Top > 【ドルマゲス】


【ドルマゲス】

Last-modified: 2019-07-15 (月) 20:10:52




概要 Edit

DQ8に登場する人物兼【ボス級モンスター】で、物語中盤の終わり頃、つまり後半に差し掛かるくらいの時期に戦う。
ドラクエ名物「当初の討伐目標(=【バラモス】ポジション)となっているボス」だが、PS版当時はその強さから【レティス】共々「ラスボスの影を薄くした強ボス」とか言われることも多かった。
こいつらのように全滅必至レベルで強いかどうかはともかく、ラスボスを霞ませるほど強烈な爪痕を残したという点ではDQ5の【ゲマ】とも通じるものがある。
 
なお名前こそ"ドルマ"ゲスというものの、DQ8の発売当時はドルマ系呪文そのものがなかった。
ドルマ系が登場したのはその2年後発売されたモンスターのジョーカー1から。
 
由来なのかどうかは不明ながら、ギリシャ料理には「ドルマデス(ブドウの葉っぱで包んだ米料理)」がある。【ビビンバー】【ジャンバラヤン】などと同じように、この名前も食べ物由来なのかもしれない。
 
英語版でもDhoulmagus、変身型の常というべきかDQ8とバトルロードシリーズ以外はすべて第2形態で登場している。

DQ8 Edit

「悲しいなぁ」を口癖とする不気味な道化師であり、封じられていた魔法の杖を奪ってトロデーンを滅ぼし、【トロデ】【ミーティア】に呪いをかけた全ての元凶。
師匠でもあった魔法使いの【マスター・ライラス】【ゼシカ】の兄【サーベルト】【マイエラ修道院】の院長【オディロ】、そして【ベルガラック】のカジノオーナー【ギャリング】と4人もの命を奪い、世界各地を放浪していた。
規則性の見出せない虐殺行為、快楽殺人ともとれる言動などひたすらに不気味さの際立つ要素が多い。
一応は道化師だからか空中浮遊、瞬間移動、海上歩行といった行動を見せる場面もあり、一部では話題になっていたようだ。
 
その笑い声は「きひゃっ! くははっ!! あはははははははははははははっ!! ひゃーはっはっはっはぁ!!」と非常に特徴的。
主人公とトロデとミーティアはもちろんのこと、ゼシカにとっても兄の仇、ククールにとっては恩人の仇であり、中盤まではドルマゲスを倒すことが旅の目的となる。
ヤンガスだけは直接的な因縁はなく、本人もその事については自覚し引け目を感じていた。
 
【トラペッタ】の老人曰く「魔術のウデは さっぱりなのに プライドばかり高い しょーもない男」とのことで、かつてはライラスに師事していたが修行に耐え切れず逃亡。
その後自分を馬鹿にしてきた人々に復讐するため、トロデーン城に封印されていた魔法の杖に目をつけ、道化師として城に潜入。杖の奪取に成功し絶大な魔力を手に入れ、手始めにトロデとミーティアに呪いをかける。ただ結界の中であったため姿を変える程度に留まった。
本来の力を見るため外に出て杖の力を解放するが、同時に杖に封印されていた【暗黒神ラプソーン】によって心身共に支配されトロデーン城をイバラで封印、その後各地を回り七賢者の子孫のうち先述の4名を殺害。
増大した魔力に肉体が耐えきれなくなったため、北西の孤島にあるかつての神殿の最深部に身を潜めて傷を癒していたところで主人公たちと対峙。
分身を駆使して戦うも退けられ、茨の呪いで主人公達を亡き者にしようとするも主人公の不思議な力で呪いを撥ね退けられ失敗。
本気を出さねばならないと悟った彼は半獣のようなおぞましい魔人となって襲い掛かる。
死闘の末敗れたドルマゲスは「…にはまだ足りぬ……」という言葉(ライバルズでは最初の「…」が「封印を破る」になった)と杖を残して石化し死亡。
直後に体は砕け散り、残った灰もまるで吸い込まれるかのように地中へ消えた。
 
