FF1
ミラージュの塔からワープする事で行けるダンジョン。
設定上では、ティアマットに占拠された古代のルフェイン人の城か?
左右対称に近い作りでMAPも把握しやすい作りだが、4Fはループになっており
初心者は混乱するらしく、質問が多い。
実際は同じ様な部屋が縦横4つでループしており、どちらかに2部屋ずつ移動すれば
たどり着けるという単純な構造。
5Fにはボスのティアマットと、レアモンスターのデスマシーンが潜んでいる。
内部でもワープゾーン(実質階段)で階層移動するのだが、FC版は上りが△、下りが▽で区別がつくようになっていたがGBA版で形が変わり区別がつかなくなってしまい、4階の難易度が無駄に上がってしまった。
ここの敵は経験値がかなり多いためレベル上げには最適な場所
また、エクスカリバーを造るのに必要なアダマンタイトや黒・白のローブといった
有用な道具も手に入る。
何気にボスクラスだったバンパイアやイビルアイが野生と化している。
- 宝箱が非常に多く、中には今更どう使えと言うんだと突っ込みたくなるような物まである。
この所為でアイテム所持制限があるFC版では宝箱回収が厳しい。
PS版ではアイテム収集とモンスター遭遇を8割以上クリアしたあたりで
イラストギャラリーとして天野氏のイメージイラストを見ることができる。
おそらくは人工衛星あるいはスペースコロニーであり、今までのダンジョンとはうって変わった冷たいカラー、メカニカルなBGMで強い印象を残す。
また3階の展望台からは、4つの力がカオス神殿へ流れ込んでいる様を見ることができ、ラストダンジョンへの伏線となっている。
FC版では宇宙空間に位置しているようだが、WSC以降では雲の海の中にあるように見える。
- アングルの違いかと思われる。
おそらくFCは宇宙を背景に、リメイクの方では地上を背景に据えた視点という感じ。 - 確かにWSC以降は「雲海の上に浮いている城」という感じ。さらにPSP版では画面全体に霧がかかっており、
大気圏内にいることは間違いないようだ。EDの「宇宙にまで手を伸ばしながら」の文にそぐわない気もする。 - EDの文章から察するに、やはりFC版での浮遊城は「大気圏外の宇宙ステーション」という扱いのようだ。
さらに背景(足元)に地上が全く見えないということは、「上が宇宙側で下が地球側」ではない、
つまり重力の方向も人工的に制御されている可能性がある。RPG「ラグランジュポイント」での設定では、
施設全体が高速回転しており外側へと遠心力が働く為、中の人は内壁側に立って歩きまわることができた。
(実在する宇宙ステーションのように体が浮かずに済む)FCの浮遊城もこれと同様の機構だと仮定すれば、
永久に続く回廊もある程度は説明できるのではないか?(密閉球状の内壁をぐるぐる周っているだけという) - ちなみに作中で確認できる設定(ルフェイン人の町で聞ける)もFC版とリメイク版で少し表現が異なっており、
FC版では「うちゅうにしろをうかべた」「そらたかく ほしの うみに うかんでいます」、リメイク版では「青き星の海に城を浮かべた」「浮遊城は、天空よりはるか彼方」とある。
ここのコンピューターがティアマットの弱点解析をしているが、全く成果が上がっていないようだ。
ちなみにティアマットは石化と毒が弱点。
- FC~WSC版までは解析している様子が見られるだけだが、GBA版以降は「依然…弱点見当たらず…」と解析されている。正しく解析できていない様子がわかる。
- ボスだからステータス異常系や即死系は効くはずがないと考えて最初から除外して解析してるんだろうか。
FC版では機械的な、如何にも宇宙ステーションを想わせる内装だが、
WS版以降は海底神殿や過去のカオス神殿に通じる神殿風のデザインに変わっている。
むしろ某長編アニメ映画に出てくる天空の城に似ているのだが。
- エンディングの「宇宙まで手を伸ばした文明」はFC版では浮遊城の事だと思うのだが
リメイク版のグラフィックだとちょっと話が繋がらないような気がする。 - BGMに関しても同様。とらえどころのないメロディーラインもFC版の風景と原曲を聴けば納得できる。
- リメイク版の浮遊城を見てガッカリしたのは私だけではないと信じたい。
- 真意は不明だが、リメイク版はあのラピュタのような天野絵の浮遊城をイメージしてるのかもね。
FFT
有翼人は、地中にある浮遊石を結晶にする技術を持っていた。 天高い星の海に浮かぶ有翼人の城にもこの技術が使われていたが、 大崩壊で有翼人とともにその技術も失われてしまった・・・。
どうやらFC版に準じて、あるのは宇宙空間らしい。
- 初のリメイクであるWSC版がFFTの3年後の発売だから、準じるのはFC版しかない。
ここで言う有翼人はエグル族だと思われる。
レムレースの更に上空にある「失われた時の城」のことを指しているのだろう。
- …と思われるがRWがパラレルである関係上、それはない。
有翼人はモーグリ族で、浮遊城は空中都市ビュエルバのどこか(おそらくオンドール侯爵邸)である可能性が高い。
無論「失われた時の城」のモデルはこの浮遊城だと思うが。
SOPFFO
遥か天高くにそびえる城。城内は機械仕掛けのギミックで入り組んでおり、電気を帯びた障壁や砲台など、高度な文明の痕跡が多数見受けられる。
最深部には風のクリスタルがあるが、風のカオスであるティアマットが待ち構えている。
地名こそFF1と同じだが、その実態は何者かが第4の時空のバブイルの塔を模造した建造物である。
上述したように内部の仕掛けは全て機械で制御され、大気圏外に存在していることもあり、城というよりも宇宙ステーションのような印象を受ける。