Albemarle

アルベマール級重巡洋艦 アルベマール (15500トン級1940年度案)

性能諸元

基本性能

※フル強化済み。装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

・艦艇の特技
修理班+1回

ゲーム内説明

第二次世界大戦の勃発直後に設計された、優れた防御力を持つ重巡洋艦のプロジェクト。前時代の艦艇との根本的な違いの1つは、主砲を3連装砲塔の配置したことである。

解説

・主砲
203mm砲を3連装砲塔に収めて3基9門搭載。砲配置の見直しにより艦を立てつつ正面に6門を指向できるようになったが、第4砲塔の廃止に伴い前方射角は悪化している。前級よりも砲が1門増えた事に加えて精度の良さ*1も相まって火力の向上を感じ取れるだろう。AP弾のダメージや装填速度に特筆すべき点はないが、砲弾重量は同格トップクラスなので相手を選びさえすれば的確にダメージを与えられる。HE弾はダメージと発火率共に203mm砲搭載艦としては最優秀であり、1戦あたり10火災を目安にすると良い。艦の旋回が良い割に砲旋回が遅いので装備で砲旋回を選択してやると使いやすい。射程の無さによく悩まされる。ただ、素の状態でも米重巡に比べればマシ、さらにヒストリカルor専用迷彩を装備することによって11km半ばまで射程を延ばせるので、英重巡まで津々浦々の各国重巡艦に乗ってきた艦長なら対応できるはずだ。いまなら本艦の迷彩、ヴィクトリアンホワイトに加え、ゴライアスのヴィクトリアンホワイト迷彩までついてカッパー20,スチール10で売っているので無課金の艦長にも射程延長用の迷彩が手に入りやすい。常用を考えている艦長にはぜひお薦めだ。ほらそこ、ゴライアスの迷彩入らないから値下げしろとかまだサリー、デヴォンシャーの迷彩の方が有益とかいわない
また、英重巡特有の喫水線の高さが功を奏し、島裏射撃がしやすい。敵駆逐がいない、出てこないときは島浦にこもり、「発火させ工作班を使ったところで味方駆逐艦と共に敵戦艦に火災浸水コンボ」なんて芸当もしやすいこういうことするからヘイト高いんだよなぁ...しかし、無理に駆逐を狩りに行くと自分が敵戦艦に狩られてしまうので、対駆逐に関しては、「(最低限)敵駆逐を追い払う」ことに主眼を置きたい。精度が良好なので「たまに敵駆逐が見えた時に戦艦や巡洋艦に投げるつもりだったHEで2000前後のダメージと火災で再び前線から遠ざかって頂く」なんてこともよくある。

・魚雷
前級より順当にダメージが伸びたが、それ以外は変わっていない。片舷4本を撒ける。旋回は速く射程もそこそこ、ダメージは及第点と言ったところ。もちろん単発でも撃てる。牽制で流すと案外当たることもある。イタリアの魚雷と異なり雷速が普通なので上手くいくと駆逐にも当たる。専用迷彩を付ければ若干早くなる。

・対空
対空警戒スキルがⅠからⅡに強化されたのもあり、巡洋艦としては高め。前級から引き続き大口径射程が短いのもあり、自衛できるほどではない。しかし、本艦は米重巡のように小口径振りの対空ではなく大口径砲が重巡にしては充実しており、また装甲的にも頑丈とまではいかないので最前線より少し後ろ(だが射程に大きな余裕はないのでなんだかんだ言って大口径射程内位に敵機が入ることも多い。ヒストリカル・専用迷彩なら射程の延長も図れる)に控える事が多い本艦では、戦艦目当ての攻撃機や、味方空母が釣ってきた敵戦闘機、前線で手負いになった味方駆逐艦を追いかけて来た攻撃機など様々な場面で細々と撃墜を稼ぐことが可能。対空警戒を用いれば、飛行速度の速いインドミやパーセの攻撃隊からもそこそこの撃墜が取れる。またスキル使用時、爆撃隊は投下前に1-2機撃墜、もちろん下手な空母の旋回雷撃機なら投下前に全滅させることもできることはできる。

・装甲
嬉しいことに、ちゃんと重巡並みの装甲を有している。舷側であれば巡洋艦の弾にはそれなりに耐えられるが、戦艦に腹見せはNG。ヒストリカル迷彩を装備すれば魚雷防御も若干向上する。
相変わらず喫水線が高いので被弾はしやすい。ただ今までの本ツリーと異なり、被弾=大ダメージ。とまではいかないのが大きな救いだ。ただ、たまに過去の記憶が蘇るのか艦立てでも大きめのダメージをくらうこともある。これは各国重巡みんな同じな気もするが...

