ダンジョン/ミラージュキャッスル

基本情報

アスランバレーの南東部にある洞窟のワープから進入可能。
モンスターの強さ、状態異常の酷さ共に今までに比べて急に難易度が上がるため、適正Lv前後ではPTを組んでも難しい。
特に壁役のナイトは頻繁に恐慌(操作不能で走り回る)やMPダメージ攻撃を食らうため、PT全員で注意してほしい。

• ダンジョン内のモンスターはほぼ全てエリートである
  
  

ダンジョン情報

内部では殆どの雑魚が3～4体がかたまって配置されており、基本的に数匹を一度に相手にする→倒す→移動の繰り返しになる。
mobは多彩なdebuffによる状態異常を多用し、中には知らないと致命的なものもある。
注意すべき代表例は恐慌(操作不能で走り回る)、スプリットマジック(範囲内に持続MPダメージ、ナイトの天敵)、異界との共鳴(後述)。
対応策として詠唱しているものは妨害し、呪い系の場合は対応スキルがあるなら解除していきたい。
適正は推定でLv35～40程だが、今までと比べて難易度が大きく上がるためLvだけでの判断は避けたほうが無難。
ミラージュ以降は主にクエストを受けられるLv以上＋ボスの範囲攻撃で死なないHP最大値所有が攻略適正と見たほうがよい。

ミラージュのすべての雑魚(エリート)はLv35エリートスキルの習得に必要なオーブをドロップする。
オーブ目的の場合は王冠ボスを倒す必要がないため、難易度は一気に下がる。このダンジョンのすべての王冠ボスはスルーが可能。
さらにLv50エリートスキルを習得するのに必要なアイテムの一つを最深部の「カマク」「ハドレオン」がドロップするためLv50代での需要もあると言える。

カマク＆ハドレオンの棲む部屋の中央にはミラーボックスが設置されている。これを開けるためにはそれぞれのボスから入手できる2つの鍵が必要となる。
ボスからのレア装備ドロップが無い代わりに、ミラーボックスにレア装備が入っている（青レア以上の装備が2つ確定）
レア装備は全てバインド済み。
なお、鍵はドロップウインドウからの入手ではなく、倒した瞬間に誰かのインベントリに直接入る。そのため、気付かないなんて事もしばしば。
箱を開けるためには鍵2つを誰かに集め、その人が空ける必要がある。

関連クエスト情報

• [30]羅針盤を探す（エピッククエスト）
  ダンジョン内の雑魚から[羅針盤の指針]を手に入れる。ドロップ率はかなり高い。
  入ってすぐに単体のランカークリスタルがいるため、これを1対1で倒せるならソロでクリア可。
• [30]魂を失いし者
  スカーフラガーホテルで受注。クリスタル系を除く雑魚がドロップするクエストアイテム[霊魂の欠片]を20個集めて[霊魂の容器]を使用すれば達成。
  霊魂の欠片のドロップ率は高いが、必要数が多いため出たら必ず拾っておくこと。
  パーティなら１体からクエストを持っている全員分ドロップするので取り合いにはならない。
• [35]クマニサの運命
  王冠ボス「クマニサの悪霊」を倒して[クマニサの遺体]を手に入れる。
  クマニサの悪霊（旧名マジックマニサ）は最初の広い空洞を抜けた通路～下り坂を常に往復している。
  なお、壁伝いに移動したり崖を飛び降りれば戦わずにやり過ごせる。
• [35]ミラージュキャッスルのミラーボックス
  ダンジョン最深部で王冠ボス「カマク」と「ハドレオン」を倒してキーアイテムを入手し、クレーターの中心にあるミラーボックスを開けてコアを獲得。
  ミラーボックスを開けるとLv40程の白装備が５～６個と青装備０～２個が手に入る。
  青装備は取得時にバインド済になるので一度手に入れると取引できない。素直に装備できる人に譲ろう。
• [35]ミラージュキャッスルの危機
  謎のロリババア少女ベースからの依頼で封印された悪霊アンドリアの分身を倒すミラージュ最難関クエスト。
  個性豊かな王冠ボス「アンドリアパワー」「アンドリアシャドー」「アンドリアコンファイナー」の３体を倒すことになる。
  それぞれ枝分かれした道の奥にいるため、必要がなければ無視できる。各ボスの攻略情報は記下参照。
• [37]バンヘルディーのマジックツール
  このクエストだけはアーミラスノーで受注。
  必要な3種のアイテムのうち[良質なクリスタル]をミラージュキャッスルの雑魚のクリスタル系がドロップする。
  必要数は1個だが、ドロップ率はかなり低い。入り口付近の雑魚をちまちま倒している程度ではまず出ない。
  なお、これは王冠ボスのラミスリフと戦うのに必要なクエストであり、ラミスリフ討伐の報酬はバンヘルディーセットの最後の一つ[冷血]である。

