【キングスライム】

Last-modified: 2024-04-26 (金) 18:13:18

概要

名前通り【スライム】の王様で。王冠とふくよかな体型が王様らしさを演出する。
略して「キンスラ」と呼ばれることもある。
DQ4以降常連のモンスターで、通常のスライムとは段違いな強さを誇る。
頭に被った冠は「合体スライムのうち1匹が変身したもの」「スライムとは別の物体」など、作品によって設定が異なる。この辺は【スライムナイト】なども同様である。
この冠は普段は身体にくっついてなかなかとれないが、とれてしまうと合体が強制的に解けてしまうらしい。
その割に戦闘モーションでしょっちゅう浮いているが、一瞬浮く程度ならセーフ……?
 
出現方法が2種類あり、

とがある。
 
同系統の色違いに【スライムベホマズン】【メタルキング】などがいる。亜種に【ぶちキング】【ダークキング】【クイーンスライム】【スライムプディング】【ホーリーキング】【キングエメラルド】などがいる。亜種としてモンパレには【ベスキング】【レモンキング】、(正義のスライムの)【ホワイトキング】、プラチナクラウンが、スーパーライトには【主人公(DQ5)】がモチーフの【旅人スライム】?が味方限定で、ウォークには記念大王スライム、ローソンキングスライム、賀正大王スライム、ひこぼしキング、CokeONコラボ大王、カジノ大王スライム、商人スライム、星ドラにはキングねぶた、チョコクイーン、バルーンキング、ハロウィンキングが、DQアイランドには【たまねぎキング】が登場する。
 
他作品で似たような例として【リンクの冒険】(任天堂:1987年)のボトマスターというモンスターがいる。こちらはでかい図体(合体した姿)で現れ攻撃を与えると複数のボトに分裂するという格好なのでDQとは真逆である。
ただし分裂したボトは普通のボトより何倍もタフで強いという点はDQの合体スライムと似ている。
『ファミリーコンピュータMagazine』1989年10号の特集でも、キングスライムが取り上げられその比較対象としてボトマスターが挙げられていた。

DQ4

キングスライムそのものは野生では出現せず、合体スライムが合体することでのみ出現する。
合体スライムは第4章の【キングレオ】【ハバリア】【アッテムト】周辺に出現するので、ここで戦うことになる。
【イオ系】が必ず効くのだが、【マホステ】をかなりの確率で使うので、直接攻撃で倒そう。
4章の時点では【マーニャ】は元より、【ミネア】でも打撃力が弱いので【オーリン】が仲間になっていないときは合体される前に逃げることも考慮したほうがいい。
というか、オーリンがいない状態でコイツの出現域に来ること自体が無謀だが。
 
逃げるなら合体スライム出現の時点から逃げに徹すれば合体まで2ターン(最初が2匹なら3ターン)を要する上に、合体後はマホステを高確率で優先するので、無傷で逃げられる可能性が高い。攻撃してきたらそれはダミーのノーマルスライムなので倒せばいい。
また【どくがのナイフ】で合体スライムを1体でも麻痺させれば合体されることはないのでキングスライムに変身させることなく倒せる。
初めて出遭う時点では高いHPを誇る敵だが、実質的に単体出現となる上、攻撃力は40とこの時点では平均的な値なのでオーリンがいれば数字ほどの強さはなく、わりとあっさり倒せる。
それでいて報酬は経験値100、150Gと結構お得なので、合体スライムと遭遇した際は積極的に合体させて倒すと良い。
ただし、HPが減少すると使う【たいあたり】には要注意、最低でもHPは20以上に保っておくこと。
 
発売前から雑誌や【テレビCM】で紹介されており、それらの画面では第5章で登場するかのように見えたが、実際にFC版で出会えるのは第4章のみとなった。
リメイク版では第5章以降の【古井戸の底】にも合体スライムが出るので、第4章より後でも戦える。
落とすアイテムは【ふしぎなきのみ】
 
ちなみに戦うことはできないが、機種問わず【格闘場】で戦闘(試合)開始からその姿を拝むことができる。
この組み合わせが出るのは5章のみ。
ただし基本的には負けか引き分けの組み合わせなので、こいつには賭けないようにしよう。
まれに体当たりをぶちかました後に、【スライムベホマズン】が回復をサボった所へとどめの一撃を決めて勝つことがあるが多くは望めないし(そもそもHPが減ったときに体当たりを行うという仕様上、スライムベホマズンが回復をしない=攻撃を選択する確率が高まるので、返り討ちに遭うことが少なくない)、それでいて20倍程度では割に合わない。
 
なお、FC版ではキングスライムがいる状態で【ぎんのタロット】を使い、死神カードを引いて【しにがみ】を呼び出すと、このキングスライムが姿形はそのままでしにがみになってしまうバグがある。
行動パターンが死神のもの(マホステ・体当たりをしなくなり、【まどろみのけん】を使うようになる)となるが、ステータスはキングスライムのまま。ただし経験値は死神と同じ315(この時点で星のカードは必ず引いているので実際には2倍の630)もらえるので理論上はトクなのだが、当然本物の死神も倒さなければ意味はない(当たり前だが、普通のプレイでは全く歯が立たないステータス)。
しかし、あのまんまるく太った体で「しにがみA」は笑える。
死神カードで呼び出せる死神は2体がリミット(それ以上は倒さない限り新しく出現しない)だが、この青くまんまるく太った死神も1体として数えられるので、これ+本物2体は出現しない。
また、見た目が全く違うこの2体だが「しにがみ 2ひき」と同じグループとして扱われているので【ギラ系】【バギ系】といったグループ攻撃呪文で同時にダメージを与えることができる。ただし死神に変身する前にマホステを唱えていた場合は死神化した後もその効力は残っているので、実際には1体(本物)にしか与えられないことが多い。
なお、通常他のモンスターと共演することはないが、この方法でのみ共演がありうる。上記の通り最早純粋なキングスライムではないが。
ちなみに死神は【イオ系】に無耐性なので、マホステ状態でキングスライムを死神に変身させ「ミネアが死神カードで呼び出す」→「マーニャがイオナズンで倒す(本物だけに効いて一発で倒せる)」を繰り返すことで狩りまくることできる。
基本的に4章は経験値が稼ぎにくいのだが、これができるようになるとそれまでが嘘のように急速に経験値がモリモリ稼げる。
もっとも、それ以前に4章では【イオナズン】はおろか【イオラ】を習得することすら【やり込み】以外の何者でもないので実用的とは言い難い。
 
