エミリーとゴミあつめ

Last-modified: 2023-03-12 (日) 19:09:33

「ウィフだったらきっと喜んで手伝ってくれるのに...、彼は友達になろうとしてたのに、私は意地悪をしちゃった。ウィフを見つけて謝らなきゃ!」
エミリーとゴミあつめ

日本版タイトルエミリーとゴミあつめ
英米版タイトルEmily's Rubbish/Emily and the Garbage
脚本ウェイン・ジャックマン
放送日・2007年9月3日(英国)
・2007年9月8日(米国:劇場公開)
・2007年9月9日(米国:TV放送)
・2008年4月1日(ドイツ)
・2009年4月29日(日本)
・2010年5月24日(ハンガリー)
・2011年9月12日(オーストラリア)
日本話数第266話
第4話(シーズン内)
英国話数第264話
第2話(シーズン内)
この話の主役エミリーウィフ
シーズン第11シーズン
登場キャラクターAトーマスヘンリーゴードンジェームスエミリースペンサーウィフエリザベス
(未公開シーンのみ:ソルティー
登場キャラクターB無し
(テレビ東京テロップのみ:ネビル
登場キャラクターCマードックモリーネビルアニークララベル
登場人物A無し
登場人物Bエミリーの機関士エミリーの機関助手
登場人物C無し
登場人物Dボックスフォード公爵 (言及のみ)、ボックスフォード公爵婦人 (言及のみ)
登場スポットナップフォード操車場
踏切
信号所の待避線
橋の下の単線のトンネル
あらすじ・エミリーは、新しい機関車と仕事をする事になりとてもワクワクしていた。彼女はカッコ良くて役に立つ機関車だとイメージしていた。しかし予想に反してウィフは変な汽笛を鳴らし匂いが臭くてとても汚かった。エミリーは一緒に仕事をするのが嫌になり逃げてしまうが…。
メモ・トーマスの登場は冒頭のみ。
・眼鏡を掛けた珍しい機関車ウィフ初登場。
・ヘンリーとゴードンとジェームス、第6シーズンパーシーとゆうれいこうざん』以来久々にを組んで活動する。
・エドワードとパーシーとトビーが一切登場しない回でもある。
・マードックは第8シーズンパーシーとまほうのじゅうたん』、ネビルは第9シーズンあたらしいきかんしゃネビル』以来久々の登場*1
・エミリー、第8シーズンエミリーのぼうけん』以来久々にエリザベスと会話し、今回スペンサーと初めて会話する。
・エミリーの隠れ場所を次々と見つけるウィフ。
ゴミの貨車は数える程度しか無いのに、エミリーだけでは牽引出来ない程の重さがある模様。
・スペンサー、ウィフを馬鹿にするもすぐに見直す*2*3
・エミリー、このエピソードで極度の潔癖症を克服する。
・未公開シーンではソルティーの出番も有ったが、キャンセルされている。
台詞ナレーターエミリーはとても立派な緑色の機関車だ。彼女は自分の大きな車輪やピカピカのボディがとても自慢だった。或る朝の事エミリーはとてもワクワクしていた。今日は新しい機関車と一緒に仕事をするのだ。」
エミリー「かっこよくて役に立つ機関車だといいな。」
ナレーターエミリーは信号でトーマスに会った。」
トーマス操車場で新しい機関車が君を待ってるよ。」
エミリー「会うのが楽しみだわ!」
ナレーターエミリーはそう言うと急いで走り出した。操車場へとやって来たエミリーは新しい機関車を探した。だが、そこにいたのは今まで見た事も無い程、汚らしい機関車だった。」
ウィフ「やぁエミリー、こんにちは。僕はウィフだよ。ちょっと臭うかな?君がゴミ集めを手伝ってくれるんだよね?」(初台詞)
ナレーターエミリーは嫌な気分になった。」
エミリー「ハァー、仕方が無いわ…。じゃあ始めましょう…」
ナレーターゴードンジェームスヘンリーとお喋りをしていた。やって来たエミリーウィフを見て皆が笑い出した。」
ジェームスエミリー。この変テコな汽笛を鳴らす汚い友達は誰だい?」
ゴードン「遠くからでも臭いがしてたぞ。」
ウィフ「僕の名前はウィフだよ。」
ヘンリー「変な名前だね。それに変な臭いだ。」
ナレーターエミリーは恥ずかしくなってすぐに走りだした。ウィフもその後を追いかける。その後もエミリーウィフは他の機関車達とすれ違い、その度に皆に笑われた。」
エミリー「もう、からかわれるのは嫌だわ。ウィフから離れなきゃ。」
