概要 
DQ8などに登場する小さなイカの魔物。ヒレ、外套膜がピンクで頭や腕が黄色。
色違いに【だいおうキッズ】、【ゲノミー】、亜種に【タコメット】、【テンタコルス】、【ヒョウモンダーク】
が存在する。
その後、【びっくりサタン】と同じく9を除けば常連となった。
DQ8 
大洋の主【オセアーノン】の幼生らしい。
海に出るものと、【アスカンタ国領】(川沿いの道,海岸部)及び【パルミド地方】の海岸部に出るものがいて、ステータスにも若干の違いがある。
登場時期的に当然と言うべきか、海に出る個体はHP以外すべての能力が親より高かったりする。
また、冒険終盤には陸地にいる個体も全て海に出るものと同じステータスに統一される。
出現率については陸地にいるものは大体4~5割程の出現率で、終盤になると全体的に出現率が約半分程度に下がる。
海については海域C~E(外海部)に分布し、陸から遠い海域D・Eではあまり出現しないが、外陸部にあたる海域Cでは5~6割の確率で出現する。
やはり絵を描ける陸地に近い場所の方が好きな性分であるようだ。
そして何故か親違いの【大王イカ】と分布も出現度合いも見事に被る辺り、こいつらを慕っているという事でもあるのだろうか。
また、【わかめ王子】の【わかめ音頭】で六匹同時に出てくる。
どちらも通常攻撃しかしないうえ、ボーっとしていたり絵を描いていて攻撃してこないことも多い。誰かに呼ばれてどこかへ行ってしまうこともある。
子供というだけあって第一印象はやはりカワイイだろう。
しかし、弱いくせにやたらと出現率が高いため「うんざりする」という声も一部で聞かれる。
落とすアイテムは通常枠が【みず草のカビ】(1/16)、レア枠が【こんぼう】(1/32)。後者は絵描き用の貝殻がこんぼうとしてドロップされているのか。
スカウトモンスターの【プチノン】は最初に【モリー】に頼まれて仲間にするが、能力は低い。
こいつの大ファンでもない限り、出番はほとんど無いだろう。
DQ10オフライン 
【ポーポラ地方】と【地底湖の洞くつ】に生息する【水系】最弱のモンスター。
通常ドロップは【小さな貝がら】、レアドロップは【ピンクパール】。
Ver.2 
【スレア海岸】にも生息。
DQ10オンライン 
その後も生息エリアを広げ、魔界では【プチアーノン・強】が登場した。
詳しくはこちらを参照。
DQ11 
【デルカコスタ地方】に登場。2Dモードでは【名もなき地】(【プチャラオ村】南西)にも出現する。
夢中で絵を描く【無駄行動】に加え、【ヒャド】も使うようになった。
絵を描いて無駄行動を続ける場合も多いが、ヒャドで思わぬダメージを食らう可能性がある事だけには気を付けよう。
ドロップアイテムは通常枠が【白いかいがら】で、レア枠が【ピンクパール】。
PS4版及びその移植版では、【連武討魔行】最終試練第2戦でも呼び出されて出現する。
またデルカコスタ地方の浜辺では【ぐんたいガニ】に襲われて消滅するという光景も時折見られる。
強ver 
異変後のデルカコスタ地方に出現。2Dモードでは名もなき地(プチャラオ村南西、【デルカダール神殿】北・山地部分)にも出現する。デルカコスタ地方では【せいれいせき】が入った宝箱の近くでたむろし、こちらが近付くと一斉に襲ってくる(異変前はぐんたいガニだった)。
ヒャドが【ヒャダルコ】に変わってるが、おゆうぎするという無駄行動が増えているため、そこまで強くない。【強モンスター】の説明文に反してあまり「凶暴化した」ようには見えない。
ただしPS4版等だと、強モンスターと化していないぐんたいガニに襲い掛かるという凶暴性を見せ、逃げ惑うぐんたいガニを手持ちの貝で殴り倒している光景が見られる。
【ネルセンの迷宮】では、PS4版等では【導師の試練】・天啓の谷の中央部に昼のみ生息。3DS版等でも同じく導師の試練・天啓の谷に居る。
この個体はマヒャドにパワーアップしている。