そしてあとに残った杖に触れてしまったゼシカもラプソーンに操られることとなった……。
 
ちなみに七賢者の子孫であるゼシカや(最終的には操られたが)ラプソーンの洗脳に打ち勝つ意志力を持つマルチェロはともかくとして、ただの犬だったはずのレオパルドすら杖の魔力に耐えきれないような場面は存在しない。
4人分しか封印解除できていない杖を持つだけで反動を受けたドルマゲスの魔法の才能はよほど低かったのか、単に操られていた時間の長さ、もしくは封印を解いて力を得る際の負担の多さの問題なのか。
実際レオパルドは二人分の封印しか解除していないので、その分力を得た際の負担が少なかったのだろう。
 
発売前からその姿が公表されており、前評判に恥じない強さを持っている。
第二形態や専用BGMも兼ね揃えており、立ち位置としてはDQ6の【ムドー】に近い。
順調に無敗・逃亡回数ゼロを維持していたプレイヤーに対して、ムドーほどではないが、敗残の記録を刻み込んだ。
なお杖を奪う際の回想では黒髪であり、まだ白髪ではない。完全に支配された際の【マルチェロ】も同様に髪の色が変わっており、支配が解けると元に戻っていたのでラプソーンによる支配の影響だろう。
 
マルチェロが見事なM字なせいでその陰に埋もれがちだが、なにげに彼のオデコもけっこうM字である。

3DS版 Edit

CV:子安武人
PS2版での彼のメッセージ音は女性の高い音が使われていたので、ねちっこくも高い声を持つ声優が当てられるのではないかと予想されていたようだが……子安はどちらかと言うと太くて男らしい声であり、PS2版の頃とは少々ギャップを感じさせる。
だが彼はこういった狂人系キャラの演技にも定評があり、そうした実績を踏まえての人選なのだろう。
 
「悲しいなあ」を筆頭とする台詞は当然として、PS2版では「笑い声っぽいSE」で表現されていた高笑いも全て肉声に変わっている。
その高笑いはまさに狂人のごとし、「悲しいなあ」という口ぶりもまるで嘲笑っているかのような底知れない不気味さを醸し出している。
 
ちなみに変身後のドルマゲスが戦闘中に上げる「キシャーッ」という声はリメイク前のままで、彼の演技ではない。まあ人間にやらせる必要も無さそうな声ではあったが。
 
また【追憶の回廊】では強化版の【追憶のドルマゲス】と戦うことができる。
その実力は凄まじく、本編での対峙から遥かに鍛え上げたパーティをも圧倒する、同ダンジョンの最強クラスのボスとして本編以上にプレイヤーを苦しめる。
 
だが彼を倒したその先には、真なる強敵【エスターク】が待ち構えている。怯む事なく慎重に戦略を組み立てて乗り越えよう。
なお、追憶仕様になっても魔法の威力は弱いままで、ほぼ無駄行動に近くなっている。
もう無理して魔法を身につけなくてもいいのかもしれない。 
悲しい…悲しいなぁ。あんなに望んだ魔法が弱いなんて。

ドルマゲスの過去 Edit

なぜ魔法を渇望したのかは不明ながら、肝心の「魔法の杖を奪った動機」の詳細については【呪われしゼシカ】を倒してゼシカが復帰した後に【ルイネロ】の元を訪ね、彼の過去を見る事でうかがい知る事ができる。
それによると、【マスター・ライラス】に弟子入りしたはいいものの、ライラスは薬の研究をするばかりで魔法はほとんど教えてもらえなかったという。
師匠に怒られ、やることは雑用ばかり。そんな日々が何年も続き、ようやく覚えた魔法もライラスに手ほどきを受けたものではない、独学で体得したもの。
それも【メラ】【ヒャド】のような初級呪文でも、戦闘で役立つ補助呪文でもない、ただ光球を操るだけの魔法(本人曰く「ちゃちな手品」)であった。
 
ある日、ドルマゲスが無断でライラスの文献を閲覧した際、ライラスは激昂し「こんな簡単な言い付けも守れんとは。これでは犬でも飼っていた方がましだ」とドルマゲスを侮辱。これが原因で、ドルマゲスは文献で読んだ王家の杖を盗む凶行に及んでしまった。
 
