- マスカレイドのについて
- スキルについて
- 二つ名、 仮面体の名前について
- 仮面体の詳細
- デバイスについて
- 魔力量甲判定者
- 魔力量乙判定者
- その他
- 山統紀士(やますべきし)
- 桂雄(かつらゆう)
- 諏訪水広(すわみずひろ)
- 獅子鷲樹里(ししわじゅり)
- 梅駆端行(うめかけみずゆき)
- 天草・シャーロット・十子(あまくさ・シャーロット・とうこ)
- 名前不明(仮面名:グレーターアーム)
- 名前不明(仮面名:アントワークマン)
- 名前不明(仮面名:ミノタックルス)
- 名前不明(仮面名:クリアランス)
- 名前不明(仮面名:チョウホウ)
- 名前不明(仮面名:バレットシャワー)
- 名前不明(仮面名:クリムコメット)
- 名前不明(仮面名:グレイヴサテライト)
- 安藤??(仮面名:アサルトアントン)
- 名前不明(仮面名:スキンドーラ)
- 名前不明(仮面名:チェーンベルタ)
- 名前不明(仮面名:ハクレン)
- モブマスカレイド
- ????(??)
- このページについてのコメント
マスカレイドのについて
通常、初めてのマスカレイドの際には、デバイスの力で魔力が引き出され、魔力の性質と術者の思想を併せ持った仮面体が自動かつ自然に組み上がることで形成される。
使用者の望み、好きなもの、喜ぶもの、怒るもの、悲しむもの、楽しむもの、子供の頃に憧れていたもの、とりとめのない空想、秘められたものなどを基に「仮面体」は形成される。
そこは鏡のように光を反射する奇麗な湖、その湖畔だった。
足元には丈の短い青々とした草が生い茂り、少し離れた場所には陽が挿し込まないほどに
木々が密集した森がある。
他に目立つのは……水仙の花だろうか。
『簡単に述べるならば、貴方の深層心理とでも言うべき場所です。初めてのマスカレイドで此処へ至るとは……逸材ですね』
俺の呟きに答える声があったので、そちらの方を向く。
そこに居たのは太陽のような女だった。
ナルには迷いと膨大な魔力があったためこの場所へと至り、謎の女性との出会いを果たすことになった。
マスカレイド中は、魔力を消費し続ける、本音が出やすくなる、感情が表に出やすくなる、嘘を吐けない等の副作用がある。*2 また、初めてマスカレイドをした時に何を考え、思ったのかと言う話は、その人のマスカレイドの弱点にも通じかねない重要な話であり、本来なら家族や友人にすら話すものではないらしい。*3
マスカレイドを発動する時には、「魅せろ!ナルキッソス!」のような呼び出し方をする。この時、「魅せろ!」の部分は(気分の範疇で多少の言い換えはできるが)特に意味のないものと考えられていたが、後にスズが「ここを変更することでランダム性のある要素を多少調整できる」ことを発見した(ただしこれがスズ独自なのか、一般的なものかは不明)
仮面体はパーソナリティの発露だが、外見や機能の一部が他者と被ることはままあることである。これは、理想と現実の妥協点によるもので突き通したい部分は拘るがそうでない部分については扱いやすい方に流れる生徒が多いため。*4
必ずではないが「アンデットな見た目の仮面体は耐久性が高い」など見た目に即した性能を持つ仮面体になる場合も多い。
スキルについて
詳細は スキルにて記載
(仕様上、複数人が同じスキルを使うことも多いため別ページを作成しました)
二つ名、 仮面体の名前について
- 二つ名
その人の仮面体の見た目や戦い方から第三者が名付け、広まり、本人の耳にも届いて、本人が許可をしたら、名乗る事が出来るもの。許可されるかの基準が結構厳しい。
- 仮面体
自分の仮面体に付けた名前。 仮面体の安定性が調整の都合が落ち着いたあと、少なくともデビュー戦の前には自分で名前を付けることになる。
名前をつけるのは、伝統であることと一部のスキル、仮面体の機能対策。しかし、最も大きな理由は決闘後に逆恨み等をされた場合に被害に遭わないようにするため。
『二つ名』 仮面体の名前の順に表記される。
仮面体の詳細
マスカレイドを発動する事によって生じる仮面体は、魔力で構成されておりどれだけ傷を負っても元の肉体にダメージは及ばない。
受ける痛みや流れる血にしてもダメージを受けたことを認識させるための軽微なものに留まる。
仮面体の調整や改造には内容や魔力の性質によって異なり、長期的な調整(外見や装備)と短期的な調整(デバイスやスキル)の種類がある。普通は十分な魔力量がないと時間の確保が出来ないため、時間の確保優先で魔力が残っている時に行う。 また、その魔力量は遺伝する傾向にあるが、大漁愛佳の妹である大漁恋佳のように、必ずしも遺伝するというわけではない。*5
どこかの論文には、自然回復量と平時消費量が釣り合う点がどうこうという話があるらしい。
自分の仮面体には名前をつけられる。 17話時点で判明しているのは麻留田祭のみ。*6
デバイスについて
マスカレイドやスキルを利用するための魔力を引き出すための道具。
学園で配布している顔の上半分を隠す仮面型がオーソドックス。サングラスやメガネ、顔の左右半分を隠すもの、イヤーカフやヘルメットなどデザインは多岐にわたる。
開発している会社ごとに特色があり、仮面体の見た目、身体能力、機能、スキルなど様々なところに影響が出る。装備できるスキル数も変動し、学園配布デバイスの場合装備できるスキルは2個まで。
魔力量甲判定者
| 魔力量第一位 | 翠川鳴輝 |
| 魔力量第二位 | 護国巴 |
| 魔力量第三位 | 縁紅慶雄 |
| 魔力量第四位 | 吉備津陽呼 |
| 魔力量第五位 | 遠坂金次 |
| 魔力量第六位 | 羊歌萌 |
| 魔力量第七位 | 曲家健 |
| 魔力量第八位 | 大漁愛佳 |
| 魔力量第九位 | 徳徒真 |
| 魔力量第十位 | 瓶井幸 |
翠川鳴輝
『二つ名』仮面体の名前: 『??』ナルキッソス
「魅せろ、ナルキッソス!」
「正直なところ……俺は恵まれているんだよな。飯に困ったことは無い。着る事に困ったことは無い。住む場所に困った事もない。周りにいる人間だって、誰も彼も優しい人ばかりだった。俺は此処に居る他の生徒に比べれば馬鹿かもしれないが、犯罪を犯す事を良しとするほどの馬鹿ではない。顔と体については間違いなく一級品で、誇るものではあっても蔑むものでは絶対にない」
「だから、望みと言われても俺にはよく分からない。何を求めればいいのかがよく分からない。俺とは違う俺と言われても上手く想像が出来ない」
