【おおかなづち】

Last-modified: 2022-05-31 (火) 05:40:42

概要

大金槌(大金鎚)。本編ではDQ2で初登場、外伝では少年ヤンガスやスラもり3などに登場する【武器】
鉄のハンマーに大きなトゲが5ヶ所についているのが基本の形。
「力には力で対抗すべき、という理念の元に作り出された武器」であり、見た目通り相当な重量があるので、相当な腕力がないと持ち上げることすら難しい、とのこと。
DQ8のみ、打撃部分が大きな円錐型をしたものになっている。
 
DQ2から登場し、以降DQ4と、ハンマーという分類の無いDQ11では登場しないが、それ以外は毎回登場している。にもかかわらず、印象の薄い武器。
装備できるキャラが限られている上、これが登場する冒険中盤頃には他にも使える武器が多くあるので、あえてこれを選択する必要がないことが原因だろう。
そんな訳で、手に入れてもすぐに換金するプレイヤーが多いはず。
一応、おかしな初期装備で知られる【サンチョ】の初期武器として印象に残っている人には残っているかもしれない。
また後述のようにDQ8ではヤンガスの育て方次第で購入必須なのだが、そもそもヤンガスを打撃スキルで育てる人自体が少数派なので影の薄さを覆すには至っていない。
【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】ではDQ3戦士の得物としてしばしば登場したが、大抵は武器としてではなく壁や岩などを壊す工具的な使い方をされており、これが後述のDQBシリーズでの活躍に繋がった・・・のかもしれない。
なおDQ3当時の大金槌の攻撃力は55で、これはちょうど【りりょくのつえ】と同じ。ダイ大の【ブラックロッド】はそれよりもちょっと強い60という設定なので、【ポップ】がブラックロッドを岩に叩き付けたら岩のほうが砕けたという話も納得である。
 
後述のようにアニメ『アベル伝説』で大活躍したことはあるものの、ゲーム内では長年にわたって冷遇され続けてきたが、DQBでついに脚光を浴びることになった。
これも無限に入手可能なビルド武器として便利というだけで、戦闘用には使われなくなるというのは変わっていないのだが、活躍の場ができたことは素直に喜ばしいことであるので、思う存分振るってあげよう。
 
DQMJシリーズの【ドラゴンソルジャー】【バトルレックス】との差別化のためかおおかなづちを持っているが、大金槌そのものは登場していない。

DQ2

攻撃力は35、価格は4000G。
【ローレシアの王子】のみが装備可能。【ラダトーム】を始め、船を手に入れた後に行ける大抵の街で売っている。
この武器が初めて買えるラダトーム到着時点で恐らく装備しているであろう【はがねのつるぎ】(1500G)に対して、価格では2.67倍もするのに攻撃力の差はたったの5。
しかも【竜王の城】でこれより強くローレ専用装備である【ロトのつるぎ】がタダで手に入るため買うだけ無駄。
 
ちょうど竜王の城の攻略後にはこれを買える程度の金が貯まることも多く、【ロトシリーズ】の装備というネームバリューを知らない初心者であればトラップアイテムになりかねない。
逆にロトの剣に前作最強のイメージを持つ者であれば【ドラゴンキラー】さえもスルーしてしまいかねない状況なので、大金槌は見向きもされないだろう。
 
【バーサーカー】がドロップするので【てつかぶと】のように元値が高いのを逆手に取って、売却して金策するという使い方に活路があると思いきや、バーサーカーの出現は【ロンダルキアへの洞窟】以降。
偶然手に入れたとしても、売るためにわざわざ戻ってくる方が面倒臭く、アイテム欄の圧迫にも悩まされている頃だろうし、躊躇なく捨てられてしまっただろう。
 
そんな訳で、初登場にも拘らずこの武器の見せ場はほぼゼロであった。
 
余談だがバーサーカー(下位種【くびかりぞく】も同じ)はグラフィックでは斧を持っている。
よって斧を落とすのが自然なはずだが、本作では斧系の武器は存在していない。
また、鋼鉄の剣よりちょっとだけ強いという点でも次作の【てつのオノ】に似ている。
そうなると、なおさら「鉄の斧」または「鋼鉄の斧」でいいように思われる。
鋼鉄の剣との整合性は後の話となるので仕方がないにしても、わざわざ斧系の武器をハブってまで金槌を採用した所にはちょっとした拘りを感じなくもないが、だとしたら「高いだけで性能イマイチな使えない武器」扱いは謎である。

