ネイマーエ

Last-modified: 2023-07-24 (月) 03:41:06

今江敏晃(年晶)(元ロッテ→楽天)の蔑称の一つ。
サッカーブラジル代表のネイマールが、2018年ロシアワールドカップで、ファールを貰うためにわざと大袈裟に倒れて痛いフリをするいわゆる「痛いンゴ」を行い*1、バカにされたことと、顔が似ているとされた今江をかけた蔑称*2


概要

ワールドカップ後まもない7月18日の対ロッテ戦で、益田直也の頭付近への投球を避けた際、今江はヘルメットを飛ばし頭を抱えたため、球審の柳田浩一*3はこれを危険球と判定、益田は退場処分を受けた。
捕手の田村龍弘が「当たった」と主張したこと*4、球審の柳田が今江から「頭がしびれている」と聞いたことから、井口資仁監督はリクエスト要求も抗議もせず、審判団もそのまま試合を続行した。

なお、柳田はこの件の6年前の2012年の日本シリーズで発生した忌まわしい誤審の際も球審であり、2010年のオリックス対楽天戦の試合でも、楽天・聖澤諒演技力に騙され危険球でオリックス・加藤大輔*5を退場にしていたため*6、この手の珍事は3回目である。

元ロッテだった今江はこの件をきっかけにロッテファンから名誉外様扱いされるようになった。また、今江本人は「演技うまいな」とのファンの野次に対し「イラっとした」「頭に当たって(実際には当たってない)なんでブーイングされなアカンねん」と全く気にしていない様子の畜生メンタルであった。

画像

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余談

ネイマーエと言う単語自体はサンケイスポーツが2014年ブラジルW杯の際、今江とネイマールの顔が似ていると言う理由で記事中にて使っていたりする


この件に関する報道*7

この事態に落合氏は「絶対、今江の方が相手に悪いなっていう気持ちをずっと引きずりますよ」と明言。「当たっていないのに、まして頭じゃないのに、当たっていたとしても肩でしょ。実際、当たっていないんだけども、それで相手の投手が退場になったってことは、ずっと引きずりますよ恐らく死ぬまで引きずりますよ。野球選手って結構そうなんです」と指摘した。

張本勲氏(78)は「喝入れてください。ロッテの井口監督、なんでアピールしないの。今江が元ロッテの選手だから遠慮したんじゃないの? あれやってくれれば危険球じゃないってなるかもしれない」と憤慨したが、落合氏は「それやるんだったら捕手がベンチに当たっていないよって言ってやらないと」と冷静に指摘していた。

落合博満氏、楽天・今江の疑惑の危険球に「当たってないのに相手投手が退場。死ぬまで引きずります」

https://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20180722-OHT1T50051.html

映像を検証すれば判定が覆った可能性もあったが、井口監督は「捕手(の田村)が当たったと言っていたので抗議はしませんでした」とたらればは言わず、潔く振り返った。

「難しいプレーだと思うが、(今江)本人も頭がしびれているとは言っていた。リクエストもなかったし、ロッテさんも納得されたのだとと思います」と柳田球審も話し、球団側も試合後に抗議などはしなかった。

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/07/18/kiji/20180718s00001173434000c.html


関連項目


*1 サッカー用語では「シミュレーション」などと言う。当然、バレたら「イエローカード」をもらう。
*2 ネイマールはこの大会において、PKを誘発させるなどの目的で、決勝トーナメント1回戦のメキシコ戦までの4試合で合計14分間、ピッチ上でのたうち廻るなどの演技に出ているのだが、これが世界中で大ブレイク。モノマネとコラが流行し、「ネイマールチャレンジ」という総称がついている。
*3 ヤクルト時代の1990年にゴールデングラブ賞を獲得している、審判員としては珍しいタイトルホルダー。
*4 バットとヘルメットが当たった音を死球が直撃した音と勘違いしたと思われる。
*5 元オリックス→楽天。初代檻達総帥で、檻達名及び袖達名は「大カトー」という愛称にひっかけた「大加藤者」。
*6 試合後審判室で映像を検証した結果、完全な誤審であったと認めた。
*7 以下の記述や関係者のコメントについては、概要欄で述べられている通り今江当人はバットでヘルメットを打ったのを死球と本当に勘違いしている可能性が高いことに留意すること。