無印版の【討伐モンスターリスト】では強モンスターの中で最初に登録される。
DQMJ 
しぜん系のEランクに属する。
【デオドラン島】に出現する。能力は地味だが、スキルの【みずげい】は結構便利。
オセアーノン配合にはコイツが2匹必要。DQ8での設定がようやく生かされた。
フィールド上ではこちらのレベルが高くても、逃げずに襲い掛かってくる。
豆知識によると、自分が一番カワイイと思っているらしい。
DQMJ2,DQMJ2P 
海岸に出現する。ランクはD。
ラブリーとマホトラブレイクの特性を持つ。
スキルは「みずげい」。
【おおうつぼ】×【エンゼルスライム】などで作れる。
テリワン3D 
引き続き、自然系のDランク。
野生のものはたくらみの扉に出現する。
特性はスモールボディ、ラブリー、ジャミングブレイク。
+値を上げることでヒャドブレイク、マホトラ攻撃。
【ジュヒョウの国】ではわかめおうじと一緒に酒場で踊っている。
イルルカ 
野生では出現しないが、タマゴから生まれることもある。
【新生配合】で呪文会心出やすいを習得する。
また、メガ・ギガボディ化でAI3回行動、ギガボディ化で受け流しを得る。
スキルは変わらず「みずげい」。
豆知識によるとほとんどが大人になれず外敵に食べられてしまうとか。魔物の世界も厳しいのだ。
そのため今日を楽しみ生きているのだとか。8のほのぼのしたお絵かきもなんだか切なく見えてくる。
DQMJ3 
引き続き参戦しているが、Fランクにまで下げられてしまった。
通常は配合でしか作成する事は出来ない。
しかし【時空の裂け目】に出現することがあるので、そこからスカウト可能。
なお今回はオセアーノンはいない。
特性は【ヒャドブレイク】が【水ブレイク】に、【受け流し】が【こうどう きぶん次第】に変更され、固定特性が【ラブリー】に。
さらに超ギガボディ化する事で【ときどき青天の霧】を習得する。
能力はHPとMPに優れる。特にHPの基準値は1850。
しかしスモールボディのせいで基準値に下降補正がかけられ、巨大化させなければこの値に到達しない。
とにかく一部の特性が自身と全く噛み合っていない為、超生配合による調整は必須である。
天敵はなぜか色違いの【だいおうキッズ】。
【オクトリーチ】系とはモーションが同じ。
DQMJ3P 
無印版における【イルカちょうちん】と入れ替わる形で野生の個体が【静寂の草原】の水中に出現するようになった。
逆に無印版でコイツがいた時空の裂け目にイルカちょうちんが登場する。
【ラブリー】と【目くらまし】で妨害してくる上、早くも上級攻撃呪文の【ザバラーン】を使ってくるので舐めてかかると痛い目に遭う。
その癖、獲得出来る経験値は216、ゴールドに至っては16と異様に低い。
少年ヤンガス 
【あやしの地下水道】や【盗賊王の迷宮】などに登場。
お絵かき癖は相変わらずだが、同時期に出現するモンスターの中ではHPが高めで意外にタフ。
成長限界はレベル15。
デフォルトネームは♂が「プチノン」、♀が「アノーレ」。
Lv25まで上げると【イカスミ】を習得するが、そうなると能力欄が全て特性で埋まってしまい、特技を全く覚えられなくなるので注意。
さっさと配合したほうがいいだろう。
配合パターンは【スライムつむり】×ドラゴン系など。
植物系を相手に配合すると【アイアンタートル】、鳥系相手で【しびれくらげ】が生まれる。
ちなみに♂♀共にセリフがかわいい。
親とはぐれたらしく、♂も♀も信頼度を上げるとヤンガスを父親代わりにするようになり、♂は自分もヤンガスのような立派な人間になると言ってくれる。なかなか泣かせることを……。
DQMB 
第一章から登場。
ステータスはHP:482 ちから:48 かしこさ:85 みのまもり:47 すばやさ:67。
技は「かわいいおどり」と「お遊び」。
前者は踊って敵の行動を封じる技。固有の耐性となるので防ぎにくい。
後者は手に持ってる貝でスライムの絵を描き、それが実体化して敵単体に攻撃。会心の一撃がとても出やすい。
