Dsp(デスペラード)

カルマ概要

2021年12月11日：公式お知らせ(トレーラー)
2021年12月14日：公式お知らせ(December 15th 2021 Weekly Maintenance Schedule & Patch Notes)

Season 10で追加された遠距離スレイヤー。ライフル銃を武器として戦う。
中距離戦闘を得意とし、移動しながらのコマンド攻撃と場面に合ったスキルを使うことでシナジー効果が発揮され、本来のダメージを生み出す。

なお短縮カルマ名の「Dsp」は「Desperado(ならず者/無法者/命知らず)」の端折り語法母音短縮型である。
また頭から3文字の「Des」でも通じる（こちらは中省略型である）だろうが、英語圏ならばカルマ武器の「Rifle」を使った方がより通じやすいだろう。

技評価

通常技

ベーシックアタック（攻撃中移動可能）

照準（攻撃中移動可能）

（照準中）
照準を開いて狙いを定める、2射までは1発づつ撃つが、3射目で3発の速射を行う。1撃のブレイク値は0.3程度

基本攻撃照準

L入力からRでの照準を展開する。照準展開時に攻撃を1発入れるので敵が落ちてこない。

チェイスアタック

（攻撃後）

浮かせアタック（チェイス）

（攻撃後）
チャージをすることによって「射程の長さ」が上昇する。
弾は真横に飛び、ターゲティングしてても上下方向には追尾しない。

回避攻撃

(攻撃後)

カルマ変更攻撃

(コマンド攻撃中)

エアリアルアタック

通常攻撃で浮かせた後にチェイスコンボ攻撃

（攻撃後）

レイジスキル

陰射撃

発動すると同時に見えない透明化状態になり、照準した敵に向けて爆発する弾を飛ばす。効果時間は演出含め約10秒

透明化し、Lで相手に爆発する印を付与する。弾という概念がこのレイジには無いので印は即着である。
遮蔽物に隠れながら/隠れられると射線が通らないため攻撃不可能。また爆発タイミングで回避すればダメージを受けない。

しかしこのレイジはものすごい射程を持つ。具体的に言えば「カルティア浜の最も長い対角線距離でもヒットする」のだ。
正確に言えば本当に壁から壁で当たるのではなく、そこからほんの少し進んだ距離までである。
しかし、そもそもそんなに長いマップ、そんなに長い距離で戦うことがないので「ほとんどのマップで実質射程無限」である。

爆発射撃（強化）

攻撃型レイジ。強いダメージ性能と広めの攻撃範囲を持つ。
発射方向に関しては上下が不可、しかしレイジ演出から発射までの間、射出方向を任意に決定できる猶予が存在する。
爆発する弾を発射するのだが、少しでも当たるとノックバックの方向と弾の進行方向が同じなため、全弾ヒットするという恐ろしい攻撃性能を持つ。

壁やオブジェクトの貫通性能は無い。そのため「地形やオブジェクトに引っかかって思ったダメージが出ない」ことがわりとある。
ヒット回数は7回、なるべく広い方向に向けて撃つとダメージが上がる。

通常スキル

標的照準

このカルマにおいて重要なカギを握るデバフスキル。発動と同時にごくごく微妙のダメージ・ブレイクダメージと「照準デバフ」を付与する。

このデバフにかかったプレイヤーは天使の輪のような照準マークがついて回り、そのマークがある敵にコマンド攻撃/一部スキルを当てると『1ヒットにつき追加で爆発が1回起きる』。
つまりはコマンド攻撃が2倍になるのと等しく、スキルにおいても「標的照準スキルの効果を受けます」とあるものがヒットすることでコマンドを同時に当てるのと等しくなる。

照準射撃

しゃがんで射撃体勢を取り、ヒット時に爆発する弾を発射する。キャスト（詠唱）中に発動が可能。
ヒット時の爆発ｘ標的照準スキルの反応回数なので、標的照準スキルを使ってから当てれば途中発射でもMAXキャストの半分ほどのダメージが出る。

キャストタイムがMAXまで貯まったらより強い衝撃音と共に自動発射される。
MAXキャスト時にはダメージとブレイク力（約2.4）が上がり、移動射撃や至近距離の爆発射撃並の火力が出る。
しかしキャストタイム中の途中発射だとダメージ（MAXの1/4以下）とブレイク力（0.3程度）が極端に低下する。

また遠距離だと弾の判定がDWのファイアボールよりも小さいため、FBと同じ感覚で扱うとあまり当たらなかったりする。

爆発射撃

銃を抱え、爆発する弾を1発放つ。接射すれば火力が出るが、距離の短さ、発射ラグなど問題を抱えているため扱うのは難しい。
近距離はダメージが高くなるが、その射程はだいたいリタリの影響範囲と同一である。
また近距離の場合はブレイク力が3.5となり、遠距離だと0.2である。

