息苦しい

Last-modified: 2021-04-30 (金) 13:05:15

チームの状態が悪い中、一人だけ成績を残し個人軍とも呼ばれるほど孤軍奮闘する野手や好投するも援護が貰えず勝ちがつかない投手に対して他の選手達が感じているとされる言葉のこと。「○○…お前と野球やるの息苦しいよ」という形で使われる。

元ネタは井上雄彦のバスケ漫画『SLAM DUNK』(スラムダンク)の作中台詞*1

概要

元がバスケ漫画ということもあり、ネットでは原作の同場面にプロバスケ選手の写真をはめ込んだコラなども作られていた。なんJでの初出は不明だが、遅くとも2016年ごろには、マリナーズ時代末期のイチローを指して使われている例が確認できる。

マリナーズナイン「イチロー、お前と野球やるの息苦しいよ」
https://raptor.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1466141470/

1 風吹けば名無し@無断転載禁止 2016/06/17(金) 14:31:10.03 ID:KQW16Ful0
 1 右 イチロー   .315 *6本 43打点 OPS.754
 2 二 フィギンズ  .259 *1本 54打点 OPS.646
 3 指 ブラニャン  .215 15本 33打点 OPS.802
 4 三 ロペス    .239 10本 58打点 OPS.609
 5 一 コッチマン  .217 *9本 51打点 OPS.615
 6 左 ブラッドリー .205 *8本 29打点 OPS.641
 7 中 グティエレス .245 12本 64打点 OPS.666
 8 捕 ジョンソン  .191 *2本 13打点 OPS.574
 9 遊 Joウィルソン .227 *2本 25打点 OPS.572

2019年ごろになると、当時低迷中のオリックスについて使うスレが出始める。

オリックス「山本…お前と野球やるの息苦しいよ」
http://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1559709311/

1 風吹けば名無し 2019/06/05(水) 13:35:11.61 ID:sQMA6rtWa
 日本シリーズに挑戦したいなら、ソフトバンクにでも行けばいいだろ。ここはオリックスバファローズだぜ。
 とりたてて何のとりえもない…普通の選手が集まるところさ。
 お前だって甲子園に出れなかった*2からソフトバンクにも巨人にも行けなかった*3んじゃねーか。ロッテ*4だってはるか雲の上なんだ。
 強要するなよ。日本一なんて。
 お前と野球やるの息苦しいよ。

山本由伸は2018年に54登板32ホールドの成績を残し、2019年に先発に転向する。だが3月29日のシーズン初先発ではソフトバンクを9回被安打1の失点0に抑えながらも、味方の援護なく勝ち負けつかず。その後も好投を続ける山本であったが、5月16日のロッテ戦は1イニング3エラーを含む味方のエラーにより6回途中6失点(自責点2)で敗戦。これを筆頭に山本は6月4日の試合終了時点で先発した9試合全てで5イニング以上投げ、防御率1.67という好成績を残した。にもかかわらず3勝3敗という極度の負け運に見舞われたため、翌日6月5日にこのようなスレが立った。

それからしばらくしてこのようなスレが立つ。

12球団「お前と野球やるの息苦しいよ(OYI)」ランキングwywywywywywywy
https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1618333698/

1 風吹けば名無し 2021/04/14 02:08:18 ID:IYUna8q/a
 投手WAR-野手WARで「どれだけ投手が野手を息苦しくしてるか」ランキングや
 ※OYIが優秀=投手が優秀では無いので注意
 11位から行くで!!

このスレは投手と野手のWAR*5を比較し、どれだけやる気のある投手がやる気のない野手を息苦しくしているかを検証するネタスレだったのだが、それが拡大解釈され「やる気のないチームの中で孤軍奮闘する選手が、周囲に影響を与えてチームを息苦しくしている*6」というネタに変化した。

このネタの派生として、こうした選手がいるチームは「酸素が薄い」「酸欠」、チームを息苦しくしている選手に対して「お前もう船降りろ*7」などと揶揄されている。

息苦しいとされる選手たち

  • 牧秀悟(DeNA)*8
  • 村上宗隆(ヤクルト)
  • 吉田正尚(オリックス)
  • 宮城大弥(オリックス)
  • 山本由伸(オリックス)
  • 伊藤大海(日本ハム)
  • 鈴木昭汰(ロッテ)
  • マイク・トラウト(エンゼルス)
  • ジェイコブ・デグロム(メッツ)

関連項目


*1 キャプテン赤木剛憲の回想シーンに登場する。「全国制覇」の高すぎる目標を掲げた赤木だったが、チームメイトはついていけない。部員の一人が嘘をついて部活をサボったことを知った赤木は激高、赤木に投げ飛ばされた部員は「お前とバスケやるの息苦しいよ」と言って退部していく。いわゆる「ガチ勢とエンジョイ勢」などの問題が話題になるとしばしば引用される台詞である。
*2 山本は都城高時代に甲子園出場経験がない。なお、山本は岡山県備前市出身。
*3 当時足をケガしていたため社会人行きが有力視されており、オリックス以外の球団が山本から撤退していたという経緯がある。
*4 18年シーズンの5位(最下位がオリックス)だったチーム。17年シーズンは驚異的な負けっぷりで最下位になっており(オリックスは4位)、暗黒期突入が噂されていた。
*5 ざっくり言えば「そのポジションの代替可能選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか」を表す指標。
*6 特にヤクルトの野手WAR1.6に対して村上宗隆のWARが1.3だったことがネタにされた。
*7 こちらの元ネタは漫画『ONE PIECE』を題材にしたコピペ。
*8 特に牧はスラムダンク好きで知られており、このネタとの親和性が非常に高い。