アルファベット表記:War of the Garsia
読み:がしゅうせんそう
分類:戦争
年代:大陸歴1584年~1589年頃*1
該当地方:俄州~応州南部 主にガルディア帝国とフレニシア連合
発案者:tocoma110
【Tag: 歴史 戦争 事件 自由使用 俄州 ガルディア帝国 フレニシア連合 発案:tocoma110 】
概要
大陸歴1583年にガルディア帝国で英雄?による帝位奪取を契機に起きた、俄州とガルディア帝国の一大戦争。
別名、『大陸戦争』。
ガルダイア帝国と俄州北部のフレニシア連合を中心として起こった戦争の総称だが、その期間たるや6年以上に及ぶ戦乱の時代であった。
大国同士の激突を皮切りに俄州全域で様々な戦いが勃発、やがて内乱にまで至る国が現れ始め、その規模たるや魔北戦争以来のものとまで言われたほどである。その影響は大きく、1600年代の俄州・応州に大きな傷を残している。
同時に、様々な意識改革の震源ともなっており、良くも悪くも大陸中に数多の影響を及ぼした事件の一つである。
特徴
第二次魔北大戦を除けば、大陸全土の戦争の中でも際立って大規模な戦いであったことで知られる。
数年間で無数の戦役が勃発、主にフレニシアとガルディアの戦いであったが、その一方で勢力拡大を狙う神殿領?やアナステルス?の陰謀、少数民族・種族の蜂起、さらに裏社会はもちろんのこと大陸二大悪竜のような非人類種も含めた危険勢力なども暗躍し、戦争ではない事件なども多数怒っている。その結果として、魔北大戦に負けずとも劣らない非常に混沌とした大戦争になっている。
一説には、アナステルス商業連盟?や大陸同盟の根底を揺るがしかねないほどの状況に陥っていた、と見るものさえいるほどである。
その混沌とした状況故に、敵味方の変化もかなり激しかった模様。
一応ながら主だった勢力図としては「対フレニシア・オルフィオ教」のガルディア帝国+応州南部国家、「対ガルディア」のフレニシア連合+オルフィオ教関連の俄州中央~北部国家であったが、俄州南部も対アナステルス感情の爆発があり、さらに内海部を通して華州や亜州の干渉もあったものとされる。
そのため、純粋に応州南部・俄州北部のみのぶつかり合いだけではなかった。
加えて、「対フレニシア・オルフィオ教」勢力と「対ガルディア」勢力も一枚岩ではなく、それぞれの間でかなりすれ違いがあった。
この傾向は特にガルディア帝国と反フレニシア国家の間で強く、校舎の過激な戦闘・反発行為が戦争を拡大した、とする声もある。また、フレニシア側も4ヶ国間はもちろんのこと、神殿領との政治的戦いも水面下で起きており、「同じ敵を持ちながら異なるゴールを目指す」ものたちが、群雄割拠と権謀術数の嵐を巻き起こしていた。
そんな状況下で仮にも2大勢力が維持され、さらに戦争を可能としていたことが奇跡的なバランスであった。
これらは戦争を長引かせる要因にもなりつつ、その後の関係修復においてもしたたかに作用し、結果として魔北大戦ほどの大災害にはならずに済んだ面も持つ。もっとも、その爪痕は1600年代初頭の応州南部・俄州北部に爪跡を残しており、間違っても褒められるようなものではない。
沿革
1983年
- ジラニス境界戦役
1984年
- ガルディア内乱ラグレス2世 戴冠
- ガルディア帝国 フレニシア連合への侵攻宣言
1985年
- アルム平原戦役
1986年
- バルドゥーム公暗殺未遂および暴動(バルドゥーム公討伐)
- ラカトーム陥落戦争
1987年
- 第一次ラカトーム奪還作戦
1988年
- セント・オルフィオーラ?戦役
- 第二次ラカトーム奪還作戦
1989年
- 第三次ラカトーム奪還作戦
- ラカトーム魔神討伐戦
- 王都フレニシア炎上
- ガルディア帝都大乱
1990年
- ガルディア・フレニシア講和条約 締結
1991年
- ブルメキア島残党狩り
(※追記予定)
対戦以外に起きたこと
- 不死竜?討伐
(※追記予定)
評価
時代を生きた人々にとってはろくでもないものであったが、後世から見ると歴史の転換点の一つであった。
特にフレニシアにおいては王家・貴族の腐敗を大幅に修正することが出来、国家再建という形での再生を果たすことが出来た。
この点はラカトーム市なども同様で、より健全な社会構築に一歩進むことが出来る要因となったとされる。
また、それ以外にも一部裏社会党の勢力を減退させることにも成功している。
これにより七頭の蛇や黒竜商会壊滅への道は一歩進んだとする声は多い。ラカトーム市などはそれが顕著で、ラカトームのメギツネと名高いステラ嬢が活躍出来たのも、ガルディアによる締め付けで多くの組織が逃げ出し、彼女らが入り込む余地があったからこそである。