発射までに若干のラグがあるため、『標的照準』で先に下りて、地上Lで更に固定化してから発動することで至近弾をヒットさせるコンボが主流。
また、発動後の隙も大きく、通常攻撃やR照準攻撃ではキャッチが困難、即発動のDAが好ましい。

爆薬投げ

3本のダイナマイトっぽいものを投げる。着弾地点に燃焼地帯を発生させ、踏んだ者に鈍足と継続ダメージを与える。
アイスウォールなどの壁にヒットした場合着弾地点は空中となり、空中に燃焼エフェクトが発生する。
継続ダメージであり燃焼ダメージでないのがミソ、つまりこれは鈍足デバフしか付与しない。

3Wayで投げるため、火力源としてコンボに組み込むのは至難の業、敵が目の前に下りてきてギリギリ3本当たるレベルである。

移動射撃

敵に向けて4回の爆風を発射する。標的照準に反応して追加爆発が起こる。
2発目までは普通にノックアップするものの、3発目からノックバックの判定が発生するため、フルヒットさせるには発動位置と距離のコツが必要。

自働でターゲティング（赤い印）をしている敵に撃つため、真上でキャッチしてから視点を横向きに調整しても「ターゲティングしてるなら」常に狙ってくれる。
この発動中は常に敵を中心に収めなくてよい仕様と発動と射程の長さ、そして火力の高さを備えているためコンボ候補に入るスキルのうちの一つである。

足狙い

超至近距離で小さな爆発を起こし、後ろに飛び退く。空中発動可能。
飛び退くモーションの途中、つまり空中にいる間からコマンド入力を受け付けるため、ブレイカーなどのチェイスからカルマチェンジした時に距離を離すのに使える。
また飛び退く速度が早いので、DAなどカットに合わせてサッと引いて、そのまま本格的に逃げるといった使い方も可。

速射

敵に向けて乱射する。ストーミングと同じだが、こちらは最終弾で吹き飛ばす力を持つ。
チェイスに組み込んだり、コンボに組み込んだりと色々使い道があるが、吹き飛ばしてしまうためその後のコンボ難易度が非常に高い。
距離によっては即発動のDAで拾うことが可能。吹き飛ばしで距離が取れるという性質を「引くため」に使うか「攻めるため」に使うかは状況と判断次第である。

ブレイク力は1.6程度であり、空中にいる相手にならばカット手段としても使える。

立ち回り

スキル構成

戦い方

『デバフを使って火力を向上させる中距離スレイヤー』

　Dspは中距離スレイヤーです。
その真価は『標的照準』というスキルを使用した時にあり、これを使用してコンボに入れば安定した火力を出すことができます。
しかしそれ以外では「少し遠くからチクチクしてくるのは痛いが、射線と射程が通らなければほぼ何もできない」カルマでもあります。
それ故、ブレイカーの力量がそのまま当カルマの火力に直結します。他スレイヤーでも言えるでしょうが、こちらはそれが顕著です。
なので当カルマはコンボや牽制を駆使してダメージを出すのがメインの運用方法になります。

　牽制と言っても「R照準」が届く範囲から撃つということをするのみです。
射程のギリギリの範囲から撃つ「引き弓戦法」ですが、塵も積もれば山となるというように、少しづつでも当てれば無視できないダメージとなります。
しかもこの性能は「ミリ残りの敵を狩り取る力がとても高い」ということに直結します。
「こちらに来られなければ強い」のは遠距離カルマの常です、初撃に戸惑うお見合い状態であるならば、付かず離れずで攻撃を叩き込んであげましょう。
こうなると向こうから飛び出させるか、相手をひたすら引かせるかのどちらかの状態になります。引くなら追いつめましょう、来るならブレイカーで相対しましょう。

　また、コマンド火力は何もしない状態であるとそこまで高くは無く、他スレイヤーと比べると若干火力が見劣りしますが、それを引き上げるためのスキルがあります。
その高火力コンボを実行するために当カルマで最も重要なスキルが『標的照準』です。
　『標的照準』はヒット時に追加ダメージを発生させるスキルで、単純に言えば効果時間中はダメージが倍くらいになります。
故に「既定の時間内にコンボをめいっぱい叩き込む」ことが重要であるので、コンボ保持の重要性がとても高まります。
しかしDpsは遠距離カルマであり、スキル発動から距離によっては拾い損ねることもあるため「DAでギリギリ拾える距離」を模索することがこのカルマにとって最も重要で、最初に必要なとっかかりと言えます。
しかもDAは真横にしか飛ばないので段差にめっぽう弱いです。なのでLLR(チェイス)を使うことも視野に入れる必要がありますが、スタミナ管理はその分難しくなっていきます。

　ですが、それらを型として組んだ時のコンボ力は目を見張るものがあります。
弓よりも通常攻撃の弾速が早いため空中に敵を保持する力がその分強く、スタミナの許す限り回避不能のコンボをすることができます。
しかもコンボに入ってしまえば少しづつ移動できるため、押し出す形で好きな方向に移動することができます。
このため「カットしづらいように遠くに押し出しながら」や「敵味方の方に行くのに時間がかかるように押し出しながら」といった戦法を取ることができ、それ即ち「強行突破を強要することができる」ことに繋がります。