しかしライラスは魔法の才能がないドルマゲスが魔法を使えるようになる薬を長年かけて開発しており、本心では誰よりも気にかけていたのだ。
そして帰ってきたドルマゲスに謝罪しつつ「研究が完成した」と伝えたライラス。だが時すでに遅く、ドルマゲスはラプソーンの意思に乗っ取られていたためにその言葉は届かず、杖で刺殺されてしまった。
師匠を手にかけた彼は「悲しいなぁ」と呟きながら何処かに消えていくのであった……。
ドルマゲスは何度もこのセリフを口にするが、ライラスを刺殺した最初の時は、狂ったような口調ではなく本当に悲しそうな口調になっており、トロデ王もこの悲しいすれ違いについて「少しでもライラスの気持ちが届いていればこんな結末にはならなかった」と哀れみを見せている。
 
ちなみに【ゼシカ】の場合はラプソーンに操られていた時の事を覚えていたが、ドルマゲスがどうだったのかは不明。ドルマゲスも意識があるまま肉体だけをラプソーンに操られ、自身が凶行へ走る様子を見た可能性がある。
 
なお、前述の光球を操る技を本人は「ちゃち」と言っているが、これでも手品として使えば目の肥えているであろう一国の王も愉しませ、兵士に対して撃って目眩ましに使う程の芸当ができていた。
つまり彼自身がちゃちな手品と卑下した物が、使いようによっては十分有用な代物だったというのがなんとも皮肉。
しかもその最初の有効利用が自身が道を踏み外すその時とは……。
トロデを満足させたあたりでそれに気づいて杖を盗むのを思いとどまって道化師としての道を歩んでいれば、普通に身を立てられるどころか世を風靡する存在として名を馳せたのではないかと思えてならない。
そうでなくても、師匠の元に戻っていれば魔道の才能を開花させる研究が完成していたため魔法使いとして大成する可能性も十分にあった。
大柄な人物と評される体格(実際主人公どころかククールよりも身長が上)や目眩ししているとはいえ武装した近衛兵を素手で倒していると思われるシーン、第一形態は呪文を使わず殴りかかってくる面から本来は魔法使いではなく戦士や武闘家に適性があったのだろうか…?
また、師匠に怒られて一人ため息をつくなど、人生に悩む普通の青年らしい一幕も見られる。
ただ素であのコワモテだったせいで青年というより壮年(つまりオジサン)に見えるのがシュール……。
 
杖に乗っ取られたゼシカとは違った怖い顔だ。

敵データ Edit

事前準備 Edit

本作屈指の全滅ポイントのため、あらゆる面から入念な準備をしておく必要がある。
防具は、第一形態は守備力や回避率、第二形態は属性耐性を重視すること。戦闘中の装備交換もうまく使おう。
主人公とククールは【シルバーメイル】【けんじゃのローブ】、ヤンガスは【毛皮のポンチョ】【あつでのよろい】
盾は【はがねのたて】【まほうのたて】が良い。【ドラゴンシールド】も上手く進めれば錬金可能だろう。
【まほうのよろい】はシルバーメイルのほぼ劣化版なのでいまいち。【プラチナメイル】【ゾンビメイル】を解呪したもの)も守備力は高いが呪文耐性は上記と同じなので考えもの。
ゼシカはこの時点では【まほうのほうい】【ホワイトシールド】以外選択の余地がない。
まほうのほういでベギラゴンやマヒャドの威力を40以下程度に抑えることは可能。それ以外の攻撃には注意。
3DS版では(持っているなら)【メタスラピアス】で全てのダメージを軽減可能。
錬金素材が揃っているのなら、【ちからのたて】【ギガントアーマー】【ドラゴンメイル】なども候補に挙がる。
守備固めをしても被弾するダメージが大きい上に打撃もしくは無属性の全体攻撃が来ると被害が大きくなる。
一方で第一形態用に物理防御を固めることも必要。
【やいばのよろい】【やみのころも】を錬金で作っておきたい。殊にやみのころもの回避性能は大いに役立つ。
第二形態になったら耐性重視のものを装備し直すため、複数所持しておこう。
 
武器は主人公に【デーモンスピア】が用意できれば幾分楽になるだろう(この時点ではほぼ確実にやみのころもと二択になるのが悩み所だが)。
剣を使っているなら、【ゾンビバスター】までは作っておきたい。
当然金が足りないので、錬金による資金稼ぎとフィールド宝箱回収を積極的に行ったり、【闇商人の店】やカジノを利用しよう。
リメイク版なら【ゴールドマン】乱獲でもいい。
 