「それでもなお、何かを引き出さなければいけないとするならば……俺が俺であるために支障のない部分だけ変わった俺は見てみたいかもしれない。鏡のようにと言うより、部分的にだけ反転した形になるだろうけど、そう言う俺を俺は見たい」
『貴方は……貴方自身とその周囲を愛してやまない。貴方自身とその周囲を守る事を願っている。貴方自身とその周囲の為になら拳を握れる。ならば、貴方は限りなく貴方のままに、けれど部分的には変わった姿になるのが相応しいでしょう』
女神との問答で自分の在り方を言語化したナル。 ナルとナルを形作って来たものたちが好きで、それらを守る事を願っていて、その為だったら喧嘩だって厭わない、そんな事を考え女神が促すままに湖を覗きこみマスカレイドの姿を確認すると…
そうして俺は目覚めた。
マスカレイドを発動し、一糸纏わぬ女性の姿と言う仮面体になって。
全裸の女性になっていた。
(銀色の髪と青い目 を持った、けれどだいたいのパーツからナルだと確信できる顔。)
仮面体発動前も整った容姿をしているが、仮面体発動後は美しさがさらに増し、慣れていない人が見ると魅了されそうになる(これは仮面体の特性やユニークスキルではなく美しすぎるから)
かなり頑丈なマスカレイドで、生身で受ければ頭が割れるどころか真っ赤なシミ以外に何も残らないほどの攻撃でも、原型を留めているどころかほんの僅かに額に切り傷を作って流血する程度ですむ。 再生能力も高く、切り傷程度であれば即座にある程度塞がり、傷の名残は流れ出て化粧のように顔を濡らしている血だけになる。
魔力量の多寡ではなく、性質で以って、外部からの変更を受け付けないようになっており、仮面体に服どころか布を被せることすらできない。
ナルの外見に対する強い拘りが反映されているため、一般的な手法、専門の機械を使って、仮面体の調整や改造を行う場合に制限が生じている。 そのため、仮面体を弄るにはナル自身の技術でどうにかするしかないことが判明した。*7
いやまあ、俺の肉体美を余人によって遮る事は叶わないと言うのは朗報と言えば朗報だけどもな!
「それは……まあ、そうでしょうね。この肢体を安易な衣装で隠すなんて、許されない事ですから」
解決策として、ナルの意思と魔力で以って、衣装を作り出す(具体的には、着たい衣装を一度現実に作ってもらい実際に着てみて、その材質や手触りをしっかりと確認してから再現する)という案を採用。服の再現こそ容易だったものの、脱ぎたい衝動が抑えきれずキャストオフしまう(着ている時間については訓練で少しずつ延長している)。
ナルの仮面体は普通の仮面体よりも痛みを感じやすい。 魔力性質、仮面体の形状、不意打ち、体内からの攻撃なども関係するが、必要以上に痛みを感じてしまう。 また、味覚は完全再現されている。
戦闘時には、服の他に魔力で生成した強化プラスチック製の盾を装備している。
俺の目に留まったのは、上下の高さが160センチメートル程度で、左右は俺の肩幅程度かつ歪曲している、強化プラスチック製の大きな盾。
縁と持ち手がある部分には黒いプラスチックによる強化が行われ、下半分は塗料で見えないようになっているが、上半分は透明であり、向こう側が透けて見えている。
近いものだと……警察が持っている防護盾、ライオットシールドだろうか。
あるいは中世の騎士が持つようなタワーシールドでもいいかもしれない。
装備している盾は魔力で作られているため破損しても修復が可能であり、修復せずに1から作り直すことも可能。ただし、元が強化プラスチックのため高熱や凍結などにはあまり強くない。
素の仮面体が裸+装備も服と盾という非常に軽装なためマスカレイドの魔力燃費が非常に良い。さらに、燃費を向上させる魔力性質と圧倒的な魔力量が合わさった結果、立っているだけならば魔力は消費どころか回復していく。
肉体そのものも非常に頑丈であり、少なくとも縁紅慶雄戦時点では強化プラスチックを元にした盾よりも硬い。自己回復力も非常に強力で腕や服が切り裂かれてもあっという間に回復する。この防御力や回復力はスキルではなく、仮面体が持つ性質である(「自分がそうであると決めた形へと常に整え続ける、ある種の完全性」がナルのユニークスキルではないかと推察されていた*8)。後に、本当にユニークスキルと判明し恒常性と名付けられた。
欠点としては、自分の肉体と盾しかないため攻撃力が低いこと。つま先に硬質の芯が入っているブーツで蹴飛ばしたりは可能だがなぜかあまりダメージにはならない。しかし、上記した継続戦闘能力の都合上、持久戦になればナルに圧倒的な部がある。そのため、ナルと対戦する相手はこの防御力と回復力を如何に突破するかが大きな課題であり生徒間でも議論が交わされている。後にイチから体術訓練を受けており、攻撃力の大幅向上にはなっていないものの近接戦闘能力は向上している。
専用デバイス装着後は、防御力の向上はもちろん自由度が向上しており触るだけで服の色や種類、盾のサイズや透明度などを一瞬で変更できるようになった(これについては後に、ユニークスキルだと判明しドレッサールームと名付けられた)。ただし、髪の毛や肌の色はデフォルトの状態こと最も美しいということで変更できない。さらに、デバイスを模したチャームを再現することで、その機能を部分的に再現したのか魔力制御や維持能力が向上した。
ドレスパワーが開発後は、ドレッサールームと併用することで相手や環境に合わせて即座にバフを切り替えることが可能。さらに、相手の仮面体や環境依存ではあるが不足していた高火力な攻撃を放つことも可能になった(アンデット特攻のシスター服、水場でノックバック等のバフがかかる水着等)。
仮面体の性質によるものか、使用できるスキルが全てPスキルに限定されている。
使用スキル
- P・Un白光
両胸の先端と股間を隠すように、線状の濃くて白い光が発生するP・スキル。 - 恒常性
ユニークスキル。
物理的に傷ついた体が急速に回復したり、体内に取り込んだ毒を無毒化するスキル - ドレッサールーム
ユニークスキル。
仮面体を記録しておくスペースとは別に装備を記録しておくスペースが存在し、そこにデータを登録したり、調整したり、引き出すことができる。
ナルが服や盾を容易に取り込めたり、色などを変更できるのはこのユニークスキルによるもの。 - P・敵視固定
範囲内の相手をこちらへ向くように強制するスキル。ナルが使う場合は、魔力量と相性から首が捩じ切れるレベルで固定することができる。乱戦や団体戦で特に効果を発揮する。
