裏技・バグ/【エスタへ向かう前にセントラ遺跡に行き、再トライを選択】

Last-modified: 2021-09-28 (火) 04:33:50

FF8(国内PS版)

FF8発売当初に起こった不具合問題で、Disc3始まって割とすぐに起こるフェータルバグ現象だった。
バグが発生する期間自体は短いため大抵のプレイヤーは引っかからないが、
運悪くバグが起こるタイミングで以下の手順を実行した人はこれに直面し、
ゲーム店への返品や交換依頼が殺到した(1999年2月下旬)。


【視聴覚室】
無機質なBGMが一層不気味さを醸し出す。


  1. Disc3が始まり、ガーデン保健室でのラグナへのジャンクションイベント(トラビア渓谷編)終了後からエスタに到着するまでの期間、ガーデンでセントラ遺跡を探索する。
  2. セントラ遺跡での時間制限ミッションが戦闘中に失敗し、「再トライ」を選択。
  3. その後起こる、エスタ入り口でのラグナへのジャンクションイベント(エスタ編)で、スコールの世界のキャラクターがどのキャラクターに接続するか選ぶ過去編成画面が現れる。

1と2の条件を事前に満たしていた場合、3の画面がフリーズし、一切先に進まなくなってしまう。
こうなると、もはやスクウェアのサポートセンターにデータ修復を頼む以外に対処法はない。
性質が悪いのは、2でバグのフラグが立ってから3で実際にフリーズが起こるまでにかなりの間があること。
ダンジョン一つをクリアしなければならないので、大抵のプレーヤーはバグのフラグごと途中でセーブしてしまい、やり直しも効かないのである。

  • 実際の画面では少しの間過去編成画面で操作可能で、過去編成画面の左側に本来表示されているはずのラグナたちの画像とデフォルトでラグナに接続されているスコールの画像が表示されていない。
  • スコールの画像は表示されていないだけで存在はしているため他キャラと入れ替えることができるが、入れ替えたキャラの画像が代わりに消える。
    左側の列は1番上しか選択できず、本来ラグナがいる位置にカーソルを合わせるとキャラ情報が表示されるスペースに「-」とだけ表示される。

バグを起こさないためには、以下の二つを守ること。

  • セントラ遺跡探索の時期を選ぶ。Disc2かDisc4でセントラ遺跡に挑戦する。
    • Disc3でも、保健室でのジャンクションイベント前、
      或いはエスタでのイベントを終えたラグナロク入手後ならバグは発生しない。
    • バグのフラグが立つのは、あくまでDisc3の序盤のごく短い期間に挑戦した場合である。
      端的に言えば「リノアが意識不明状態の間」での挑戦さえ避ければOK。
  • セントラ遺跡で時間切れになった場合は、決して「再トライ」を選ばない。
    • 「やめる」を選んで一旦ゲームオーバーになるか、一発でクリアすれば時期に関わらずこのバグは発生しない。

フラグが立つのは、ボス以外の敵との戦闘中に時間切れになったときのみ。
移動中に時間切れで「再トライ」を選んだ場合は問題ない。
ボス戦で時間切れになると斬鉄剣全滅するので問題ない。


当時シリーズ史上最大のヒットを記録していた8に発覚したこの致命的なバグは、
ゲーム雑誌などはおろか、朝日・読売といった大手新聞の社会面にすら載ってしまう大騒動に発展した。
断言は出来ないが、テレビゲームのバグが一般紙の記事になった例は後にも先にもこの一件くらいではないだろうか。
何よりも当時としては、隠し召喚獣の潜伏先がこのような形で明らかになったのが一番の痛手となってしまった。
アルティマニアにも注意事項としてこのバグは掲載されている。

  • バグの存在が表面化した日には、NHKのニュースでも報道されていた。
  • 2011年に発売された他社のゲームで、このバグと同種のバグが発見された。
    この手のバグは潜伏期間が長いため、発見が難しいものと思われる。
  • バグ発覚後に出荷された新品の本作にはパッケージ内に後述の通達が記された小さな紙が同梱されている。

バグ発生の条件はそれなりに限定的な状況だけど、バグフラグがセーブされること、
FF8の膨大な売り上げなどを考慮すると、偶然に遭遇した人は結構いるんだろうなぁ。

  • ここに出現するトンベリはタフなのでただでさえ戦闘に時間がかかること
    ゲームオーバーになるぐらいならプレイヤー心理として大抵は再トライを選択するであろうこと
    など、2番目の条件は図ったかの如く非常にハマりやすい構成。
    • もし1番目の時期限定条件がなかったとしたら、被害者は相当な数に及んだであろう。
  • 白いSeeDの船がセントラのどこかの入り江にあると聞いてうろついてたらセントラ遺跡を見つけて……って人が多いと思う。

スクウェアにメモリーカードを送って修正してもらったら、翌年の年賀状が届きました。(もちろんテンプレ)


他の時間制限イベント同様、失敗=ゲームオーバーにしとけば良かったものをなぜリトライ可能にしてしまったのか。


ゲームのプログラムに詳しくない人間からすると、
どういう因果関係でこんなバグが発生してしまうのか少々気になる所ではある。


スクウェアからの通達

FF8(北米・Win版)

海外版、およびそれをベースにしているウィンドウズ版では修正されている。


上記のバグとは別個の現象として、
Windows95/98版には「セントラ遺跡関係なくどうあがいてもDisc3ラグナ編でフリーズする」という更に致命的な現象が存在した。
高速化のためのデータインストールがされている場合に限定したPC版特有の不具合であるようで、インストール形式を標準にすることで回避可能であった。

FF8(UH版/GA版)

アルティメットヒッツ版では修正されていないため、このバグについて注意事項の用紙が入れられている。


ゲームアーカイブスも当時そのままの配信のため、修正されていない。

FF8リマスタード

リマスタード版では当然ながら修正されている。