画像生成AIを無料で体験できるWebサイトの紹介。
基本的にPCスペックを問わない。中にはスマホに対応している物も一部ある。
速度、機能、画像サイズ等が限定されている。また、多少の順番待ちが発生する。
しかしインストール等が不要であり、なおかつ無料なので、初心者にもオススメ。
Nemu先生 
https://waifus.nemusona.com/ (PC/スマホ)
個人が無料で公開しているサイト。
とりあえず最初はこれを利用してAI絵に触れてみるのも良い。
Generateボタンの左の「Currently Generating」に現在の待機人数が表示される。
自分で指定したプロンプトやネガティブ以外に、いくつかの品質系ポジティブ/ネガティブワードが自動的に追加される。高品質な画像をお手軽に出力できる。
画像にプロンプトや生成設定などのメタデータが埋め込まれる。
使用モデルを下記3種類から選択可能。お好みで。
- Anything V4.5
- AOM3
- Counterfeit V2.5
モデルを変更すると待機人数の表示が変わるので、待機列もモデル毎に別々っぽい。
操作例
- https://waifus.nemusona.com/
を開く。
- Positive Prompts欄に下記の内容をコピペする。
1girl, solo, upper body, smile, long hair, large breasts, school uniform, classroom, - Modelを指定する。3種類から選択可能。どれでもお好みで。
- Generate ボタンを押す。画像生成が開始される。
備考
- 強弱の構文は1111と同じ。
どちらでも好きな書き方でいい。細かいことを言うと後者は乗算になるので1.21倍の強調になるが、気にするほどのことではない。
例 (masterpiece:1.2), 例 ((masterpiece)),
(参考) 1111公式の機能wiki#Attention/emphasis - CLIP skipはたぶん1で固定。
- プロンプトの先頭に自動的に追加される内容
Anything V4.5 masterpiece, best quality, AOM3 なし。特に何も追加されない Counterfeit V2.5 ((masterpiece,best quality)), - ネガティブの先頭に自動的に追加される内容
見ての通り、有名なネガティブTIの一つであるEasyNegativeを利用している。
Anything V4.5 EasyNegative, extra fingers,fewer fingers, lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, normal quality, jpeg artifacts,signature, watermark, username, blurry, artist name, AOM3 EasyNegative, (worst quality, low quality:1.4), lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, normal quality, jpeg artifacts,signature, watermark, username, blurry, artist name, Counterfeit V2.5 EasyNegative, extra fingers,fewer fingers, lowres, bad anatomy, bad hands, text, error, missing fingers, extra digit, fewer digits, cropped, worst quality, low quality, normal quality, jpeg artifacts,signature, watermark, username, blurry, artist name,
誘導→よくある質問#他の人のネガティブにEasyNegative, って入ってるけどこれ何?
Dezgo 
https://dezgo.com/ (PC/スマホ)
フランスの企業による、NovelAI同様の有料webサービス。
…なのだが、デフォルトでFREE(無料)版として動作し、アカウント登録不要で何枚でもお試しできる。
FREE版は速度や機能が限定されており、多少の順番待ちが発生する。
操作例
- https://dezgo.com/
を開く。
- Prompt欄に下記の内容をコピペする。
1girl, solo, upper body, smile, long hair, large breasts, school uniform, classroom, - Modelを変更する。
「Epic Diffusion 1.1 (general)」をクリックして上にスクロールし、「Anything 4.0 (anime)」に変更する。 - Run ボタンを押す。画像生成が開始される。初回はたぶんほんの数秒で出力される。
2回目以降は待機列の都合で待ち時間がもう少し長くなる気がする。前回実行からの間隔とか参照してるのかもしれない。
利用上のコツ
- デフォルトではModelがEpic Diffusion 1.1になっているが、Anything 3.0または4.0に変更して利用するのがオススメ。Anything系列は絵柄に特長があり、プロンプトで品質や画風についてあれこれ細かく指示しなくても、二次元美少女が手軽に出てくるからだ。
- Dezgoはプロンプト強弱の構文ルールが1111と異なり、NMKDに似ている。
どちらでも好きな書き方でいい。細かいことを言うと後者は乗算になるので1.21倍の強調になるが、気にするほどのことではない。
例 (masterpiece)1.2, 例 (masterpiece)++,
(参考) https://rapidapi.com/dezgo/api/dezgo/tutorials/prompt-weighting-(attention-%2F-emphasis)
注意点
- 順番待ちの程度は表示されない。
- 生成画像にメタデータが埋め込まれない。よって他のとしあきにはプロンプト(呪文)やパラメータが伝わらない。プロンプト(あるいはネガティブ)について助言を貰いたい時は、出力した画像を添付しつつ、「使用したプロンプトはこれです」とプロンプト(またはネガティブ)の全文をコピペして伝えると良い。