魔力の性質:粘着質が強い、外部からの干渉に対して異常に強い、自然発散しづらい、切り離そうと思っても離せない
(先天的なものであり、変える事が出来ない、ある種の才能のようなもの)
このことから、仮面体への干渉、特に外見についてはナルが許容しない限りは、まず成功しない
魔力が粘着質のため、普通ならダメージとして切り離される魔力が切り離されないらしい。
こういった性質だからか、魔力操作を行いやすい。
ナルがスキルを使用するためには新規のものを開発する必要がある。 既存のスキルは見た目が変化するものが多く、ナルが仮面体の外見が崩れるのを許容できないためスキルに頼ることは難しいとされている。
「ふむ、ふむ?」
まずは前に伸ばした手。
傷一つ、くすみ一つない綺麗で手入れが行き届いた人間の手だ。
つまり、何もおかしくはない。
声は……少しおかしいか。
普段よりも少しだけキーが高いように感じる。
視線の高さが変わっていないので、身長は変わらず。
口や視界を邪魔するものも感じない。
「体は軽い。いや、違和感があるな」
軽く跳ねてみると、マスカレイド発動前に全力で跳ぶのと同じくらいの高さまで、簡単に跳ねる事が出来た。
ただ、どうにも違和感がある。
重心がおかしいと言うか、跳躍に追従するような動きが生じている。
だから俺は違和感の出元に目を向けて……。
「うわ、でっか……」
首を動かした程度では自分の足元が見えないサイズのそれを見て、思わず呟いてしまった。
うん、乳房がある。
それも立派なサイズで、張りと弾力が十分にありつつも、柔らかさも兼ね備えた、素晴らしい奴だ。
今ここはお披露目の場だと聞いている。
教師たちからカメラを止めるような声は聞こえて来ても、お披露目を中止するような声は聞こえてこない。
俺がこうなったのは事故のようなものであり、恥じることは何一つない。
そして、今の俺の姿は、俺の思っている通りであるならば、見せられないなどと恥じ入る必要がある部分が欠片も無い姿のはずだ。
で、俺の考えが正しいからこそ、目の前の少女は視線を向ける先に困っているのだろうし、周囲も動揺以上に恥じらいを感じているのだろう。
であるならば、ここでやるべき事など唯一つしかない。
「俺の美しい体を観客に見せつければいいんだな!」
俺は両足を適度に開き、左手を腰に、右手を真っすぐ前に伸ばし、胸を張りながら、一切の恥じらいを見せることなく堂々と宣言した。
正直に言えば。 俺には今、大きな鏡を使って、自分の全身をきちんと見てみたいと言う気持ちがある。 だって絶対に美しいから。 見たもの全てを魅了してやまないような、俺の理想形に限りなく近いであろう女性像がそこにはあるだろうから。
俺は樽井先生の指示に従って、その場で仁王立ちして、大きな鏡を見る。
うん、一目見て美しいと断言できる姿だ。
銀色の髪は腰まで伸びていて、絹糸のように細くてサラサラとしている。
目の色は鮮やかなターコイズブルーで、宝石のように輝いている。
顔の造形は一切の化粧をしていないはずなのに人目を惹き、整っている。
肌は白磁のようであり、黒子もシミも傷も見当たらない。
胸は大きく、けれどしっかりと張っていて、垂れとは無縁。
あそこについては……幾ら自分のものであっても、ノーコメントであるべきか、奇麗とだけは言っておくが。
衣服については、アクセサリの類も含めて、やっぱり一切なし。
そんなわけで、最初にも言ったが、総評するならばこうなる。
「うん、俺は美しいな。絶世の美女と言う奴だ」
と言うわけで、素直に、胸を張って、ドヤ顔で俺はそう言い切る。
そこには一点の恥じらいも臆する心もない。
ただ、事実をそのままに伝えただけの事だ。
「ナル君大丈夫だった!? 怪我とかしてない!? 乱暴とかされていない!? あ、仮面体についてはものすごく綺麗だったよ! 私の髪の毛と目の色にどことなく近かったけど、アレは私の事を意識してくれたからなのかな? でも、顔と体はナル君で、男も女も関係なしに魅了する感じだったの! あんなに奇麗だとナル君に対して良からぬことを考える人とか出て来そうで正直私は怖くなっちゃったんだけど、そんな事がどうでもよくなるくらいにナル君の決めポーズは決まっていて、あ、そもそもとしてあの姿のナル君はナル君じゃなくてナルちゃんと呼んだ方が適切なのかな。ナル君はどう思う? それはそれとして……」
「ナル君の魔力は粘着質で外部干渉を受け付けない。となると、仮面体を変質させることで効果を及ぼすタイプのバフデバフは無効化される可能性が高いのかな。ううん、この辺りは今はどうでもいいか。それよりも重要なのは、ナル君は自分で衣装を出せるようにならないと決闘に出られないと言う点。普通の仮面体の調整は機械を使う事で簡単に出来るけれど、それが使えないとなると自力で魔力を変質させて衣服のように変更する必要があり、可動性なんかも考えると構造までしっかりと……いや、敢えてファジーな形にした方が……」
「マスカレイドを解除しろって言っているんだよ! この痴女がぁ!!」
「むしろ暴れた方がまだマシだったんだよ、この痴女!!」
「その台詞は動くだけで乳房が暴れない格好になってから言え!」
「ただ、問題がないわけじゃない。お前の仮面体ははっきり言って痴女だ。下着一枚身に着けていない裸の女だった。しかも、パーツもきちんと付いていた」
「当たり前だが、その恰好は公共の良俗に反するものであり、特別な場で無ければ人様に見せられるようなものじゃない。二度目となれば故意であるのは明らかだし、次に同じような事があれば、間違いなく逮捕されることになる」
えーい、誰も書かないなら俺が書いてやる!
魔力量第一位、翠川鳴輝。
魔力量はとある筋の情報によれば3000オーバーとの事。
そして現状の仮面体は……全裸の女である!
(大事な事なのでもう一度言うが)全裸の女である!!
仮面らしいものすら身に着けていない全裸の女である!!!(とても大事な事なので三回言いました)
なお、名前から分かる通りに、中身は男である!
仮面体もマスカレイド発動前も美形だが、道を踏み外さないように注意!!
ちくしょう、なんで男なんだ!!
恥じらいが無かったのはエロさと言う意味では減点。 芸術品としてみるなら加点。
あの限界ランニング、『放送事故』さんがやったらどうなるんだろうね? (割愛)
そりゃあ激しく揺れて……なんかすまんかった。
くそう、くそう……同じ事しか思いつかなかった……
など
全裸かつマスク無しはマスカレイドの歴史上初めてとのこと。 全裸マスクなら探せば案外居るらしい(!?)
