やーい、○○の守備××~www

Last-modified: 2020-09-04 (金) 20:40:56

選手がエラーした際、実況スレに書き込まれる煽り文。

○○にはミスをした選手名あるいはミスを連発している球団名が、「××」にはリーグワーストクラスの守備指標を記録した選手/球団が入る。

概要

阪神の守備力は真弓明信政権時代から陰りを見せていたがその頃は「ベイス★ボール」の方がネタにされていたこともあり特定の選手たちを除いてチーム全体がネタにされることはあまりなかった。しかし和田豊政権以降は守備力の悪化が顕著になり金本知憲政権時代の2017年は壊滅的な守備難だった2003年横浜より酷いと言われてしまう。翌2018年は守乱ぶりがさらに深刻化し、チームUZR値は前年比で約1.25倍悪化、-71.2という絶望的な数値を叩き出してしまった。
そしてその守備の酷さをあげつらうことを目的で「やーい、○○の守備阪神~www」が誕生し、別のチームを煽るのにも使われるようになった。

その由来から、主に阪神と対戦するチームに用いられやすく、阪神側がミスをした際にも「阪神の守備阪神」と揶揄されるパターンもある。最近では横浜の後身・DeNAの守備が昔に比べて改善したこともあり、ベイスボール派生形に代わり、多く用いられるようになっている。また「T-ウィルスに感染した」というパターンもある。


2018年阪神と2003年横浜とレジェンドの比較

ちなみに阪神の比較対象年が2018年度になっているのはエラー数*1もだがUZR値が異次元レベルで酷い*2ためである。

地獄」と呼ばれた2018年阪神*9にはさらに、内野に植田海北條史也西岡剛が、外野に高山俊といった、いずれも名うての守備難を誇る豪華メンバーが控えていた。かつては「名手」と呼ばれゴールデングラブ賞の受賞経験を持つ選手もいるが、いずれも加齢などで往時の見る影もなくなってしまっている。
唯一といってもいい(本来の意味で)守備の人である大和がDeNAに流出したこともあり2018年は特に悲惨でスタメンクラスでまともに守れる選手大山悠輔梅野隆太郎*10くらいという恐ろしい守備陣は右打ち教と共に2018阪神を象徴する出来事の一つとなっていた。

投手陣の守備も酷く、特に2018年は頻繁に悪送球を連発し、藤浪晋太郎ラファエル・ドリスは投球回が少なかったにも関わらず失策数でセ・リーグ全投手中トップタイだった。その他岩貞祐太小野泰己青柳晃洋やマルコス・マテオの守備の悪さも目立った。エラーにはカウントされないが暴投捕逸などのバッテリーミスも多かった。


派生そして汎用化へ

このフレーズが拡散するにつれ阪神の部分を他球団や選手に置き換え「やーい、○○の守備××~www」と汎用化していった。

守備だけではなく打撃の煽りにも用いられ、単純に貧打な場合や稚拙な攻めをする球団がターゲットにされる事が多いが、この場合は守備とは異なり「〇〇」「××」の対象が一概にリーグワーストという訳ではない。例として前者の場合は「○○の打撃ロッテ*11」「○○の打撃中日*12」、後者の場合は「○○の打撃巨人*13」などが有名。

ちなみに2018年阪神の場合、「貧打と稚攻をハイレベルで兼ね備える」「チーム打撃指標において12球団ワーストかブービー*14か」という状態がしばらく続いたため、打撃においても「やーい、○○の打撃阪神~www」と呼ばれることになった。

2019年は阪神に加えてシーズン前半は失策が尽く致命傷になっていたオリックス、チームUZRが阪神よりも悪いヤクルト、阪神以上にネタにされだした日本ハムの守備*15に対して用いられることも多くなってきた。
本家の阪神は植田や高山らの守備が向上した反面、今度は大山*16がエラー数で目立っている。また木浪聖也ヤンハービス・ソラーテのミスの多さが非常に目立ち*17このためエラー数に関しては前年よりも更に酷い。大山・木浪・北條*18に関してはこの三人だけで中日の年間失策数に匹敵した。また年間失策20個以上は2012年の広島・堂林翔太(29個)を最後に出ていなかったが7年ぶりに大山が記録した。UZRも-28.7*19と12球団でヤクルトに次いで悪かったが、それでも2017、2018年の異次元指標からはある程度改善された。