ただし、これよりしばらく応州南部と俄州北部、またオルフィオ教徒間での対立が残ることにもなり、よい面ばかりとも言い難い。
また、こと俄州においてはアナステルスの勢力が強化される要因ともなってしまい、それによる商業連盟の俄州支配が強まってしまったことも否めない。それにより後の飛空艇時代につながる面もあるのだが、それまでの間に様々な労働問題が発生する理由ともなってしまった。
当然、各種災厄による被害も小さなものではない。
中には超古代文明の遺産や新型生物兵器導入、各種巨大・危険生物による災害によって滅んだ小国も存在する。
物理的・精神的にも失うものが少なかったとは決して言えない、痛ましい事件であった。
戦争の裏にあるもの
世間一般としてはガルディア帝国とフレニシア連合を中心とした戦争とされているが、一方で多数の噂がまとわりついてもいる。
前述の通り勢力図が凄まじいことになっていた船頭であるため、その動乱に乗じて暗躍しようとした存在は数知れない。それに伴い、様々な噂が各地に流れ、終結後には尾ひれがついたり別の事件と結びつけられ、まことしやかな「真実」が風に乗るようになった。
実際のところ、数多の勢力が動いていた。
以下はその中でも特に大陸同盟が危険視していたものである。
- この世ならざるものとその信徒による侵略活動
ガルディア帝家・フレニシア王家内部に明確なこれの関係者がいたことが判明している。
彼らによる「本尊」の降臨の目論見こそがが本戦争の直接的発端でもあったとされ、ガルディア帝国側の頑迷な態度はこれに対応するための、やむを得ないものであった面もあるようである。 - 謎の組織の暗躍
これは戦争開始前から動いていたと思しい。
特に、フレニシア王家・ガルディア帝家に関しては早くから上記勢力と共謀し干渉を仕掛け、火種のもととなるものを用意していた。
また、ラカトームに出現した魔神もこれが協力を仕掛け、事件を起こしたとする声もある。 - 黒竜商会による戦争ビジネス
混乱に乗じ、非常に大きな利益を得た模様。
主戦場たる二大勢力では武器販売等で儲け、それ以外の地域では犯罪組織等へのコンサルティングなども行ない、戦争の肥大化を狙っていた。
これにより戦争が長引いた面は、決して無視出来ないものであった。
しかし、戦争終盤には彼らも各国勢力に目を付けられ、結果として相応の痛手も負っている。 - 外道竜らの暗躍
“黒き嵐”は応州側、“眩い霧”は俄州側に働きかけていた。
今回はどちらも特定の目的はなく「暇潰し」の側面が強い、対戦ゲームの様相を呈していた様子。そのため、今回は裏社会存在含めて彼らの配下が入り込み、場をひっかきまわしていた様子。 - その他多数の諸外国・諸勢力による勢力争い
特に華丹帝国と大亜州連合?は戦後に都合のいい状況を作るべく、両陣営に様々な形で干渉していたとされる。
また、アナステルス商業連盟もその一つであり、明確な勝者である。
関連するもの
【主な関連国・組織】
- 【地理・社会】/フレニシア連合
- 【地理・社会】/ガルディア帝国
- 【地理・社会】/セント・オルフィオーラ?
【ガルディア帝国側】
【フレニシア連合・関係組織側】
フレニシア大公国
- 【住民】/ルーダン・ガリオル・ファ・フレニス?(フレニシア大公)
- 【住民】/“フレニシアの妖狐”フォエナ・マリア・プア・フレニス?
- 【住民】/“旭姫”リエル・クアシャ・プア・フレニス?
- 【住民】/“夜姫”イリス・クイィア・アーナ・フレニス?
- 【組織・職業】/フレニシア聖血騎士団?
その他関係国
- 【住民】/“愚公”オリオナ・セオン・バルドゥーム?
【ラカトーム解放軍ほか、対ガルディア抵抗勢力】
- 【住民】/ステラ・シィンレム・イルフィード
- 【住民】/オーリオ・ラインガード?
- 【住民】/“破軍”聖灼
【秘境開拓者、その他】
- 【住民】/“聖剣遣い”イース・エルムガンド?
- 【住民】/“黒閃”裁ユーリ
- 【住民】/“剣豪”鬼陸?
- 【住民】/“堕竜殺し”アイーシャ・レバナントン?
- 【住民】/ライカン・デュパン?
- 【住民】/“光の鍵”アスピア
- 【住民】/“黒き焔”アルダート
【騒乱を悪用したと思しい存在】
【観測された危険生物・兵器】
- 【住民】/“朽ちた鱗”エレザァル?
- 【超常存在】/メガス?
- 【超常存在】/巨人機・【超常存在】/理造神
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