内容:マスカレイド授業、VS麻留田風紀委員長
授業では検査や維持時間の計測を行うために、握力測定や反復横跳びを行った。 全裸で。
結果として、握力のような単純な物なら、中学三年生の頃に計測したもののの二倍から三倍に、反復横跳びなら、滑らないように急停止する方が難しく、息切れが一切ないといった具合で大幅に強化されている。 また、マスカレイド発動中に魔力切れを起こさないことが判明したため、麻留田とスパーリング(模擬決闘)をしながら計測することになった。
麻留田の放つ砲弾や弾丸が直撃しても、転び吹き飛ぶ程度ですむ頑丈性、耐久性が充分に発揮されている。 全身を血化粧で染めながらもなんとか一撃を与えることができた。 なおこの間も常に全裸で戦っている。
魔力切れを起こしたが、その後仮面体を再展開することができるなど、魔力量もさることながら魔力の回復速度も尋常ではない模様。
14話において麻留田、樽井先生と会話をする際、ナルは胡座をかいている。 その後マスカレイドを起動していることから女性の姿で全裸で胡座という状況になっている可能性がある。
更に、授業終了後ではマスカレイドを解除せず仮面体のまま=全裸で教室を出ようとしたため、麻留田に止められた。
「ぶん殴ると言いましたよねぇ……麻留田先輩ぃ!」
内容:マスカレイド授業2日目、ナルの仮面体改良
ナルが仮面体になった後、着ることになったのは女性もののライダースーツ。(胸元と四肢の先にはファスナーが付いていて着脱しやすい。ファスナーが開くと手首足首、乳房の一部が見える。 へそと鎖骨は完全に見えるが、見えてはいけない場所はきちんと隠れている)
このライダースーツの特徴を1、2、わかったこと、できることを3、4に記載する。
1. 自分の仮面体がどんな形をしているのかを正確に把握できる
(生地を肌に接触させることで強制的に違和感を覚えさせ、自分の仮面体の形を自分自身に覚えさせる)
2. 仮面体から魔力が放出されるのを阻害する
(魔力の一部を吸収して、一部は弾くことで肌の直ぐ上とライダースーツの間に、普通よりも密度が濃い自然放出された魔力の層が出来る)
3. ナルの仮面体は肌感覚が凄く鋭敏でありること
4. 染み込んだ魔力でライダースーツ状の魔力の塊(層)を形成し、それを固定化した上で肌の色以外で色付けできれば、ナルの仮面体が服を着ているように見えるようになる→ 他の人の仮面体と比べ、服装のバリエーションが増やせる
意外にも、上半身、下半身共にあっさりとライダースーツの再現を行うことはできた。
しかし…
突如、心の奥底から衝動が湧き上がる その結果、ライダースーツを模したナルの魔力は吹き飛んだ。
「脱ぎたい」
「凄く、脱ぎたい! キャストオフ!!」
「キ モ チ イ イ ……」
内容: マスカレイド授業3日目
魔力で生成したライダースーツを約10分は維持できるようになり、作り出すまでの時間も短くなった。 品質も着ていて違和感のないようにすることができた。 しかし、決闘が行われる時間は甲判定者同士だと20分はかかるため時間が足りないという懸念点がある。
体の細かい動作制御が行えているか、出来ない動作があるのか、柔軟性などに問題がないか、そう言ったものを確認するためのダンスを行った。 仮面体が性別が変わり且つ全裸(現在はライダースーツあり)に加え本人の素質により、5分間踊りきり二周目に突入したり口を開く余裕もあった。
仮面体の改良案として、胸と股間に白い光を出す、武器を出すが挙がった。
部屋の鍵はしっかりと閉めておく前提での自室内でなら、自由にマスカレイドを使ってよい許可が出た。 本来は最低一ヶ月かかるため、仮面体の制御能力と安定性の高さは、並外れている。
内容: 学園に入学して最初の休み
決闘学園内にあるショッピングモールにて、
麻留田さんのような全身金属の塊な仮面体が相手でもない限りは、最低限戦いになるだろうし、見ていて歯ごたえがあるものになる事だろう
ということで武器をレンタルすることとなった。
上下の高さが160センチメートル程度で、左右は俺の肩幅程度かつ歪曲している、強化プラスチック製の大きな盾。 縁と持ち手がある部分には黒いプラスチックによる強化が行われ、下半分は塗料で見えないようになっているが、上半分は透明であり、向こう側が透けて見えている。
一般的には武器扱いされない物であるし、武器らしい鋭利な部分も硬い部分も碌に無いのだが、どうしてか俺の目にはこれが留まって離れなかった。
他に、ナルの仮面体は裸足のため安全靴を購入した。
全体が黒一色で、靴底が厚めかつ硬く、紐で締めるようなブーツであり、触ってみれば確かにつま先に硬めの物が仕込まれている。
バイクなどに乗る時は、巻き込みの危険性を考えて、紐無しのブーツがいいとされるが、これは俺の仮面体の物なので、問題はないだろう。
購入、レンタルしたブーツと盾はナルが納得し、受け入れた上で持ったからか、驚くほどあっさり形になりキャストオフの対象にもならなかった。
内容:仮面体の名付け
ナルキッソスと名付ける。
また『二つ名』として『放送事故』が選択できたがしなかった。
護国巴
『二つ名』仮面体の名前: 『??』トモエ
フードを身につけずにマスカレイドが可能。
全身に当世具足と呼ばれる日本の甲冑を身に着け、髪が赤から黒に変わり、武器として薙刀が構成される。
幼少期から訓練をしているため足取りも軽快でマスカレイド、走ること共に慣れている。デビュー戦では、OBたちからプロでも通用するレベルだと評価されている。
特殊な機能を持たない万能型。突出した機能はないが、その万能性と魔力量故に相手が特化型・汎用型のどちらであっても対応できる。
使用スキル
- エンチャントフレイム:武器に炎を纏わせ、熱と破壊力を追加する。
- バーティカルダウン:次の動作を垂直振り下ろしに固定することで最適かつ最大威力で攻撃でき、魔力による追加強化も可能。
縁紅慶雄
『二つ名』仮面体の名前: 『??』ゴールドバレット
フードを身につけずにマスカレイドが可能。
黒地の全身タイツの上に黄金色のベストやプロテクターを身に着け、顔の上半分を黄金色のマスクで隠している。
