資源を採掘するドリルを代表とする、資源採取装置。
概要
主に地表から資源を採取する装置で構成されたカテゴリ。
全てが地表または地形によって出力や挙動が変化する。
工場カテゴリに似た動作をする物も含む。それらの工場カテゴリとの違いは適した地形で補正を受けられる事だ。
鉱物を採取するドリルの他、地面から水を汲み上げるウォーターポンプもある。
培養機と石油抽出機は工場カテゴリの装置のような挙動をする。
非電源でも稼働可能なのは機械ドリルと空気圧ドリルのみ。
ドリル
鉱脈の上に設置すると鉱石や砂を自動で採掘してくれる。
鉱脈と重なっている部分が多いほど採掘の間隔が短くなる。
機械/空気圧ドリルは単体で稼働するが、後半のドリルは電力を要求する。
すべてのドリルは水を供給することで採掘速度をブーストすることができる。
空気圧ドリルは機械ドリルの完全な上位互換。マップ攻略のごく初期を除き前者を採用することはない。
レーザー/エアブラストドリルは電力を要求する。とくにエアブラストドリルの要求電力は180と多め。
水を供給することでエアブラスト以外のドリルは採掘効率が2.56倍、エアブラストドリルは3.24倍となる。
素のエアブラストの採掘効率はレーザーと同等なので注意。*1エアブラストドリルには極力水を供給したい。
鉱床1セルあたりの採掘量は上位ドリルになるほど多くなるが、鉱床の分布によっては下位ドリルを2つ並べる方が良いこともある。
鉱床のかたちや水供給の有無、電力供給の猶予、さらには採掘する資源の必要量*2によって最適なドリルを選んでいこう。
ちなみに、コア:シャードのプレイヤー機体アルファの採掘速度は6.5である。空気圧ドリル11個分、エアブラストドリル2個分より少し低い程度の速さだ。
名称 | 基本 採掘速度 | サイズ | 採掘可能 | 電力消費 量(秒) | 水消費 量(秒) | 素材 |
機械ドリル Mechanical Drill | 0.4 | 2×2 | チタンとトリウム以外 | 無 | 3 | 12 |
空気圧ドリル Pneumatic Drill | 0.6 | 2×2 | トリウム以外 | 無 | 3.6 | 18 10 |
レーザードリル Laser Drill | 1.92 | 3×3 | 全て採掘可能 | 66 | 4.8 | 35 30 20 30 |
エアブラストドリル Airblast Drill | 3.42 | 4×4 | 全て採掘可能 | 180 | 6 | 65 50 75 60 |
鉱床1セルあたりの採掘量
機械ドリル | - | 0.10 | 0.09 | 0.08 | - | - |
x2.56 | 0.25 | 0.23 | 0.21 | - | - | |
空気圧ドリル | - | 0.15 | 0.13 | 0.12 | 0.10 | - |
x2.56 | 0.38 | 0.34 | 0.30 | 0.27 | - | |
レーザー/ エアブラスト | - | 0.21 | 0.18 | 0.15 | 0.13 | 0.12 |
レーザー | x2.56 | 0.54 | 0.46 | 0.40 | 0.35 | 0.32 |
エアブラスト | x3.24 | 0.69 | 0.58 | 0.51 | 0.45 | 0.40 |
その他
ドリル以外はそれぞれ性質が大きく異なる装置の為、他の装置と分けて個別で紹介する。
但しこれらも、すべて下の地形によって出力が変化する。
ウォーターポンプ / Water Extractor
地面から水を汲み上げます。近くに湖がない場合に有用です。
耐久値 | 160 |
大きさ | 2×2 |
建設時間 | 1.6秒 |
建設費用 | 30 30 30 |
電力消費量(秒) | 90 |
液体容量 | 30 |
搬出(秒) | 水6.6 |
電気を使って地面から水をくみ上げる、井戸の役割を持つブロック。
火山系の地形を除けば設置に場所を選ばず、各種設備のブーストに必須となる水を生産できる重要な施設。
産出する水の量は決して多くはないにもかかわらず、稼働には少なくない電力を消費するため、電力の余剰には気をつけたい。
v7以降水場から汲み上げるタイプのポンプが強化され、ウォーターポンプは少し弱体化された。水場が近い場合は素直にそちらから給水する方が無難。
100%の出力の場合、空気圧ドリルにはドリル3個に対し2個、レーザードリルやエアブラストドリルには、ドリル1個に対し1個のウォーターポンプで十分な水を供給出来る。