8月10日(106試合目)には2018年を超える90失策を達成してしまう。最終的には西が10勝、青柳が9勝を達成したものの、9月初頭までは西や青柳の7勝が最高という事態になっていた*20

その後はエラーのペースはかなり落ち*21最終的には102個だった。

しかし翌2020年はオープン戦と練習試合の22試合で25エラー*22と、相変わらずのペースで量産し続けている。すでに感染者が出ていたコロナウイルスをもじって、虎ロナウイルスに感染したと揶揄されていたが、3月下旬以降、選手たち自らがコロナウイルスに感染していくという洒落にならない事態になった。
シーズン開幕後は木浪の守備が改善されたものの、相変わらずエラーが多い状況が続いており、9月3日時点でリーグトップの46失策を記録している。


暗黒時代に見せた伝説の珍プレー

阪神野手の守備難は今に始まったことではなく、暗黒時代の阪神の守備はベイスボール全盛期の横浜でさえマシと言われるレベルであり、バラエティ番組では「エラーも芸術」とバカにされたりした。

1.ボテボテの内野ゴロがランニング本塁打(1998年)

  • 横浜・石井琢朗が放ったボテボテの一塁ゴロをファースト・大豊泰昭が取れず打球はライト前へ
  • ライト・桧山進次郎の二塁への送球が大きく逸れ三遊間を越えレフト方向へ
  • サードのデーブ・ハンセンが本塁を狙って送球するも送球は一塁ベンチ側に大きく逸れ石井はホームイン

記録はライト前ヒットと2つのエラーとなっている。

2.伝説の三連続エラー(2000年)

  • 0-0で迎えた9回表、無死一・二塁の場面でヤクルト・岩村明憲併殺コースのセカンドゴロを放つ。しかしそれを星野修がトンネル
  • それを処理した桧山が三塁へ悪送球
  • さらにそれを処理したサードのジェイソン・ハートキーが今度は本塁へ悪送球し走者二人ばかりか打者走者の岩村までも生還。

しかし2019年、その時をも上回る1日4エラーしながら勝利というおかしなこと三回もやってのけた*23ため今度は「野球のセオリーも常識も超えた何か」とも言われ、さらに100失策以降の失策はいずれも完封勝利(いずれも1エラーのみ)した日に記録している。もっともエラーの質は上記の暗黒時代よりマシではあるが。
ちなみに、年間100失策以上は19年ぶり球団史上四度目*24、100失策以上記録しながらのAクラス入り*25は38年ぶりのことだった。

2018年サッカーワールドカップ

野球だけに留まらず、2018年サッカーワールドカップの日本対セネガル戦において、日本代表GKの川島永嗣はオウンゴール同然の拙守をしたことで「や~い、川島の守備倉本~www*26」と揶揄されたり、審判[要出典]や倉本のようにWikipediaのページを荒らされまくった。

そして川島は以下のように多くの蔑称を付けられてしまう。(抜粋)

  • パンチング川島
  • セネガル代表プロボクサー
  • サッカー界の倉本
  • 聖域(35)
  • アレ(35)
  • 川島ヤニキ*27

同姓の川島慶三(日本ハム→ヤクルト→ソフトバンク)も風評被害を受けた。

なお、ここぞの場面での大ミスはあったものの逆に好守も多かった事が後日検証され、「全体的に見れば川島はそれほど悪くなく、日本の守備力そのもの*28が弱かっただけ」という意見も増えている。