武装は腰につけているリボルバー。 装弾数は六発、弾入れのようなものもあるため、リロードも出来る。
足取りは護国ほどしっかりとしたものでは無いが、遅れるほどでもない。身体能力の評価は並よりは上。但し、決闘の舞台で集中力が増すことで、銃の威力も含めて、普段以上のポテンシャルを発揮したり、仮面体の機能や特性によっては外見からは想像できない何かもあり得る。
使用スキル
- カーブショット:弾丸の進路を変更する
- クイックステップ:一歩の速度と距離を増加する
吉備津陽呼
『二つ名』仮面体の名前: 『??』サンコール
軍服の礼装、マスク判定になっているのはサングラスとハチマキ。腰にサーベル、背には銃剣付きのマスケット銃を装備している。
使用スキル
- クイックステップ:一歩の速度と距離を増加する
- ロングエッジ:武器を伸ばす
遠坂金次
『二つ名』仮面体の名前: 『??』レッドサカー
鶏モチーフのヘルメットに赤の全身タイツ。腕からは翼のように羽毛が生え、両足には鋭い鉤爪が生え揃っている。翼は見せかけではなく、実際に空を飛ぶことができる。
羊歌萌
『二つ名』仮面体の名前: 『??』バラニー
顔はティアラとベールで隠され、首から下は羊の毛で覆われた体を思わせるようなふっくらもこもことした衣装。更にふわふわモコモコになって、正に羊さんと言う感じ、可愛い。
羊の角をモチーフとした杖を装備している。
相性が非常によいため、学園配布デバイスでは登録できない状態異常系のスキル(スリープ)を扱う。
使用スキル
- スリープ:魔力を飛ばし、命中した相手を眠らせる。効果は長くても数秒。
曲家健
『二つ名』仮面体の名前: 『??』コモスドール
「行くっすよ! コモスドール!」
犬モチーフのヘルメットに緑の全身タイツ。
右手には柄が短めの槍が握、左手にはコモスドールの全身が隠れる大きさの盾を装備している。
使用スキル
- インパクトアブソーバー:一定時間、発動対象物が受ける衝撃を和らげる
大漁愛佳
『二つ名』仮面体の名前: 『??』アルレイシャ
何時の時代だと言いたくなるスケバン衣装。 武器らしいものを持っていないように見える。
実際は手袋に細長い糸がついており、束ねることでバットや盾のように扱える。
徳徒真
『二つ名』仮面体の名前: 『??』ブルーサル
猿モチーフのヘルメットに青の全身タイツ。
腰に投擲用の球体、背中にはアサルトライフルを装備している。
瓶井幸
『二つ名』仮面体の名前: 『??』サダルスウド
陶器系の質感がある全身鎧で、肩には鎖付きの巨大な水瓶のようなものが担がれている。
水瓶からは水の塊を射出できる。
麻留田祭
『二つ名』仮面体の名前: 『鋼鉄の巨兵』シュタール
「ぶっ放すぞ『鋼鉄の巨兵』シュタール!」
現れたのは身長3メートル近い、全身に金属製の鎧を身に着けた巨人、いや、ロボ。
顔はカメラや金属を組み合わせてそれっぽくしたもの。
両手には、昨日投げつけられた金属製の檻を二つ、鎖で繋げてヌンチャクのように握っている。
背中からは巨大な砲塔が複数生えて、こちらに砲門を向けている。
他にも、色々と細かいパーツが各所に付いていて、金属同士がこすれ合う音や、火花を散らしている。
檻ヌンチャクやドリルによる近接攻撃、砲弾による遠距離攻撃、金属のボディによる防御力、足裏のローラーによる高速移動とあらゆる点で隙がない。本人の知識や技術も合わさり、「学園トップ2の片割れ」という評価に恥じない実力を有している。
「部分展開」というユニークスキルを持つ。これはデバイスを用いずに自身の仮面体の一部を出現させることができ、鋼鉄製の巨大な檻を出現させることも可能。また、檻だけでなく体を覆う装甲板や関節の隙間から出てくる小銃も展開できる。
マスカレイド発動中に使用した場合は、追加の装甲板を出したり、火力を増強できる。
精密部品の塊であり金属の身体、湿気る可能性がある銃火器の火薬など水場、特に海水は天敵である(魔力による動作+防水対策はされており水により完全停止することはないが影響は出る)。
使用スキル
- フルバースト
2本の砲塔から放たれる。 物質的な弾ではなく、魔力を固めて物体化した弾丸であり、その速度と硬さは本物の大砲と比べても遜色がない。 - リターンウェポン
手放した武器を手元に戻るように動かす。 - ハーディング
防具の内側に直接衝撃を与える。 - 部分展開
デバイスを用いずに自身の仮面体の一部を出現させるユニークスキル。
「いやこれ、マスカレイドじゃなくてロボでは!?」
燃詩音々
『二つ名』仮面体の名前: 『ヒキコモリ』????
外見は不明。
一般の電子機器に接続し、その性能を飛躍的向上・自由自在に操作できる。そのため魔力が関わらないプログラムやハードウェアは彼女にとて無力であり、生徒一人の個人情報を入手するなど造作もない。
彩柱色
『二つ名』仮面体の名前: 『??』カラフル・イーロ
外見は不明。
現役アイドルとして活動しており、学園の宣材写真なども撮影している。
アイドル活動が多忙なため、決闘はほぼしていない。
体育祭の昼休みステージでゲリラライブをしていた。
クマハクマダクマ
『二つ名』仮面体の名前: 『??』クマハクマダクマ
「クマハクマダクマアアアァァァッ!」
体長2mにも及ぶシロクマの着ぐるみ。両手には太い爪を持つ。2足で立つこともできるし、本物のクマのように四足歩行の姿勢で動き回ることもできる。
クマの肉体を忠実に再現しており、特殊能力はないもののその強靭な肉体から繰り出される一撃は並の仮面体ならひと撫でで首から上が吹き飛ぶ。
赤桐佳穂
『二つ名』仮面体の名前: 『??』ブラッドマスター
執刀医のような姿をしている。
血液操作を行う機能を持ち、手に持つメスの切れ味は極めて高い。
魔力量乙判定者
水園涼美
『二つ名』仮面体の名前: 『??』スズ・ミカガミ
「映して、スズ・ミカガミ」/「黒を映せ、スズ・ミカガミ」
「では始めてください」
「はい。マスカレイド……発動!」
スズがデバイスを起動すると同時に銀色の光が発せられ、視界が奪われる。
そして、光が止んだ後に立っていたのは?
