モンスター/【ビホルダー】

Last-modified: 2020-07-13 (月) 02:28:56

ビホルダー (Beholder) とは「見つめる者」という意味。


関連項目:その他/【ビホルダー問題】


FF1(FC・MSX版)

氷の洞窟の固定モンスター(重要アイテムを守っているので実質ボスモンスター)。
浮遊城で雑魚モンスターとして登場する巨大な一つ目の球状モンスター。
必ず単体でしか出て来ない。
キルデスブレイク、マヒ効果のにらみなど、
即死やステータス異常を誘発する攻撃を乱発してくるので、コイツが行動する前に叩き潰す必要がある。


単体で出現、同じ場所を通れば何度でも戦える、経験値がそこそこ多い、と稼ぎに向くモンスター。
しかし登場場所がよりによって凶悪ダンジョン深部であるため、稼ぎに手を出す者はほとんどいない。

  • ただし死と毒(石化)の耐性を得てから再訪するなら話は別。
    特にFC版は1ターン目にダメージ魔法を使わないので非常に効率よく稼ぐことができる。
    手が滑って穴に落ちた場合に備えてテレポがあれば完璧。
    • ちなみにFC版では穴に落ちた後にテレポを使うと穴の真上に戻るのでショートカットも可能。
    • 経験値は3000越えと、ホワイトシャークサハギンプリンスの編成を倒した時の値に近く、稼ぎ効率はかなり良い。

名前・モンスターデザインがD&Dの同名のキャラに似ていたためか
某ファンタジー漫画がクレームを受けて名前やデザインの変更を要求された事を考慮して
自主規制と言うべきか、FC版1・2でデザインが細長い一つ目の亡霊風になり、
WSC版以降は名前もイビルアイに変更された。
通常ならば原作のまま移植するはずのVC版でも、こちらはデザインと名前の両方が変更されている。
詳細は【ビホルダー問題】を参照。

  • ゲームでは再現できなかったからだろうけど、「分解」光線を持ってなくてよかった。
    (分解されると復活すら出来なくなる。WIZでいうロスト状態。)

HPの関係でスタンが有効。

  • 唯一といっていい活躍の機会だが、このためだけに2万ギルをはたいて覚えさせるのは考えもの。
    ダメージ属性への耐性は無いので同レベルのサンガーもよく効く。うまくいけば一撃で倒せる。

ダメージのみを与える睨みという珍しい技の唯一の使い手。
単体の上に威力は低いので怖くはないが、使用するのは最速でも4ターン目からなので狙わないと見ることはないだろう。
リメイク版では1ターン目から使用するようになった。

FF11

特殊エリア「アビセア=タロンギ」に登場する、ヘクトアイズ族のモンスター。
大丈夫なのかコレ?


例の著作権問題を踏まえてか、姿はFF1とは全く別物になっている(参照→ヘクトアイズ族)。
スライムのような軟体の塊の前面に、多数の眼球がついているという姿。
「ビホルダー」自体は一般的な英単語であるため、姿が全く違えば一応問題はない。


詳細はこちら→Beholder

FF14

クルザス西部高地のFATE『幻惑の視線「ビホルダー」』に登場。
例によって姿はD&Dのものとは異なり、ディープアイを巨大化しただけのものになっている。

海外版

日本版ではビホルダーではなかったモンスターが、海外版の初期作品で「Beholder」になっていたという例もある。

  • なお、上記のFF1のビホルダーは、海外NES版では最初から細長い姿で名前が「Eye」になっていた。
  • 英語圏ではbeholderが一般的な英単語であることや、以下のように何度か使われているケースを見る限り、
    向こうでは権利上の問題が(ビホルダーの件に関しては)さほど強くなかったのかもしれない。

FFA(聖剣伝説海外版)

聖剣伝説FF外伝の北米版である「FINAL FANTASY ADVENTURE」では、
バイルダーが「Beholder」の名前で登場していた。

  • 他の聖剣シリーズの同種モンスター「ボルダー」も基本的にBeholderとして登場している。

FFMQ(FFUSA海外版)

FFUSAミスティッククエストの元になった北米版「FINAL FANTASY MYSTIC QUEST」では、
コールドアイが「Beholder」の名前で登場していた。

FFL1・2(SaGa海外版)

GB版Sa・Gaシリーズの北米版である「FINAL FANTASY LEGEND」の1・2でも、
原作で「ビホールダー」として登場していたモンスターがそのまま「Beholder」になっていた。
なお日本版は後のリメイクでやはり名前が「デスアイ」に変更されている。