「ソドー島の名所に行くことが出来ませんでした。ジェームスのお客さんをメイスウェイト駅に連れて行って、エミリーの小麦粉をパン屋さんに運んで、パーシーを水の中から助けていたんです。」
日本語版タイトル | トーマスとしょうせつか | ||
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英語版タイトル | Thomas and the Storyteller | ||
脚本 | アビ・グラント | ||
放送日 | ・2007年9月3日(英国) ・2007年9月9日(米国) ・2008年4月4日(ドイツ) ・2009年6月3日(日本) ・2010年5月27日(ハンガリー) ・2011年9月17日(オーストラリア) | ||
日本話数 | 第271話 第9話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第263話 第1話(シーズン内) | ||
この話の主役 | トーマス | ||
シーズン | 第11シーズン | ||
登場キャラクターA | トーマス、ジェームス、パーシー、エミリー | ||
登場キャラクターB | 無し | ||
登場キャラクターC | エドワード、ヘンリー、ゴードン、トビー | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、有名な小説家 | ||
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、ソドーブラスバンド、スティーブン・ハット、ブリジット・ハット、子供達、乗客 | ||
登場人物C | トーマスの機関士、ソドー島の市長、メイスウェイト駅長、アビー駅長 | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・ブレンダム港 ・ゴードンの丘 ・ソドーパン屋 ・メイスウェイト駅 ・アビー駅 ・廃墟のお城 ・図書館 | ||
あらすじ | ・今日は新しい図書館がオープンする日だった。そして、今日は有名な小説家がきて、子供達に特別なお話をする。そして、その有名な小説家を迎えに行く役目はトーマスに任せられた。トーマスはドキドキして…。 | ||
メモ | ・当時のスチーム・チームのメンバー以外の機関車達が登場しない回。 ・パーシーが水に浸かるのは今回で3度目となる。 ・トーマスとパーシーが重連するのも4回目となる。また、トーマスとエミリーが重連するのも3回目となる。そしてジェームスとは第1シーズン『ジェームスのだっせん』以来久々に重連する。 ・第3シーズン『パーシーとこうずい』以来、水に浸かるパーシー。 ・あの時のパーシーとアニーとクララベルとスカーロイとダンカンに続いて 水溜まりの中を突き進むトーマス*1。 ・故障してからすぐに修理されたのか、開館式に間に合ったジェームスとパーシーとエミリー。 | ||
台詞 | ・ナレーター「今日はソドー島にとって大切な日だ。新しい図書館がオープンするのだ。誰もがワクワクしていた。開館式ではバンドの演奏があり、赤いカーペットや沢山の本が用意されるのだ。子供も大人も誰もが、本を読んだりお話を聞いたりするのが大好きだった。今日は有名な小説家が来て、子供達に特別なお話をする。機関車達はみんな、有名な小説家を迎えに行きたかったが、その役目はトーマスに任された。トーマスはドキドキした。」 ・トップハム・ハット卿「有名な小説家さんをソドー島の名所に案内するんだ。特別なお話を作ってくれるようにな。開館式には時間通りに到着するんだぞ。」 ・トーマス「分かりました。トップハム・ハット卿。素敵な場所なら全部知ってます!!」 ・ナレーター「トーマスはブレンダムの港へ向かった。彼は小説家を案内するのが楽しみだった。港に到着すると、彼は辺りを見回し、有名そうな人を探した。でも、メモ帳と大きなビスケットの缶を持った女の人しか見つからなかった。」 ・トーマス「あなたが小説家さんですか?」 ・有名な小説家「えぇ、そうよ。あなたがトーマスね。早速、ソドー島の名所を見せてちょうだい。」(初台詞) ・トーマス「もちろんです!!」 ・ナレーター「トーマスは嬉しそうに答えた。そして、彼女が乗り込むとすぐに、トーマスは港を出発した。」 ・トーマス「海賊の入江はここから遠くありません。まずはそこに行きましょう!」 ・ナレーター「海賊の入江には、海賊達が宝物を隠すのに使っていたといわれる、たくさんの洞窟と秘密のトンネルがあった。」 ・トーマス「素敵な海賊の宝物のお話が作れると思いますよ!!」 ・ナレーター「だが、その途中の線路でトーマスはジェームスに会った。ジェームスは困っていた。」 ・ジェームス「故障しちゃって動けないんだ。僕は時間に正確な機関車なのに。メイスウェイト駅に時間通りに行かなくちゃならないんだ。」 ・トーマス「すみません、小説家さん。えっと…海賊の入江には行けなくなりました。友達を助けなくちゃ!」 ・ナレーター「トーマスは、ジェームスと客車を連結するとすぐに出発した。」 ・ジェームス「ありがとう、トーマス。助かったよ。」 ・ナレーター「トーマスはメイスウェイト駅に着いた。もちろん時間通りだ。」 ・トーマス「丁度丘を越えた所に、廃墟になったお城があります。これからそこに行きましょう!」 ・ナレーター「トーマスは出来るだけ速く走った。お城には高い塔と、とても大きな扉があった。そのお城には、昔ソドー島の王様?と王妃様が住んでいたと言う。」 ・トーマス「素敵な王様?と王妃様のお話が作れると思いますよ!!」 ・ナレーター「でも、その途中でトーマスは側線にいるエミリーを見つけた。エミリーは悲しそうだった。小麦粉をパン屋さんに運ぶ途中で汽笛が壊れてしまったのだ。汽笛が無いととても危険だ。」 ・トーマス「すみません、小説家さん。えっと…廃墟のお城には行けなくなりました。友達を助けなくちゃ!」 ・ナレーター「トーマスはエミリーを連結すると、すぐにパン屋さんへ向かった。」 ・エミリー「ありがとう、トーマス。助かったわ。」 ・ナレーター「トーマスはパン屋さんに着いた。もちろん時間通りだ。エミリーも嬉しそうだ。そしてトーマスはまた走り出した。」 ・トーマス「ここから霧の谷まで遠くありません。今からそこに行きましょう!」 ・ナレーター「霧の谷にはたくさんの不思議な魔力があるという噂だった。」 ・トーマス「不思議な魔法のお話が作れると思いますよ!」 ・ナレーター「でも、その途中、今度はパーシーに会った。川の水が岸に溢れている。パーシーは水に浸かってしまい、動けなくなっていた。」 ・トーマス「すみません、小説家さん。えっと…霧の谷には行けなくなりました。友達を助けなくちゃ!」 ・ナレーター「トーマスは水の中へと進んでいった。水は運転台の中にまで入ってきた。小説家は足が濡れないように、ビスケットの缶の上に立たなければならなかった。トーマスは勇敢にもパーシーを連結すると、水の中から抜け出した。」 ・パーシー「ありがとう、トーマス。助かったよ。」 ・ナレーター「だが、もう開館式に行く時間になってしまった。このままでは遅刻してしまう。」 ・トーマス「大変だ!!ごめんなさい!!もう名所に行く時間がありません!!」 ・ナレーター「トーマスは新しい図書館の駅に着いた。そこではトップハム・ハット卿が待っていた。」 ・トーマス「ソドー島の名所に行くことが出来ませんでした。ジェームスのお客さんをメイスウェイト駅に連れて行って、エミリーの小麦粉をパン屋さんに運んで、パーシーを水の中から助けていたんです。」 ・有名な小説家「そのお陰で素敵なお話のアイデアをもらったわ。今日一日のあなたをお話にするわ、トーマス。頑張ってお友達を助けたってことをね。」(最後の台詞) ・ナレーター「小説家はワクワクして言った。新しい図書館の入り口でテープカットをして、彼女は開館を宣言した。そして子供達と機関車達は、彼女のお話を聞いた。それは、『不思議なソドー島でトーマスと彼の友達が一緒に経験した素敵な冒険』のお話だった。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス | ||
米国版CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン | ||
日本語版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・ジェームス:江原正士 ・パーシー:神代知衣 ・エミリー:山崎依里奈 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 ・有名な小説家:葛城七穂 | ||
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