Extensionsとは、Stable Diffusion web UIを便利にするツール群のこと。
Extensionsタブから拡張機能を導入することが出来ます。
従来あったCustom Scriptの機能を発展させ導入しやすくしたもの。
2022/11~12頃にExtensionsになった?
導入方法
リストから選択してインストール
Extensions → Available とタブを開いていき、 Load from: ボタンを押すと主要な拡張機能のリストが表示されます。*1
世の中にある全ての拡張機能が網羅されているわけではありません。
「主にこんな拡張機能があるよ」というカタログくらいに考えておくと良いでしょう。
1111には膨大な数の拡張機能が存在するため、一覧も長大になっています。2024年1月現在276種!
「Hide extension with tags」に ☑ を付けると、対象カテゴリに該当する拡張機能が非表示になります。適度に切り替えながら閲覧してみてください。
デフォルトでは localization(日本語化等) 、ads(?)、installed(インストール済) にチェックが入っています。
また「Order」のラジオボタンを利用することで、任意の順序に並べ替えできます。
- Extension に名前、リンクURL、カテゴリタグ
- Description に説明、掲載開始日
- Action にインストール状況が表示されます。
- Action が Install になっているモノはボタンを押すことでインストールできます。
- Installed(グレーアウト) になっているモノはインストール済みの拡張機能です。
インストール後、反映のためにUIのリスタートが必要です。
「Installed」タブを開いて Apply and restart UI ボタンを押す事で、導入した拡張が読み込まれた状態でWebUIが再起動します。
URLを指定してインストール
- 「Install from URL」タブを開き、上段(URL for extension's git repository)の欄に拡張機能のURLをコピペします。
中段(Specific branch name)と
下段(Local directory name)は、基本的に空欄のままで問題ありません。 - Install ボタンを押すと、インストールが開始され、ほとんどの場合はすぐに完了します。
- インストール後、反映のためにUIのリスタートが必要です。
「Installed」タブを開いて Apply and restart UI ボタンを押す事で、導入した拡張が読み込まれた状態でWebUIが再起動します。
「--listen」または「--share」オプションを利用してる人
webui-user.bat用の引数/起動オプションに「--listen」「--share」が存在する。
前者はLAN経由、後者はインターネット経由で1111を操作するためのオプションだ。
(関連) 1111をリモートで操作する
(参考) 1111公式の機能wiki#Command Line Arguments
しかしこれらのオプションを有効化している場合は、webui上からの拡張機能のインストールが無効化されてしまう。
恐らくはセキュリティ上の理由(他者が悪意を持って拡張機能を勝手に導入してしまうことを未然に防止するため)と考えられる。
この場合、拡張機能を手動でインストール(zip解凍あるいはgit cloneなど)する、もしくは一時的に「--listen」オプションを外して対処しよう。
「--listen」に加えて「--enable-insecure-extension-access」も利用する、という手もある。
例えば下記のような書き方になる。
set COMMANDLINE_ARGS=--xformers --listen --enable-insecure-extension-access
ただしこの方法を用いる場合、前述の通り、他者が悪意を持って拡張機能を勝手にインストールすることが可能になってしまう。要注意。
拡張機能の更新方法
「Installed」タブにある「Check for updates」を押すことでアップデートの確認ができます。
確認後、Update欄の「new commits」表示の左に ☑ が入った状態で Apply and restart UI を押すと、実際にアップデートが適用されます。
拡張機能の無効化
チェックを外して無効化
Installed タブから行います。
Extension の名前の横に ☑ が入っているものが現在有効化されている拡張機能です。
チェックのON/OFFを切り替えた後、 Apply and restart UI を押すとそれが反映された状態でWebUIが再起動します。
アンインストールするなら、さらにフォルダを削除
ただし任意の拡張機能を無効化しても、ファイルの削除までは行われません。
残したままだと1111の起動時間に大きく影響する場合もあります(例: Dreambooth)。
stable-diffusion-webui\extensions に格納されているので、削除、もしくは別の場所へ退避させることも検討してみてください。
拡張機能の紹介
数が膨大なため網羅はしてないし、今後もしません。
個人的に知っている物の中から、おすすめできる物をピックアップして紹介。
日本語化