戦闘中の回復は男ふたりでは間違いなく間に合わないので、ヤンガスとゼシカにもありったけの上位の回復薬を持たせておくか、ククールがベホマラーを覚えるまでレベルを上げておこう。【杖スキル】を上げての【祝福の杖】も重宝する。
連戦になる2戦目はMPの枯渇が予想されるので、魔法の聖水といのりの指輪もあるだけ持たせるべし。【せかいじゅのは】も無ければ拾いに行くとよい。1枚はタダで手に入る
宝箱のせかいじゅのはを拾っていなければ【せかいじゅのしずく】も量産できるので、低レベルプレイ(ベホマラー習得前であれば認定される)で必須となる。
チーズはチーズおじさんからもらえる【ベホマラチーズ】【天使のチーズ】が鉄板だが、上位のブレスが吐けるチーズも使える。
あるいは【ゆうき】スキルを最優先で上げると、Lv29でベホマラーよりも早く【ベホマズン】をザオラルと同時に習得できるので、当然これも十分有力な候補になる。
 
キャラの並び順は初期のままでも良いが、ヤワなゼシカは最後尾にしたほうがいいかもしれない。呪文攻撃を防げても、物理攻撃をまともに被弾すると大ダメージを喰らうこともあるからだ。
先頭2人の被弾率は変わらないので、そこは気にしなくて良い。
 
【チーム呼び】も重要な一手になるので、メンバーは厳選しておくこと。
ベホマラー使いの【ゆうぼん】【モヒカン】は欲しいところ。
強力な【アポロン】、攻撃力がある上に左記にバイキルトをかけるのを期待できる【だんきち】もいい。
 
もちろん低レベルクリアでは輪をかけて難関になるのだが、ここをなんと初期ステータスに幾つか種でドーピングした程度でかつチームモンスターを使わずに勝った猛者もいるという。
 
以上の準備が可能な限り整ったら、直前にある回復の泉で疲れを癒し決戦へ挑もう。

第1形態 Edit

変身も何もしてない道化師の姿。戦闘開始時に3人に分身してくるので初見ではビビる。
全部倒す必要があり、左右の分身は中央の本体よりも殆どのステータスが低い(すばやさのみ分身が上、守備力は同じ)ため、まずは左右から確実に倒していこう。
 
ステータスは本体がHP1880、MP∞、攻202、守128、速78。行動は3つのパターンを持つ【移行型】ローテーション。
分身が共にHP570、MP∞、攻176、守128、速86。行動は通常攻撃が多めのランダム行動。
 
本体は奇数ターンに2回、偶数ターンに1回行動し、通常攻撃や真空波の他に、【無数のムチ】【ガレキ投げ】などの独自の技で攻撃。
さらに怪しい瞳や凍てつく波動、HPが減ってくるとベホマラーなど道化師らしく行動は多芸で、以下の3つの行動パターンを持つ。

A分身→ガレキ投げ→Bパートに移行orCパートに移行
B無数のムチor真空波→通常攻撃or笑う→怪しい瞳orCパートに移行
C通常攻撃→無数のムチ→ベホマラー→ガレキ投げ→凍てつく波動→Bパートに移行

分身はどちらも完全1回行動で、繰り出してくるのは通常攻撃とかまいたち、怪しい瞳の3種類。
無駄に高笑いして攻撃しないことも多い(もちろん3DS版ではこの笑いもボイス付き)。
物理攻撃が多いのでスクルトを重ねがけすれば効果はあるが、凍てつく波動があるためにその都度重ねがけするのも面倒。
【ライデイン】【イオラ】でまとめてではなく一体を集中攻撃して、さっさと分身を倒してしまう方が断然良い。
分身を倒して本体だけになれば回復は十分追い付くはず。
チーム呼びがうまく機能すれば分身1体は始末してくれる他、ものすごく頑張って【超辛チーズ】などを2個用意し、投入すれば殆ど消耗することなく終えられる。
ヒャド系以外の呪文はかなりの有効打になるが、この後に強敵である第2形態が控えているので、なるべくMPの消費を抑えるためにも通常攻撃やMPを消費しない特技に頼ったほうが正解。
ちなみに外見通りこちらの攻撃を回避することがあるので注意。その際は姿を消して攻撃を回避する。
また、リメイク前ではダメージを与えた際のリアクションが複数用意されており、
ダメージ100未満→肩を震わせて笑う
ダメージ100台→怯む
ダメージ200以上→更に大きく怯む
と非常に芸が細かい。
このような演出が用意されているのは彼くらいなのではないだろうか。
 