『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場』では、あの怪傑大ねずみがローレシア方面部隊長になったとき、感無量になっている怪傑大ねずみに一撃を食らわせるためにローレシアの王子が使用した。
こんなマイナーな武器を…と言いたいのはやまやまだが、剣でツッコむと色々生々しいのでこの武器が選ばれたのかもしれない。

リメイク版

なぜか攻撃力が40にアップ。
このせいで装備者を除けばロトの剣と同等になってしまい、ロトの剣がFC版以上にガッカリ武器扱いされるハメに。
特に初見プレイヤーの場合「ラダトームでコレを購入→ロトの剣を入手して愕然」というパターンが多く発生したと思われる。
 
FC版と異なりロトの剣を【サマルトリアの王子】にも装備させられるので買う価値もあるにはある。
が、【まどうしのつえ】の攻撃力も上がっているのでロトの剣をローレに回してサマルには魔道士の杖、という配分で進め、より強力な剣が手に入った時サマルにロトの剣を渡す方が無難。
それに、船で行ける場所にはこれよりももっと強い武器が売られているので、そのためにも資金は温存しておきたいところ。
本作に慣れたプレイヤーなら買う可能性は薄いだろう。
 
そんな訳で、リメイク版でもこの武器の見せ場はほぼゼロであった。

DQ3

攻撃力は55、価格は6500G。【戦士】のみが装備可能。
【イシス】で購入できる【おおばさみ】と比べて2800Gも高い割に、攻撃力は7高いだけと微妙。
一応【ムオル】に売っているため、船を手に入れる前での戦士の最強武器。…なのだが、ムオルに行かなくても普通に船を入手できるため、あまり関係がない。
他にも【テドン】【ランシール】、果てはなぜか【マイラ】まで数多くの武器屋で販売されているため、目にする機会は多い。
 
仮に船入手前後に戦士にこれを買ったとしても使い回しができないため、しばらく戦士の武器更新に手が回らなくなってしまうのも向かい風。
この後手に入るゾンビキラーや草薙の剣は金銭事情や戦力バランスを考えると後衛や勇者に回されやすく、特に賢者がいれば草薙の剣もそちらに回されやすいので、勇者がドラゴンキラーを装備しても戦士はまだ大金槌止まりという洒落にならない状況となりがち。
ライデインや各種呪文も使える勇者よりは戦士に強い武器を優先させたいのに、というジレンマに悩むことになるだろう。
 
店売りされているので金さえあれば、それらの町に行くことでいつでも持つことができる。ただ全く買うに値しない上に、どのモンスターもドロップしないため、一時でもこれを持っていたプレイヤーはかなり少ないと思われる。
そういう意味ではすぐ捨てられたにせよ、一応ドロップで手に入った前作よりも持つ機会はさらに減ったと言えるだろう。
 
そんな訳で、続編でもこの武器の見せ場はほぼゼロであった。

リメイク版

ランシールのみでしか販売されず、完全にマイナー武器へと陥落。
大ばさみが値上がりしたため、1800Gの差で攻撃力が8高い武器となったが、やはり微妙な感は拭えない。
これより強い【ゾンビキラー】などは3000G以上も高価格で、大ばさみと価格差が縮まったこともあり、繋ぎの武器として購入するのも案外悪くないかもしれないが、戦士専用であるためにパーティ内で使い回しができないことには注意したい。

DQ5

DQ4では欠場していたがDQ5で再登場。攻撃力は30と低めになったが、一方で値段は1800Gと従来より一気に低下した。
店売りでは【ポートセルミ】で初登場。
しかし、このタイミングでの装備可能者は【ブラウニー】しかいないためかなり微妙。
【山奥の村】以降で上位パワー系武器の【バトルアックス】が売り出されるが、なぜか【グランバニア】の武器屋で無駄に再登場する。
 
前述の通りサンチョの奇抜な初期装備の一角を担う。これはウケ狙いではなく、グランバニア国内で手軽に調達できるから、というのが最大の理由だろう。

DQ6

攻撃力30、格好よさは+6で、値段は前作据え置きの1800G。
【ハッサン】【アモス】、さらにSFC版では装備グループB・D・Fのモンスターが装備可能と多くのキャラが使える。
しかし、大抵のキャラは仲間にできる時点でこれより強い武器を普通に入手できる。
初期からいるハッサンにとっても、おおかなづちが初登場する【トルッカ】【アモール】にてこれより強くて価格も200Gしか違わない【はがねのつるぎ】を購入可能なため存在自体がほぼ無意味な武器となってしまった。
元々力の値が強い彼なら、はがねのつるぎまでサンマリーノでタダで拾える【てつのつめ】を使い続けても十分に戦力になってくれる。
 