ja_JP Localization
https://github.com/Katsuyuki-Karasawa/stable-diffusion-webui-localization-ja_JP
1111のUIを日本語化してくれる。
誘導→日本語化
1111には極めて多数の拡張機能が存在しているが、それらも含めてほぼほぼ完全に日本語化が済んでいる。
2ヶ国語同時表示(バイリンガル表示)も可能。
英語UIは利用者人口が多い(としあきにも多い)。なのでスレで尋ねたり調べ物をする際など、英語UIの機能名で質問や検索を行うと捗る。
表示が若干うるさく感じる、といったデメリットも少し存在するので、お好みで。

上の画像はそのバイリンガル表示を利用したもの。日本語のみや、英語に戻すことも簡単に可能。
入力補助系
tagcomplete
https://github.com/DominikDoom/a1111-sd-webui-tagcomplete
danbooru語向け。プロンプト入力欄にdanbooru語のオートコンプリートを効かせてくれる。
つまり途中まで入力するだけで候補をサジェストしてくれる。
- Settings → Tag Autocomplete にて表示数を10くらいに増やしてもいい。
- Show '?' next to tags, ~ をONにすると、本家danbooruのサイトと同様に、候補の左に「?」が追加される。
この?をクリックすると、タグの定義の解説や関連タグを確認できる。
- としあき製ダンボール語辞書もある。
導入すると日本語入力に対して英語タグの候補が提案されるようになる。
16 無念 Name としあき 24/05/05(日)12:40:52 ID:tcu.iCbc No.1213139028 そうだねx18
たておつ
sd-webui-tagcompleteで使えるDanbooru語と日本語の対応辞書を強化
前回上位1万件が対象だったのを全10万件に拡張
34,716件分の辞書を登録
https://xgf.nu/x5acV
(編注: 有効期限を迎えたためリンク切れ)
260 無念 Name としあき 24/03/05(火)22:38:56 ID:6GDDX.Z. No.1192573460 そうだねx8
WebUIのtagcompleteで使える約5千件のダンボール語辞書
再掲しとこう
danbooru-klein10k-jp_v100.zip
Aspect Ratio selector
https://github.com/alemelis/sd-webui-ar
アスペクト比や解像度のプリセットを呼び出すボタンを追加できる。
導入するとtxt2imgやimg2imgの左下辺りにボタンが追加される。
Config PresetやPreset Utilitiesより機能が限定されてるけど、これはこれでシンプルな良さがある。
WidthとHeightを入れ替える「⇅」ボタンと組み合わせて利用するのも良い。
Config-Presets
https://github.com/Zyin055/Config-Presets

画像サイズ、サンプラー、ステップ数などのプリセット設定を作成し、プルダウンリストから手軽に切替できる。
導入するとtxt2imgやimg2imgの右下の辺りにプルダウンリストが追加される。
プリセットとして設定可能な項目についてはREADME.mdを参照のこと。
- 上のスクショにもある、自作の設定ファイル置いとくね。画像サイズくらいしか入れてないけど。
config-txt2img.json config-img2img.json - 設定ファイルの編集後に、WebUIのブラウザページ下部にあるReload UIボタンを押すと反映される。
WebUI自体を再起動する必要はない。 - 選択中のプリセットを再適用したい場合は、📋️[Reapply] ボタンを押す。
- WebUI起動直後のデフォルト値を変更する方法については下記参照。
よくある質問#開いた時のデフォルトの数値を変えたい!よく使う呪文を最初から表示したい!
Dynamic Prompts
{red|blue|yellow} hair, みたいに乱数を用いたプロンプトを利用できるようになる。生成毎に結果が変化するので、末永く楽しめる。
誘導→Dynamic Prompts
text2prompt
https://github.com/toshiaki1729/stable-diffusion-webui-text2prompt
短いシチュエーションの指定から、それっぽいプロンプトを生成してくれる補助タブが追加される。
背景の指定に困ったり、シチュエーションは思いうかぶけど何書いたらいいか分からん人にオススメ。
生成されるのはプロンプトなので、それをtxt2imgにコピペして不要なとこを取っ払えば効率アップできる。
EasyPromptSelector
https://github.com/blue-pen5805/sdweb-easy-prompt-selector
プロンプトをボタンで選択できるようにする&カテゴリまるごとランダム化できるようになる。
追加はymlファイルを作成する。簡単に作る用のスクリプトは下記(.txtを外してpyにする)。
utf-8で保存したタブ区切りのファイルを読み込んでyml形式に変換できる。
easypromptmake.py.txt
- ボタンが出てこなくなったんだけど?
