セリフ/【……実験サンプル】

Last-modified: 2021-03-16 (火) 13:30:59

FF7

神羅ビルに降り立ったルーファウス新社長の前に立ちはだかるクラウド達一行。
ルーファウスが何者かと尋ねると、それぞれ自己紹介を始める。
 
「元ソルジャー・クラス1ST」「アバランチ」と堂々たる面子の紹介が続く中で、
エアリスは「……スラムの花売り」と、かなり情けない紹介しかできない。
そしてトリを務める極めつけの紹介が、レッドXIIIによるこの台詞である。
この台詞には、さすがにルーファウスも呆れてしまっている。 
 
この時点でレッドXIIIはパーティに加入したばかりであり、
プレイヤーから見れば確かにまだ宝条の実験サンプルでしかない。
したがって、プレイヤーに対する説明として考えれば、これがもっとも無難な紹介だともいえる。
しかし、そうはいっても自分を説明するための言葉が「実験サンプル」とは……
いくら素顔を偽っているとはいえ、あまりにもプライドがなさすぎではないだろうか。


そこは、自分を実験動物扱いにした神羅に対する、精一杯の皮肉と取るべきではなかろうか。
仮に、本当の素性など名乗ろうものなら、故郷のコスモキャニオンにまでとばっちりが来かねないし。

  • 実際それなりに神羅に相手取った後なので、皮肉としては一級品である。
    こういうシチュでの肩書は、むしろ小さいほどインパクトが大きくなる。
    歴戦のベテランが敗れたと聞いて、その相手の正体は無名の新米だった。
    などの手法はゲームに限らずよくある演出である。
    リメイクでノリノリになったのも、そういう意味合いを強くした結果なのかも知れない。

運搬船に密航した時も、「人間は物事の外側しか見ない」という旨の発言をする。
なかなか深い台詞だが、どう見ても怪しすぎる変装とのギャップにクスリときたプレイヤーもいたことだろう。

FF7R

どういう組み合わせだと尋ねる相手はハイデッカーになっている。
神羅ビルにてクラウドルーファウスを相手にしている間、
脱出中のバレットが兵に包囲された際に、自己紹介を始め、オリジナルと同じくトリがこれである。
オリジナルと違いクラウド、ティファはいないため、彼らの自己紹介はない。

  • オリジナルと比べると割とノリノリ? で名乗っている感じがする。エアリスも同様に。