ちなみに漫画版「幻の大地」ではOPでムドーに石にされる前にハッサンがこの武器を背負っていたのが見うけられる。

DQ7

攻撃力31、格好よさは+6。価格は2100G。
【移民の町】をすぐに第6段階まで発展させれば【キーファ】が装備可能。店売りの中では彼の最強武器。
だが、買ったところで使いまわしができないので買うだけお金の無駄である。
それ以外の装備可能者は【アイラ】のみだが、彼女の加入時期にはすでに弱い部類の武器であることは言うに及ばず、そもそも彼女の初期装備である【ユバールの剣】より60近く攻撃力は低いため、これを与える意味は全くない。
移民の町以外の初登場は【ふきだまりの町】。キーファ離脱後なので完全に無意味である。
いったい何のために登場したのだろうか。
PS版の説明書の冒険に役立つ道具の紹介にもこれが掲載されている。
 
しかも移民の町には段階ごとに【とうぞくのかぎ】でしか開かない宝箱があるのだが、その鍵を入手できるのがこれまたふきだまりの町。
つまりキーファ離脱前に移民の町を発展させ過ぎるとそれらの宝箱が開ける前に消えてしまう。
そこに入っているアイテムは他でも入手できる品ではあるが、種など有用なものもあるため、もはやおおかなづちは無価値どころか地雷と化している有様。
どうしてもキーファ用の最強装備を揃えたいというのでなければ買うメリットは全くない。
 
リメイク版では移民の町の仕様変更で低レベルクリアにも使えなくなった。
いっそくさりがまと一緒に削除してもよかったのでは…
 
主人公かガボが装備できるなら十分使い道があったろうに残念でならない(前者は装備の選択肢が増えるため。今作ではインフレではがねのつるぎより700G差がある。後者は進行方法次第ではその時点で最強武器になる)。

DQ8

攻撃力33で価格は1700G。【ヤンガス】の専用装備。
【ドニの町】で販売している他、【トロデーン国領】の宝箱で拾える(要【とうぞくのカギ】)。
敵では【トロル】がレア枠(1/128)で落とす。
 
比較的早期に購入可能なうえ、値段も良心的で、攻撃力もそこそこある。
…のだが、【おおきづち】と同様の理由でさっぱり需要がない。
一応【打撃スキル】中心に育てているのなら悪い武器でもないし、むしろ購入推奨だが。
ここから【船】を手に入れ、海を渡ってはるばる【サザンビーク】まで赴き、【チャゴス】を連れて【王家の山】を攻略し、バザーが開催されるまで延々これ一本で戦うことになる。
 
おおきづちと【てつかぶと】2個を錬金して作ることもできるが、普通に買うより高くつく上、材料を調達できるのも3種錬金が可能になるのも大分後なのでレシピ埋め以外に意味は無い。
どうしてもタダで欲しいというのならトロデーン国領で拾える一つを使えばいい。
逆にこれを使った錬金レシピは存在しないので、不要であるのなら拾った分はすべて売ってしまってかまわない。

3DS版

【モリー】も装備可能となっている。

DQ9

攻撃力は28で価格は1300G。装備可能職業は【バトルマスター】【パラディン】
ダーマ神殿の次に行くことになる【ツォの浜】で売っている。
ドロップで【こんぼう】を入手していない場合、最初に入手するハンマーになるだろう。

DQ10

レベル14より装備可能。基本攻撃力は22。
詳しくはこちらを参照。

少年ヤンガス

トルネコ3の【おおきづち】とほぼ同じ効果で、床にある【ダメージ床】【ツルツル床】
見えている罠を破壊することができる。
しかし、20回以上壊すと1回壊すたびに50%の確率で武器が壊れてしまう。
また、壊したダメージ床やツルツル床の上にアイテムがあった場合、そのアイテムも無くなってしまう。
これは他の武器に合成したときも同じなので絶対に合成しないようにすること。
強さ3、上限+値10と合成のベースにも使えないので売ってしまってもいいかも。

スラもり3

こくりゅうのアジト到達後、交易で【1000tおもり】を2個と【トゲトゲこんぼう】を3個で交換できる。
もしくは、エンディング後のフィールドの気球からも入手できる。
 