→大体ymlが正しくない。 https://yamlchecker.com/ に貼り付けてチェックしよう。
lora-prompt-tool
https://github.com/a2569875/lora-prompt-tool
LoRA入力補助ツール。フォーク版Composable LoRAの人が作成している。
🎴で開くLoRA(TI/CKPTも可能)選択欄で右クリックすることで専用メニューが表示される。
自動的にCivitAI連携してトリガーワードやサンプル画像のプロンプトを拾ってくれてる。
右クリックメニューからedit prompt words...を選ぶことで、編集画面へ移動する。
ここでは自分でトリガーワードや推奨パラメータの設定などが細かく行える。
起動直後やLoRAが多いとメニューがうまく出ないときがある。そんな時はTI/CKPT/LORAとタブを切り替えてみよう。
おにまい好きのようだ。
TIPO-extension
https://github.com/KohakuBlueleaf/z-tipo-extension
LLMを使ってプロンプトを自動で装飾してくれる。自然言語での生成も可能。
従来のプロンプト部にタグを記述し、下の「TIPO」パネルからEnabledにチェックを入れ、生成を始めると良い雰囲気のタグを自動追加してくれる。
生成タグの長さや除外タグ(正規表現で指定可)、Seed値等の設定が行える。
Upsamplig timingを「After~」にすることでDynamic Prompts等との併用もできる。
LLMモデルの選択もできるが、モデル毎に初使用時ダウンロードが行われるので注意。
txt2img/img2imgの左下にパネルとして追加されるもの
DAAM
https://github.com/toriato/stable-diffusion-webui-daam
単語が画像のどの部分に効いてるかをヒートマップで可視化してくれる拡張機能。
…の、フォーク版。本家は2022/12で更新が止まっていて、エラー吐くので。
(2024/08/16追記)
本家が1月に更新あり。上記フォーク版だと最新WebUIではエラーが発生して動かないため、DAAMを使いたい方は試してみると良いかも。
https://github.com/kousw/stable-diffusion-webui-daam
281 無念 Name としあき 23/03/28(火)15:05:06 ID:9PtwxEWc No.1081069735 del +
久々にdaam使ってみたらエラーが出たんだけどこっちに差し替えたらちゃんと動いた
https://github.com/toriato/stable-diffusion-webui-daam導入するとtxt2imgやimg2imgの左下に[Attention Heatmap ◀]のパネルが出現する。
Latent Couple
(2023/12/31) 現在は後述のRegional Prompterが後継的な役割を担っている。
https://github.com/opparco/stable-diffusion-webui-two-shot
としあき製。押しカプGenerator (two shot diffusion)を1111の拡張機能にしたもの。
従来のAI絵では、複数人を登場させる際に、各人に対して要素を指定しようとしても結果が混ざってしまいがちで、制御が甚だ難しかった。その問題の解決を図る技術。
要素の混ざりや色移りを完全に防止できるとは限らないが、安定性の向上に役立つ。
導入するとtxt2imgやimg2imgの左下に[Latent Couple ◀]のパネルが出現する。
Latent Coupleのパネルが出現しない時
- 1111のバージョンが古い(2023/2/19以前のバージョンを使っている)
→最新版に更新しよう(git pull等)
あんまり頻繁に更新するのもリスクが高い。
けれどあんまり更新しないと、今度はこういう問題のリスクが高まることも憶えておいてほしい - 1111本体(コマンドプロンプト)を再起動してない
→拡張機能を導入したら念のために1111を再起動する癖をつけるのがオススメだよ
使用方法やプロンプトの記述例などについてはREADME.mdを参照のこと。
なお、README.mdのExamplesの項目にある通り、プロンプト内にAND構文を利用することが前提となっている。しかしDDIM、PLMS、UniPCなど一部のサンプラーはAND構文に対応しておらず、エラーが出るので注意してほしい。何か他のサンプラーに切り替えて利用しよう。
regional-prompter
https://github.com/hako-mikan/sd-webui-regional-prompter/blob/main/README.JP.md
上のLatent Coupleと似たようなもの。なんか説明が豊富でオレはわかりやすかった
領域を分割しそこにLoraやプロンプトを適応できる。
forge版ではLoRAを使えない(抽象画になる)ので注意
Composable LoRA
LoRAの影響範囲を任意に限定できる。
誘導→Composable LoRA
sd-webui-controlnet
https://github.com/Mikubill/sd-webui-controlnet
