FF1
使うと自分の攻撃力と命中率を上げるクラス7の黒魔法。
が、使えるのが黒魔道士だけという時点で既に使えない魔法である。
黒魔道士の攻撃力を上げてもどうしようもないし。
しかもFC版では表示だけで実際の効果がないというバグのオマケつき。役立たず。
- 黒魔道師以外のキャラもきょじんのこてを使えば発動できる。
本来は黒魔道士でも打撃が使い物になる、と言う狙いの魔法だったのだろう。
あるいはD&Dのオマージュのために用意されたものか(詳細は巨人の小手を参照)。
- 「黒魔道士でも打撃が使い物になる」というのであれば、D&DのLV9黒魔法であるモルデンカイネンズソードが元ネタだろう。(モルデンカイネンはこの魔法を発明した黒魔道士の名前)
FC版の説明書では「命中率40%アップ、与えるダメージ15%アップ」という説明で、
リメイク版で実際に設定された効果とも異なる。
ついでに魔法の名前自体も何故かゲーム本編と違い「セーバ」表記になっている。
FF1(WSC版以降)
きちんと効果を発揮するようになり、きょじんのこての有用性が上がった。
もっとも本来の使用者であるはずの黒魔道士には相変わらず無用の長物なのだが。
FF1(GBA版以降)
GBA版ではヘイストと併用すれば相当なダメージを叩きだす事も可能。
ただしGBA版ではより効果の高いスピードドリンクが買えるので使用頻度が下がってしまった。
とは言えスピードドリンクは値段の高い消費アイテムなのでこちらの方が使えるかもしれない。
- セーバーは攻撃+16・命中+10。スピードドリンクは命中+32なのでどちらが上と言うことはない。
能力強化の上限は本来の値に加えて255、攻撃回数は命中32ごとに増えると言うことを頭に入れ、
無駄のないように使っていきたい。
黒魔でもデフォルトの命中が255に達するし、アルテマウェポンやオリハルコンといった強力な武器も追加。
それなりに鍛えていることが前提だが、魔法としてのセーバーも利用価値がある。
巨人の小手と併用して2人を同時に強化しよう。
FF12
敵専用技。
HP消費攻撃の効果を得る。
通常攻撃と一部技のダメージが2倍になるが、その代わりに与えたダメージ分ダメージを受けるようになる。
FFTA2
イルーア(ナイトシェイド)が使用する「ファンタズム」の1つ。
効果はFF1と同じで、自分の攻撃力と命中率を上昇させるというもの。消費MPは0。
デスペルをかけてやると毎ターンこればかり使ってくる。
- 強力なディメンジョンを避ける手段としては有効かも?