攻撃力は48と時期的には申し分ないが、このアイテムの真価は別のところにある。
それは「盾系の弾を一方的に何発でも撃ち落とせる」こと。
【てつのたて】はもちろん、【メタルキングのたて】【ミラーシールド】もガンガン破壊してくれる。
【スカルガルー】も盾扱いになっているのか、そのまま撃ち落とすことができる。
どう考えても前作で猛威を振るったミラーシールドの対策のために投入されたアイテムであり、本作のゲームバランスの調整に一躍買っている。
この武器がここまで優遇されたのは、後にも先にもこれが初めてではないだろうか。
上位種には【メガトンハンマー】があり、終盤はそちらに役目を譲ることになるだろう。
だがあちらはとんでいく速さが遅いので、とりあえず盾を撃ち落とすためだけに積み込むならこちらの方が有利という長所がある。
ガンバレー到達後、交易でこれと 【いかずちのつえ】を2個ずつでメガトンハンマーと交換できる。また、船のせんしゅをレベル8にする際、3420Gに加えてこれを2個と 【バスタードソード】が4個必要。

DQB

【おおきづち】の上位互換。
【鉄のインゴット】2個で作れる。攻撃力は29。
おおきづちでも壊せなかった物でも壊せる上、おおきづちよりも少ない手数で物を壊せる。
必要な作業台は【炉と金床】【神鉄炉と金床】
 
2章以外で作成可能。
1章では【ピラミッド】から【火をふく石像】を持ち帰る際に必要。
3章では【アメルダ】の囚われている城塞のカベを破壊するのに必要。また、旅のとびら・青~魔法武器作成までが長いので、主力武器としても長らく世話になる。
終章ではこれ以上のビルド武器が無い。【まほうのたま】【おうじゃのけん】の方がより堅いものを壊せるが、まほうのたまは消耗品かつ範囲が広すぎ、おうじゃの剣は耐久力は無制限だが物を壊すのに時間がかかるので、素早く破壊できて小回りも利くおおかなづちにもきちんと出番がある。
上記のようにおおきづちよりも物を壊しやすく、大抵のものは1、2発で破壊できるので、素材回収が一気にスムーズになる。
 
このように今作では戦闘にも素材回収にも、果てはストーリー進行に至るまであらゆる面で大活躍する。
哀れ【ウォーハンマー】

DQB2

【ビルダー道具】に属する【ハンマー(DQB)】の二番手として登場。【オッカムル島】編にて、【金属工房】を作る依頼完了後にレシピを閃く。
レシピは鉄のインゴット×3。ブロック攻撃力6。「とてもかたいもの」を壊せる。
 
オッカムル上層の坑道復旧を進めていると、鉄の採掘基地近くの【うすグレー岩】【こいグレー岩】の壁で行く手を塞がれる。
手持ちの【おおきづち(武器)】【古びたまほうの玉】では壊せない硬さを持つため、先へ進むにはおおかなづちを作る必要がある。
製作後は鉱山の各種【鉱脈】を素早く削るのにも役立つ。ハンマーの特技二種では二発分のダメージを与える必要があるため、範囲は狭いが隙の少ない【ドッカンハンマー】を素早く叩き込むほうが安定する。
 
本作のハンマーは石製モンスターに特効効果があり、順当に進めれば地下遺跡の中ボスとして出現する【いしにんぎょう】相手にはじめて効果を発揮する。
一振りのダメージは100前後と、通常武器が及ばないパワーを持つ。武器が通らないいしにんぎょう達はもちろん、武器が通る【ばくだんいわ】相手でもこちらが有効。
 
おおかなづちの力は【からっぽ島】でも存分に発揮でき、ようやく忌々しい【黄山岩】系統を壊せるようになる。
ちょっとした岩塊だけでなく黄山岩の【山地】ごと丸々【さくれつハンマー】で削れるため、一気に拠点を広げることが可能になる。

アベル伝説

【闇のバザール】【メタルスライム】を相手に石の棍棒を砕かれた 【モコモコ】が偶然入手して以降、 彼の愛用武器として最後まで使われた。
ただ殴るだけではなく、石を殴り飛ばして遠距離攻撃、これ自体を投擲して遠距離攻撃などの応用も可能。
モコモコの代わりに【ミネア】【ドドンガ】がこれを振るったこともある。
【ジキド】から【青き珠】?を取り返し、【バラモス】の不死身化を防ぐのに役立つなど、 何気に所々でかなり重要な役割を果たしている。