「今のは見事なキャッチね、カーリー。頼もしいサンディーがいなくなったら大変。」
名前 | エミリー |
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英名 | Emily |
性別 | 女 |
車体番号 | 第7シーズン-第24シーズン中盤:無し |
第24シーズン終盤-:12 | |
車軸配置 | 4-2-2 |
所属鉄道 | ノース・ウェスタン鉄道 |
線/支線 | 本線 ブラック・ロッホ線→トーマスの支線 |
運用 | ・トーマスの支線での旅客列車牽引が主な仕事、以前はブラック・ロッホ線で旅客列車牽引を行っていた。 ・時々、貨物列車牽引を行う時がある。 ・稀に本線で急行客車又は支線客車の牽引を行う時もある。 ・たまにウィフのゴミ処理場とレッジの屑鉄置き場まで貨車を牽引する事もある。 ・AEGシリーズ*1ではトップハム・ハット卿の移動手段になっている。 |
分類 | ・蒸気機関車 ・テンダー機関車 ・スチーム・チーム ・レギュラー機関車 |
TV版初登場シーズン | 第7シーズン『あたらしいなかまエミリー』 |
TV版初台詞 | 「どうぞ宜しく!」 |
一人称 | 私 |
二人称 | あなた |
あんた(第8シーズン『ゴードンとおなじ』) お前(第19シーズン『ディーゼルのクリスマスキャロル』) ※一時的。 | |
説明 | ・中央の大きな動輪(シングル・ドライバー)が特徴的な深緑色の中型蒸気機関車の女の子。 ・自分専用の客車を所持しているが、貨車を牽引する事もある。 ・急行用の機関車でスピードに特化した構造の為、セレブリティーと同様、「ドームの無い機関車」である*2。 |
性格 | ・品行方正で、礼儀正しく真面目で親切。 ・人助けと他人の失敗のフォローが得意で、彼女のお陰で救われた車両も多くいる。 ・かつては我侭で高飛車な性格で、他の機関車や非鉄道車両などを困らせていた。 ・また、せっかちな性格で、時間に厳しく、待つのも嫌いだった。 ・そして、完璧主義者で神経質な面があり、物事がうまいくいかないと激しく落ち込んだり貨車達に八つ当たりする事もあった。 ・男勝りで、思った事をストレートに口にする、正直者な一面がある。 ・体調を崩した仲間をソドー整備工場に連れて行く、失敗をして落ち込んだ仲間に慰めの言葉をかけるなど、慈悲深い面もある。 ・不正を嫌う正義感が強い性格で、悪ふざけはあまり好きではないらしい。 |
TV版での経歴 | ・第7シーズンから登場。制作体制が変わったのを機にレギュラー機関車入りし、それ以降は全シーズンに登場。 ・クラシック・シリーズは親切で正義感が強い性格だったが、新シリーズ以降はソドー島の生活に慣れてしまったのか他の機関車に我侭な態度を見せたり失礼な言葉を発する描写が登場している。だが、シリーズが進むごとに不躾な態度をとる描写は減り、優しい性格が再び定着しつつある。 ・第7シーズンで初登場してから第23シーズンまで、長らくの間車体番号を所持していなかったが、第24シーズンより車体番号『12』が追加される。 ・第12シーズンでは小顔だったり大顔だったりと顔の大きさが安定しない。 ・ノース・ウェスタン鉄道に配属された当初はトーマスの客車であるアニーとクララベルを無断で引き、トーマスの怒りを買っただけでなくエドワードやパーシーから無視され、肩身が狭い思いをした。その後、オリバーを助けた功績を讃えられた事で鉄道の一員として認められ、客車を贈呈された。また、ヘンリーを助けたり、道路に復帰したものの、大失敗をして落ち込んだバルジーを慰めた。そして、彼女の一言はバルジーの転機のきっかけになった。ソルティーの物真似をするトーマスとパーシーに注意した事も。 ・第8シーズンではハロウィンの夜にハリーとディーゼル機関車のバートの悪戯が原因で防水シートを被って暴走する羽目になってしまった。そして、バーティーを見捨てたり*3、エドワードとトレバーとエリザベスに我侭な態度を執って、彼女達を傷つけてしまった。 ・第9シーズンではディーゼルと一緒にゴードンをガラガラ呼ばわりして罵倒した。その後、モリーの仕事内容にいちゃもんを付けた。 ・第10シーズンではトップハム・ハット卿に貨車の入れ替えを頑張ったディーゼルにご褒美を与えるよう、おねだりした。 ・第11シーズンではノース・ウェスタン鉄道に配属されたばかりのウィフと一緒に仕事をする事になったが、汚れ仕事とウィフの汚れたボディが嫌になり、仕事放棄しようとした。その後、エリザベスに諭され、汚れ仕事とウィフの汚れたボディを受け入れ、彼に謝罪した。そして、ウィフと仲良しになった。 ・第12シーズンでは嵐で大荒れになったソドー空港を元の綺麗な空港に戻す為、トレバーを連れに行った。然しその途中で泥沼に沈んだ。そしてその後、マードックに助けられた。 ・第13シーズンではナップフォード駅長からナップフォード駅近くの花壇に植える花の運搬を依頼されたが、自身の不注意が原因でファークァー採石場を目茶苦茶にしてしまい、メイビスに呆れられた。 ・第14シーズンはトーマスがソドー・ユナイテッドの選手達を乗せた特別列車を牽引する事になって悔しい思いをし、自身は洗濯屋に洗濯物を持って行くよう頼まれた事に不満を漏らしていた。 ・第15シーズンではミスティアイランドの機関車達の鳥の囀りのような汽笛を聞いて羨ましくなり、自分も鳥の囀りのような汽笛を鳴らそうと奮闘した。然しその所為でほっぺを膨らませる自身の姿をゴードンやチャーリーに笑われたり、ヒロに調子が悪いと勘違いされてしまった。 ・第16シーズンでは「パーティー機関車」に選ばれ、ボディに派手な装飾を施して貰い、満面の笑みを浮かべていた。また、重たい貨車に悪戦苦闘したが、ウィフに救われ、彼に感謝した。そして、エドワードの代わりにゴードンの丘での後押しを請け負い、ジェームスを助けた。 ・第17シーズンでは脱線事故を起こしたディーゼルを助け、彼から感謝された。また、ランプとランプ棒が追加された。そして、奪われたクリスマスのオーナメントを奪還する為、トーマス達と共にディーゼル10を追いかけた。 ・第18シーズンではクリスマスの夜、除雪作業に励んでいた。そして、トップハム・ハット卿からソドー動物園に飾る為の地球儀の運搬を依頼されたが、自身のミスで大騒動を起こしてしまった。 ・第19シーズンでは屑鉄置き場の前で立ち往生していたトビーを、ヘンリエッタと一緒に迎えに行った。また、壊れた際にコナーと競争していたケイトリンに整備工場に連れて行ってもらった事かきっかけで流線型のボディに興味を持ち、流線型のボディになった自分の姿を妄想した。そして、トーマスやソルティーと共に、クリスマスなのに人助けをしようとしないディーゼルに人助けをさせようと奮闘した。 ・第20シーズンではトーマスやポーターと共に、変顔でジェームスをからかった。また、ヒューゴに「仕事を取られる」と思い焦った。そして、ブラッドフォードから「ゆっくり走れ」と言われて嫌そうな顔をした。 ・第21シーズンではトップハム・ハット卿のお母さんの手痛いミスの所為で、酷い目に遭う。そしてその後、トップハム・ハット卿のお母さんの大失敗をフォローし、トップハム・ハット卿のお母さんに感謝された。また、ドナルドとダグラスと初めて働く事になったが、双子が仕事放棄して喧嘩を始めた時に長編成の貨物貨車を支えきれず、ゴードンの丘の麓で脱線してしまい、ハーヴィーに助けられた。その後は双子と共に働くのは懲り懲りなのか、本人曰く「間には入らない」そうである。 ・第22シーズンではトーマスとサムソンとブラッドフォードとレベッカと一緒に花火大会を見物した。そして、「見えない機関車」の存在を信じるパーシーとは正反対で、「見えない機関車」の存在を信じていなかった。 ・第23シーズンでは手摺りのデザインが変更され、コンセプトアートと同じになった。また、ソドー・レンジャーをキャンプ地まで連れて行く仕事を任されたが、『自分の客車に貨車を連結するのは嫌』という理由でソドー・レンジャーの貨車を置き去りにした上、倒木が原因で動けなくなり、ニアにソドー・レンジャーの貨車を持って来てもらい、ソドー・レンジャーに倒木を動かしてもらった。その後、ソドー・レンジャーを無事にキャンプ地まで連れて行く事ができた。 ・第24シーズンでは自分は1人で仕事をしているのに、他の機関車は2人一組で活動しているのを見て、自分は孤独だと思い込んでいた。また、犬のファジーに頼まれ、事故を起こしたトーマスを助けに行った。そして、事故に遭ったジェームスとパーシーとレベッカ、崩れかけた橋から落ちそうになったバーティーを始めとした自動車、それから橋の瓦礫の下敷きになりそうになったゴードンを助けたご褒美に、トップハム・ハット卿からソドー島の安全を守る仕事と車体番号『12』を与えられた。 |
