【グランナード】

Last-modified: 2024-01-22 (月) 04:50:45

勇者アバンと獄炎の魔王

【地底魔城】に攻め入ってきた【アバン】に対抗するため【ハドラー】【禁呪法】で生み出した急造の部下。
禁呪法で生み出されたことから【バルトス】のことを「兄貴」と呼ぶが、傲慢不遜な態度を取っている。
花崗岩がメインで作られている地底魔城の壁から生み出されたことから、英語でgraniteとなる花崗岩が名前の由来だろう。

バルトスからは「品のない物言いの魔物」、【レイラ】からは「下劣な奴」と称されたが、高い攻撃性や卑劣な性格は人間、もといアバンへの強烈な恐怖心の裏返しだろう。
なお、性格面は唾棄されるべきものと描かれているが戦闘センスは高く、【ダイ】の空裂斬を侮って未完成でも核に掠られた【フレイザード】と違い【空裂斬】の特性を見抜き花崗岩の厚い岩壁で咄嗟に防ぐという防御策を講じている。
 
フレイザードのプロトタイプといえるキャラクターとなっており、性格や発言、末路に至るまで、フレイザードと共通する点が多い。
事実コミックス9巻で【三条陸】氏は「六大団長の中でアイツだけ時間軸的に出られないので何とかしてられないかと思って考えた」とコメントしている。
 
花崗岩から作られた為に花崗岩と同化し、その形を変える力を持つ。
地底魔城は花崗岩で出来ているため、地底魔城はその能力を最大限に活かせる、正にホームグラウンドと言える。
岩壁を生成する事で攻撃を防ぐのは序の口で、影女となったレイラに接近戦を仕掛けられた際には、周囲全方位の岩壁から尖った岩を放ち、その攻撃で自身に刺さった岩をまるで剣のように抜き取り、挙句にはそれらを合体させ巨大なモーニングスターを作り上げもした。
また、花崗岩をまるで水の中のように泳ぐこともできる。アバンとレイラの前に地中から現れ、フレイザードが【マァム】にしたようにレイラの足を掴み地面に叩きつけようとした。
ただし、アバン達が地底魔城の奥の方へ逃走した際には、先回りは出来なかったことから、「花崗岩内で核をワープさせ、ワープさせた先の花崗岩で新たに身体を作る」ようなことは出来ない模様。
 
レイラと1対1の勝負を行い、敗れ去った。