リメイク版では銀のタロットの死神カードの効果が「ランダムで敵1体に【ザキ】」という当たり障りないものに変わったため、このような怪現象は見られなくなった。もっとも「死神を呼ぶ」のままだったとしても、そんなバグが放置されているとは考えにくいが…
 
なお、スマホ版のダウンロードページにおいてフィールドでの戦闘画面にこいつが3体映っているが、以前のバージョン同様2体以上と戦うことは絶対にない。
以前のバージョンと異なる出現パターンを期待した人もいると思われるが、一体なぜこのような画像を掲載しているのかは不明。

DQ5

【テルパドール】【メダル王の城】周辺に合体スライムが現れる他、メダル王の城周辺では普通に出現する個体が初めて登場。
【ザオラル】を使うようになった他、のしかかってきたり、馬車のドアを閉めたりとテクニシャンなモンスターと化した。
報酬は経験値200、所持金115Gとまずまず。
【せかいじゅのは】を落とすこともあるため、合体スライムが出現したら、合体を防ぐよりも合体するまで放っておいた方がいい。
 
行動パターンはランダム行動(偏向型)(強化攻撃>通常攻撃>ドアを閉める>強化攻撃>ザオラル>強化攻撃)で、ザオラルを唱える必要がないときは6割ほどの確率で強化攻撃を繰り出す武闘派。
攻撃力は115と同時期の他のモンスターとは頭2つほど抜けて高い上、強化攻撃があるので実際の火力はそれ以上。
HPも210と突出して高い上に【自動回復】で毎ターン20前後ずつ回復することもありかなりしぶとい。
合体で出現する場合は1体なので、合体後に即座に行動するようになったことを考慮してもまだなんとかなるが、問題は最大で3匹グループで出現することがあること。
上述の自動回復に加えて、やっと倒した1体をあっさりとそのターンのうちにザオラルで蘇生されるなど、到達時のレベルによっては中々数も減らせずあっさり死人がでることもあり、そうなると馬車の入れ替えを封じる行動も厄介。
特にメダル王の城に出入りして、強制的に馬車外に出てきたレベルの低い妻や青年時代後半開始直後の子供たちなどをうっかり出しっぱなしにしていると危ない。
行動を封じる補助呪文全般が効きづらく、ギラ・イオ系への耐性も高めで搦め手も使いづらい。
前作では単体出現のみということで、HPが高い以外は大したスペックではなかったが、今作では単体でも強いスペックで普通の雑魚感覚で出てくるため、前作と同じ感覚で挑むと全滅の危険すらある。
王様の名に恥じない圧倒的な存在感になったとも言えるが、王様のくせに同種で群れているのはどういうことなのか…。
 
直接攻撃を主体として攻めるのが定石だが、攻撃呪文を使うならメラミが有効。
【ニフラム】耐性が低いので、相手をするのが面倒なら【スライム】に飛ばしてもらうのも手である。
メダル王の城周辺ではメタルスライムとセットで出ることがあり、せっかく倒したメタルスライムをザオラルで蘇生して逃がすことがあるので厄介。ただし、SFC版では1度倒していれば経験値自体はちゃんともらえる。
 
低確率で仲間にもできるが、敵のときとは色んな意味で印象が異なる。詳細はこちら参照。
 
ちなみにPS2版におけるこいつのデカさは相当なものでLLサイズはある。
加えて上記ののしかかりの際は身体が膨れるため更にデカい。
さらにPS2版は敵の数が少ないと画面がアップになるというシステムで、しかも下から仰ぎ見るようなアングルなので余計にデカく感じる。
他のシリーズのキングスライムを見慣れている方は今作のキングスライムを見て「でけぇ~っ!」と感じたことだろう。
まさに大迫力。開発スタッフの発想と表現力のたまものである。

DQ6

【ペスカニ】【ロンガデセオ】周辺などに登場。なぜか合体スライムよりも登場が先。
前作に引き続き仲間にすることもできる。詳細はこちらを参照。
SFC版では【エンカウントエリア】のはみ出しによりダーマ神殿付近に1マスだけ出現ポイントがあるため、そこで出会えば早い時期に仲間にすることができる。
今作からの戦闘時アニメーションによって冠の中の構造が判明した。
 
HPは265で攻撃力も135と同時期の敵と比べてさほど突出しているわけではないが、毎ターン20の【自動回復】と仲間が倒されるとザオラルで復活させる点は前作と同じ。
基本的にDQ5と似た傾向だが、【ベホイミ】も使えるのでよりしぶとくなっている上、最大で4体まで同時に出現するようになった。
耐性もかなり高く、ザキやニフラムなどの一発系は全く効かない。
とは言え、同時期のモンスターは高い攻撃力でダメージ2.5倍タイプの痛恨を出す【トロル】【まじんぎり】をぶっ放す【アックスドラゴン】や集団で出て【まねまね】で手痛いしっぺ返しをしてくる【ぶちスライムベス】などインパクトの大きい敵が多く、相対的に印象が薄くなっている。
正規の攻略順での初遭遇はすでにスタメン全員が上級職についていてもおかしくない時期であり、こちらの特技も充実しているはずなので、転職の谷間で弱いキャラを馬車外に出しているような状況でなければ十分対処可能だろう。
バギ系に耐性がないので【しんくうは】がよく通る。
報酬は前作と全く同じだが、こちらも相対的に見れば実質的に低下しており周辺モンスターと同等程度である。
また、王様だからと言って、別段金持ちというわけでもない。
ドロップアイテムは【くじけぬこころ】。王様ゆえの苦労や悩みがあったのかもしれない。
 
早い時期に仲間にするために戦うのなら、転職でいくつか呪文や特技を覚えておきたい。
幸いにも攻撃は通常攻撃か強化攻撃のみなので、まず【スクルト】で防御を固めよう。
続いて【マホトーン】【あまいいき】【メダパニダンス】などで回復や蘇生行動を封じる。
どれも強耐性を持つので効きにくいが、まともに戦うよりはずっと倒しやすくなるだろう。

