FF10-2ILM
概要
「FFX-2 INTERNATIONAL+LAST MISSION」に追加されたモード。音声は日本語。
(海外HD版・steam版のみ英語音声あり)
地上80階建てのヤドノキの塔を舞台としたローグライクゲーム。
本編とは独立したゲームでタイトル画面やセーブデータは専用のものだが、
本編のクリアデータがあれば本編のその後を描いたイベントが挿入される。
ない場合はゲーム部分だけを遊ぶことができる。
(HD版はクリアデータが無くてもイベントが見られる)
ターン制ですべての行動が1ターン消費。
最初にユウナ、リュック、パインから1人を選ぶが内部でも変更可能。
全80階の自動生成ダンジョンで5×n階に結界、10×n階に休憩所、20×n階にボス戦がある。
すっぴんのキャラクターにドレスを最大5個まで装備して強化していく。
すっぴんHPと装備したドレスのHPの合計値がキャラクターのHPで
ベースドレスに指定したドレスのアビリティを使用できる。
すっぴんのHPはキャラクターのレベル、ドレスのHPは各ドレスレベルで決まる。
アイテムは薬と魔本とアクセサリの3タイプ。
薬はMP回復やST回復・補助の消費アイテム。
魔本はHP回復や部屋作成やアイテムを複製したり作ったり合成したり
フロア全体に特定の効果を及ぼすものなど様々。使用回数がある。
アクセサリはオートアビリティがつくものがほとんど。
解毒ドリンク、メガミエール、エスナチンキ、トロクナール、やさしい回復術など名称が独特。
フロア構成は複数の大部屋とそれをつなぐ通路。そこに敵と罠が待っている。
敵は大部屋と通路の出入りができない。
フロアに長時間いると創始者が現れ、1階にふっとばされてリセットされる。
セーブは5×n階で可能なほか、魔本を使うことで任意の階でも可能。
結界を解かないと先へは進めず基本的にノーヒントだが、上の階へ行くごとに
条件は難しくなり、もたもたしてると吹っ飛ばされる上、
ラストにいたっては吹っ飛ばされることが条件となかなか鬼畜。
ラスボスはこいつ。
「ドレスメーカー伝」で作れるドレスは本編クリアデータで所持しているドレスのみ。
ユウナの調教士の「穴掘り」で魔本「ザ・コピー術」を発掘して
ドレスレベルの高いドレスをコピーして合成すると簡単にドレスのレベル上げが出来る。
HDリマスター版では本編からの引き継ぎは無く、初めから全て揃った状態でプレイできる。
10階ごとのイベントも全て見られる他、30階でのイベントもティーダ復活後の物のみに差し替えられている。
(永遠の代償やボイスドラマの追加でティーダ復活エンドが公式化したためだと思われる。)
イベント
本編のエンディングから3ヶ月後の物語。登場人物はユリパのみ。
10×n階ごとにイベントシーンが流れる。
スピラに新たなる脅威が!!というようなRPG的な話ではなく、
近況報告をしたり、これからの夢を語ってみたり、昔を思い出してみたり、
久々に会ってみたはいいがなんだか上手くいかない3人の関係だったり、
クリアデータによってはカレとののろけ話があったりと
年相応の女の子のわりと人間臭いお話。
- ユウナは大召喚士になるために修行してきたFF10までや、ティーダがいなくなってしまったFF10-2と切迫した人生を送ってきたが、ようやく誰かのためではなく、自分のために年相応の生き方ができるようになった。リュックはあちこち仕事でスピラを飛び回っているが、他の二人が自分の道を見つけているのに対し少しでも立ち止まってしまうと、自分に明確な目標がないことを自覚させられ焦ってしまう。パインはずっと追い続けていたヌージたちとの蟠りが解けたため憑き物が落ちたように穏やかになったが、仲間たちとの繋がりの変化に不安を抱える。そんな3人が久々に会って80Fの塔の頂上を目指していく。
- この本とはかなりの食い違いがある。特に時系列。
- 冒頭、ルカ=スタジアムにてユウナとリュックが手紙に書かれた指令を読む際、「東ブロック最前列、右から5番目」と言う。これは10オープニングの夢のザナルカンドのティーダの女性ファン2人の席と同じである。