他にもタービン・差動発電機*3には1:1で、インパクトリアクターや培養機に対しては3台必要となる。
ウォーターポンプは地形が泥や氷、草原などの場合に算出する水量が上昇する。ホットロックや玄武岩、水源などの上に建てた場合は逆に減る。
さらに天候によって出力が上昇する。
複数の地形の上に設置されている場合、その加重平均が産出効率となる。例えばウォーターポンプの下が氷2マス、水源2マスだった場合、(140%*2+0%*2)/4=70%(毎秒4.6)となる。
地形ごとの産出量
地形名 | 効率 | 水搬出(秒) |
---|---|---|
汚泥 | 200% | 13.1 |
氷 | 140% | 9.2 |
雪氷 | 130% | 8.5 |
雪 | 120% | 7.9 |
草 | 110% | 7.2 |
(通常) | 100% | 6.6 |
玄武岩 | 75% | 4.9 |
岩塩氷河 | 70% | 4.6 |
ホットロック | 50% | 3.3 |
マグマの岩 | 25% | 1.6 |
水源 | 0% | 0 |
スラグ | ||
タール |
培養機 / Cultivator
胞子の小さな集まりを工業用ポッドに培養します。
耐久値 | 160 |
大きさ | 2×2 |
建設時間 | 0.63秒 |
建設費用 | 25 25 10 |
電力消費量(秒) | 54 |
液体容量 | 10 |
アイテム容量 | 10 |
搬入(秒) | 水12 |
搬出 | 胞子ポッド1 |
製造時間(秒) | 2.33 |
水と電気から胞子ポッドを作り出す装置。採掘カテゴリだが、工場カテゴリのような挙動をする。
胞子ポッドはこの装置のみで製造出来る、発電機の燃料にしたり石油に変える事が出来る素材だ。
製造速度が速くはないので、十分な数の胞子ポッドを確保するためには複数台設置する必要がある。
さらに水場がない、あるいは遠い場合ウォーターポンプを併設することになるが、培養機1台あたり3台のポンプが必要。
そのため胞子ポッドの確保という段階だけで、すべて合わせると電力消費・設置スペース共にそれなりの規模となる。
また天候が胞子嵐の時、出力が一台当たり最大+100%される。
- 地形補正
- 紫色の地面(コケ)、それに青っぽい何かが加わった地形(胞子コケ)では出力が増加する。
後者のほうが出力が大きい。
地形補正を受けて製造が早くなっても、水の秒間消費量は変わらない(検証済)地形 通常 コケ 胞子コケ 1マス 25% 40%
(+15%)55%
(+30%)4マス 100% 160% 220%
地形ごとの産出量
地形名 | 割合 | 製造速度(秒) |
---|---|---|
通常 | 100% | 2.33 |
コケ | 160% | 1.85 |
胞子コケ | 220% | 1.06 |
石油抽出機 / Oil Extractor
大量の電力を消費して、砂から石油を回収します。近くに油田がない場合に有効です。
耐久値 | 360 |
大きさ | 3×3 |
建設時間 | 8.61秒 |
建設費用 | 150 115 175 115 75 |
電力消費量(秒) | 180 |
液体容量 | 30 |
アイテム容量 | 10 |
搬入(秒) | 砂1 水9 |
搬出(秒) | 石油15 |
製造時間(秒) | 1 |
安価な材料で石油を作り出す装置。
石油はいかにも発電に使えそうだが、そのままではどの発電機にも投入できないので注意。
100%のウォーターポンプ2個で石油搬出機1個か、
100%のウォーターポンプ3個で石油搬出機2個をフル稼働させる事が出来る。
石油はプラスタニウムに加工するのが主な使い道だが
石炭に置き換える事が出来る他、ターレットであるウェーブにタール弾として発射させる事が出来る。
上記の胞子ポッドを石油に変える胞子圧縮機なる物もあるので、どちらの方法で石油にするかはよく検討しよう。
そちらは工場カテゴリのほうも参照されたし。
砂地、黒い砂、岩塩氷河、泥坂岩塩の上でのみ動作する。具体的にどの地形かは下図の通り。
地形ごとの産出量
地形名 | 効率 | 搬出(秒) |
---|---|---|
岩塩氷河 | 30% | 4.5 |
砂 | 70% | 10.5 |
泥坂岩 | 100% | 15.0 |
黒い砂 | 150% | 22.5 |
黒い砂を超える最高効率の160%です。 -- 2024-01-17 (水) 19:47:11