DQ7

【ルーメンの洞窟】や異変後の【クレージュ】に登場。
【スライムLv8】の合体で【プロビナ山洞窟】【山奥の塔】にも出現する。
【ベホマラー】で回復するので【マホトーン】で封じたい。呪文耐性は低くなった。
報酬は経験値120、所持金77Gと、それほど多くない。周りに比べて少し高いかなという程度。
それどころか、なんと合体前のスライムLv8の方が経験値が多い始末。おいおい…
なので合体させずに倒した方がいいだろう。落とすアイテムは【命のきのみ】
なおリメイク版でのスライムLv8の弁によると、合体時に王冠に変身するスライムが一番強いらしい。
 
現代の山奥の塔地下1階では【スラっち】らが合体した個体がボスとして登場する。
ナンバリングシリーズにて【スライム系】がボスとなる珍しい例の一つ。
1~2回行動で、「ぷくーっと膨れ上がってのしかかる」やボディアタック、【ベホイミ】を使用する。
攻撃力が高いので、二連続で狙われると100前後のダメージを受けてしまうので注意。守備力さえ上げれば特に苦戦する相手でもない。
しかし、通常より強い癖に経験値も所持金も雑魚のときと同じというのはさすがに納得がいかない。
戦闘後はスラっちが協力してくれるようになる。
 
そこそこ印象に残るわりには心は落とさずモンスター職にはなっていない。
ちなみに本作に登場するスライム系でモンスター職になっていないのは、バブルスライム系とキングスライム系とスライムナイト系だけ。
 
どうでもいいが「ドラクエ7のあるきかた」には「膨れ上がってのしかかったときの口がネコみたい」と書かれていた。

DQ8

【ベルガラック】地方の北部で合体スライムの合体によって出現する他、【レティシア】東西の小島に頻繁に出現する。
DQ8版【クレージュ地方】とも言える【風鳴りの山】にも出現するが、そこではあまり出現率は高くない。
 
基本的傾向は前作と同じ。報酬は経験値110、所持金51G。
【船】入手直後では【ベホマラー】に加え、【キラーアーマー】並みの攻撃力と【ゴーレム】並みのHPを持つ強敵なので注意。
ただ呪文耐性はほとんど無くなっているため、攻め手には困らないだろう。
ちなみに倒されると【スライム】と異なりなぜか溶ける。アイスクリームか何かだろうか?
通常枠で【スライムピアス】(1/64)を落とすが、レア枠で【スライムのかんむり】(1/256)を落とす場合もあるので乱獲される。
スカウトモンスターとしても登場。詳細はこちらを参照。
 
【荒野の山小屋】【井戸】には井戸の上でぴょんぴょんしてハマって動けなくなってしまったキングスライムがいて、助けると上記の冠を貰える。
3DS版ではこのイベントに専用のボイスが充てられており、間延びした野太い声で喋る。
この作品からドラクエシリーズに入ってきた人は、もしかしたらこの声を「怖い」と感じるかもしれない。
が、助けると……。

DQ9

シンボルは【雨の島】の小さい方の島の日中、クリア後の【ウォルロ地方】の高台、水タイプの【宝の地図】(低~中ランク)に出現。
【サンマロウ地方】の合体スライムは8匹で合体してコイツになるが、【アユルダーマ島】の合体スライムはコイツになれず、3匹合体で【スライムタワー】になる。
DQ8までは作品ごとに報酬が減る傾向にあったが、本作では経験値600(平均150)、所持金164Gと増えた。
8と同じくベホマラーを唱える他、のしかかる強化攻撃も健在。HPもかなり高いので長期戦になりやすい。
闇属性に弱いが、初めて出遭う時点ではない場合が多いので、普通に通常攻撃で倒すことになる。一応、攻撃呪文も光属性以外はすべて普通に効く。
【スライムゼリー】かレアで8と同じくスライムのかんむりを落とす。
ただ、オンリー地図がある【メタルキング】も冠を所持しているため、乱獲されることはほぼない。

DQ10オフライン

【ラーディス王島】【リンクル地方】に生息。
これまでと違い合体タイプは確認されてない。
のしかかる攻撃が【キングプレス】という範囲技となっている。
通常ドロップは【上やくそう】、レアドロップは【スライムトレイ物語】

Ver.2

【サザミレ草原】にも生息するほか、コインボスの【スライムジェネラル】に呼び出されることもある。

DQ10オンライン

生息エリアを増やしており、魔界では【キングスライム・強】を参照。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【メダチャット地方】で出るスライムが合体して出現する。
今回は常時2回行動で、【のしかかり】を使う他、【マホステ】で呪文攻撃を遮断したり、体力が減ると【ベホイミ】で回復を図ったりする。
のしかかりはPS4版等では2~4人へのダメージ、3DS版等では過去作同様の単体攻撃と微妙に仕様が異なる。落とすアイテムはDQ9と同じ。 
【バンデルフォン地方・東の島】では初めから合体した個体も出現。こちらは現地でお供に【はぐれメタル】を伴うことがある唯一のモンスターとなっている。
だがこのモンスター自体が強いために、甘く見てると返り討ちに遭うだろう。
なにせメダチャット地方で出現するモンスターと比べても一回り高いステータスを持つため、万全な状態でも平気で全滅の危険がある。
 
3DS版とDQ11Sでは【冒険の書の世界】【パデキアの洞くつ】にも出現する。
なお【ガレムソン】のおしりはキングスライム級らしい。
ガレムソンより後に出会うことになるモンスターなので、この説明は今作にキングスライムが出現することのネタバレの様なものである。
一応、初登場以降皆勤なのだが。3DS版はガレムソンより先に出会うことも可能。
 
【連武討魔行】では四の試練の第1戦で登場。他のスライム族を呼び出す。
完全2回行動な上に判断力が高く、仲間を呼べるスペースがあるときは必ず仲間呼びを使う。
一緒に出現する他のスライム族も更に仲間を呼ぶので、一気に片付けられる火力が無いと厳しいだろう。

強ver

世界に異変が起きた後のバンデルフォン地方・東の島に生息。また、合体スライム・強8匹が合体するとこれになる。
能力が強化されているが行動パターンに変化はない。
 
【ネルセンの迷宮】では、PS4版等では【勇者の試練】の3Fに夜のみ生息しているほか、【導師の試練】・天啓の谷(昼)では合体スライム・強の合体によって出会える。3DS版等でも勇者の試練・奈落の冥城に居り、合体スライム・強は勇者の試練・常闇の林道に居る。
例によってここの個体はさらに能力が強化されている。
 