「発動……出来ましたか?」
顔には立派な二本の角を持った般若の面。
身に着けているのは、立派な巫女衣装。
手にしているのは中に何かが入っているらしい、両手で持つような大きさのバッグ。
「ナル君。どうかな、可愛い?」
スズが俺の方へとしっかりと向き、尋ねてくる。
プレッシャーは……明らかに増しているな。
だが、仮面が般若である事も含めて、間違っても可愛いとは言えない姿をしている。
そして、嘘を吐けばろくでもない事になる気配もしている。
スズの眼前に薄い円盤状の水が出現し、それが通り過ぎた場所からスズの体は仮面体のそれへと変わっていく。
つまり、顔には般若の面が現れて角を伸ばす。
体を守るは白と赤が眩い巫女衣装。
そして手には、揺れる度に何かがぶつかり合う不審な音が内部から響くボストンバッグの持ち手が握られている。
こうして、不穏な気配を漂わせる般若巫女が姿を現した。
マスカレイドに出てくるボストンバッグの中にはランダム性を一部に伴いつつ色々入っている。
出てくるのは……赤い液体の入った三角フラスコ、青い液体の入った丸底フラスコ、黒い液体の入った試験管、何かの薬のカプセル、パッケージングされた錠剤、粉末入りのビニール袋、少量の液体が入ったガラス質な何か、スポイトにシャーレ……色々だな。
中には十字を幾つも組み合わせたような、とても複雑な形状のガラス容器なんかもある。
ただ全体的には……理科の実験で使いそうなものが多いだろうか。
これらは魔力でできており、マスカレイドとともに消えてしまう。それぞれ単体なら非常に安定しており、ガラス容器は脆い。
薬液や薬、薬液どうしを二種類以上混ぜ合わせることでさまざまな効果を発揮する。同じ組み合わせならば同じ効果が発揮される。薬液や薬はかなりの種類がある上に入っているものはランダムなものもあるため完全に調べ切るのは不可能(スズ本人の研鑽によりある程度の法則性を見出している。また、仮面体発動時のセリフ(「映して、スズ・ミカガミ」の「映して」部分)を変えることである程度調整できることを発見している)。
中身は魔力を使ってリロードが可能。また、バッグの側面には穴あきの鉄板が仕込まれているため丈夫。中身入りのバッグを相手に叩きつけることで中身を割り大爆発、その爆風を相手に向けて放つなんてことも可能。
魔力量こそ少ないが、仮面体としての最大の強みは「後出しじゃんけんができる」こと。本人の頭脳と情報収集能力、そしてランダム要素の多い薬品や器具を使う能力を研鑽しある程度の法則性を確立したことで相手の手を認識した後で対抗策をその場で構築できる。普通の決闘者は戦闘前に手札がすでに決定しているため、この「後出しじゃんけん」は非常に強力な手段である。
仮面体の能力によるドーピングが必要だが、近接格闘もできる。こちらは格闘で相手を倒すというより牽制に使うことが主で、距離を取ったり、器具で準備をしたりと本命の薬剤を狙う準備のために使う。
体育祭でのナルとの対決では、全力を持ってナルと戦うためアビスからもらった素材を使用した。
スズが右手に持つのは深藍の液体が入ったフラスコ、左手に持つのは黒くて小さな星型の物体。
スズが星型の物体を口に運び、噛み砕く。
するとスズの全身から大量の魔力が噴き出して、周囲に満ちていく。
その魔力の色は黒。
それもただの黒ではなく、油のようにネバついていて、触れたものに絡みついてきているような感覚を覚えさせる、得体の知れないものである。
続けてフラスコの中にある深藍の液体をスズは飲み干す。
するとスズの全身から噴き出している魔力はさらに粘性を増して、特にその両手に多く絡みつき、グローブのような形を形成する。と同時に、石油あるいは腐敗、もしくは磯の匂いにも似た、独特の芳香が周囲に漂い始める。
そして、スズが『ティンダー』を発動し、右手の指先に火を灯すと同時に、全ての黒い魔力が発火して、青、紫、黒を主体とした色合いの炎となって燃え上がり、リング、ナルの体を炙り始めると共に、スズの姿を変貌させる。
つまりは、般若面の角先と両手を燃え上がらせ、黒く染まった巫女衣装を身に着けた姿へと。
アビス素材による強化後の能力としては魔力量の超増大、目にも止まらぬラッシュができるほど身体能力が向上、そしてさらに殴った箇所を起点に大爆発を起こす。
性能は破格だが、ナルとの対決後には丸一日眠り込み魔力の回復速度が大幅に減少していた。これは、上記した能力は邪神により魔力を前借りすることで発動していたからであり、眠り込んでいたのは前借り分の魔力を返済するため。
返済に関しては真っ当なもので、永続的な後遺症もない(ただし、ナルからは一時的な後遺症もダメだと注意されている)
- 飲むことで敏捷性、体幹、認識能力などの向上
- 混ぜ合わせることで爆発を起こす
- 煙に物理的な性質を追加し、指向性を与える
- 手足の感覚や平衡感覚をなくす毒薬を生成する
- 強酸性の煙を発生させる
- 無色透明無臭で摩擦抵抗力を1%未満まで減らす油を生成
- 自身を硬質化する
- 百度を超える強酸を爆発させて飛ばす+有毒煙をばら撒く
- 触れたものにかかる重力を十倍にする煙を発生させる(デスプレッシャーと命名)
- スポイトで魔力を採取し、次の調合に採取した魔力に対する特攻効果を付与
- フラググレネード、焼夷グレネード、毒ガスグレネードを合わせたような効果を持つ試験管をロケット花火のように射出
- 相手の体内で、相手の魔力を消費して複製・増殖する致死毒を生成
使用スキル
- クイックステップ:一歩の速度と距離を増加する
- エアシェルター:発動者の周囲に空気の膜を生成する
髪の色に変化はなく銀色ののままで、声音もスズのままだ。
だが……そう、なんとなくだが、プレッシャーのようなものを感じる。
それも炎のような熱を帯びた上に、泥のように粘りつく、そんなプレッシャーを。
だが教職員の方がそのプレッシャーをものともしていないのか、あるいは感じていないのか、何事もない様子でスズへと話しかける。
「可愛いと言うよりはカッコイイ。あるいは威圧感がある。と言う感じだな。なんか、ビリビリとしたものが来てる」
天石市
『二つ名』仮面体の名前: 『??』ファス
「揺らげ……ファス」
顔を鳥のくちばしを模したマスクで、他の部位も暗色と迷彩を中心としたフード付きのマントで隠した格好。
服と同じく黒色のクロスボウを所持しており、自動装填能力を持つ。
