台詞/HYPERIONヨリ緊急指令キツイッスよー…

Last-modified: 2019-06-29 (土) 06:05:27

概要

 ワイルドナックが漏らした弱音の1つ。
 ワイルドナックはハイパワーマッシュの指示で動いていたと思われるが、この台詞が正しければハイパワーマッシュの上にHYPERIONと呼ばれる司令部が存在している可能性がある。

 

メタな解説

 「HYPERIONヨリ緊急指令」はスクウェアが1997年に発売したシューティングゲーム「アインハンダー」*1の台詞。
 ワイルドナックは「ハイペリオン」と発音していたが、原作での正しい読みは「ヒュペリオン」。

 アインハンダーにおいて主人公が搭乗する機体は月面国家セレーネから僅か3機で敵対する地球へ降り立った偵察機のうちの1機であり、軍の指示は無人人工衛星ヒュペリオンを通じて送られてくる。この際の音声の1つが「HYPERIONヨリ緊急指令」なのだが、送られてきた内容を要約すると「敵の戦略宇宙艦が発艦しそうなのでうちの主力部隊が到着するまで空港を撹乱してもらったけど、結局主力部隊は間に合わないから戦略宇宙艦はあなたが単独で撃墜して♡」という、リカオンもびっくりのオーダーのきつさである*2。「指令の厳しさ」という点では完全に一致した名翻訳といえる。


*1 スクウェア製としては珍しい3Dシューティングである。敵の武装を奪う斬新なシステムと優れた演出が特徴。
*2 なおヒュペリオンは最終的に、度重なる無茶振りにブチギレた主人公によって破壊される