出現モンスター一覧

倒すべき優先順位は1.デーモンクリステル(恐慌使用)、2.デザイアシャドー(行動不能デバフ使用)。この2体は早めに処理したい。

※詳しくは「モンスター/ミラージュキャッスル」を参照。
※ボスについては「モンスター/ダンジョンボス」を参照。

(*1) 異界との共鳴……一番多くヘイトを稼いでいるキャラを中心にした時限式の範囲攻撃。
範囲ダメージの強さは、デバフを掛けられたキャラの「攻撃力」に比例する。防御無視ダメージ
対策としては、ナイトが固定し、他のメンバーは異界との共鳴の範囲外から攻撃する等

ボス攻略

全体を通して言えるのは、とにかくdebuff「異界との共鳴」対策を忘れないこと。それだけ。

クマニサの悪霊

最初の広い空洞を越えた通路からスロープ状の下り坂を往復している半透明の人型mob。
ヘルリリースとデスサイズの2種の範囲攻撃を持っている。
どちらも詠唱が長いので潰すのは容易だが、HPが残り少なくなると何度妨害しても発動するまで連発するので注意。
なお、しつこく妨害すればあきらめることもある。
ヘルリリースは残りHPの定量がトリガーになっているのか、一度発動するとしばらく使用しない。
ちなみに以前はマジックマニサという名前で、クエストの表記との差異から「マニサなのかクマニサなのかはっきりしろ」と突っ込まれる存在だった。

アンドリアパワー

悪霊アンドリアの分身その１。外見は大きなランカークリスタル。
典型的な物理タイプで、クリスタル系の雑魚召喚や自身の攻撃力アップを行う。また、頻度は高くないが恐慌も使用する。
HPが少なくなるとバーサク(攻撃力UP)で巨大化するが、逆に言えばそれだけなので対処しやすい。
雑魚召喚が来たら雑魚の処理を優先すべし。

アンドリアシャドー

悪霊アンドリアの分身その２。巨大なデザイアシャドー。
魔法系のからめ手タイプ。恐慌とヘルリリース、そして頻度は高くないが「異界との共鳴」も使用する。
HPが残り50%と25%の時に自身の分身を２体ずつ召喚する。分身は見た目、名前、表記は同じだがHPが低くなっている。
分身は出現時のヘイトが初期値のためほぼ確実にヒーラーをタゲるのでちゃんと守ってあげよう。
そのまま戦うと狭い通路での戦いになりやすいので、後衛が十分な距離を取れる場所まで引っ張ると良い。
「異界との共鳴」はおおよそ1戦中に0～2回使用が目安。
共鳴とヘルリリースが重なると大惨事なのでヘルリリースは確実に詠唱妨害するように。

アンドリアコンファイナー

悪霊アンドリアの分身その３。鎧姿の亡霊戦士。異界との共鳴を筆頭に、外見に反して凶悪なdebuffを多用する。
初見ではわけもわからないうちに気づいたら死んでいた、というプレイヤーが大多数だった、みんなのトラウマボス。
「異界との共鳴」を多用し、範囲恐慌、キャッチ、デスサイズも使用。長期化するとガッツでHPを回復する。
ミラージュで全滅する原因の150%はコンファイナーのせいである。

周囲に雑魚が多く掃除したい衝動に駆られるが、高確率で一緒に釣れるので前面の雑魚だけ掃除してボス単体を引っ張ったほうが無難。
タンクが共鳴を貰った場合を想定してヒーラーが範囲外に位置取るとグループヒールは使用できない(届かない)ので
ボスに張り付く前衛職の人は、ダメージを受けたら即座に距離を取ってPOT使用・ヒールを待つくらいの慎重さを持つこと。
何も考えずに殴り続けるのは足手まといになりかねない。
共鳴とデスサイズ等が重なると大惨事になるため、ボスに詠唱バーが出たらできる限り妨害すること。