線画や棒人間のポーズを元に画像を生成できるControlNetという技術…を1111上で簡便に利用できるよう、拡張機能にしたもの。
その前処理として、画像から線画や棒人間を抽出する機能も備えている。
詳しくはControlNetのページを参照されたし。
Enable Checker
https://github.com/shirayu/sd-webui-enable-checker
拡張機能のEnableチェックボックスのON/OFF状態を検出して、パネルに着色する拡張機能。
パネルを閉じたままでもEnableのON/OFFを確認可能になる。水色=ON、灰色=OFF。
他に、「Generate forever時にSeedを自動的に-1にする」等の機能もある(設定でON/OFF可能)。
Settings → Enable Checker にて色や各種設定をカスタマイズできる。
#clea
Cutoff
https://github.com/hnmr293/sd-webui-cutoff
トークンの影響範囲を限定させることができる。
通常、 red hair, blue ribbon, green skirt, white socks, のように色指定しても他の場所に色移りしてしまうことが多い。これはトークンが後方のトークンにも多少の影響を与える仕組みだからだ。
Cutoffを利用すると、その後方への影響をある程度抑制することできる。つまり色移りなどの防止に役立つ。
導入するとtxt2imgやimg2imgの左下に、[Cutoff ◀]のパネルが追加される。
デフォルト設定を変更する方法
「ui-config.json」のこの辺を書き換えると、1111を起動する度に設定し直す手間を省くことができる。
customscript/cutoff.py/txt2img/Enabled/value
customscript/cutoff.py/txt2img/Target tokens (comma separated)/value
customscript/cutoff.py/txt2img/Weight/value
customscript/cutoff.py/img2img/Enabled/value
customscript/cutoff.py/img2img/Target tokens (comma separated)/value
customscript/cutoff.py/img2img/Weight/value
adetailer
https://github.com/Bing-su/adetailer
Detection Detailerの導入がうまくいかなかった俺がうまくいって涙が出た逸品
拡張機能からインストールするだけでタブが出てチョー動く。
顔や人体を自動認識して補正処理を行ってくれる。
LoRA Block Weight
https://github.com/hako-mikan/sd-webui-lora-block-weight
LoRAの強度を細かく指定する場合に使用する。
誘導→学習ファイルの使用方法
(24/10/1現在)最新版がForge最新版に対応した一方、旧ForgeやReForgeへの対応が切れている模様。
該当の環境で使用したい人は、旧バージョンや古めのfork版を使うなどの対処が必要。
25/06現在はreForgeにも対応している。Forge-Classicには非対応。
negpip
https://github.com/hako-mikan/sd-webui-negpip
通常のプロンプト内で負の値を使用できる。
ただし環境や他extentionとの食い合わせによってはエラーが出たりコンソールにとんでもない量のログが出たりする。
負数プロンプトで変な画像が出たときは、一度チェックを外して適当に1枚生成してから、もう一度チェックを入れて生成すると正常動作することがある。
txt2img/img2img用の追加scrpit
Detection Detailer
(2024/1/13) 現在はadetailer拡張機能がその後継的な役割を担っている。
https://github.com/dustysys/ddetailer
基本的にAI絵は小さなものの描写が苦手で潰れてしまいがち。
しかしこの拡張機能を利用すると、顔や人体を自動認識して補正処理を行ってくれる。
顔や人体が小さく描写されてしまう画像サイズや構図において、精細化に役立つ。
InpaintのInpaint area=Only maskedのような処理を自動的に行っているようだ。
また、自動認識した顔や人体のマスクを保存することもできる。
(Settings → Detection Detailer)
- まずは一般的な拡張機能と同様の手順でDetection Detailerを導入する。
誘導→導入したい拡張機能のURLを知っている場合 - 次に、DDの動作に必要な「Build Tools for Visual Studio 2022」を入手するため、下記ページを開く。
https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/
下にスクロールして「すべてのダウンロード」の「> Tools for Visual Studio」を開く。
