キャラクター/【オダイン博士】

Last-modified: 2023-07-05 (水) 11:14:15

FF8

スコール編とラグナ編の両方に登場するサブキャラクター。
ウォードのカード』の持ち主でもある。
おじゃる口調が特徴のバカ殿風な天才研究家で、エスタに魔法研究所を構えている。


モンスターや魔女の研究、オダイングッズやアデルを封印した魔法制御装置の開発、G.F.疑似魔法の戦闘マニュアル化、ジャンクション・マシーン・エルオーネの発明、ルナティックパンドラの発掘調査、ルナサイドベースの開発支援など数多くの偉業を為したが、ラグナ編当時まだ幼い少女だったエルオーネを平気で研究対象にしようとするあたり、FF7の宝条程ではないが人間性に問題があるようである(ラグナが“人でなし”と漏らしている)。


スコールが面倒臭い性格になったり、世界の危機を招く遠因を作った張本人でもあるが、彼のアドバイスがなければアルティミシアは倒せず、FF8はハッピーエンドにならなかっただろう。

  • 非常に背が低い。高頭身化が7→8の特徴だっただけに、その背の低さはひときわ目につく。
  • ちょんまげにマフをつけ、裾が広い洋装をしている。

当時の助手は、反アデル派でラグナの手助けをしていた。
後に補佐官に出世、特定の条件を満たすとフェニックスのカードを使用する。


彼が完成させた疑似魔法とG.F.を組み合わせた高度な魔法使用技術は、バラムガーデン以外ではG.F.の使用が禁じられているために、普及していない。
なお彼の魔法の研究は、魔女本人からの協力を得て行われていたようなのだが、その魔女が誰なのかは明らかにされていない。


彼の口癖はFF9の道化師に受け継がれている。

  • 常人では成し得ない技術(JME、召喚抽出)を持っている辺りもそれを補強する。…もっとも、博士はアレではあるが敵対はしない。

ラグナ曰く「ホントに自分の研究のことしか考えないおっさん」。
このラグナの指摘がオダイン博士という人物の全てを物語っていると言っても大袈裟ではないだろう。
何しろラグナ編で初めて姿が出てきた時、ルナティックパンドラを兵器として利用しようとしていたり、女の子狩りに心を痛める研究員に対し「研究の役に立てば親も喜ぶでおじゃる」とほざいたりしている。
更にスコール一行とラグナが対面した時の回想でもエルオーネをラグナ達に奪還されたことで「アデルが怒るでおじゃる!研究がストップするでおじゃる!」と飽くまで研究を邪魔されたことに腹を立てた挙句あっさり反アデル派に(ひいてはスコール一行にも)協力している。


月の涙後も月から降ってきたモンスター達でエスタ中がてんやわんやな中「研究対象が増えた」と大喜びしてたり、愛と友情、勇気の大作戦の作戦説明でも事の発端とも言えるJ.M.Eについて「自分の研究が未来まで残っていて光栄である」という旨の発言をしていたりと、明らかに常人からはかけ離れた倫理観の持ち主であることが分かる。
だが一方でこの人物の研究成果がG.F.、擬似魔法の戦闘マニュアル化やアデル封印、更には先述の大作戦といった様々な形でスコール一行に貢献しているのも立派な事実なので憎むに憎めない。

  • 良識と倫理に欠ける人。紙一重の天才科学者、であることは本人にとっても社会にとっても幸せだったろう。
    こういう人種が世俗に塗れるということは、犯罪者になるということと同義である。
  • 補佐や入口の警備兵からは「いつも肝心なところを教えてくれない」「周りが困っているときほど喜ぶ」「博士には気を付けた方がいい」と散々な呼ばれよう。
    にも関わらず良心の塊のような現大統領から更迭されていない点からも、エスタへの功績は多大であると推測される。
  • そもそもこいつがエルオーネの研究をしなければGFも擬似魔法も必要なかったと思ったが、それだとガルバティアが世界を滅ぼしてバットエンドになるだろう。
    • ティンバーの様相を見る限りガルバディアは圧政的で侵略先の懐柔がヘタクソ。
      一度そうなっても長続きせず反乱が起きるかと思われる。
      • 懐柔がヘタクソといいうより懐柔する気は一切ない。
        武力と恐怖で支配してしまえばいいと考えているからである。

一発どついてやるくらいの事はしてやりたかったがそうも行かなかった。

  • こういう人間の機嫌を損ねると色々と面倒な事になるからねw