3DS版ではバンデルフォン東の島にシンボルが無いため、モンスターIDはPS4版の241に対して3DS版は302と離れている。その間にあるモンスターのIDはPS4版と比べて一つずつずれて少なくなっている。

DQM1・DQM2

DQM1では【しれんのとびら】の真ん中の扉のボスとして登場。GB版では肉で餌付けすると仲間になる。
PS版では肉を払いのけるため仲間にできなくなったと思いきや、HPを減らして【せかいじゅのしずく】で回復してやる、などのことを繰り返せばちゃんと仲間にできる。
DQM2ではイル編のみ天空のカギの世界で出現。ちなみにMサイズ。
配合はスライム×2(どちらかのスライムが+4以上)、スライム系×【????系】【ぶちキング】×【ロックちょう】など。????系を使う配合法は少々無駄遣いだが、お見合いをするならば相手側はその種族のまま生まれ変わるだけなので、キングスライムの特技を充実させたいならばこれを使うのも十分有りである。
【ドラゴン系】との配合で【グレイトドラゴン】【メタルドラゴン】を相手にするとメタルキング、【ゴールデンゴーレム】が相手で【ゴールデンスライム】が生まれる。
 
HPの伸びが良く、他の能力も平均的だが、ライバル(?)のぶちキングと比べると一回り劣る。会心率も負けている。
耐性は高めで、DQM2ではその気になればメタル化も可能である。 ぶっちゃけ共にメタル化するという前提なら、使用感は同系統で会心率も同じの【グランスライム】とほぼ同一である。
覚える特技は【ホイミ】(GB版DQM)、【マホイミ】(GB版DQM以外)、ザオラル、【フバーハ】
特技の使い勝手ではぶちキングを一歩リードしているが、2以降はホイミが不便なマホイミに変更されてしまった。ザオラルを覚えるのはまだ優秀だが。
 
DQM1で【タイジュ王妃】に見せてほしいとおねだりされるモンスターの2匹目(【はねスライム】の次)なのだが、はねスライムと違い仲間にできるのが基本的に中盤以降になるため、多くのプレイヤーに放置されたものと思われる。
1ではパーティの合計レベル99から118の時に【他国マスター】が連れることがある。配合素材として優秀な上に、前述の耐性や会心率、回復において優秀な自力特技から、そのまま+値を上げて使うのも悪くない。
 
DQM2の不思議な異世界で【グランスライム】の取り巻きとして現れた場合、キングスライムを先に倒すとグランスライムの【メガザル】で復活させられ、メガザルで力尽きたグランスライムをザオリクで蘇らせるというどこぞの大魔王を彷彿とさせるコンボを使用してくる。
 
牧舎の中にも住んでおり、特技のパワーアップに関する説明をしてくれる(このときは【ザオラル】【ザオリク】になる際のレベルと能力)が、シナリオが進むといなくなり、代わりに【魔物大臣】である【やまたのおろち】が住み着くようになる。

キャラバンハート

補助&回復役として【ラダトーム城】地下4F・【スライムランド】などに出現。
素早さの伸びが悪いのは相変わらずで、他の能力値も全体的に早熟。耐性はそれなりに安定している。
重さが5と重めなのはちょっと問題。ランク転身はできず、特殊転身としてスライム(+8以上)+スライムの心×2、スライム+キングスライム&任意のスライム系の心などがある。
覚える特技はベホマラー、フバーハ、ザオラルとかなり豪華。

ジョーカー1

スライム系のCランク。
【ノビス島】の山頂でのお参り後に石碑前に時々出現。
ノビス島では【ギガンテス】に次ぐ強さなので、腕に自信がなければ近づかないように。
能力値はHPの伸びが特に良い。素早さが伸びないのはもはやお約束。
一般配合では作れず、【もりもりスライム】×2で配合できる他、スライムの4体配合でも作れる。後者ならその気になればサンドロ島の時点で作れるかも。
特性は【かいしんでやすい】。所持スキルは【ゆうき】
こいつ2体で【スライムベホマズン】が、【なげきのぼうれい】とで【ワイトキング】が、【メタルキング】×【バブルキング】×【メタルカイザー】との4体配合で【グランスライム】と配合に使う機会もかなり多い。
位階配合で作れるベホマズンはともかく、残りの2体のためにも何度も山頂に登る必要がある。
 
また、エンディング後のライバルマスターが低確率で連れていることもあり、【エロネ】のものは【サンダーガード】【ダイキ】の個体は【ファイアガード】という固有スキルを持つので、コンプの際は狙ってみよう。

ジョーカー2・2プロ

クリア後の飛行船周辺に夜のみ出現する。
今作はスライムの4体配合では作れず、もりもりスライム×2の配合でしかできない。
特性は【かいしんでやすい】【くじけぬ心(特性)】
 
プロフェッショナル版では【まれにマジックバリア】が追加。
最強化で【いあつ】を習得。
また、グランスライムに使わなくなり、【バブルスライム】×2+こいつ×2でバブルキングとなる。野生でも出るのであまり作る旨みは無い。それ以外はDQMJと同じ。

テリワン3D

元作では【しれんのとびら】の主の1体だったが、スライムベホマズンに取って代わられた。
今作ではこいつは旅の扉のぬしではなく、野生にも出てこないので、仲間にするにはタマゴから孵すか、他国マスターからスカウトするか、配合で生み出すしかない。SP版では【おおぞらの扉】等の【黄金郷】に出現する。
だがスライムベホマズンは位階配合で作れるのに、なぜかこいつは位階配合では作れずもりもりスライム×2の特殊配合でしか作れないため、仲間にするのは結構面倒。
特殊配合先はJ2Pと変わらず。ワイトキングは【デスソシスト】との配合でも生み出せるようになっている。
特性は【スタンダードボディ】【会心出やすい】【くじけぬ心】、+25で【まれにマジックバリア】、+50で【一族のほこり】

イルルカ

今作では【宿り木の塔】の頂上への道に野生のものが出てくる他、普通に彷徨いている他スライムたちが合体することでも出現する。
夜になると、同じフロアに出てくるクイーンスライムと夜の風景を見ながら頬ずりし合ってイチャついている姿も見られる。かわいい。
 