すると候補の中に「Build Tools for Visual Studio 2022」があるので「 ダウンロード 」ボタンを押す。
これで「vs_BuildTools.exe」のDLが始まる。これは3.5MBなのですぐ終わる。 - DLが完了したら「vs_BuildTools.exe」をダブルクリック等で実行し、インストールを開始する。

上図の画面で、インストールする要素を選択する。
左上にある「C++によるデスクトップ開発」こそが、DDの動作に必要となる物。
画像にあるようにクリックで ☑ を有効にして、右下の「インストール」を押す。 - 数GBあるので通信環境にもよるが、早ければ数分でDLとインストールが完了し、下のメッセージが表示される。

「OK」を押してこのメッセージを閉じる。
Visual Studio Installerの画面も右上の「✕」を押して閉じてしまって構わない。 - Windowsのエクスプローラで1111のフォルダを開き、パスのとこに「cmd」と入力する。

- コマンドプロンプトが起動されるので、下記の通りに入力して、venv(仮想環境)に入る。コピペするといいよ。
venv\Scripts\activate - 下記の通りに入力して、venvにCythonとやらをインストールする。
pip install Cython - 下記の通りに入力する。
pip install "git+https://github.com/philferriere/cocoapi.git#egg=pycocotools&subdirectory=PythonAPI"
- コマンドプロンプトを閉じる。右上の✕ボタンでいい。
- 1111を起動し、txt2imgのScriptのプルダウンの中に「Detection Detailer」が表示されていればOK。

確認が済んだら、先ほどのインストール完了のメッセージにあった通り、一度PCを再起動するのが望ましい。
困った時は
- 手順8を実行すると、エラーがいっぱい出てきちゃう…
→まずpip install numpyを試して、その後で再度手順8を実行してみて- 手順10でプルダウンに「Detection Detailer」が表示されない…
→1111を最新版に更新してみて
使用方法
https://github.com/dustysys/ddetailer#usage
注意事項1
108 無念 Name としあき 23/03/13(月)23:56:55 ID:wfutWe4Y No.1076049653 del そうだねx6
>ScriptでDetection Detailer使うと
>Outputフォルダに画像が自動保存されないんだけど俺だけかしら
t2iの生成でDetection DetailerをONにしておくと
顔を認識して修正の必要がない画像の場合はスルーされてoutputフォルダに画像が自動保存されない
たとえばこの画像なんかは顔が見えないのでスルーされる
さらにDDetailerとdynamic promptを併用して使ってるとPNGに埋め込まれる呪文がランダム化前のだけ埋め込まれて結果的にどんなpromptを引いたか謎のままになる
なのでDDetailerをONにしつつこういう顔のない画像も保存したいのならこまめに手動保存をするか
顔のない画像は破棄であきらめる
注意事項2
Dynamic Prompts拡張機能を利用している人は要注意。
プロンプト内にワイルドカード機能を利用する際、出力画像のメタデータに、置換前のワイルドカードがそのまま記述される場合がある。拡張機能同士の相性問題?
※最終更新が2022/11/28のため最近の1111では起動時にddetailer.pyでエラーが出て機能しない
mmdetのバージョンを2.28.2に、mmdetの__init__.pyのmmcv_maximum_versionも2.0.0とかに変えないとダメ
手順9の前に
| pip install mmdet==2.28.2 |
を実行する?
あと必要なら1111の\venv\Lib\site-packages\mmdet\__init__.py
をメモ帳とかのテキストエディタで開いてmmcv_maximum_version = '2.0.0'
に書き換える。これは必要かどうかよくわかんない。
issuesにコメントあり
mmcv 2.0.0 / mmdet 3.0.0 が出てるけどそれぞれ 1.7.1 / 2.28.2 を使ってくれとの事
| pip install mmcv==1.7.1 |
これで直ったよ
最近の1111で動かすもう一つの方法として
https://github.com/Bing-su/dddetailer
と使う方法もある
こちらはソースを修正しなくてもtorch 2.0版のwebuiで動作させることが出来る
上記の拡張機能と同時にいれることが出来ないのでアンインストールしてから使うことになる
また新しい機能として顔の補正時にプロンプトを指定する事が出来るのでこれを利用して表情差分などを作成出来る
Extrasに追加
Pixelization
https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui-pixelization
画像をドット絵風に変換してくれる拡張機能。楽しいよ! おいで!