ドレスパワーと同化のスキル、仮面体の機能を併用することで消えたように錯覚するほど高度な隠形術を使うことができる。仮面体とは別に自身が取得している体術と組み合わせることで、一方的に不意を突いて攻撃することができる。
ユニークスキルである「同化」は自身の魔力を周囲や相手に同化させることができ、上記したように自身の魔力を隠すのに利用している。応用形として、別人の魔力に合わせることで魔力による感知を誤認させたり、魔力を使った能力の効果を減衰させることもできる。
必殺技として、全身がぼかしがかかったようにぶれ、そのブレが矢に集まり、装填することができる。傍目には装填されているのかわからないが、その矢は守りを無視して急所を貫くことができる。これは「同化」を利用したもので、矢の大部分を相手の魔力に同化させている。魔力に同化させることで相手の防御をすり抜け、あえて同化させていない矢羽部分が動きを止めると同時がすべてが元に戻ることで防御無視のダメージを与える。
使用スキル
- 同化:自身の魔力を周囲や相手に同化させる
- ドレスパワー:光学迷彩のように周囲の風景に同化する。
- ヌキテ:貫通力のある抜き手を行うスキル。同化を合わせることで防御を無視した一撃になる。
マリー・ゴールドケイン
『二つ名』仮面体の名前: 『??』マリー・アウルム
「旅立て、マリー・アウルム!」
黒のドレスに黒のつば広の帽子、そこから垂れた黒のヴェールで全身を隠して、黄金の骨と黒い布でできた傘を片手に持つ。
蓄財というユニークスキルを持つ。蓄財は、マスカレイドを解除しても消えない魔力の金貨を生み出すことができるスキルで、生み出した金貨を砕くことで魔力に変換できる。大量の金貨を生成するのには相応の時間がかかるものの、事前に作成し所持しておくことは可能。
決闘では、金貨を消費することで魔力を回復したり強力な一撃に転用することが可能。本来は大量の魔力を消費するP・魔術詠唱を組み合わせたゴールドパイルの威力はナルが全力で展開した盾と腕を貫くほど。
また、魔力効率が非常に悪い回復系のスキルを使うこともできる。
使用スキル
- ゴールドパイル
- P・魔術詠唱
綿櫛美照亜
『二つ名』仮面体の名前: 『??』ツインミーティア
「双星煌きなさい! ツインミーティア」
顔に石膏製の装飾付きマスクを付け、裾の広がったドレスを着用し、腰に光り輝く細い剣を二本差した女性の仮面体。
体育祭では、スズと対決。開戦前からスズに対し侮蔑的な罵倒を投げかけたが煽り返され逆上。襲いかかったが、スズの戦略に終始翻弄され油まみれで立てないところに火をつけられ炎上、決死の反撃を読まれ、防御された上に腹パンにより拳が胴体を突き抜け大敗北した。
名前不明
『二つ名』仮面体の名前: 『??』バードスナッチャー
「掻っ攫え、バードスナッチャー!」
二年生乙判定。
頭にはテンガロンハット、顔にはゴーグル、首には襟が高いケープを身につけ、両手には水平二連のショットガンを持つカウボーイのような姿をしている。
ショットガンからは、散弾だけでなく可燃性のとりもちを発射することができる。「とりもちを当てて燃やす」というシンプルな戦法だが、実力は本物で甲判定者にも勝利した経験がある。
その他
山統紀士
『二つ名』仮面体の名前: 『勝利の騎士』ウィンナイト
全身を西洋式の甲冑で包み込み、右手に両刃の剣、左手に大きな盾を持った騎士。 綺麗に磨かれただけにしか見えない鎧の何処にもギミックらしいものは見えず、剣と盾も同様。
使用スキル
- ロングエッジ
剣の刃が不自然に伸びる。 - キーンエッジ
異常に鋭い刃に変換する。 - パリングシールド
魔力の幕を纏った盾で攻撃を弾く。 スキルの研鑽によって、着弾の瞬間に自分の腕を巧みに使って衝撃を出来る限り殺し、自分の体にかかる負荷を限りなく削ることができる。
桂雄
『二つ名』仮面体の名前: 『仮面剥ぎ』ケイオス
顔の右半分だけを白い仮面で隠し、残りは黒の全身タイツと同色のプロテクターで身を固めている。
相手の仮面の上に手をかざし「お前の仮面、貰い受ける」と言葉を発する。その後、腕を勢いよく払うことで相手をマスカレイドを強制解除できる即死技を持つ。ただし、「精神的優位に立っている」「魔力量がケイオスの方が多い」「仮面体の調整量」等で成功率は変動する。
また、黒タイツに見えるものは実際はスライムのような物体であり時間はかかるが自由に変形・硬化が可能。ナルキッソス戦では、爪のように変化させ近接戦闘を挑んだ。
諏訪水広
『二つ名』仮面体の名前: 『??』スウィード
「覆え、スウィード!」
様々な材質の帯で全身を包まれ、その先を垂れ下げることで手足が何処にいるかも定かではない姿。
獅子鷲樹里
『二つ名』仮面体の名前: 『??』ボーゲンレーベ
「射貫け、ボーゲンレーベ!」
覆面を身に着けて顔を隠した人の上半身と獅子の首から下を象った下半身を持つ異形の姿。手には槍のような見た目の矢とそれをつがえられるサイズの弓を装備している。矢はそのまま槍のように扱うこともできる。
梅駆端行
『二つ名』仮面体の名前: 『??』グロリアスライダー
マスカレイドの登場ともにバイクを召喚できる。バイクのトップスピードは時速120km。
天草・シャーロット・十子
『二つ名』仮面体の名前: 『??』バットシャーロット
血色が悪くゴスロリ衣装をしたヴァンパイア。
仮面体の機能でデフォルメされたコウモリを十数匹召喚することができる。このコウモリたちは、基本は命令に沿って行動するが、命令がない場合は自身で考えて移動・攻撃を仕掛けてくる
サークル「パンキッシュクリエイト」の女性。
名前不明
『二つ名』仮面体の名前: 『??』グレーターアーム
「ぶっ潰すぞグレーターアーム!」
虎卯寮一年生、魔力量900前後
巨大な武器と大型の両腕が特徴
頭部を完全に隠す金属製の西洋兜、布製のズボンと靴、筋骨隆々の上半身は外気に晒している。
ナルの2戦目(縁紅との試合を含めると3戦目)の相手。決闘ではスキルの複数使用と本人のパワーにより、ナルにダメージを与えたが、守りを突破することはできず、「P・速力強化」により速度を増したナルのジャイアントスイングのような動きから地面に叩きつけられ敗北した。
使用スキル
- エンチャントフレイム
- ハイストレングス:筋力を高める
- クイックステップ:一歩の速度と距離を増加する
- バーティカルダウン:攻撃に魔力を纏わせて威力を増強する