『All Engines Go』シリーズでの経歴 | |
・第25シーズンから登場する。 ・緩衝器の色が黒色になった*4。 ・オリジナルシリーズ同様、正義感が強く親切な性格。 ・トップハム・ハット卿の移動には彼女が同行している。 ・オリジナルシリーズと比べ、カメオ出演での出番が多く、台詞ありの登場は少ない。 ・第27シーズンからソドー島の安全を守る仕事に専念する事になり、トップハム・ハット卿を送迎する仕事から離れる事になった。 | |
長編作品での経歴 | ・長編第2作で長編作品デビュー。ティッドマス機関庫が工事中だったトーマスをナップフォード機関庫に泊めてあげたが、トーマスのいびきが煩く、よく眠れなかった。 ・長編第3作では行方不明だったトーマスが無事見つかった事をアーサーに伝えてもらった*5。 ・長編第4作ではスペンサーのスピードに驚いた。 ・長編第5作ではソドー島に帰還したトーマスを優しく出迎えた。 ・長編第6作ではチャーリーと一緒にフリンの来島を歓迎した。その後、トーマスとパーシーとケビンと共にディーゼル10達からソドー整備工場を取り戻す為に立ち向かった。 ・長編第7作では災害に遭ってボロボロになったパクストンをディーゼル整備工場に連れて行った。 ・長編第8作では具合が悪くなったヘンリーをソドー整備工場に連れて行った。 ・長編第9作ではトーマスとパーシーにゲイターが出港する事を伝えた。 ・長編第10作では出番なし。 ・長編第11作では落とし穴に落ちてボロボロになったトーマスをソドー整備工場に連れて行った。 ・長編第12作ではコンテストに派手な装飾で出場して脚光を浴びるが、残念ながら、優勝は彼女と同じシングル・ドライバーの機関車に獲られてしまった。 ・長編第13作ではヘンリーの代走でフライング・キッパーを牽引した。 ・長編第14作ではカーリーがトーマスを船に乗せた事をトップハム・ハット卿に知らせた。そして、世界一周の旅から戻って来たトーマスを優しく出迎え、ニアの歓迎パーティーに出席した。 |
その他の経歴 | ・YouTube限定動画ではトーマスとパーシーと一緒にオーストラリア旅行に出かけ、ラグビーの試合にも参加した。 |
モデル | スターリングシングル4-2-2テンダー機関車(グレート・ノーザン鉄道) |
その他 | ・彼女のモデルにあたる蒸気機関車(スターリングシングル)はエドワードのモデルにあたる蒸気機関車(クラスK2)より製造年は前であるが、作中ではエドワードより新しい機関車扱いを受けている。 ・スタッフが描いたコンセプトアートではボディカラーはペルシアグリーンで、プレートやヘッドランプが付いていたり、手摺りのデザインが異なっていた。 ・『Thomas and the Beanstalk』に登場した金色の蒸気機関車の顔は、彼女の顔に化粧を施したものを使用していた。 |
玩具 | ・プラレール/トラックマスター ・カプセルプラレール(通常/装飾付き)*6 ・木製レールシリーズ(通常/流線型)/ウッド ・トミカ ・バックマン/ホーンビー*7 ・新トーマスとなかまたち/げんきなトーマスとなかまたち/なかよしトーマス ・アーテル ・テイクアロング/テイクンプレイ/アドベンチャーズ |
英国版CV | ・テレサ・ギャラガー(長編第4作-第24シーズン) ・マリー・エキンス(第25シーズン-) |
米国版CV | ・ジュール・デ・ヨング(長編第4作-第24シーズン) ・ケイラ・ロレット(第25シーズン-) |
英米版CV | その他 |
・レイチェル・ミラー(『Thomas' Magical Birthday Wishes』、『トーマスとたのしくまなぼう!』) | |
日本語版CV | ・塩山由佳(第7シーズン-第8シーズン) ・山崎依里奈(第9シーズン-第24シーズン、長編第17作) ・竹内恵美子(第25シーズン-) |
参照画像 | 参照はエミリー/画像 |