音楽/【未知なる大地】

FF5

第二世界フィールドで流れる音楽。
第一世界とは打って変わり、落ち着いたシリアスな雰囲気の曲。
元の世界に戻れるか分からない不安感や、沼地や森が多く少し暗い雰囲気の第二世界をよく表している。
すぐに飛竜や潜水艇といった移動手段を得ることや、第二世界をクリアすると聴けなくなるという理由から、
聴ける期間はかなり短い。

最初はその暗く沈んだ曲調で不安感を煽られてしまうが、
ゲームを進めて、何度も繰り返し聴いているうちに
「例えガラフ達の世界から戻れなくなったとしても構わない」という気にさせてくれる不思議な曲。
曲の後半部分がうっすらと希望を指し示す美しい旋律で構成されているからなのかもしれない。

後半に「大いなる翼を広げ」のフレーズが入り、最後はアムルの街のフレーズが入る。

一見シンプルな曲調だが、冒頭のみCmですぐ全音下のBbmに転調、以降ループまでずっとBbmという少し変わった作り。

2種類のスネアドラムの音が交互に繰り返されるのが特徴。
カンカンカン…と乾いたエコーを響かせる音が耳に心地よい余韻を残す。
明るい曲ではないが悲壮感が漂う感じでもなく、寂しさと優しさの同居した曲調は
悲しい出来事を乗り越えて進む第二世界のテーマとしてピッタリである。

FF5(GBA版)

GBA版では採譜ミスが目立つ音がある。
ただFF6の決戦のように音階ミスではなく、一音だけ遅れている感じ。

• それを含めて微アレンジしているようにも感じられる。

DFFOO

ギルガメッシュ入手イベント「更なる戦いを求めて」で流れる。
モグに「次元の座標」を送った後、パーティが呼んだ時、カッコよく参上しようと決め台詞を残して去っていく。
かつての敵と共闘することに不思議な感情を覚えたバッツやガラフの様子にマッチしている。