- フレッチング:投擲物の軌道を安定させる
- ゲームスロー:投擲する方を固定することで飛距離を大幅に伸ばす
名前不明
『二つ名』仮面体の名前: 『??』アントワークマン
戌亥寮一年生
二足歩行する全身鎧を付けたアリとでも言うべき仮面体の生徒
体育祭では特殊決闘プロレスの一回戦でナルと対決
順調に進んでいたが、3つのセンサーを同時に反応させる際に無理な姿勢になりバランスを崩してしまった
名前不明
『二つ名』仮面体の名前: 『??』ミノタックルス
「ぶっ潰すぞ! ミノタックルス!」
戌亥寮一年生。
ミノタウロスとも呼ばれるような、立派な角を持つ牛頭に人の上半身、牛の下半身を二足歩行に合わせて調整した持った怪物のような姿の仮面体。
武器は持っていないが両肩に頭と同じような角がついた肩当てを装備している。
ナルとの対決では互いに正面からぶつかり合ったが、P・重力増加で重くなったナルに受け止められたうえその重さも加算した投げによりリングに叩きつけられ敗北した。
名前不明
『二つ名』仮面体の名前: 『??』クリアランス
「一掃しますよ、クリアランス!」
申酉寮一年生。
魔女を思わせる帽子とローブを身に着け、手には何かしらの透明な素材で出来た箒のようにも見える杖を握り、顔には穴一つない真っ白な仮面がくっついている。
特殊決闘プロレスでスズと対決。スズ対策を用意してきたが、スズの方が一枚上手だったため敗北した。
名前不明
『二つ名』仮面体の名前: 『??』チョウホウ
「舞い刺せチョウホウ」
子牛寮一年生。
蝶を模した仮面に黄色と黒のストライプ模様を基調とした全身タイツ、背中には虫の翅を模した透明なマントをつけている。
手に持った出刃包丁ような武器でナルの攻撃を巧みに回避しつつ相手を切りつけたり、スキルによる一点集中で攻めたがナルの防御を突破できず敗北した。
名前不明
『二つ名』仮面体の名前: 『??』バレットシャワー
「降り注げ、バレットシャワー!」
黒塗りの陶器のような質感の仮面で顔を完全に隠し、黒を主体とした色合いのドレスと小さな宝石でその身を着飾っている。無骨な指先の尖った金属製の小手がはめられている。
自分の魔力で形成された一部スキルを小手で握りつぶすことで雨のような形に変化させることができる。作中では
ファイアシュートやサンダーシュートを変化させ、火や電撃の雨を降らせた。
綿櫛美照亜の取り巻きの1人。
取り巻き時代はその立場を利用して高価な装飾品や衣類を着服していたり、綿櫛美照亜を真っ当にしようとした人材を排除していた。綿櫛美照亜がナルに敗北したことで、ナルに乗り換え甘い汁を吸い尽くそうと画策していた。しかし、その内面をマリーに見破られた上、決闘でも大敗した。
綿櫛と同様、ハモからもらったデバイスにより強化と暴走し、ナルたちに対して殺人未遂を犯す。
その後は、退学処分となった。
名前不明
「燦然とせよ、クリムコメット」
綿櫛美照亜の取り巻きの1人。
黒塗りの陶器のような質感を持った仮面で顔を隠し、黒を主体とした色合いのドレスを着ている。ただし、胴体部分だけは金属製のパーツを鎧のように組み合わせている。
「警戒開始」のキーワードとともに、自身の周囲に火の粉を展開。相手の攻撃に反応して火の粉が爆発。爆発は鳥の姿に変わり攻撃した相手を追跡・攻撃する。
「相手が勝手に攻撃してきたから報復した。自分は悪くない」という本人の思想が反映された仮面体。
綿櫛と同様、ハモからもらったデバイスにより強化と暴走し、ナルたちに対して殺人未遂を犯す。
その後は、学園からの謹慎処分を受けた後自主退学となった。
名前不明
『二つ名』仮面体の名前: 『??』グレイヴサテライト
黒い霧を纏った鉄球のような姿をしている(この時はハモが渡したデバイスの影響下にあったため通常時は不明)
詳細は不明だが軽い攻撃の軌道を捻じ曲げることができる。作中ではバレットシャワーの攻撃を再利用して攻撃を仕掛けていた。
綿櫛美照亜の取り巻きの1人。
綿櫛たちの取り巻きだが「(私は巻き込まれただけ)私は悪くない」という思考をしておりハモからもらったデバイスにより強化と暴走し、ナルたちに対して殺人未遂を犯した際にも現実逃避をしていた。
事件後は、謹慎処分を受けているが他のメンバーと違い退学はしていない。
安藤??
緑または青色の肌に、ツギハギの跡がいくつもあり、ボルトも何本も突き刺さっている。一言で言えばマッスルゾンビ。
バフと攻撃のスキルを中心とした、見た目通りのパワータイプ。
サークル「パンキッシュクリエイト」のリーダーの男性。
名前不明
『二つ名』仮面体の名前: 『??』スキンドーラ
マントを着用し、杖を持ったスケルトン。
仮面体の機能で自身を含む対象に防御と反撃のバフをかけることができる支援タイプ。
サークル「パンキッシュクリエイト」のサブリーダーの女性。
名前不明
『二つ名』仮面体の名前: 『??』チェーンベルタ
よく磨かれた鎖でぐるぐる巻きにされたミイラ男。
仮面体の機能で鎖を操作することができ、盾や相手を拘束することができる。
サークル「パンキッシュクリエイト」の男性。
名前不明
『二つ名』仮面体の名前: 『??』ハクレン
さあ、跳ねろよ! ハクレン!!
外見は大きく変化しないが、滑り止め付きの手袋を着用し、ハクレンというコイ科の魚を模した仮面をつけている。
手からパチンコ玉を生み出すことができる。基本的には市販品と同じだが、10発に1発の割合で特異現象(貫通力強化、爆発、悪臭など)を引き起こす玉が混ざる。ただし、市販品との違いはなくハクレン自身も何が起きるかはわからない。
モブマスカレイド
決闘に勝利するために仮面体の調整を重ねた結果、外見上の個性が欠落した仮面たちを揶揄する名称。
ただこれは素人目線の話であり、実際は攻撃・防御・敏捷等のバランスがよく、誰を相手にしてもある程度以上戦うことができる。さらに、外見は同じでも中身(仮面体の機能、スキル、戦術等)は別物なので特に集団戦では対戦相手を錯乱させることができる。
寮で求められるものが異なるためか、寮ごとにだいたい同じ姿になる。戌亥寮の場合、鉢巻き、仮面、マフラー、革の鎧とプロテクター、敢えて余裕を持たせた布の服、武器は自由といった機動性重視な姿になる。
????
『二つ名』仮面体の名前: 『??』???
このページについてのコメント
- アビスが邪神??? -- 2025-05-15 (木) 20:25:24