README.mdにある通り、インストール後に3つのファイルを手動でDLして配置する必要がある。
導入するとExtrasタブの左下辺りに項目が追加される。
Pixel sizeを2~4くらいに設定して実行しよう。
DeOldify
https://github.com/SpenserCai/sd-webui-deoldify
モノクロの画像・動画をカラー化してくれる。
画像は「Extras」タブで、動画は「DeOldify」タブで実行する。
「webui-user.bat」の「COMMANDLINE_ARGS」に「--disable-safe-unpickle」が必要。
あの頃の思い出の写真をカラー化するのもいいですね。
参考記事
独自機能を持つタブを追加
sd_images_browser
https://github.com/AlUlkesh/stable-diffusion-webui-images-browser
初期の1111にあったHistoryやImage Browserが拡張機能化されたもの。
その後も改善・改良が続けられ、かなり多機能になっている。
sd-webui-infinite-image-browsing
https://github.com/zanllp/sd-webui-infinite-image-browsing
モダンデザインで多機能なImage Browser
画像生成情報(プロンプトやモデルなど)をデータベース化して高速な検索が出来る
サクサク動くので非常に快適
Model Toolkit
https://github.com/arenatemp/stable-diffusion-webui-model-toolkit
モデルの変換・編集に役立つ拡張機能。省ファイルサイズ化にも。
ファイルサイズを小さくすると、モデルの読み込み時間も大幅に短縮される。
また破損トークンの検出・修正機能もある(修正機能はSettingsから有効化が必要)。
ごく基本的な使い方
- 導入後にまずSettings → Model Toolkit を開き、
「Fix broken CLIP position IDs」をONにして、「Apply settings」を押す。
これで破損トークンの修正機能が有効になる。 - Toolkitタブを開く。
- BasicのタブでモデルをLoadする。
おめーのモデルにゴミデータんGBあるから!とか
これこれのCLIPの位置がおかしい(=トークンが破損してる)から!とか言われるのでよく読む。 - Saveすると、ダイエット&修正後のモデルを別名で保存してくれる。
- 次のモデルの処理に移りたい場合は一旦「クリア」を押す。
Avancedタブには詳しくないので他のとしあきによる加筆修正をお待ちしてます。
Q. なんかSettings → Model Toolkit に「Enable Autopruning」っていう便利そうな項目がありますが、これは?
A. 1111起動時にmodels/Autopruneフォルダを読みに行って、その中の全てのモデルに対してプルーニング処理を行う機能だそうです。
https://github.com/arenatemp/stable-diffusion-webui-model-toolkit#autopruning
つまりONにした上で、そのフォルダに目的のモデルを入れて利用することになります。
sd-webui-supermerger
https://github.com/hako-mikan/sd-webui-supermerger
CheckpointやLoRAの合成(マージ)に利用する。
注意:新しいバージョンには不具合があるようで、動作不良報告あり。 うまく動かなかった場合はバージョンダウンしてみるのもあり。
githubページ左上の方にある「main ▼」ボタンを押して古いバージョン(v14あたり)をDL、手動インストール(extensionsフォルダにコピー)すると動作しました。
Civitai関連
モデル・LoRA配布サイトCivitaiに関連した拡張機能。
拡張機能からCivitai配布モデル等のダウンロードをするにはAPIキーの入力が必要になることがある。
新しくAPIキーを作成するには、CivitAIのアカウント設定(Manage Your Account)のAPI Keys→+ Add API keyを押して、適用な名前を入力、表示された文字列(APIキー)を使う。
CivBrowser (sd-webui-civbrowser)
https://github.com/SignalFlagZ/sd-webui-civbrowser
Civitai上のモデルやLoRAなどを検索して一覧表示、サムネイルや情報付きでダウンロードが簡単にできる。
Civitai Helper
https://github.com/butaixianran/Stable-Diffusion-Webui-Civitai-Helper
誘導→Civitai Helper
Civitai上のモデルやLoRAなどをURLを指定してダウンロードしたり、ダウンロード済みのファイルのサムネイルを生成したりアップデートを確認したりが簡単にできる。