また、バトルマスターと組むと、お遊びが「水遊び」に変わる。
貝から突然水が噴射して、敵全体に氷属性のダメージを与える。
ステータス的には【スライム】並のHPしかなく、高いかしこさは攻撃には全く活かせない。
技の威力も低いが「かわいいおどり」は耐性が独自のグループの為か決まりやすく、相手によっては魔王クラスのモンスターにすら効くことも。
しかし成功しても1体しか足止めできないので、合体モンスターの採用率が低い対人戦などでもその性能はイマイチ活かしにくい。
自身の耐性もかなり低いので総合的に見るとあまり強くないモンスターである。
【フローズンウェイブ】や【ダンスカーニバル】など必殺技のトリガーになるモンスターであるため、そちらで使ってやるのも良いかもしれない。
モンパレ 
自然系のDランク。初期とくぎはなし。
待機モーションではお絵かきをして遊んでいる。これは他の色違いや亜種(だいおうキッズやタコメットなど)とは違う完全な固有モーション。その他のモーションは共通である。
可愛い見た目に似合わず、同ランクの【ドラゴン】や【ゴーレム】、【メタルハンター】といったいかつい奴らとも並ぶHPや攻撃力、守備力を持つ典型的な前衛型。さらにマヒやザキ、メラやイオに対する高い耐性を持つ上に自然系共通の弱点であるマインドも普通耐性であると、これまでの弱いイメージを覆すような高いポテンシャルを秘めていた。
ただし、出会う時期にはDランクよりも強いモンスターがわんさかといるのに加え、高い能力の代償かプチアーノン自体Dランクではかなりの重さを誇る部類の為色々とイカしづらい点があるのも否めない。イカだけに。
Dランク自体が配合面でやや不遇なランクだったのもあり、残念ながらメジャーな立ち位置には立てなかった。
星ドラ 
ブルリア星・マール島 南島の灯台 地上1階などに登場。水系。
DQR 
スタンダードパックにて初期より実装。共通のレア。
1/0/2
攻撃時:攻撃力+1
攻撃する度に力が上がって成長するユニット。最初に出して守り続けるだけで結構な打点が稼げるアグロ向きカード。後半戦では出た瞬間に無抵抗に潰されがちだがアグロデッキに後半戦等は存在しないため気になる弱点とは言い難い。
当初はHPが3だった。この3という値は楽に出せるリーダーとそうでないリーダーが当時ハッキリしていて、前者である戦士や魔法使いはともかく、後者である僧侶なんかは大いに泣かされた恐怖のカード。
ブロック配置で守られ続けた結果1コスのクセにムキムキになったコイツに泣く泣くザキ(ちなみに5コストである)を撃っていたククールの姿はある意味当時のプレイヤー間で有名だった程。
流石に対処しにくい職業が可哀想すぎたと判断されたか、その後はHPが3→2に下方修正されたため生存率が大幅に低下、かなり扱いにくくなった。
DQウォーク 
メインストーリー1章8話~2章6話などで出現。水辺や雨が降っている場所でのみ姿を見せる最初のモンスター。
お絵かきしていたり、お遊戯していたりと無駄行動が多い。
こころの色は青でコストは12。
DQタクト 
2021年9月30日開催の「ドラゴンクエストVIIIイベント」にて、ドロップモンスターとして登場。
自然系Dランク、こうげきタイプ。
とくぎは【ヒャド】/「せんこうづき」
蒼天のソウラ 
10巻で登場。
【ウェナ諸島】海底にいくつかある【潮龍ホルヘイズ】
のライブハウス
の1つに大勢で生息している。
DJホルヘイズが魔法陣のスクラッチで奏でるビートにあわせて【びっくりサタン】達と踊りながら楽しく暮らしているようで、【ウェディ】である【ソウラ】に対しても敵対心を持たない。
余談だが彼らの中に1匹だけ作者の【中島諭宇樹】の過去作である「ひまスペ兎!(≧ω≦)」のタコ型ロボットが混ざっているコマがある。
第9回 WEB版写真企画でも登場。
【エルフ】の「スルホン」の槍に絡みついていた。