なお、1・2匹倒してから全滅すると、第1形態の討伐数が増える。
全モンスターの討伐数999匹を目指す人は何度も全滅して再戦しなければならない。
ただし、ドルマゲスがモンスターリストに載るのは第2形態撃破後であるため、討伐数をカウンターを使うなりメモをとるなりして律儀に数えることになる。カウントをミスったらお察し。
加えて全滅しなければ討伐数を増やせないので、全滅0回クリアとの両立は不可能。両方目指しているプレイヤーはジレンマに悩まされる事になる。
 
戦闘曲はイベントでも使用される【忍び寄る影】
戦いの曲らしくはないが、彼の恐怖感を存分に感じさせられる。
 
前座的な形態ではあるが、この時点でもすでにここまでのボスとは段違いの強さを誇る。
とはいえ前座に過ぎないのでこいつに苦戦するようでは後述の第二形態にはまず勝てないと言っていい。
この形態ではまだベホマラーがなくても回復は間に合うだろう。
しかし、最低でもベホマはないととても追い付かないので、主人公とククールのレベルを最低限上げておき、できればククールが死んだときのために主人公にザオラルも覚えさせておきたい。
 
3DS版ではこの形態でもちゃんと4300ポイントの経験値をもらえるため、消耗しがちなキャラ(主にククール)は、戦闘直前にあと4000程度でレベルアップする段階に習得経験値を調節しておくと、第二形態との戦いの前にレベルアップで完全回復できるので楽になる。

第2形態 Edit

ドルマゲスといえば大抵の人が思い浮かべるであろう姿。
2本の短い角を生やし、【シャドーサタン】系のような長い尻尾、鳥のような足と大きな翼を持つおぞましい魔人。
全裸だが獣のような紫色の体毛が生えており、前面をはだけた服にも見える。
 
翼や尻尾が生えたのはこいつと【魔犬レオパルド】だけなのが興味深い。
赤と黒というカラーリングの翼、尻尾の形状、戦闘後に死亡したという点も共通する。
片や人間、片や犬なので一概には言えないが、彼らは賢者の末裔を複数名殺害したことでより強くラプソーンの影響を受けたのかもしれない。
 
戦闘時は天井にある物(主人公が来るまで中に入って傷を癒していたもの)を叩きつけ、その衝撃で戦場が前作の【ダークパレス】を彷彿とさせる、生物の体内のようなおぞましい感じになる。
が、次作のラスダンである【絶望と憎悪の魔宮】もこのような感じであり、しかもDQ8と9の間に発売されたDQMJでも災厄の島がそうなっており、なんと4作連続で内臓のようなステージが登場している。
さらに、DQ9発売直後のDQMJ2ではシリーズ初の正式な体内ダンジョンである【タイラントワーム】の体内が登場し、以降はこれが多くなりつつある。DQMJシリーズと本編を合わせれば実質5作連続にあたる。
しかも闇の遺跡と巨大生物の体内以外はラスダン。勘弁してくれ……

戦闘曲も第1形態とはまた違った恐ろしさを感じさせる【ドルマゲス】になる。
 
ステータスはこの時点では破格のHP2640、MP∞、攻210、守135、速74。
 
毎ターン必ず2回行動し、通常攻撃のほかに【マヒャド】【ベギラゴン】・激しい炎・凍てつく波動・雄叫びを使ってくるかなりの強敵。
これらに加えて1人を集中攻撃する【超高速連打】や、守備力無視の無属性全体攻撃の【フェザースコール】といった固有技も使う。
行動は変身前と同じく3つのローテーションの移行型で以下のパターンを持つ。

A通常攻撃、雄叫び、マヒャド、Bパートに移行、Cパートに移行
Bフェザースコール→通常攻撃→激しい炎→凍てつく波動→通常攻撃→Aパートに移行
Cベギラゴンorフェザースコール→超高速連打or凍てつく波動→Aパートに移行

