北海道日本ハムファイターズ監督時代の栗山英樹による、定型文と化した謝罪フレーズのこと。
概要
栗山は2012年に指導者経験のないまま日本ハムの監督へ就任、新人監督ながらリーグ優勝を果たす。
しかし翌年は最下位に沈み、敗戦後インタビューでは「俺が悪い」と口癖のようにコメントを続けた。
コメントの解釈と効果
ファンやなんJでの評価は「選手を責めない姿勢を評価」「批判回避で逃げているだけ」と真っ二つに分かれている。
特に自分が悪くなさそうなときはあえて俺が悪いと強調し、本当に采配面で大きな責任を問われそうなときは言わない傾向があるという批判が少なくなかった。
またこの口癖と共にネガティブコメントも増えていき、大型連敗中はコメントに病的なまで拍車が掛かっていた。
なお、同年期待外れの成績に終わった吉川光夫*1の名前を出して「俺と吉川が悪い」とすることもあった*2。
その後
2014年からは3年連続Aクラス、2016年には10年ぶりの日本一を達成。
2017年は5位だが若手が着実に成長していること、ロッテとヤクルトが酷すぎたなどの理由で、大きく取り扱われるようなコメントは無かった。
コメントの一部
- 「選手を活かせなかった自分が悪い」
- 「ファンの皆さん、すいません」
- 「俺が悪い」
- 「俺の責任」
- 「今死ねって言ったら、死ねるよ、オレ」
- 「一番ダメなのはオレとアイツ(吉川)」
- 「今日話すとぶん殴りそう」
- 「(負けたら)殺すよ」
余談
2015年は東北楽天ゴールデンイーグルス監督・大久保博元が監督インタビューで同様のフレーズを繰り返していた。
だが元々発言が軽い事に加え同年シーズン中に三木谷浩史オーナーの現場介入で田代富雄打撃コーチが退団するなど傀儡化が発覚、ホーム最終戦後に行われたセレモニーのスピーチで顰蹙を買った*3事で楽天ファン以外からも呆れられた。