概要
DQ8で初登場した敵専用の特技。
超高速の連撃を放ち、連続攻撃する技。
DQ8のものとDQ9・DQ11のものとで、仕様が大きく異なっている。
元ネタはおそらくイラストデザイン担当の【鳥山明】の有名な作品【ドラゴンボール】の戦闘場面にてよく登場する超スピードでの格闘シーンだと思われる(アニメではスロー再生などを使わないと何をしているのか分からない程の速度で再現、描写されることもある)。
下記の使用者達が軒並み筋肉質かつ、揃って素手での攻撃で行っていることから可能性は高い。
DQ8
【ドルマゲス】(第二形態)のみが使用する。
同一の対象に対して5回連続で攻撃を行う。一撃あたりのダメージは通常攻撃の0.33倍。
また、1~4回目の攻撃で相手を倒した場合、その後の攻撃は行わない。
通常攻撃と同様の性質を持つ特殊攻撃で、守備力を上げてダメージを軽減したり、身をかわしたりすることが可能。
使用頻度はそれほど高くないが、全部当たった場合のダメージ倍率は1.65倍。
ドルマゲスの攻撃力自体が高いため、3桁前後のダメージを受ける。
防御をしていれば、1ヒットの攻撃が1ケタ台になるのでダメージを大幅に軽減できる。
ドルマゲスが使用する技のうち最もダメージの高い攻撃なので、この攻撃に耐えられるくらいのHPは保っておきたいところだ。
3DS版
【追憶の回廊】に出現する【追憶のドルマゲス】(第二形態)も使用。
5回全て食らった場合、ダメージが約550ポイント(一撃が約100ポイント前後)と、何らかの攻撃を受けた後だと即死しかねない程に高くなっている。
全て当たる確率は高くはないので、回避装備を着ていればかなり避けられる。
DQ9
【堕天使エルギオス】の第二形態と、DQ8に引き続き【ドルマゲス】が使用する。
通常攻撃の0.33倍の威力の単体攻撃を、敵全体からランダムで対象を選び4回繰り出す。
技の性質は【ばくれつけん】に似ているが、一撃あたりの威力は低くなっている。
よほど運が悪くない限りはダメージが一人に集中するようなことはなく、仮に4発食らったとしてもダメージは通常攻撃の1.3倍程度なのでそこまで痛い攻撃ではない。
エルギオスの使うものは大した脅威ではなく、ドルマゲスに関してはレベルが高いと完全にサービス行動と呼べるほど。
もちろん、守備力を上げるなどによって対処も可能。
DQ10オンライン
源世庫パニガルムで戦う堕天使エルギオスが使用。12人パーティ戦に相応した強化がされている。
詳しくはこちらを参照。
DQ11
【魔軍司令ホメロス】と【無明の魔神】が使用する。
通常攻撃の0.7倍の威力の単体攻撃を、敵全体からランダムで対象を選び6回繰り出す。
技の性質はDQ9のものに似ているが、一撃あたりの威力が倍以上になり攻撃回数も増えるという超強化が成されている。
…と、これそのものはPS4版【魔神の絶技】に匹敵する性能を誇るが、肝心の使用者のホメロスはなぜか攻撃力が異常に低いのでスクルトなしでさえ1発当たり50も食らえばいい方。
全部当たってようやく【天空魔城】の雑魚の通常攻撃より少し強いレベル。こんなものが今更なんだと言うのか…
脅威度は門番のはずの【邪竜軍王ガリンガ】の魔神の絶技に遠く及ばない。
しかしホメロスの倍以上の攻撃力を持つ無明の魔神のものは攻撃が一人に集中すれば即死する可能性もあり、非常に危険。
【スクルト】【ヘナトス】【マヌーサ】などで弱体化しておかないと安心できない攻撃である。
DQ11S
追加シナリオ【グレイグとホメロス】で戦うホメロス(暴走)も使用する。この戦闘は【グレイグ】との一騎打ちなので必ずすべての打撃を一人で食らうことになる。