! うえの せかいから
  やってきたんだろう!
*「ここは やみのせかい
  アレフガルドっていうんだ。

など、【アレフガルド】の住民達が上の世界と呼称している。
【ギアガの大穴】を抜けた地下にアレフガルドが存在しており、アレフガルドから見て「上」にあるため、この名で呼ばれている。
 
一方、この世界の住民はアレフガルドの存在自体を知らないため、自分達の世界が何かの「上」にあるとは認識していない。
故にこの呼称は使わず、単に「世界」としか呼んでいない。
ただしランシールの大陸には【ちきゅうのへそ】という「地球」という単語を含んだ名称のダンジョンが存在し、戦士の台詞に

*「この しんでんから
  ちきゅうのへそと よばれる
  どうくつに いけるらしい。

とあるように住人からも使われている。
 
2016年に開催された【ドラゴンクエストミュージアム】に展示された【堀井雄二】直筆の【ルーラ】リストでは、【ムー】と記載されていたが、このリストは没になった町(【やみのランプ】が報酬として手に入る予定だった町)が記載されていた頃なので、生きている設定とは思い難い。
ただ、ゲーム中にも【アリアハン】に「かつてアリアハンはすべての世界をおさめていた」と語る老人がいて、この設定の名残らしきものは垣間見られる。
 
アレフガルドを支配した大魔王【ゾーマ】から派遣された幹部、魔王【バラモス】が侵略を進めている。
ゾーマの死後、この世界がどのような歴史を歩んだのかは語られていない。
 
またリメイク版においては、この世界は上の世界と言うよりは、【天界】とアレフガルドの間にある中の世界とも言える。
実際、天界(接点は【竜の女王の城】)とアレフガルド(接点は【ギアガの大穴】)の両方に接点を持つのは、この世界だけである。
 
話は変わるが、この現実の地球を元ネタとしている世界のマップは、実を言うと一旦ボツになりかけたことがある。
DQ3開発中にタイトーから出たFCゲーム『未来神話ジャーヴァス』が同じく現実世界をベースにしたワールドマップを採用したためで、「他のゲームで既に採用されたものは使わない」方針を取っていたDQ側では急遽スタッフを召集して話し合ったものの、マップを変更すると根底から変えなくてはならなくなるとのことからそのまま採用することが決まったという。
(『ファミコン通信』1989年6号 堀井雄二vs宮本茂対談より)

知られざる伝説

【レイアムランドのほこらの巫女】【ムー】の滅亡について語る話の中で、この世界を「ミッドガルド」と呼称している。
また、【精霊ルビス】は天界から【ラーミア】に乗ってこの世界に来たことになっている。

小説版

小説版の設定では、アレフガルドはこの世界から見た異次元空間に存在するもので、物理的な「上」「下」の位置関係にはない。
そのため、「上の世界」という単語も登場せず、アレフガルドの住民は「ルビス様が元々いた別の世界」と呼ぶのみである。
 
なお現実の地球同様、アレフガルド暦ではなく12の月からなる暦が用いられている。

DQ6

【夢の世界】のこと。【現実の世界】の上に重なっている構造であることからこう呼ばれる。
詳細は当該ページを参照。

DQMSL

DQ3のような二層世界になっているが、後半世界の住人の【ワルぼう】は前半世界を「上の大地」と呼んでいる。