CivitAI Browser+
https://github.com/BlafKing/sd-civitai-browser-plus
Civitai上のモデルやLoRAなどを検索して一覧表示、サムネイルや情報付きでダウンロードが簡単にできる。
残念ながら2025/7/10にPublic archiveとなった。移行先として上記のCivBrowserが提案されている。
一方で、不具合修正、FLUX.1対応などのプルリクを適用したフォーク版もいくつか公開されている。
Civitai Extension for Automatic 1111 Stable Diffusion Web UI
https://github.com/civitai/sd_civitai_extension
Civitai謹製。Civitai上のモデルやLoRAなどを検索して一覧表示、サムネイルや情報付きでダウンロードが簡単にできるが、これには Civitai Linkという現在は有償サポーターのみに公開されているbeta機能のキーが必要。
起動時にサムネイルのないモデルやLoRAのサムネイル等を自動ダウンロードする機能がデフォルトでオンになっている(こっちは無料)。
学習に役立つ
sd_katanuki
https://github.com/aka7774/sd_katanuki
学習の友。画像から人物を切り抜いて白背景にしたり、透過させることができる。
誘導→ 学習用画像の加工
PBRemTools
https://github.com/mattyamonaca/PBRemTools
タブとして追加される、画像切り抜き拡張機能。複雑な背景からも高精度に切り抜ける。
誘導→ 学習用画像の加工
WD 1.4 Tagger
https://github.com/toriato/stable-diffusion-webui-wd14-tagger
学習の友。画像に基づいてタグ付けしてくれる。学習素材の準備に。
使い方はこちら。
誘導→ キャプション・タグ編集 wd1.4 tagger
Dataset Tag Editor
https://github.com/toshiaki1729/stable-diffusion-webui-dataset-tag-editor
としあき製。webUI上で学習用データセットのキャプションを編集できるようにします。
その他独特なもの
sd-webui-kitchen-theme
https://github.com/canisminor1990/sd-webui-kitchen-theme-legacy
WebUIに適用可能な拡張テーマ
追加タブが増えて困ってる、LoRAが増えて困ってるとしあきにお勧めしていきたい。
タブ+3ペイン表示となり、タブは増えても二段にならず...から表示される。
左側にプロンプト整理ツールとCheckpoint(VAE,CLIP)、右側にモデル一覧が表示され閉じることも可能。
中央ペインの縦分割線も動かせるので、都合のいいようにサイズ変更できる。
Generateボタン右下にプロンプト整理ボタンが追加されている。
右上の歯車アイコンからテーマの設定を選べる。プロンプト入力欄のスクロールバー表示もここで変更可能。
sd-webui-lobe-themeへの移行に伴いレガシー版となった。
sd-webui-lobe-theme
https://github.com/canisminor1990/sd-webui-lobe-theme
WebUIに適用可能な拡張テーマ
kitchen-themeの後継となるもの。
stable-diffusion-webui-ux
https://github.com/anapnoe/stable-diffusion-webui-ux
WebUIに適用可能な拡張テーマ
サイバーパンクな雰囲気で、画面構成が大きく変わるので慣れないと戸惑うかもしれない。
モバイル用に適した配置ができるので、スマホからWebUIにアクセスする場合はいいかも。
Aesthetic Image Scorer
モデル学習の元画像の選別にも使われたCLIPを使った画像を自動でスコアリングして埋め込む拡張機能
https://github.com/tsngo/stable-diffusion-webui-aesthetic-image-scorer
f61358.zipリンク切れ
sd-webui-bayesian-merger
→導入したところ本体が起動しなくなったのでまだやめた方が良いかも(23/5/8)
自動で最適な比率でモデルマージを行う
マージ手順をブラックボックスモデルとして扱い、ガウス過程エミュレータを使用したベイズ最適化技術を適用、最適化プロセスは2つのフェーズに分かれ、最終的に最高スコアを記録した重みセットが最適なものとする
sd-webui-bayesian-merger
としあき製LoRA対応スクリプトも存在
f77625.zip
easy-generate-forever
https://github.com/blue-pen5805/sdweb-easy-generate-forever
生成開始時seed値が-1じゃない場合警告が出る。電気を大切に。
