【ヨゼフ】

Last-modified: 2023-12-22 (金) 14:02:12

DQ7

【ダイアラック】で登場する少年。
英語版での名前はPS版ではJoseph、3DS版ではFelix(DQ8の【ラパン】と同じ)。
 
【灰色の雨】によって彼の父【キーン】を含むほとんどの村人が【石化】した町【ダイアラック】で、雨が降る前は青年だった【クレマン】が老人になる程の間、石像となった状態で地下の秘密基地に居た事で、風化することなく元の姿に戻ることができた少年。
当初は村人の石像を見て困惑するが、事態を説明しても信じてもらえない。まぁ村人全員が石になって50年も経っているということを即座に受け入れる方が無理だろう。ただし、彼がいる状態で幼馴染の少女【レナ】や母親の石像を調べると動揺する。
その後はクレマンと共に灰色の雨の恐怖を伝える語り部となるべく旅立っていった。
 
旅立つ直前まではレナの石像の側に付いてあげており、流石に思うことも多かったのだろう。
ちなみに父・キーンの石像はヨゼフが復活する直前に粉々になってしまい、ヨゼフが父の最期を知る機会は永遠に失われている。
しかし目の前で石と化した父親が砕け散る様を見せられてはトラウマ間違いなしなので、これで良かったのかも知れない。
 
なお、【聖風の谷】に青年となった彼が訪れたという記録があるが、クレマンに関する記述はない。
旅の途中で亡くなったのだろうか。
一人でも灰色の雨についての語り部を続けていたようで、その立派な姿には天国のクレマンやダイアラックの人々も喜んでいることだろう。
 
石化が解除された後に話し掛けることで仲間になる。
ご丁寧に【仲間(出会い)】が流れるが、すぐにクレマンに話し掛けると30秒ほどで離脱してしまう。
せっかく感動的なMEなのに安売りし過ぎな感が否めないが、このイベントの場合は「ヨゼフだけでも生きていた」という希望を象徴するファンファーレと見ることもできる。