一番頻度が多いAパートは通常攻撃が多めだが、攻撃力210は同じダンジョンに出現する【トロル】と同値とかなりの高さ。その上全体攻撃も非常に激しく、回復が間に合わないことが多い。
また地味に嫌らしいのが雄叫びで、テンションを解かれたり回復を潰されると危険。
とりあえず、マジックバリアやフバーハを覚えているなら即座に使ってダメージを減らそう。
第1形態と異なりルカニが効くので、攻める際には兜割りなどで守備力を下げるといい。
頻繁に雄叫びや凍てつく波動が飛んでくるのでテンションを上げるのはあまり有効ではない。
1戦目にも言える事だが、ククールが手持ち無沙汰になったら【ディバインスペル】を使わせるのも策である。
呪文だけでなく一部の特技のダメージ量も増える。
経験値は12000。第1形態共々ゴールドは0。
 
シナリオ的にも強さ的にもDQ8の中盤の山場と言うべきボスであり、特に第二形態で全滅した人が多いようだ。
一旦誰かが死んで世界樹の葉がなければ、こういう時にこそ【ザオラル】失敗が連続してマズい事態になりかねない。
全体回復呪文があれば相当安定するが、ここまでサクサク進めた人は間違いなく覚えていないだろう。
ベホマズンはスキルの都合上レベル29まで覚えられないし、貴重なスキルポイントを【ゆうき】スキルに全振りするのはオススメできない。ベホマラーも後述の通りレベル30までお預け。
勝てないと思ったら割り切ってレベルや装備を整えるべきだろう。
 
なお、第2形態で全滅すると次は第2形態から戦うことができるので良心的。
どうしても勝てない人は主人公が勇気まで振り込めるくらいのレベルまで上げると良い。
ちなみにククールがLv30未満(=ベホマラーを覚える前)で倒せれば公式で低レベルクリアと判断される。
せかいじゅのしずくを量産していれば挑戦する価値はあるだろう。
 
ラプソーンが霞んでしまったのはこいつと【レティス】が強すぎたためと言われていたのだが、3DS版ではそのラプソーンが超強化され、ラスボスの影を薄くした要因という意見は減った。
3DS版ではランダム行動になっているため、運が悪いと毎ターンおたけびを使ってきたり、2回連続で全体攻撃をしてくることも少なくないので、ベホマラーがないとPS2版以上に厳しい。
幸いランダムといっても同じ全体攻撃を2連続はしないのが救い。
しかし、こちらもレベル上げや錬金が容易なので、事前準備さえ整っていればPS2版より楽かもしれない。
 
余談だが、闇の遺跡入口の大広間には第2形態に酷似した姿の像がまつられている。
3DS版の写真クエストによればこれは暗黒神の像らしいので、この姿をとったドルマゲス第2形態はまさしく暗黒神の化身とも呼ぶべき存在であろう。
これで顔を魔犬レオパルドにしてしまえば完全に同じである。

DQ9 Edit

DQの歴代魔王ともども登場しており、彼とも戦う事が可能。
詳細は【ドルマゲスの地図】を参照。

DQMJ Edit

第2形態のほうが登場。
【デスピサロ】または【エスターク】【はくりゅうおう】を組み合わせると生まれる。
全ての能力がバランスよく上昇し、上限も高め。
特にかしこさが高くなるので本編で渇望していた呪文を使うのに向いているが、最初からムチを装備できるので、全体攻撃をさせるのもいいだろう。
配合面ではラプソーン第1形態を生み出すのに必要。
所持スキルは【ドルマゲス】。このスキルを上げるとなぜか【メガンテ】を覚える。
おそらく石化して爆発し消滅した最期のオマージュと思われる。
余談だが彼には【ドルマ】と呪文の名が付いているので【スカウトQファイナル】のクリア対象ともなっているが、初代に限りドルマゲスという名前のくせに「ドルマけい とくい」を持っていない。

DQMJ2 Edit

全ての能力が僅かながら上昇し、特性に「カウンター」「ドルマ系のコツ」「れんぞく(2回)」が追加されたため、使い勝手は向上している。しかし本編と違って(1~)2回行動はない。
前作と同じ配合方法で作れるほか、DQMB2Lとの連動でスカウトすることもできた(2010年8月31日をもって終了)。
やはりラプソーン第1形態の素材になるほか、【レオパルド】の素材にもなる。
所持スキルはやはり「ドルマゲス」。