【新生配合】【全ガードブレイク】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【一発逆転】が追加される。
なお、【クイーンスライム】が登場したためか、今作のキングスライムは基本的に♂個体のみとなっている。
 
今回も特殊配合先は同じだが、スライムベホマズンは【ベホマスライム】との配合で、バブルキングは4体配合ではなくなっており、こいつとバブルスライムを配合するだけで作れるようになった。

イルルカSP

【ホイミスライム】×2、【スライムマデュラ】との4体配合で【キングホイミスライム】が作れるようになった。
【超ギガボディ】化で【ラッキー】を習得。

ジョーカー3

今回もスライム系のCランク、ノーマルボディで変化なし。
今回は久々にスライムの4体配合で生み出せるようになった。ついでに位階配合でも生み出せる。
スライム4体でお手軽にCランクが生まれる(過程でスライムタワーも生まれる)ため、この先の位階配合の種としても作成するといいだろう。
 
特性は【ノーマルボディ】【一族のほこり】(固定)、【くじけぬ心】、+25で【いきなりインテ】、+50で【会心出やすい】
【超生配合】【せいぞんほんのう】、メガボディ化で【AI1~3回行動】、ギガボディ化で【一発逆転】、超ギガボディ化で【ときどき赤い霧】
初期スキルは【スラフォース+】に変更。【ゆうき】ではなくなったため、スキル要因としての価値もダダ下がりである。
今作は特殊配合には使わない。
 
余談だが、スライム系のモンスターの中で唯一この系統のみ瞬きをする。

ジョーカー3プロ

超生配合で【合体上手】を得ること以外は無印版から変化なし。
今作では【静寂の草原】の一部の場所にいるスライムの集団に発見されると合体してこいつになるので、直接スカウトできるようになった。
具体的に言うと

の2箇所にいる。
ヘルコンドルの巣がかなりの高所にあるのに対し、合体スライムのいる足場は低所なので、探すときはスライム達を飛び越えて見失わないように。
また、大喰らいの要塞の出口付近のものは追加ストーリーをある程度進めて魔界のモンスターが出るようになると出現しなくなってしまう。
ゲーム開始直後から会えるが、大食王ボーショックよりも遥かに強いので注意。しかも単体相手ですらかなり苦戦するのに最大2体同時に出現する。
ちなみに本作では従来通りの8匹ではなく5匹が合体してキングスライムになる。
合体特技は【闘魔爆炎斬】、合体特性は【絶対会心】
 
ちなみに、今作ではかつての【ゆうき】仲間である【ギュメイ将軍】も登場しているが、ゆうきを没収されたこちらと異なり、彼は変わらず持っている。なぜだ。今回は序盤からスカウトできるので、持っていればいい戦力になったのだが…

DQM3

今回はDランクへと降格。また、スライム4体の配合では作成できなくなり、配合方法が【もりもりスライム】2体の特殊配合のみになった。
野生では出現せず、配合元のもりもりスライムもこれまた野生では出現しないため、地味に入手がやや面倒。
 
特性は【ミラクル攻撃】【セラピー】(Lv20)、【ひかりのはどう】(Lv40)、【2回行動】(Lサイズ)、【くじけぬ心】(Lサイズ)、【スモールキラー】(Lサイズ・Lv60)。
なんと確率以外はひかりのはどうの下位互換であるセラピーとひかりのはどうを両立するという特性構成となっている。
とはいえ両方とも確率発動なので、2つとも両立しているキングスライムがパーティにいれば、かなりの確率でオートで状態異常のケアを行ってくれるため無駄ではない。
損している感じこそ否めないが。
キングらしくLサイズに巨大化させてやれば、安定2回行動とスモールキラーでSサイズ相手限定でだがアタッカーもできなくはない。
ただし例によってブレイクやコツがないので火力面はどうしても中途半端。
所持スキルは【王道】
 
特殊配合では【ももんじゃ】と配合することで【ビッグももんじゃ】【コロネホワイト】と配合すれば【スライムプディング】にできる。
ただしどちらも甘味楼の魔界において野生で出現するモンスターのため、キングスライムの配合の面倒さの割には必要のない配合になってしまっている。

トルネコ3

HP100、攻撃力50、防御力50、経験値750(レベル1のステータス)。
HP145、攻撃力510、防御力115、経験値3750(レベル9のステータス)。
HP155、攻撃力560、防御力120、経験値4125(レベル10のステータス)。
 
【スライムエンペラー】と同じく、視界内にHPの減った味方キャラクターか、【ゾンビ系】の敵キャラクターがいた場合、【ベホマラー】を唱え視界内の全キャラクターのHPを100回復させる(ゾンビ系には100ダメージ)。
ベホマラーは【トルネコ】【ポポロ】のHPも回復してくれるので、使ってくれた方がありがたい場面も。
【ホイミスライム】と異なり、自分自身のHPも回復できる。
なお、NPC時のベホマラーは回復(攻撃)対象のキャラクターがいるときのみ使用可能な特殊能力という扱いのため、視界内にHPの減った味方かゾンビ系の敵がいないと、例えイカリ状態でも攻撃してくる(変身時はどんな状況でも普通に使用できる)。
 
【不思議の宝物庫】のいわゆる【攻撃・特殊】軍団の一員。GBA版では【テーマ別モンスターハウス】のスライムハウスにも出現する。
コイツに限った話ではないが、不思議の宝物庫51階以降の敵の攻撃力インフレは凄まじいものがある。
ただし、攻撃・特殊の中では一番HPが低い(他は130とか135、ジャスティス兄に至っては150もあるのにコイツは100しかない)ため、他の攻撃・特殊組のモンスターのことを鑑みるとまだ倒しやすい。
また、【ふつうの指輪】【異種合成】効果という弱点もあるので、【トルネコ】ならステータス、武器、印次第ではレベル10の個体でも確実に1ターンで倒せる。
攻撃・特殊タイプの中では弱い部類だが、ベホマラーで何度でも回復するので、こちらの火力が低いと泥試合になりがち。
 
