FF8
Disc3終盤のアルティミシアを倒すための作戦。オダイン考案である。
アルティミシアを倒すためには彼女が存在する未来へ行かなくてはならない。
そこで、オダインはあえてアルティミシアに時間圧縮という目的を達成させ、それに乗じて未来へと乗り込む作戦を立てた。
以下、作戦の流れ。
ルナティックパンドラに入りエルオーネを救出する。
↓
魔女アデルを倒す。
↓
リノアにアルティミシアがジャンクションしてくるのを待つ。
↓
アルティミシアがリノアにジャンクションしてきたら、エルオーネがアルティミシアごとリノアを過去の魔女にジャンクションさせる。
↓
過去に行ったアルティミシアが発動させた時間圧縮魔法の影響を感じたら、エルオーネがリノア及びアルティミシアを過去から切り離す。リノアは現在に、アルティミシアは未来に戻る。
↓
残った過去現在未来がくっついた時間圧縮世界を、未来方向へと進む。時間圧縮世界を抜ければ、そこがアルティミシアの存在する時代である。
この作戦において最も重要なのが、本来ならば自分の存在がない未来において、自分を存在させることである。
その方法とは、仲間同士お互いの存在を信じ、お互いの存在を消さないこと。
時間圧縮が始まったら、仲間と一緒にいるところを一番思い浮かべやすい場所で、
全員が一緒にいる様子を思い浮かべ、そこを目指して行けば、どんな時代でもその場所は迎えてくれる。
この作戦は以下のラグナ大統領による演説によりこう命名された。
アルティミシアの時代は遠い未来。本当ならここにいる誰も存在できない世界。
そんな世界に自分を存在させる方法はひとつしかな~い!
仲間どうし、お互いの存在を消さないことだ!仲間どうし、お互いの存在を信じあうことだ!相手が存在することを信じるんだ!
その相手はこっちの存在を信じてくれてるぞ!
友だちでいること、好きになったり好かれたりすること、愛し愛されること!ぜんぶ1人じゃできねえだろ?相手が必要なことだろ?
(中略)
この作戦に必要なのは愛と友情!それからこの作戦を信じる勇気!名づけて『愛と友情、勇気の大作戦』だ!
これに対しスコールはこうコメントした。
愛とか友情とか古臭いけどみんなその気になったみたいだ
本人の前で「古臭い」とは何とも痛烈な一言である。
- ちなみにこの後、ラグナは足を攣る。年を重ねても、ラグナはラグナのままだった。
この作戦を実行に移したスコールたちはラグナロクでルナティックパンドラに突入、
直前でバリアに阻まれるものの操縦者セルフィの「つきやぶっちゃえー!!」の言葉通り、ごり押ししてこれを突き破った。
途中リノアが連れ去られるなどのアクシデントがありつつも、雷神風神、サイファーとの対決を経てアデルを倒し、
作戦通りリノアにジャンクションしてきたアルティミシアを、エルオーネが過去の魔女の中に送った。
エルオーネが選んだのは若き日のアデルだった。
アデルにリノアを介して二重ジャンクションしたアルティミシアは時間圧縮魔法を発動、直後エルオーネにより過去から引き剥がされ、残された時間圧縮魔法がスコールたちの時代を襲った。
時間圧縮後、スコールたちはイデアの家を目指し、時空の彼方から現れた魔女たちを撃破しつつ、無事にアルティミシアの時代へと辿り着いた。
なぜか、提案者であり、現場にいたラグナと彼と深い絆で結ばれてそうなキロスとウォード、そしてエルオーネは圧縮後の世界にいない。
おそらくはスコール達にあとを託してあえて乗らなかった可能性もあるが……。
- FF8はDisc4になると一気に寂しくなるねぇ…。
Disc4開始時はリノアがサイファーに拉致された直後であり、ラグナロクで外に出ようとするとリノアを気にかけ出られない。
ゲームシステム的にはDisc4開始時点で時間圧縮は完了している(もう街に入れない)。
DDFF
エクスデスのVSラグナのエンカウントボイスで、「愛も友情も失うがいい」と言っており、これが元ネタだと思う。
最愛の人を亡くしているラグナになんて台詞を…。