ストーリー/【かつて……】

Last-modified: 2021-03-28 (日) 14:05:32

FF15

不穏なプロローグから一転して10年前。
 
長く続いたルシス王国ニフルハイム帝国の戦争が遂に終ろうとしていた。
停戦協定の調印式を数日後に控えたルシス王子ノクティスは、二か国間の和平の証として帝国属州テネブラエの令嬢ルナフレーナとの結婚式を隣国アコルドの首都オルティシエで執り行うこととなった。
ノクティスは旅の行程と日取りを父レギス国王に了承してもらい、3人の親と共に王都を出発する。
 
出発前、レギスはノクティスに「途中で投げ出すことは許されない」「すぐに帰れないことだけは覚悟しておきなさい」と意味深な言葉と「ルシス王家の人間として、このレギスの息子として、常に胸を張れ」と優しい言葉をかけ、笑顔で見送った。
 
だがノクティス達が旅立った後、インソムニアでは王都陥落という悲劇が起きてしまう。