ナレーターエミリーは力一杯ピストンを動かした。」
ウィフ「おーい、待ってー!」
ナレーターウィフが呼び止めたが、エミリーは止まろうとしないウィフはすぐに追いつけなくなってしまった。エミリーはホッとした。」
エミリー「追い付けない方がいけないのよ。」
ナレーター「その後、エミリーは踏切でエリザベスに会った。」
エリザベス「新しい機関車はどうしたの?」
エミリー「えっと、迷子になったみたい。」
ウィフ「僕は迷ってないよ、やぁ!」
エリザベス「まぁ、新しい仲間は紹介してくれないの、エミリー?」
ナレーター「だが、ウィフと関わりたくないエミリーは、大急ぎで後ろへと走り出してしまった。」
ウィフ「待ってよねぇ!」
ナレーターエミリーは支線が有る事に気付いた。」
エミリー「ここならきっと、ウィフに追いつかれないわ。」
ナレーター「すると、本当にウィフエミリーに気付かないまま本線を走って行く。エミリーはそのまま走り続けてウィフから離れていようとした。でもどんなにエミリーが逃げてもウィフは必ず追い付いてくる。どのトンネルに入っても、どの側線に居ても見つかってしまう、ようやくエミリーウィフから逃げ切れた。」
エミリー「あぁ良かった。あんな汚らしい機関車と一緒に仕事をして笑われるなんてもううんざり~!」
ナレーター「その時エミリースペンサーがいることに気付いた。とても怒っているようだ。」
スペンサー「僕は公爵夫を大事な昼食会に連れて行かなきゃいけないんだ!なのに、この臭いゴミの貨車の所為で通れないんだよ!!」
エミリー「大変だわ…。」
ナレーター「それはエミリーウィフが片づけておく筈の貨車だった。」
スペンサー「誰か此奴を退かしてくれよ!」
ナレーターエミリーはそれが自分の仕事だと分かっていた。」
エミリー「私がやるしか無いわねぇ…あー嫌だ。」
ナレーターエミリーは貨車を繋げると力一杯引っ張った。でも彼女だけで動かすにはこの貨車は重すぎた。丁度そこへ、ゴードンが通り掛かる。」
エミリーゴードン!このゴミの貨車を動かすのを手伝ってくれない!?」
ゴードン「俺が?!フン!冗談じゃないぜ!」
エミリージェームス!ゴミの貨車を動かすのを手伝ってくれない!?」
ジェームス「う゛え゛ぇぇぇ…お断りだね!」
ナレーターエミリーは困り果ててしまった。」
スペンサー「早くしてくれよな!全く…!!」
エミリーウィフだったらきっと喜んで手伝ってくれたのに…、彼は友達になろうとしてたのに私は意地悪をしちゃった。ウィフを見つけて謝らなきゃ!」
ナレーターエミリーは彼方此方探し回ったが、ウィフはどこにも見当たらない、その時ウィフの可笑しな汽笛の音が聞こえて来た。」
ウィフ「やあエミリー!良かった。ずっと探してたんだよ。」
エミリー「貴方から逃げようとしてごめんなさい…。」
ウィフ「気にしないでよ。探してくれてありがとう!さあ仕事に取り掛かろう!」
エミリー「もう大丈夫よスペンサーウィフが手伝いに来てくれたわ!」
スペンサー「えぇ~!?この汚らしい機関車に動かせる訳が無い!」
ナレーターウィフを見てスペンサーが馬鹿にする。」
エミリーウィフと一緒に私が運ぶわ。」
ウィフ「ありがとうエミリー。」
ナレーターエミリーウィフゴミの貨車を連結すると、あっと言う間にそれを移動させた。スペンサーはすっかり感心してしまった。」
スペンサー「ほう。ウィフは本当に役に立つ機関車だな。」
エミリー「そうでしょう?ウィフは私の新しい大切な友達なの。」
英国版CVナレーターマイケル・アンジェリス
米国版CVナレーターマイケル・ブランドン
日本版CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
ヘンリー金丸淳一
ゴードン三宅健太
ジェームス江原正士
エミリー山崎依里奈
スペンサー宗矢樹頼
ウィフ河杉貴志
エリザベス根本圭子
シリーズ前回
(英語)
トーマスとしょうせつかシリーズ前回
(日本)
トーマスとヨット
シリーズ次回トーマスのあこがれ
参照画像・参照はエミリーとゴミあつめ/画像

*1 但し、2とも台詞が無い。
*2 後にもう一度馬鹿にするものの、再び見直す。
*3 この話から数年後、ゴードンもウィフを見直す事になる。