「異界との共鳴」対策

珍しい名称だがこれが正式な状態異常名。橙色のdebuffアイコンが付いたら共鳴がかかっている。
効果は一定時間後、「異界との共鳴」状態になったキャラクターを中心とした推定範囲150～180内にいる味方キャラクター全員に
共鳴状態のキャラクターの攻撃力に比例した防御無視ダメージを与えるというもの。
わかりにくければ時限爆弾をセットされたと考えればいい。だが本人は無傷。
この比例ダメージというのが曲者で、Lv30後半のナイトでも3000近く出る。
火力が高いほどダメージが跳ね上がるため、下手に高Lv前衛を手伝いに入れていると共鳴だけで全滅必死である。
唯一の救いは共鳴ダメージで死んだ場合はデスペナが付かないことか。
プリーストはグループヒール(範囲120内の味方回復)を使う位置取りをすると確実に共鳴を食らうので射程ギリギリからクイックヒールとヒーリングで対応するように。リジェネも危ない。
代表的な対応策は以下の二つ

• 低火力戦
  タンクとアタッカーがわざと弱い武器を使い、タンクのヘイトを越えないように長期戦をする方法。
  武器が弱いと共鳴ダメージは痛くない。が、面倒くさい。
• 遠距離戦
  タンク以外の全員が共鳴の範囲外から攻撃する方法。クラスによっては攻撃方法が無くなるが我慢の子である。
  10秒程度ナイトのみに攻撃させてヘイトを稼いでおくと安定度が増す。
  コンファイナーは共鳴→恐慌(操作不能で走り回る)という嫌がらせをしてくるので気は抜かないように。

カマクとハドレオン

最深部のクレーターでミラーボックスを守護する怪獣ＡとＢ。
ムーンスラッシュやヘルリリース、雑魚召喚もあるが、共鳴や恐慌のような嫌らしい攻撃は無いのでアンドリア３ボスより楽。
二匹同時に相手をするのは厄介なので片方を釣って引き離し、各個撃破すれば問題ない。
残りHPが75%、50%、25%でそれぞれ雑魚(シャドープリーズ)を4、5匹召喚するのでナイトがシールドブラストで集めるか範囲攻撃持ちが手早く処理するように。
シャドープリーズは数匹張り付かれても大した害にはならないが、範囲攻撃持ちが集めないと確実にプリーストに群がるので注意。
プリーストがノックバック攻撃×4を食らいながら満足な支援をするのはかなり難しい。
（ノックバックは詠唱妨害ではないが、詠唱開始時にノックバックするとスキルがキャンセルされてしまうため）
なお、カマクはHP25%時に召喚とヘルリリースを同時に使う。ハドレオンはHP25%時に召喚とフォート(一定時間、物理攻撃無効)を使う。
ミラージュ最深部は地形の凸凹で魔法の射線が通らないことがある。

オーブ集めのコツ

ミラージュはボス戦のせいで苦手意識の残っている人が多いが、ボスはすべて無視できるので意外と楽。
雑魚は数匹が固まっているが、敵Lvを上回ると索敵範囲が狭くなることを利用し、
回り込んで背後からタゲを取ると多くの場所でリンクさせずに1対1を維持できる。
※1/22現在、索敵範囲が広がったor感知方式が変更されたため背後からの一匹釣りが難しくなり、固まっている集団は殆どがリンクするようになっている。
位置固定ではなく徘徊している雑魚は動きを良く見ておくこと。戦闘状態になると逃げて周辺の雑魚をリンクさせてくる。
退路を確保し、逃げてタゲを切る方向を頭に入れておくのが死なないコツ。
なお、倒された敵はおおよそ20～30分程度で再POPを始めるので注意。再POP時間は位置によって差がある。

おまけ情報

• 最深部は空が見える屋外。山に囲まれたすり鉢状の地形。
• 周囲の崖はかなりの高さまで登れる。上からの景色はなかなか絶景。
• 洞窟内の鉱石「ホルモンクリスタル」は楽器製造の素材の一つ

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