コメント/死の秘宝
Last-modified: 2024-10-12 (土) 23:41:53
死の秘宝
- notes2に"zoomがズームイン/ズームアウトの意味じゃないとようやく理解できたみたいだね。"とあって赤太字にされていますが、zoomはシリーズ中にたくさん出てくる単語で(クィディッチのシーンなどに)適切に訳されている箇所もたくさんあります。だからこれは原書をあまり読んでいない人の憎まれ口ですね。 -- まとめ人?
- tuberの訳について 指摘されてないので補足として。「塊茎」とはジャガイモのようなのを指します。さつまいものようなものが「塊根」。なので「塊根」の方が適切だと思います。tuberの訳として「塊根」はOKなようです。英語版のWikipediaも見て確認しました。また、「根茎」という言葉もあります(ショウガなど)。これもありかな? -- へもへも
- コメントありがとうございます。
種(鞘)の中に入っているものが茎とはこれいかに、という感じですね。
この直後 green roots という別の表現もされているので、植物学的には「根っこ」っぽくあります。
wriggling していて slimy だし、6巻でも7巻でも worms のようだと書かれているので、ミミズのような細くて長くてナマっぽいものをイメージします。
ただ、ここは tuber の訳語の適不適よりも pod の訳語の方が気になるところで、
塊茎に言及するとしたら、ピーブスが「ブンブン飛び回」ったり、「太ったイモムシのような」tuberが「ごにょごにょ」と…といったひとつづきのシーンの中で「塊茎(塊根)」という表現がはたして適当なのか?ということになってくると思います。
スナーガラフが出てくる6巻の薬草学の授業のシーンを読んでみても、いまいちこの pod の質感がわかりません…
ハーマイオニーがスナーガラフから取り出した pod は pulsating していて、彼女は気持ち悪がっています。さらに先生はそれを squeeze しろと。
そしてハリーが移植ごてで叩きまくっていた pod は resilientな、だと…
-- nevi
- おはようございます。今まではrom専だったのですがこの話題が気になって…ついでてきてしまいました。neviさまはtuber<podとの認識のようでいらっしゃいますが、私はneviさまのtuberの説明を読んでバッタリ倒れそうになりました!(ちょっと大げさですが^^;)「イモムシのような塊茎」からはミミズがスライミーなんて図は浮かばないのですが、よかったらneviさまのこのシーンのイメージ図を教えていただけませんか!御回答によっては新しいBBSにトピックを作ってもいいレベルだと思います。 -- rose
- ちなみにpodは厚めのゴムのようなものでできたエンドウ豆のサヤをイメージしていました。ぶにょんぶにょんとresilientしていて割る取っ掛かりがなくハリーが乱打していたのかなと。あと授業ではスプラウト先生の後頭部にぶつかって帽子を吹っ飛ばすシーンがあったと思うのですが、硬いものだと先生は怪我をしているんじゃないかなと。それに硬い「種」が脈動・拍動するというのはちょっとイメージできません。 -- rose
- とっくに指摘されてそうですが一応。9章p.240 色黒の死喰い人 UK p.139 the darker Death Eater ドロホフが色黒というのに違和感あったので調べましたがHarry Potter Wikiによるとドロホフは不死鳥の騎士団でpale(蒼白い)と書かれており、ここのdarkerは髪の色とのことです。すでに肌の色の情報があった以上ここは誤訳といえると思います。仮に肌の色の情報が無かったとしてもdarkerと比較級で書かれていて比較対象がブロンドの死喰い人な時点で髪の色じゃないかって気づいてほしいですけど。17章p.500[ -- ヘキサ
- 途中で投稿してしまった。17章p.500 「おじさん、すごい変装だね!」 ハロウィンだから仮装って言わない?鼻の無いヴォルデモートを見てハロウィンの仮装だと思ったんでしょう? 32章p.392 吸魂鬼はいまや雲散霧消した。 UK p.522 and now the Dementors scattered in earnest, ディメンターは倒すことができないという作者発言があるらしいと聞いていたので、雲散霧消という消滅させたみたいな言葉を使うのはどうかな、と。ディメンターは散り散りに逃げ出した感じでしょ。この当時その作者発言は無かったかもしれないけどできれば正確に訳してほしい。 --
- 個人ブログ見るとほかにも誤訳や訳抜けがまだまだあるみたいですね。パクリになるので具体的には書けませんが。 -- ヘキサ
- note2の墓石についてですが、The last enemy that shall be destroyed is death.はもともと聖書の言葉です。(コリントの信徒への手紙一 15:26)しかも1611年のジェームズ王欽定訳のもの(最近のはdestroyedではなくabolishedになっているようですから)。 これを日本語に翻訳するにあたって、日本聖書協会の文語訳「最後の敵なる死もまた亡ぼされん」をそのまま用いたのだと思います。ちなみにケンドラとアリアナの墓に刻まれた「汝の財宝……」も聖書の言葉です。--
- こういうのこそ注釈入れるべきよなぁ --
- ジェームズとリリーの墓石は新しいから文語訳より口語訳のほうがあってそう --
- 結構誤訳多いなぁ... --
- > ブランコをどんどん高く漕いでいく幼いほうの少女を見つめる彼の痩せこけた顔には隠しきれない渇望があった。 ←素敵な訳ですねぇ。日本人にもきちんとスネイプの心やキャラクターが映像に伝わります。様々な名訳がありますが美しく想像させる日本語にしたハリーポッターを読んでみたいと思わせる。 --
- 再読に際し、皆様方の情報の積み重ねと、管理人様のご尽力に感謝いたします。『章ごとのまとめ』をベースに読んでいるのですが、『notes』、『訳BBS』、『話題の問題点』、コメントなどにも多くの情報が埋もれているようで、追いかけるのが大変そうです。 --
- ハリポタの日本語訳がトンチキなのに気付いたのは大人になってからだから、正直もう癖になってしまった。違和感や誤訳も含めて「こういう世界観なんだなー」とすんなり許容範囲にできるくらいにはハリポタの世界観は懐が深すぎる。流石に「マホウトコロ」はどうかと思うけど…… --