　このカルマ単体ではブレイクすることも難しく、銃1本での10割(24,000ダメージover)も可能ではありますがとても難しく、しかしながら秘めたる力は大きいものです。
しかしその力を引き出すために「標的照準のデバフを利用した行動」「スタミナの管理力」「ブレイカーの熟練度」の3つが求められます。
熟達したブレイカーこそが、真にシナジーを生み出すきっかけとなり得るのです。

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• スタミナと敵との距離を見て
  　Dspは遠距離カルマで、上記の通り「中・遠距離の牽制力に長けている」のが特徴的です。
  しかしコマンド攻撃は発動するとスタミナを消費することがネック、連続で攻撃したせいでスタミナが無いということは弾を当てることに対して情熱を傾けると起こりえることです。
  R照準での牽制はスタミナの量を見ながら、半分以下になりそうなら照準を解除して歩くなどすることで、押しにも引きにも対応することができます。

• 銃でのブレイクはほぼムリなので諦めて
  　ハッキリ言って当カルマのブレイク力は最弱レベルです。まずコマンド攻撃でのブレイクが相当難しいです。
  かろうじて使えるのは「超至近距離の爆発射撃」か「最大チャージの照準射撃」か「レイジでぶっ飛ばす」くらい。
  このうち最後のレイジ以外は、狙ったところでブレイク力も低いです。発動の早い速射もブレイク力1.6と、一部行動には手も足も出ません。
  移動射撃も一応できますが、発動時間が長いのでスキルや回避で対処されます。故に当カルマにおいてブレイク力はほぼ皆無と言って相違ありません。
  相方がコンボを取られているようであれば、しっかりブレイカーを持って対処してあげましょう。

• 周囲の音をよく聞くか、周りを見てコンボ継続の判断をしよう
  　Dspのコンボには多量にDAが含まれるため、そして遠距離カルマという性質上相手をロックオンしていないと攻撃があらぬ方向に行くので、周りを見ることが少し困難です。しかし敵の相方はそんなあなたに容赦なくカットを行います。
  例え自身の相方がコンボをしていてもレイジ回避がありますので、それで先にコンボ抜けをされるとその次の行動はこちらのカットです。
  　対処法は二つ、まずチェイス攻撃のフィニッシュ部分は2発の弾を撃ちます。その2発の弾を撃つ際のフォーカスが切れる隙に周囲確認をする方法。こちらはこまめに相手を見るので危機回避力と操作難易度が高いです。
  もう片方はレイジ回避やコンボ、スキル攻撃などの音を頼りに周囲の環境を想定して、コンボの切り上げか高速移動をする方法です。こちらは効果音に対する知識量か、小動物のような危機察知能力が必要となります。

コンボ

地上コンボ

ブレイカーチェイス(空中) → カルマチェンジ → 標的照準(地上先降り) → LLR(チェイス) → 1発だけ撃ってチェイス切り → 何かしらのスキル → DA(即撃ち) → チェイス → 1発だけ撃ってチェイス切り → DA(即撃ち)……

DAでジワジワと移動しつつ、コンボを切らさない方法。最初に標的照準を付けるためコマンド火力が実質2倍となる。
最も重要なのは「チェイス攻撃→DA」を続けて入力し、相手の背を地面に付けさせないように高精度の操作をすることである。

一応行動速度0%盛りの状態でも可能だが、差し込む火力スキルの選択では受け身を取らせてしまうこともある。
スキル部分は「移動射撃」「爆発射撃」の二つが有力候補、なお筆者は「落としにくいから照準射撃」派である。

また、これだけで10割には到底届かない上、照準射撃が切れると火力が落ち込むため、途中からブレイカーにしてスタミナ回復をする必要がある。

ブレイカーチェイス→移動射撃コンボ

ブレイカーチェイス(空中) → カルマチェンジ → 標的照準(地上先降り) → LR(照準展開) → 移動射撃(このうちに周囲確認) → DA(即撃ち) → チェイス → 1発だけ撃ってチェイス切り → DA(即撃ち)……

　具体的に移動射撃を4発フルに叩き込む方法。爆発射撃など、他スキルにも応用できる。
真上に攻撃することで3発目のノックバックをほぼ無いものとすることができる。
しかしその後のDA拾いは結構難しいので練習が必要、移動射撃には長めの硬直があるので要練習である。
コンボ初手部分での火力が高く、移動射撃の発動によりスタミナもほどよく回復できるのが良ポイント。

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LLR(チェイス) → 1発だけ撃ってチェイス切り → 移動射撃

ちなみにこのようなルートも可能、DAからでなくLLRチェイスなのは、安定してヒットさせるために高度が欲しいからである。

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