- Anything系列のモデルはエロ要素の描写が苦手。特に竿役や男性器は、プロンプトで指示してもほとんど描いてくれない。ある程度割り切りが必要。
Power Mode(有料)
右上の⚡ボタンから任意にON/OFF可能。(参考)価格表
料金はSuicaのように先払いして金額をチャージしておき、画像生成1枚毎にそれが消費されていく方式。画像サイズやステップ数によって消費額が変動する。
アカウントを作成してクレジットカードを登録する必要がある。
Power Modeのメリット
- 順番待ちが発生しない
- 実写向きのBasilやエロに強いBloodOrangeなど全57種類のモデルを使用可能
- 大きなサイズの画像を生成可能
など
camenduru先生 
https://huggingface.co/spaces/camenduru/webui (PC/スマホ)
https://huggingface.co/spaces/camenduru/webui-docker (PC/スマホ)
個人がHugging Faceに月額を支払って公開しているデモ版の一種。
- 前者は使用モデルがanything v3.0で固定。後者はanything v4.0で固定。なので絵柄が多少異なる。
- 待機列が別々なので、混み具合が異なる。
以上を除けば、両者の違いはほとんどない。
NVIDIA A10Gという、かなり良いGPUを積んだクラウドPCをレンタルしている。
混み具合にも大きく左右されるが、無料デモの中でも高速な部類に入る。
画質向上に役立つ、おすすめの汎用ネガティブプロンプト
(worst quality:1.4), (low quality:1.4), (monochrome:1.1),
備考
- Generateボタンを押すと、キャンバスの右上に待機列の状態が表示される。
例えば queue: 37/55 の場合、あなたは55人中の37番目に居ますよということ。 - 画像にプロンプトや生成設定などのメタデータが埋め込まれる。
- 2022/12頃の1111がベースになっているっぽい?
- 強弱の構文は1111と同じ。
(参考) 1111公式の機能wiki#Attention/emphasis
例 (masterpiece:1.2), 例 ((masterpiece)),
注意点
- BREAK構文は利用できない。1111に実装されたのが2023/1/16
なので。
- Anything系列のモデルはエロ要素の描写が苦手。特に竿役や男性器は、プロンプトで指示してもほとんど描いてくれない。ある程度割り切りが必要。
ニャンコ先生 
https://huggingface.co/spaces/nyanko7/sd-diffusers-webui (PC/スマホ)
個人がHugging Faceに月額を支払って公開しているデモ版の一つ。
デフォルトで銀髪猫耳キャラのプロンプト(呪文)が用意されている。自由に書き換えても構わない。他の利用者には影響しない。
出力できる画像サイズは最大768x768まで。
また、モデルを3種類から選択して利用できるのも特長。
- AbyssOrangeMix2
- Pastel Mix
- Basil Mix (実写系)
注意点
- 生成画像にメタデータが埋め込まれない。よって他のとしあきにはプロンプト(呪文)やパラメータが伝わらない。
Stable-Diffusion-Protogen-x3.4-webui 
https://huggingface.co/spaces/darkstorm2150/Stable-Diffusion-Protogen-x3.4-webui
使用モデルはProtoGen X3.4で固定。実写向きのモデル。
Stable-Diffusion(リアル関連) 
https://huggingface.co/spaces/stabilityai/stable-diffusion (文章から画像)
https://huggingface.co/spaces/huggingface/diffuse-the-rest (画像から画像)
Stable-Diffusion(2次イラスト関連) 
https://hotpot.ai/art-generator (文章から画像)
いろんなStyle(モデルに似たような感じのもの)がたくさんあって良い。
アイコンみたいな感じに生成できたり、ゲームやアニメに出てきそうな感じのキャラが生成できる。
欠点が何個かあって、生成時間が30秒近くかかる。そして、同じStyleのまま同じPromptで作ろうとすると、同じ画像が出てきてしまう。(シードは固定…?)
プレミアム(クレジットカード必須)に入って生成すれば数秒で生成できたり、画像が大きくすることができるらしい(詳しくはリンクを)
https://huggingface.co/spaces/hakurei/waifu-diffusion-demo (文章から画像)
Waifu-Diffuionがhuggingfaceで使える一つの体験版。
確か512*512でしか生成できなかったはず…
プロンプトを入力するだけだから簡単。
(2023/03/19/21:20現在、10分くらい張り付いて生成し続けたが、エラーが完全に解消された。)
Stable Horde(総合) 
https://aqualxx.github.io/stable-ui/
備考 
157 無念 Name としあき 23/02/13(月)23:49:44 ID:X8spQik6 No.1066629756 del そうだねx3
そういえばhuggingfaceで公開されてるのって
優しいおじさんがわざわざ課金してスペース開設してURL共有してくれてるってことなのかな
仕組みがいまいち分かってない
162 無念 Name としあき 23/02/13(月)23:50:34 ID:wezrhmNs No.1066630023 del そうだねx1
無料でできるし初心者がお試しできるお勧めのものではあるが
無料版お試し版といった位置づけのものというのは誤解だ
個人が誰でも使えるところに移植してサーバー代を払って善意で公開してるのを利用してるんだ
コメント 
https://wikiwiki.jp/sd_toshiaki/-s/8ef2353c