DQMJ2P Edit

無印に比べてHPと攻撃力が上昇し、MPが大幅に低下。それ以外のステータスに大きな変化はない。
配合方法が変更され、フォロボス×はくりゅうおうの組み合わせで誕生する。
フォロボスは体型が似ているし、はくりゅうおうも竜神王(白銀の巨竜)と見立てれば共にBGMが「ドルマゲス」だからととれなくもない。
本作からはラプソーンの素材にはならず、配合先はレオパルドだけになった。
所持スキルは変わらず「ドルマゲス」。

テリワン3D Edit

配合方法が大きく追加され、はくりゅうおう×フォロボスor【フォロボシータ】or【キャプテン・クロウ】or【ジェノダーク】のいずれかで生み出せる。
フォロボスもジェノダークも配合での入手が結構面倒なので、現在ノーマルプレゼント対戦で簡単に入手できるフォロボシータを使うのが一番手っ取り早い。
相変わらず配合先はレオパルドのみ。
配合方法も変わっておらず、こいつに【ワンダーフール】or【ケルベロス】の配合で作る。
所持スキルも変わっていない。
当然だが性別は基本的に♂固定。

イルルカ Edit

配合方法や使い道は前作と同じ。
【他国マスター】がこいつとレオパルド、【ゲモン】というパーティを率いていることがある。DQ8でゆかりのあったメンバーである。
新たに【新生配合】【ギラ系のコツ】を習得。
また、【メガボディ】化で【ヒャドブレイク】【ギガボディ】化で【AI2回行動】を覚える。

DQMJ3P Edit

無印版ではリストラされていたがプロフェッショナル版で再登場。そういった立場のモンスターの何匹かはライブラリのまめちしきの解説がイルルカからの使い回しが多いのだが、彼は3DS版8で設定が追加されたためか、新規の解説となっている。
特性は【ノーマルボディ】【氷結ブレイク】【カウンター】、+値25以上で【れんぞく×2】、+値50以上で【光ブレイク】【超生配合】【闇系のコツ】、メガボディ化で【光系のコツ】、ギガボディ化でAI2回行動、【超ギガボディ】化で【狂信者】を習得するようになった。
配合方法はキャプテン・クロウ×【アッフェブラック】
また、今までレオパルドの配合に必要だったケルベロスとワンダーフールがリストラされたことで配合方法が変わっており、レオパルドはこいつと【バルザック】の組み合わせで作成できるようになっている。人間をやめた組み合わせだ。
 
ちなみに固定特性は闇ブレイクではなく氷結ブレイク。というか
DQMJ2以降常にドルマ(闇)系のコツを所持し続けているが、実はドルマ(闇)ブレイクを持ったことは一度もなかったりする。

スラもり2 Edit

当然本人は未登場だが、【モモちゃん】が欲しがっているという「ドルマゲスのステテコ」なるもので名前のみ登場。

DQMB Edit

第一章、二章、七章、八章で登場。肩書きは「魔性の道化師」。
倒すと【暗黒神ラプソーン】戦に移行する。

DQMBIIL Edit

怒れる大地で第二形態が登場。
レジェンド魔王カードも存在している。

DQMBV Edit

レジェンドクエストVIIIで人間形態と変身形態が両方とも登場する。

DQMBS Edit

第九章で人間形態が登場。表記は「道化師ドルマゲス」。
モリーは引き続き中田譲治が担当しているが、子安武人による狂気じみた笑い声は聞けない。残念。
アルバ神殿のクエスト「道化師の狂宴」で戦うことになる。
HPは4242。
スペシャルチケットに【呪われし荊の牢獄】?が存在する。





DQSB Edit

第二形態共々6弾で登場。
ボスバトル1戦目には必ず道化師ドルマゲスとの戦闘になりその後は原作を意識したドルマゲス3体、魔性の道化師ドルマゲス、暗黒神ラプソーンの何れかとの戦闘になる場合がある。
SPチケットには新たに第二形態のフェザースコールが追加された。

DQMSL Edit

Ⅷコラボと共に実装。ガチャ限定。
【悪魔系】Sランク。転生させる事でオーラを纏った「魔性の道化ドルマゲス」になる。
「何故Sが道化師の方じゃない?」と、疑問に思った者も居るだろうが、
これは運営側が生放送等で「人間はモンスターとして実装しない」と公言している事も関わっていると思われる。
「元」人間や、人間に限りなく近い姿でも純粋な人間でなければ問題ないのだろう。
 
余談だが、Sランクの豆知識は3DS版8のイベントを意識した内容となっている。