また、たまにポポロ編の【モンスター闘技場】にてLv9の個体が登場する場合がある。
ステータスはなんとHP145、攻撃力510、防御力115という何かの間違いかと疑うレベル。
ポポロ編モンスター闘技場に出てくる攻撃・特殊タイプの敵はこいつだけであり、闘技場の敵の中では文句なしに最強である。
貧弱な仲間モンスターだと、ベホマラーなど関係なしに一撃で倒されてしまう。
こちらも強力な仲間を出場させないと、味方が次々と一撃で蹴散らされ、虚しく「敗北」の文字を見ることになる。
【洗脳】で戦闘を強制終了できる【ジャスティス兄】が味方にいない場合、HP145、防御力115、回復特技ありのモンスターをガチンコで倒すしかないので途方もなく手間がかかる。
トルネコ編のモンスター闘技場に出ることもあるが、こちらではLv1なのでそこまで強くはない。
 
ポポロで【仲間モンスター】にするには【クロウアンドレア】装備でLv81以上が必要という鬼仕様。辛抱強くレベル上げするしかないだろう。
デフォルトネームはお馴染みの「キングス」、…ではなく「スラキン」。
やはり強いが、ちょっとしたHPの減少でいちいち敵味方関係なく全体回復をするのは鬱陶しいと感じられるかもしれない。
ちなみに、「HPの減った味方」がゾンビ系であった場合は、回復対象ではないとしてベホマラーは唱えることはない。
…が、他にゾンビ系でない回復対象がいれば、範囲内に味方ゾンビ系がいようが容赦なくベホマラーを唱えるので、結局共存は不可能。
もっとも、こいつを仲間にする段階でゾンビ系の仲間を連れ歩くことはほぼ無いだろうが。

少年ヤンガス

一転して【しゃくねつのほら穴】【いにしえの闘技場】のみに登場する地味な扱いに。スライムエンペラーの影に隠れてしまった感がある。
HPと力は高めだが、守りが弱いので受けるダメージに要注意。Lv8でホイミ、Lv15で【ぶちかまし】を覚える。
 
成長限界はレベル15。配合はスライム×ドラゴン系など。
ベホマスライムとの配合でスライムベホマズンが作れる。
仲間にして話すと♂はわりとフランクな話し方をする。でも偉そう。デフォルトネームは「キングス」。
♀はキングではなくクイーンと呼んでほしいらしい。デフォルトネームも「クイーン」。

不思議のダンジョンMOBILEシリーズ

ステータスは平凡で特徴はベホイミを使うくらいだが、特筆すべきは異常なまでの経験値の高さ。
325という数字は同階層に現れるモンスター(だいたい50~80程度)と比べても桁違いに高く、【アークデーモン】(320)や【ダースドラゴン】(300)といった強敵をも上回った。
上位種のスライムベホマズンも経験値が高いので設定ミスという訳ではなさそうだが、なぜこうなったのかは不明。
とにかく、経験値目当てでキングスライムが狩られたのは後にも先にもこのシリーズぐらいだろう。

剣神

ステージ4、【シルバーデビル】直前の中ボスとして登場。大柄な体当たりはそこそこ痛いものの、動きは読みやすいため特に苦戦する相手ではないだろう。
ステージ6でも後半の中ボスとして登場する。
その他、ミニゲームであるスライム100体斬りでは、【スライムベス】を斬るとこいつが出現する。タイムロスになってしまうのでスライムベスには注意したいところ。
稲妻斬りを交えれば計5回の攻撃で倒すことができる。

ソード

【ブレイゲ山】でスライムが合体して出てくる。非常にHPが高いので長期戦になる。根気強く戦おう。
攻撃する際にガードする場所は真ん中の顔らへんである。少しわかり辛いので覚えておこう。
ミニゲーム「スライム100」にも登場し、8回斬れば倒せるので、他のスライムを巻き込みつつ斬っていこう。

スラもりシリーズ

【スラゾー】などがスーランの住民として登場。
また通常のスライムに王冠を被せたような亜種も登場している。

バトルロード1

第1章から【合体モンスター】として登場。組み合わせはスライム、スライムベス、メタルスライム。
ルール上スライムのみのパーティが作れないため、スライムとその上位種で構成されている。
ステータスはHP:2200 ちから:162 かしこさ:185 みのまもり:80 すばやさ:98。
使う技は「スラ・スクリュー」と「スラ・スマッシャー」。 前者は回転しながら飛び上がり、敵1体を押しつぶす2回攻撃。後者は灼熱のレーザーを発して敵全員を攻撃。
爆発、光、暗黒属性の攻撃に強いが、炎属性の攻撃に弱い。また、回復系の技も使わない。

バトルスキャナー

第一章から登場。サイズはL。基本ステータスはHP:481、すばやさ:95、かしこさ:350、みのまもり:416。
技はずつき→スラ・ボンバー→キングオブプレス→ギガデインの順に変化していく。
Lサイズの中ですばやさが高い以外は能力値が低いが、序盤から入手のチャンスがあり、上手く入手できれば頼りになる。
スライム、スライムベスの中から3体呼べば合体してコイツになるが、素直にコイツのLサイズチケットを使ったほうがいい。
週刊少年ジャンプには性格「ジャンプ」で全ステータスに大きく補正がかかったコイツのQRコードが付属していた。
 
三章では強化版やアプリ限定の「スライム王の地図」の固有種、キングスが登場した。
六章では強化されて再登場し、3つ目の技に「ベホマラー」を習得。実質【ゴールドオーク】の上位互換となった。
また、4つ目の技「せいなるいかずち」は呪文で、貴重な聖属性が付加されている。

ヒーローズ1

【世界樹】の登場が初。そのデカさに度肝を抜かれるだろう。
合体スライムが8匹集まると合体するほか、海底神殿のフリー戦では最初からキングスライムの状態で出る。
高く飛び上がり押しつぶす以外に、ベホマラーを唱えて周囲の魔物のHPを回復する。HPが高いので集中攻撃して一気に倒そう。
仲間にすることも可能であり、3枠のディフェンスタイプ。バトルロードで披露したスラ・スクリューを繰り出しながら登場し敵を攻撃しながら登場したあと、持ち場を守ってくれる。
ベホマラーで味方モンスターや仲間を回復してくれるのが嬉しい。