・機動性
速度は普通。加速度と転舵速度は軽巡並みで良好。残念なことに転舵性能は前級からだいぶ悪くなり、同格巡洋艦の中でも悪い部類(ヒッパーと同じ)になる。ただ、イタリアのように「なかなか曲がり始めない」ということはないので安心して欲しい。

・隠蔽性
普通。英重巡=ペラペラな放火魔=高ヘイト。なので索敵がなされていない状況で、駆逐の魚雷を警戒しつつ、戦艦に艦立てしながら敵駆逐の隠ぺいを割るという状況は避けたい。どうしてもやらなければならないときは出し惜しみせずに煙幕も使おう。

・生存性
イギリス重巡のお家芸、煙幕Iを2回使える。サリーの1回からスキル使用回数が増加し、2回になった。煙幕に隠れながらの砲撃、雷撃や煙幕に隠れて敵雷撃機を回避するといった煙幕を駆使した多彩な戦法をすることにより生存性は上がるだろう。ただ、本艦はHEが優秀であるので「オレンジ色の弾を浴びひやひやしていたら3重火災」なんてことをされた敵戦艦に血眼になって襲われる事もあるので油断は禁物。英国紳士たるもの激高した相手のあしらいかたも身に付ければなるまい。

・消耗品
定番の予防整備パック、高級船員食糧、ディーゼルエンジンで良い。空母と分隊を組むなら対空弾もあり。
また、イギリス重巡なので修理班を1つ多く使える。全て使い切るまで生き残りたい。艦長スキルも総動員して修理班の数の利を生かしたい。効率的に使わないと使いきれないので出し惜しみせず、「修理班1回分のダメージも受けたらすぐ使用」という感じでどんどん使っていきたい。

・装備
　兵装　主砲旋回 or 精度 or 装填
　防御　舵 or 加速
　適正　舵
空母と分隊を組むのであれば対空射程延長も悪くはないが...そもそもヘイトが高めなので生存性を重視したい。

・エリート艦艇特性
・巡洋艦近代化改修　HP+2%、対空火力+5%、主砲旋回速度+7%
・新型砲塔　主砲旋回速度+20%←装備で旋回をとらなくて済む
・功績　EXPアップ+10%

・総論
前級に引き続き、高発火率のHE、貫通力はやや不足しているがダメージはそこそこ高いAPを有した艦。船体幅は相変わらず太いが、煙幕の使用可能回数の増加と装甲が強化されたおかげで生存性が大幅に向上した。また対空に関しても向上しており総じて扱いやすい艦艇である。
ヘイトが高いのでできるだけ船体をさらさない様に動く必要があるが、本艦は煙幕、高い喫水線のおかげでしやすい島浦射撃、並の装甲、良い加速性能と並の速力、素直な舵と船体をさらさない動きがしやすく、かなり生存性に恵まれている。
またヘイトの高さ故、味方戦艦が瀕死になった時なども本艦が姿を現すだけで「味方戦艦に対する敵の集中砲火がおさまり本艦に向く」なんてことも意外とざら(もしそれでダメージをもらい過ぎたら、煙幕で一時退避)なので味方とのダメージ分担もしやすい。
HE弾で火災を稼ぐ船にありがちな「火災のタイミングがうまくはまらずすぐ消火されてしまう、着火しない時はすこぶるダメージが伸びない」ということも大口径HEのおかげであまりなく、さらに米国艦以外ならどんどん着火できるのでダメージに関しても出しやすい(だからと言って開幕からずっと戦艦に粘着というのは無能巡洋艦のすることなので必要に応じて必要な敵に弾をお届けしよう)。
本ツリーの中で一番走攻守のバランスが保たれている良艦という事が出来るだろう。
事あるごとに「装甲が紅茶キメてる」、「小さくなった紅茶砲」、「浮かぶパンジャンドラム」などと揶揄してくる諸外国の船たちにその強力なHEの雨で地獄をみせてあげよう。

戦闘名誉章

史実

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小ネタ

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