やーい、○○の守備××~www

Last-modified: 2025-11-05 (水) 23:10:35

選手がエラーした際に実況スレに書き込まれる煽り文。

○○にはミスをした選手名あるいはミスを連発している球団名が、「××」にはリーグワーストクラスの守備指標を記録した選手/球団が入る。
初出は阪神タイガースに対する蔑称であった。

概要

1960年前後の阪神内野陣は二塁・鎌田実、三塁・三宅秀史、遊撃・吉田義男のトリオでNPB屈指の堅守を誇った。その後も藤田平・中村勝広平田勝男和田豊・久慈照嘉ら堅守の内野手を輩出してきたが、1990年代後半になると拙守が目立つようになった。2000年代前半の猛虎フィーバー期には強力な投手力に攻撃力が備わったという面が強いため語られることは少ないが、藤本敦士や若手時代の鳥谷敬にアンディ・シーツなど守備に定評のある選手を数多く擁したことで一旦持ち直し、またその頃は「ベイスボール」の方がネタにされていたこともあり特定の選手たちを除いてチーム全体がネタにされることはあまりなかった。しかし、真弓明信政権時代から守備力が陰りを見せ和田豊政権以降は守備力の悪化が顕著になり、金本知憲政権時代の2017年と2018年は壊滅的な守備難だった2003年横浜に輪を掛けた有り様に陥った。ことに2018年は守乱ぶりが最も深刻化しチームUZR値は前年比で約1.25倍悪化、-71.2という絶望的な数値を叩き出し最下位転落の一因になってしまった*1
そしてその守備の酷さをあげつらうことを目的で「やーい、○○の守備阪神~www」が誕生し、別のチームを煽るのにも使われるようになった。

その由来から、主に阪神と対戦するチームに用いられやすく、阪神側がミスをした際にも「阪神の守備阪神」と揶揄されるパターンもある。また横浜の後身・DeNAの守備が昔に比べて改善したこともあり、ベイスボール派生形に代わり、多く用いられるようになっている。また「T-ウイルス*2に感染した」というパターンもある。


派生そして汎用化へ

このフレーズが拡散するにつれ阪神の部分を他球団や選手に置き換え「やーい、○○の守備××~www」と汎用化していった。

守備だけではなく打撃の煽りにも用いられ、単純に貧打な場合や稚拙な攻めをする球団がターゲットにされる事が多いが、この場合は守備とは異なり「○○」「××」の対象が一概にリーグワーストという訳ではない。例として前者の場合は「○○の打撃ロッテ*3」「○○の打撃中日*4」、後者の場合は「○○の打撃巨人*5」などが有名。ちなみに2018年阪神の場合、「貧打と拙攻をハイレベルで兼ね備える」「チーム打撃指標において12球団ワーストかブービー*6か」という状態がしばらく続いたため、打撃においても「やーい、○○の打撃阪神~www」と呼ばれることになった。

現役を引退した選手達からの苦言

  • 井端弘和(元中日→巨人)
    (2020年12月の『ギリギリ座談会インハイ攻め』(テレビ大阪)にて)
    「阪神の守備練習は引退した俺でもやれるぐらいヌルい

暗黒時代に見せた伝説の珍プレー

阪神野手の守備難は今に始まったことではなく、暗黒時代末期の阪神の守備はベイスボール全盛期の横浜以下と言われるレベルであり、バラエティ番組では「エラーも芸術」とバカにされたりした。

1.ボテボテの内野ゴロがランニング本塁打(1998年)

  • 横浜・石井琢朗が放ったボテボテの一塁ゴロをファースト・大豊泰昭が取れず打球はライト前へ
  • ライト・桧山進次郎の二塁への送球が大きく逸れ三遊間を越えレフト方向へ
  • サードのデーブ・ハンセンが本塁を狙って送球するも送球は一塁ベンチ側に大きく逸れ石井はホームイン

記録はライト前ヒットと2つのエラーとなっている。

2.伝説の三連続エラー(2000年)

関連項目

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*1 セイバーメトリクスではおよそ10点増えると1勝増やせるという法則がある(RPW)。これに従えば阪神守備陣が平均的な守備(UZR=0)だった場合、7勝増やし7敗減らせば3位に入れていた可能性すらあった
*2 ゲーム『バイオハザード』シリーズに登場する同名のウイルスと、タイガース(Tigers)の頭文字をかけている。
*3 2017年のチーム打撃において、12球団ワースト・ブービーを占めていたことが由来。前半戦の壊滅的なチーム打撃や岡田幸文の成績も相まって強い印象を残した。
*4 本拠地がナゴヤドームであることや主力選手の高齢化、統一球の導入を理由に、2011年~2017年は慢性的に打撃成績の低さが続いていたこと、無死満塁のチャンスから無得点に終わる印象があること、2011年はチーム打率が驚異の.228、チーム内首位打者が荒木雅博の.263だったが投手陣の活躍により優勝でき、2019年は打率・安打数・二塁打数・三塁打数がリーグ1位ながら驚異のあへ単っぷりで得点数リーグ5位だったことなどから。ただし、2018年は打撃成績だけなら2位である。なお
*5 「球団自体が3年連続(2016-2018)でスピードアップ賞を獲得する」という超稚攻状態を指したもの。2018年はセ・リーグ全体が打高傾向にあったことや岡本和真の覚醒などの要素も絡み、チームの得点数は過去2年に比べ激増したが、打席数は巨人以上に拙攻だった阪神よりも少なくリーグ4位で、三振数に至ってはリーグワースト2位だった。
*6 特に3、4月に関してはほとんどの打撃指標が12球団でもぶっちぎりの最下位で前年のロッテを上回る悲惨さだった。