ARP Kongo

ARP Kongo(コンゴウ)

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

旧日本帝国海軍の金剛型戦艦1番艦「金剛」を模した「霧の艦隊」の大戦艦で、東洋方面第1巡行艦隊旗艦。メンタルモデル・コンゴウはアドミラリティ・コードの順守を絶対とし、その規範から逸脱した「イ 401」を追撃する。本艦艇は「蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ」に登場するコンゴウを参考に「world of Warships」向けにデザインされている。

解説

2024年7月末から始まったARPコラボイベントにおいて追加された日本ティア5戦艦。ARPコラボイベントにおいては日本ティア5戦艦が2種リリースされているが、本艦はバンドル販売で入手できる事から恐らく最も入手し易いARPコラボ艦艇と言えるだろう。

・主砲
356mm砲を連装砲塔に収めて4基8門構成。
砲配置を始めとする基本的な部分はツリー艦の「金剛」と共通で門数こそ8門と少ないものの優秀な貫通力と良好な射角を併せ持つ大口径砲である。
しかし、本艦はプレミアム艦のため専用迷彩が用意されており素の「金剛」と比較してそれぞれ4%砲射程と最大主砲散布界の向上が図られている。更にARP艦独自の艦艇スキル「超重力砲」は、使用すると更に射程が微増してAP弾貫通力も増す上に砲旋回も速くなるという欲張り仕様。元々持っている「精密照準装置Ⅰ」と併用する事でこのティア帯の大口径砲搭載艦特有の砲のガバさを補いつつ、ダメージを増す事ができるだろう。

・副砲
152mm砲を単装で片舷辺り7基、両舷合わせて14門搭載。
見た目は搭載数が多く頼りになりそうに見えるが…低ティア日戦の副砲は射程が短い上に精度が悪くあまり当てにならない。この砲に頼らねばならない運用はなるべく避けたい。

・対空
同ティア比ではそこそこ優秀。ただし、実際にはこの対空値で敵機をどうこうできる訳ではなく、狙われたら後述する機動力で回避行動を取るのが精いっぱいである。格上空母とマッチしてしまった場合、孤立しない様に注意したい。
一応相手空母が雷撃に手間取ってくれた場合落とせるだけの対空火力はあるので旋回や加減速を織り交ぜて頑張ってみたいところ。

・装甲
本艦は元々巡洋戦艦(BC)であり、装甲で耐えるタイプの艦ではない。一応同格の平均的な装甲と防郭防御を備えてはいるが、格上から見たら障子紙に過ぎないので過信は禁物。耐性についても平均的であり特筆すべきものは無い*1。
装甲とは関係ないが射角が優秀でスリムなため防御姿勢を取りやすいメリットもある。甘い姿勢を見せなければ致命打を一気に貰うことは無いだろう。

・機動性
同ティア戦艦が20~25ノットな中で唯一、素の最高速度は29ノット台ととても優秀。更に素の金剛よりほんの少しだけ速くなってるおまけ付きである。加速力も少しだけ改善されており、加速力も同ティア最高峰の優秀さ。舵の効きも高水準ではあるが戦艦相応の重さはあるので旋回半径の大きさに注意。速度を優先した船体形状のため小回りが効きにくいのはやむを得ない。
ただし、超重力砲を使用中は速度が25ノット近くまで遅くなってしまう。元の金剛が同ティア比で異常な機動力を持っているため下がっても同ティア戦艦より高く、そこまで影響は無いかもしれないが使用する際は念頭に置いておくといいだろう。

・隠蔽性
元となった「金剛」同様に素の被発見距離は11.34kmと実は隠蔽が良くない。更に専用迷彩の効果には隠蔽の向上効果が全くない上に、本艦は他の迷彩を全く使用できないという縛りが存在する。このため元となった「金剛」よりも劣って居る。

・生存性
HPに関しては専用迷彩の効果にHPの向上が含まれているため、元となった「金剛」よりも体力で上回る。しかし装甲の面では頼りにならないため、この体力的な優位は水物である。また耐性についても特筆すべきものは無いため、生存性に関しては乗り手の技量次第と言えるだろう。

・消耗品
「改良型ディーゼルエンジン 」「高級船員食糧」「予備整備パック」の搭載を推奨。

・艦艇スキル/艦長スキル
　艦艇スキルは元となった「金剛」同様に「精密照準装置Ⅰ」を2回と、ARP艦独自の艦艇スキル「超重力砲」を2回使用可能。「超重力砲」については「Warhummer 40,000」コラボ艦艇の独自スキル同様に1回のスキル使用で複数の効果をもたらすものだが、Whコラボ艦艇のスキルと違って標準でデバフが含まれている*2事、及びWhコラボ艦艇のスキルよりも効果時間が短めで通常の艦艇スキルの効果時間に近いという特徴がある。また超重力砲使用時には、紫色の靄のようなエフェクトが発現する。

　本艦は日本国籍であり、日本艦長を搭乗させることが可能。

・装備
　・兵装「主砲改良Ⅰ」
　・防御「推力改良Ⅰ」「操舵装置改良Ⅰ」
　・適正「操舵装置改良Ⅱ」「推力改良Ⅱ」

・エリート特性
　・戦艦近代化改修　HP+3% 小口径対空兵装ダメージ+5% 対水雷防御+5%
　・エリート砲術員　主砲装填時間-3% 主砲塔旋回速度+7%
　・功績　EXPアップ+10%
※艦艇スキルが2つとも主砲を強化する類のものであり、基本的には「エリート砲術員」を選択して主砲の火力を向上させた方が良いだろう。しかし専用迷彩の効果とのシナジーを重視する艦長は「戦艦近代化改修」を選択するのも悪くない。いずれにせよ向上するのは極わずかであり、好みで選んでしまって問題ないだろう。

・総論
　一言で言うならただでさえ優秀だった金剛に「超重力砲」の決定力を加え、迷彩分の性能上昇も入った上に艦長が自由になった金剛であり、非常に凶悪な性能へと昇華した。
なお、同じような立ち位置に居る艦艇同士で比較を行うと、本艦と「ブラック金剛」では本艦の方が専用迷彩を持っている分有利と言える。また本艦と「ARP霧島」では所持スキルが同一であり性能も似通っている分、手に取りやすさで本艦が勝っていると言える。
　なおティア5全戦艦の中で見ても普通に強力*3かつ扱い易い類であり、元の艦艇を扱った事のある艦長もしくはこれから日本戦艦ツリーにチャレンジしたい艦長には手軽に入手できる最初のプレミアム艦として非常にお勧めである。またコラボ艦艇は再入手の機会が限られる事も多いため、コレクターの艦長も、性能にこだわりのある艦長にとっても目が離せない逸品と言えよう。興味があったら是非手に取ってあげて欲しい。

戦闘名誉章

史実

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