ヒーローズ2

【クレティア】地方で出現。今回も最初から出ている個体もいれば合体する個体もいる。
行動は前作とほぼ変わらないが登場時期が早くなった関係上、初めて【ローザス森林地帯】に来たときは苦労するかもしれない。
このローザス森林地帯ではコイツおよび合体スライムの他に【バブルスライム】【ホイミスライム】、さらには【メタルスライム】もいるためスライム5種が仲良く顔そろえなんて光景も見られる。
モンスターコインは前作同様サポートタイプ。【魔族の森】での戦いではいろんな意味でお世話になるだろう。
 
ドロップアイテムは【スライムゼリー】【くじけぬこころ】

ビルダーズ1

頭突きか力を溜めた後、こちら目掛けてのしかかって攻撃してくる。特にのしかかりは攻撃範囲が広い。
 
1章では旅のとびら・緑の先の高山を越えた先にあるエリアに合体スライムがおり、数が集まると合体して誕生する。
2章では旅のとびら・赤の先にスライムの形をした池があり、そこで釣りをすると釣り上げることができる。
このときは【スライムの王冠】を確定でドロップし、これの入手がチャレンジ条件にもなっている。
ちなみにキングスライムは何回でも釣ることができる。そして倒すたびに王冠を落とす。
終章では【ロロンド】救出の際に「先生」として登場する。これを倒し、スライムからメダルを取り返す必要がある。
 
また、【魔の島】にも1体いるがこちらは敵ではなく【緑のおもいで】を届けるためのチャレンジクエストとなっている。
アレフガルドがまだ美しかった時期を知っているようだが、本作では竜王がアレフガルド制覇をして数百年たっている世界である。いったいどれほど長生きなのか。
緑のおもいでを与えると【クッキー】を3つくれる。

ビルダーズ2

【オッカムル島】のオアシス付近に出現する。
初回遭遇時はイベント戦闘のような扱いになり、このときは【スライムつむり】4体を引き連れている。
攻撃力が非常に高い上、距離を取ってもスライムつむりが【ヒャド】で援護射撃をしてくるので危険。スライムつむりから先に倒すと良い。
上記個体を一度倒した後は通常の敵として出現するようになる。
モンゾーラ島のオークのような、復活にやや時間のかかるセミ強敵モンスターかと思いきや、倒しても倒しても普通のモンスターと同じような頻度ですぐさまリスポーンする。消耗したくないなら早々にその場から離れること。
ドロップアイテムは【くすりの葉】5枚。
 
【ゴロゴロ島】では強敵として登場。倒すと【みかわしのふく】のレシピを閃く。

モンパレ

スライム系Eランクとしての登場。スライムの王様のくせに、ランクは【スライムベス】と同等である。
サイズがかなり大きいがその大きさが仇となり範囲攻撃に巻き込まれやすかったり隊列を崩したりなどのデメリットがある。
初期とくぎはこのランク帯では珍しい【ベホマラー】、本人のMPも豊富なので回復役としての運用が可能。
HPは巨体通りの高さなのだが攻撃力と守備力は平均以下なので前衛の壁として使うことはできない。
ログインボーナスでサイズが普通のより小さいキングスライム「ミニキング」が入手できた。

どこパレ

Aランクとして登場。たんけんスカウトから排出される。
こちらでもベホマラーが使える上インテも覚えるがステータスはHPとMPを除き全体的に低め。
固有特性は【くじけぬこころ】

星ドラ

ブルリア星 マホラッド大陸 アスガイアの風穴 地下4階のボスなどで登場。
スライム系モンスター。
【まぶしいひかり】「キングプレス」などを使用してくる。

ライバルズ

スタンダードパックに収録。レア度はスーパーレア。

4/3/4 スライム系
テンションリンク:1/1のスライムを1体出す

テンションを上げる手段が揃っていれば盤面をスライムで埋め尽くすことができる。
ステータスはあまり高くないので、配置を工夫してできるだけ長く生き残らせよう。
 
余談だが、出てきたスライムでキングスライム自身を守るように配置することが推奨されている。
だがこれでは家臣を盾にして安全な場所に居座る非道な王様である。

ライバルズエース

一人用モード「ソロバトルアドベンチャー」の通常モンスターとして、キングレオ城周辺などに登場。
スライム系ユニットを軸にして戦い、【てつのさそり】【キラーエイプ】でステータスを強化してくる。
スライム愛好家にとってはまさにドリームデッキである。
ステータスバフが面倒なので出てきたスライム達はきちんと倒そう。

ウォーク

メインストーリー5章6話のボスとして登場。5章9話~6章6話などで「あまり見かけない」ザコとして出現する。キングプレス(全体攻撃+転倒)とベホマラーを使う。
こころの色は青でコストは75。ちから、素早さ、器用さが高く耐久が低い攻撃型で特に素早さの上昇値はずば抜けている。斬撃・体技ダメージアップと会心率アップ、さらにイオ属性と即死耐性アップも備えている。
 
2021年10月22日から2022年5月29日までは、金曜15時からの48時間限定のキングスライムのこころの「覚醒千里行」がスタート。
凄まじく強化された出現モンスターを倒して宝珠のかけらを入手し、2000個集めることでキングスライムの宝珠1個に交換できる。
これを4回分繰り返し、目的地到達報酬の1個と合わせた計5個を使用することでグレードSのこころを覚醒させることができる。
全体的にバギ系が有効。マジックバリアやマホトーンを使う相手がいるので、呪文よりは物理主体で攻めた方が良い。
 
覚醒後のコストは102にアップ。全体的に能力値が少し上がり、スライム系とドラゴン系へのダメージアップが付く。
しかし元々の長所である斬撃・体技ダメージ、会心率、イオ属性耐性、即死耐性については変化がない。
コストが低い方が使い勝手が良いので、覚醒させずに使うのも良いだろう。
ちなみに、同じこころとして扱われているため、覚醒前と後を併用することは出来ない。
 
仲間モンスターとしても登場している。
シリーズの定例通り、HPが非常に高い為身代わりこそないがサブの盾役になれる。
貴重な緑のB継承枠を持つため、ザオラルを継承させたうえで行動順の遅さを活かした後攻蘇生役としての起用がモンスターGPでは鉄板。
またキングプレスを覚えている個体は全体攻撃+妨害役もそつなくこなすでき、色んな役割をこなせる万能モンスターとなっている。
反面、使う特技のMP消費がどれも重いので持久戦に持ち込まれると弱い。
けものづきとスカラを確定で覚えているため、どんな性格でもスカラの暴発を抑えられないのもある意味欠点か。

タクト

討伐クエスト「再来!キングスライム」にて、
スライム系Aランク、こうげきタイプで登場。
リーダー特性「スライム系体技威力+10%」
使用とくぎは【マホトム】/「ふきとばし」/【いなずま】
才能開花でデイン系体技の「キングアタック」が追加されたが、射程1の上に使用すると自身の移動力が下がるという致命的なデメリットを抱えている。
ここぞというとき以外は例え低威力でもいなずまや秘伝書とくぎに頼らざるを得ないか?