関連項目



Tag: なんJ 阪神 横浜


*1 ヤクルトとわずか1個差の89個でセ・リーグトップ。しかしヤクルトのチームUZRは-22.0でかなりの差がある。
*2 セのブービーのDeNAで-40.6、なおエラー数は69個(セ3位)である。2018年阪神のレギュラークラスで指標がプラスなのは大山と梅野のみ。
*3 打撃はいいがリードや肩も含め守備全般が非常に問題。
*4 打撃もだがあまりの守備の拙さも解雇された要因の一つになった。
*5 ヘイグ同様どこを守っても酷く今岡誠新井兄弟よりもさらに酷かった。
*6 アマチュア時代から三塁手だが、チーム事情により経験のない遊撃手にコンバートされた。二塁や三塁を守ることもあるがどこを守っても守備範囲の狭さが特に問題。
*7 守備難外野手の代名詞だが現在ではミスも減りこの中ではまだマシな部類。ただし守備範囲は狭い。
*8 外野守備の名手で、2003横浜では唯一まともに守れる選手と言われていた。
*9 ただし、実際に上記のスタメンで試合をした事はない。
*10 控えクラスなら熊谷敬宥にファースト時のエフレン・ナバーロ、外野時の中谷将大江越大賀俊介など守れる選手もいる。ただし俊介とナバーロ以外は一軍定着もままならなかった。
*11 2017年のチーム打撃において、12球団ワースト・ブービーを占めていたことが由来。前半戦の壊滅的なチーム打撃や岡田幸文の成績も相まって強い印象を残した。
*12 本拠地がナゴヤドームであることを理由に、2011年~2017年は慢性的に打撃成績の低さが続いていたこと、無死満塁のチャンスから無得点に終わる印象があること、2019年は打率がリーグ1位ながら驚異のあへ単っぷりで得点数リーグ最下位だったことなどから。ただし、2018年は打撃成績だけなら2位である。なお
*13 「球団自体が3年連続(2016-2018)でスピードアップ賞を獲得する」という超稚攻状態を指したもの。
*14 特に3、4月に関してはほとんどの打撃指標が12球団でもぶっちぎりの最下位で前年のロッテを上回る悲惨さだった。
*15 8月21日の西武戦で5得点、5安打、5失策を記録し、6-11で大敗、山賊はそれを見逃してくれるほどお人好しではなかった。9月4日のロッテ戦ではこの日新人から12年連続50試合以上登板を達成した宮西尚生が登板した7回裏、2-0でリードしていたが横尾俊建渡邉諒の2エラーで同点に追いつかれ、宮西がこの拙守に怒っていたのかは不明だがベンチでブチギレていた様子が映し出された。
*16 送球難と化した上にイージーミスさらに野選も多い。ただしUZRは良い。
*17 木浪はともかくソラーテについては首脳陣の選手運用の問題を指摘する声もある一方でそれ以前の問題との声もある。
*18 北條に至ってはショートでの出場が僅か46試合にもかかわらず11失策を記録している
*19 UZR値に関しては二遊間が酷く-12.5(二)と-23.3(遊)という惨状だった。
*20 エラー、記録上エラーにならないエラーや野選などで余計に失点を誘発したのは全投手共通だが、高橋遥や西には更にムエンゴが加わる。このため西ガルシア青柳高橋遥岩田岩貞メッセンジャーで最大借金21も抱えていた。この年阪神の先発陣で星勘定がプラスだったのは西秋山才木のみ。
*21 107試合以降のエラー数は12個であり年間48個ペース、セ・リーグ1位の中日(45個)に匹敵する。
*22 3月24日時点
*23 翌2020年3月24日の練習試合(対DeNA)でも1日3エラーしながら勝利。先発の高橋遥人が1イニング5失点も、自責点は0であった
*24 過去、1979年・1981年・2000年に記録。
*25 ちなみに2000年は最下位。
*26 「や~い、川島の守備阪神~www」のパターンも。
*27 川島も金本同様「兄貴」というあだ名を持っていたため。
*28 そもそも「GKがセーブしなければならない状況」は基本的に守備陣が突破を許した結果として起こるものであり、サッカーの失点におけるGKの責任は野球における投手ほどは重くない