【グレイグとホメロス】

Last-modified: 2020-01-22 (水) 06:10:25

DQ11S 仲間たちのストーリー
【希望の旅芸人】 - 【気高き戦姫マルティナ】 - 【カミュと不思議な相棒】 - 【ロウと幸せの王国】
【グレイグとホメロス】

DQ11S Edit

Sで追加された新ストーリーで、過ぎ去りし時を求めて【邪神ニズゼルファ】が復活し、【ケトス】を再度入手した後に解禁されるエピソード。
世界に異変が起きた後の各キャラシナリオとは異なり、任意に体験できるサブイベントの一つとなっており、【女王の愛】によるヒントの対象にもなっている。
 
モード切替時にストーリー開始時期を選択する場合、このイベントは各種サブイベント群の後ろ、一番最後の位置に挙げられる。そのためか、モード切替時はこのイベントは常に未クリア状態に戻るようになっている。

ストーリー Edit

突如【デルカダール城】の中庭に不気味な黒い影が現れ、城内が騒然としているところから始まる。
何かを言おうとしている影の脇にある【大樹の根】を調べると、この時代では起こり得なかった、世界に異変が起きた後に【グレイグ】【ホメロス】がぶつかり合う回想が現れる。
その後、影はを除けばグレイグとホメロスしか知らないであろう王の私室へと通じる食器棚や、ホメロスの私室に置かれた彼が書いた日記を懐かしむように見ては姿を消していった。そうして影を追っていく内に、グレイグはその影の正体をつかみ取る。
 
大広間に現れた影を見たグレイグは、「16年前のユグノアの悲劇の際、自分とホメロスは隊を率いてデルカダール王を救出した。その功績が認められこの場で将軍の任を賜った」と告げる。だが、王の救出は自分一人では決して成し得なかった事であり、その手柄はホメロスにもあると王に進言したが、全く聞く耳を持たれなかったらしい。曰く「王は不自然なほどにホメロスに対して冷たかった」という。
王がウルノーガに憑りつかれている間、自分とホメロスとの間に格差を生じさせる事で彼の心に闇を生ませ、自らの配下にしたと考察し、後悔するグレイグ。そして影はまた姿を消し、城の3階へと進んでいった。
 
その後、城の最上階にあるバルコニーで、影は遂に正体を現す。
影の正体はやはり、あの時【命の大樹】でウルノーガに殺されたホメロスそのものであり、その心の闇の化身であった。
ホメロスは、グレイグに異変後に語ったのと同じ胸の内をさらけ出し、今にも主人公たちを襲わんとしていた。
彼の言葉に、自身の行いがホメロスの心に闇を生んでしまったと感じていたグレイグは、自身一人でホメロスと戦う事を申し出て、そのままグレイグとホメロスの一騎打ちになる。
 
勝利すると影は黒いホメロスの姿になり、一瞬だけ【天空魔城】でのグレイグとホメロスのやり取りのシーンが映し出され、あの時と同じ胸の内をさらけ出す。グレイグもあの時と同じ応対をし、「お前こそが光だったんだ」と告げる。
その言葉で影は、完全に元のホメロスの姿を取り戻し、穏やかな表情を浮かべながらも開口一番で「バカなヤツだ。お前を裏切った者のために」といつもの嫌味を口にする。
グレイグは「ああ。お前の言う通り、俺は大バカ者だ。いつだって気付くのが遅すぎる」と返す。
 
そしてホメロスは、「自分とグレイグでは持って生まれた才が違う。互いに違うからこそ、共にあるべきだと。だが、グレイグにねじ伏せられる悪しき者達の中に自分自身の影を見るようになった。そして気が付けば、もう後戻りできないほどに、ウルノーガの闇に魅入られていた」と告げる。同情も深い悲しみもいらないが、最後にグレイグに問いたい事があるという。
 
ホメロスはグレイグに「お前はまだ、オレを友と呼んでくれるのか?」と問い、グレイグはもちろんだと返す。
これで未練が無くなったホメロスは、二人で共に勇者の力になるという夢の実現の為、グレイグの鎧と一体化し、【双頭の鷲のよろい】となった。
ホメロスの剣はペンダントと共にバルコニーに残り、さながら彼の墓標である。
見ての通り、過ぎ去りし時を求めた後切って捨てられたような扱いであり救われなかったホメロスの救済ともいえるイベント。
 
ちなみに、ホメロスの魂がグレイグの鎧と一体化するという展開なので、グレイグに【おしゃれ装備】や見た目装備の設定をしていても、戦闘終了後は一時的に【デルカダールメイル】を着た状態になる。いつの間に着替えたのだろうか?

戦闘 Edit

前述の通り、この戦闘ではグレイグ一人でホメロスと戦うことになる。BGMは【回想】が使われている。
何気にこの戦闘開始直前のシーンは、主人公以外のキャラでイベント中に手持ち武器が反映される唯一の機会である。
そのためオノ装備であればオノを構えて戦闘開始になるが、【旅のおもいで】では【グレイグの大剣】固定である。
当初は剣を二刀流した人間体だが、一定程度ダメージを与えると【魔軍司令ホメロス】の姿に変わり、【裁きの冥槍】などを使ってくるようになる。
攻撃力がそこそこあるため攻撃一辺倒では負けてしまう可能性がある(ちなみに負けても即再挑戦は可能)。
レベルは52以上にし【天下無双】などで攻撃しつつ、【ベホイム】などで適宜回復するようにしておきたい。
そこから更に3000(2Dでは1500)ダメージを与えると人の姿に戻るので攻撃を重ねてトドメを刺そう。
また、3Dモードの戦闘中はグレイグがホメロスに語りかける場面がある。他のボス戦と違って台詞を全部読み上げてくれるので、敢えて攻撃を中断して、台詞を聴いてみるのもいいだろう。
 
ちなみに倒しても【経験値】【ゴールド】は貰えない。実体のない心の闇だからだろうか。

余談 Edit

【ケトス】再入手後にに乗ると、仲間会話でグレイグが、「海上での戦いは今は亡きホメロスの領分だった」という趣旨の話をし、最後に「何故魔などに走ったのだ、ホメロス」と締めくくる(この台詞自体はPS4版や3DS版にもある)。
魔に走った理由はこのイベントで判明するはずなのだが、このイベントの後に話し掛けても台詞が変化する事はない。このイベント自体が追加ストーリーなので仕方ない部分もあるが、若干違和感を覚える場面でもある。