スマブラSP

ACE級(星3)投げ属性のアタッカースピリット。スライムを超化して入手。巨体のイメージから重さ増加DXのスキルを所持している。
スライムのスピリットのイラストはシリーズ初期のアナログで着色されたものだが、こいつのイラストは近年のデジタルで着色されたもの。これはおそらくキングスライムの鳥山明原画が存在しない(※画集に掲載されているのはNO.37と記された【スライムベホマズン】)ためフェイク・デザイン・ワークスのイラストが使用されたとみられる。
スライムのスピリット戦ではラストに巨大なカービィが登場するが、キングスライムをイメージしているのは間違いないだろう。

ロトの紋章

蜃気楼の塔の試練の中で、【アルス】が真実の森で試練に挑んでいる間にキラが戦うことになった相手。
普段は普通のスライムだが合体してキングスライムになり、その巨体でキラを押しつぶした。
なかなか決着がつかない中、キラに「キングスライムと掛けて、ぶすっ子との縁談ととく」と謎かけされ、「そ、その心は…?」と律義に尋ねるが、「まとまると、怖いものがあります!」と切り返される。
あまりのしょうもなさに合体が解け、再び合体しようとする瞬間を狙ったキラに一気に倒された。
ちなみに「スライムがまとまった怖さ」を存分に味わったキラだが、「ぶすっ子との縁談がまとまった怖さ」の方は【ヤオ】という可愛い嫁を得て免れた。

ダイの大冒険

読切「デルパ!イルイル!」に登場。
【ずるぼん】に捕らえられたスライムが合体してこれになった。
しかし、明らかに8匹以上が合体しており、ずるぼんを楽々下敷きにするほどの巨大さ。
金の【魔法の筒】(旧アニメでは閃光弾)の輝きに反応した様な描写があり、それの効果なのかもしれない。

モンスター物語・モンスター物語IV

モンスター物語IVでは、【ピサロのてさき】であるカロン族の「ルブル」によって魔族の新たな戦力候補として異世界のスライムの楽園から1匹の巨大スライム「レノ」が召喚される。
その実力を見るべく、世界の中でももっともスライム族が迫害されている地域、キングレオ地方に送り込みその実力を測ろうとした。
一方、送り込まれた先では【スライム】の「ピノ」がそのほかの強力なモンスターたちに今まさに迫害されようとしていた。
そこへ突如現れた巨大な身体を持つレノ。彼の巨体がぶつかるだけでモンスターは吹っ飛ばされてしまうほどだった…が
吹き飛ばされた際に地面に突き刺さり刃こぼれしたことにより怒り狂った【しびれだんびら】に切り刻まれてしまうと、レノはなんと7匹の普通のスライムに分かれてしまった。
紆余曲折の末、モンスターたちを諌めたルブルではあったが、せっかく呼び出した巨大スライムがただのスライムの群れになってしまったことにがっかりしながらも、ピノを含めた8匹のスライムを自室へ連れて行き、何とか戻して戦力にしようと奮闘する。
最初は組体操の如く下に2匹、上に3匹、頂上に2匹と重ねようとするもバランスが取れずに崩れてしまう。
ならばと巨大なガラス瓶を作り中にレノ達を詰め込んで溶かしてみようと試みる。
うまくいったかと思ったが、頂上の外気に触れる部分がうまく溶けないらしくばらばらになってしまう。
ならばと、レノに助けられたピノに上にのって蓋になれと命じて再度試みるとうまく合体することができた。
ルブルはこの地方のスライムたちを守ってやれと言い残しながらレノとピノを帰したが、戦力にすることを諦めてはいなかった。
その後レノとピノはこの地方のスライム族の長老に認められ王冠を与えられてスライム族の王様となった。
一方ルブルはレノの様子を見ながら、他の巨大スライムを召喚する許可を得る機会を窺っていたが、バトランド地方への勇者捜索の任を与えられ、そして…帰ってこなかった。
ルブルはレノのことを他人に話していなかったので、スライムたちは魔族と関わることなく生活を続けていた。
しかし、魔物が凶暴になったことで人間が用心するようになったことで、スライムたちは人間が凶暴になったと考えるようになり、しばらくしてキングレオ地方からスライムたちの姿が消えた。安住の地を求めてどこかに旅立っていったのだろうか・・・。
つまり、キングスライム種族ではなく個体であり、この世界に1匹しかいないという扱いになっている。
 
また、DQ4発売前の作品であるが、モンスター物語のスライム年代記ではアレフガルドのある山に巨大なスライムが長老として存在し、スライムの子供にスライムの歴史を語っている。
こちらの巨大スライムは、自分のように大きいスライムを見たことがなく、「レノ」と違って、キングスライムの世界に生まれたわけではないようである。
両者を比べると、アレフガルドの方は山と周囲の草原にスライムしか住んでいないが、その先にはドラキーがいると説明されているのに対し、レノの方は世界そのものにスライム以外の動物がいないという説明がされている。

その他

  • 【ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~】では終盤で【チチ】【カカ】、それにその子供たちを加えた一家で合体し大きめのスライムとなって【バラモス】に対抗するシーンがある。
    このシチュエーションはキングスライムを参考にしたと思われるが、王冠はかぶっていない。
  • ガンホーの『パズル&ドラゴンズ』ではダイの大冒険コラボにて登場。ユニット【スライム】が変身スキルにより「スライムのむれ(2匹・4匹・8匹)」を経てこれに変化する。
    スキル「ベホイミ」、リーダースキル「キングスライムになってしまった!」を所持する。
  • ぬうぼうとした風貌から、2chでは一時「キングスライムとともに苦難を乗り越えて行くスレ」を中心に流行した。
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