agent-scheduler
https://github.com/SipherAGI/sd-webui-agent-scheduler
画像生成の予約をスタックできる。
コメント
- clip-changerがいつの頃からかopenai/clip-vit-large-patch14-336のダウンロードに失敗するのか新規環境にインストールしても使えなくなってしまいました、過去の環境からvenvを引き継いでいた間?は使えていたようなのですがウッカリ消してしまい新規で使えずに困っています…しかも何故か1.5.0の頃のアーカイブにsdweb-clip-changerを入れてもモデルがダウンロードされません…どなたか今の環境に新規インストールする方法が分かる方は居られたら教えていただきたいです… -- 2024-04-13 (土) 21:42:44
- 古いツールは新しい本体で動作しない場合があり、新しいツールは古い本体で動作しない場合がある。故に作者が更新を辞めたツールの動作は保証できない。 -- 2024-05-05 (日) 22:40:27
- Forgeにconfig presets追加してcontrolnetをコメントアウトしたらconfig presetsのプルダウンそのものが消えるんだけど、原因わかる人いるかな…GitにはForge対応してるって書いてあるよね。 -- 2024-06-06 (木) 04:26:51
- いい加減とっちらかったstylesをなんとかしたくてStyle Editor導入したが、styles.csvが読み込まれない。タブページに行っても空っぽの表があるだけ。venv構築し直したり色々試したがcsvを読み込まず。gitのページ行ったらissusesにwebui1.8以降との互換性がなくなったと報告されてた。時間無駄にしたわ……。おまえらも気をつけろよ。ていうかみんなどうやってstyles管理してんの??? -- 2024-06-10 (月) 17:17:43
- ワイルドカードはプロンプトの一部分をランダムにすることができるけど、プロンプトを上から順番に読み込むにはどうすればいい? ComfyUIだったらtext load from lineノードを使えばできるけど、A1111でできる人教えてくれ。 -- depthわかめ? 2024-06-13 (木) 20:07:16
- プロンプト例 : 1girl, [Action.txt], white background [Action.txt]の部分を順張りにしたいです。 Prompts from textだと細かい修正をするときに不便 -- 2024-06-13 (木) 20:15:03
- SettingsのDynamic PromptsでDisable sorting of wildcards before processingをチェックする。GenerationのDynamic PromptsでCombinatorial generationをチェックして生成。シードを固定するなら追加でAdvanced optionsのFixed seedをチェック。多分これでいけるはず。 -- 2024-06-14 (金) 00:08:25
- tagcompleteの日本語訳リンク死んでますね… -- 2024-09-11 (水) 13:05:27
- tagcompleteの日本語訳誰か再アップしてくれると助かります。 -- 2024-09-21 (土) 21:02:23
- 誰か生成したプレビュー画像の部分を右側に固定できる拡張機能かやり方ご存知ないですか?Lobeのレイアウトは理想なんですがちょっと動作が重くて…… -- 2024-11-27 (水) 18:00:44
- typoしてますよ。Apply and quiのところquit。あと Apply and restart UI を削除してるけど、インストールする拡張機能によってどちらかが表示されるのだから、削除ではなく併記でしょ。 -- 2025-07-21 (月) 21:03:44
- 後半の部分、私にはちょっとわからないので、触れずに元に戻しておきます。 -- 2025-07-21 (月) 21:50:26
- ボタンがApply and restart UIの場合は restart だから終了ではなく再起動です。削除前の文も、「Apply and restart UIボタンを押す事で、導入した拡張が読み込まれた状態でWebUIが再起動します。」とちゃんと再起動となっています。 -- 2025-07-21 (月) 22:08:22
- 後半の部分、私にはちょっとわからないので、触れずに元に戻しておきます。 -- 2025-07-21 (月) 21:50:26
- agent scheduler、Forgeに入れると単純に機能しない(タブが出てこない)だけだが、reForgeに入れるとExtensionタブがLoading...から動かなくなって、エクスプローラーで手動削除したらwebUI起動時にエラーが出るようになって再インストールする羽目になった -- 2025-08-19 (火) 15:58:34
(Tips)








