Black Takao

ブラック高雄

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

・艦艇の特技
修理班+1回

ゲーム内説明

高雄は妙高の改良型。より強力な203mm主砲と新型徹甲弾を装備していた。またその装甲は、一般的な巡洋艦の砲から本艦を守ることができた。

解説

2022年11月のブリッツパスの有料報酬艦として実装された、高雄の黒化バージョン。スキル構成や一部ステータスが通常の高雄と異なっている。日本艦籍で唯一の煙幕艤装(排気煙幕)が施された巡洋艦であり、また黒艦専用の消耗品が使用可能かつ追加の修理班を備えていることも特長。
ステータスの変更は以下の2点。

①HP:32332→32450
②砲旋回速度:7.5角度/秒→8角度/秒

概ね高雄に準ずると考えて良い。各項目の詳細は、高雄も併せて参照されたし。

・主砲
日巡おなじみの203ミリ砲を5基計10門搭載。射程は同格の中ではやや劣る。弾道や精度は良好で、遠距離の駆逐艦や巡洋艦、空母、近距離の戦艦にはAP弾、近距離の駆逐艦や遠距離の戦艦にはHEを叩き込んでいこう。ツリー艦で頼りとした精密照準装置こそ失ったが、砲撃の照準精度は高いので、遠距離での撃ち合いでなければ、さほど大きな問題ではない。
AP弾が貧弱というわけでもないが、特にHE弾が優秀で、重巡としては同格トップクラスの瞬間ダメージおよびDPMを誇る。また発火性能にも秀で、門数・発火率から、1斉射あたりも、分間でも、やはり同格トップクラスの着火能力である。相手が同格以下の巡洋艦であれば、HE弾で防郭を抜くことも可能(尤も、巡洋艦相手の時は極力AP弾を使った方が強い)。
また本艦は高速装填Ⅰを所持しており、ここぞというときに火力を上げることができる。駆逐処理や巡洋艦とのタイマン時に心強い。
地味に砲塔旋回速度も向上しているので取り回しに優れる。と言ってもやはり接近してきた駆逐艦を撃つには砲旋回が遅い。兵装では、主砲改良Ⅰを選択することが望ましい。

・魚雷
日巡の高火力魚雷を片舷に8門、両舷合わせて16門を搭載。
砲撃能力に優れる本艦であるが、隠し技である雷撃も強力で、1本あたりのダメージが同格最高値であるだけでなく、同格巡洋艦最大となる片舷8本を同時に発射できる。雷速・浸水率も同格最高値。射程も隠蔽魚雷が可能な程度には長大である。また、日巡の中では射角が良い部類なので使いやすい。ただし日巡の中ではの話なので、撃つときは敵戦艦に腹を見せないよう気をつけよう。発射管の旋回速度も芳しくはないために隙がある。排気煙幕を使ってカバーするのもアリだ。

・対空
日巡なのでパッとしない。回避しようとしても船体がデカいため、粘着されたら憤死するのがオチである。

・装甲
駆逐砲くらいは弾けるが、巡洋艦や戦艦に腹を撃たれるとゴッソリ削られる。船体がデカいのも相まって被弾しやすいので要注意。

・機動性
おおむね良好。
巡航速度は、同型艦と並び同格3位の快速(尚tier7日本巡洋艦の妙高と同値)。同格巡洋艦で本艦よりも快速なのは、アマルフィと黒アマルフィの2隻のみである。プレイスタイルによっては、推力改良Ⅱの採用も選択肢に入るだろう。
回頭性能も劣悪ではなく、戦艦砲くらいは距離がとれていれば回避できる。ただし旋回半径は大きいことに注意。転舵を補うためには、操舵装置改良Ⅰ・Ⅱを装備して、トップスピードを極力維持したままに旋回するのが基本であるが、急旋回のために減速したのちにトップスピードまで加速する操艦を多用するプレイスタイルならば、推力改良Ⅰの採用も選択肢に入るだろう。
加速性能は良好とは言えない。妙高と同値である。

・隠蔽性
こちらも良好。高速巡航する性能もあり、神出鬼没の活躍が可能。また大きな余裕はないが、隠蔽雷撃はできる(素のままでは余裕が少ないので、魚雷射程+4%、海面発見距離-4%の効果を持つヒストリカル迷彩を使用しよう)。
プレイスタイルによっては、隠蔽システム改良Ⅰおよび高品質石炭の使用も視野にいれて良いだろう。

・生存性
ヘイトが高いこともあって生存性は高いとはいえない。装甲の薄さや、対空機銃の貧弱さは、攻撃能力に優れる本艦の大きな欠点である。しかし引き撃ちや排気煙幕に、本鑑は修理班を4回使えるため、これら活用して立ち回ればそこそこ耐えてくれるだろう。

・消耗品
高品質石炭、高級船員食糧、予備整備パック、改良型ディーゼルエンジンの中からプレイスタイルに合わせて選択する。
また修理班を1個多く搭載できる。そのためしぶとく戦えるだろう(予備整備パックが有効な理由でもある)。黒艦専用の消耗品を用いることも可能なため、自分の戦闘スタイルに合わせて選択しよう。

・艦艇スキル/艦長スキル
高速装填と排気煙幕を搭載している。排気煙幕は雷撃時のカバーや肉薄雷撃にも使えてかなり便利。排気煙幕を使用するタイミングこそが、本艦の攻撃能力を活かす最大の肝とも言える。

座乗する艦長は、艦艇スキルの構成が特殊であるので、専用の艦長を充てることをお薦めする。レベル7では追加の修理班を活かすために準備万端(もっとも他の二つは、精密照準装置と戦闘機を持たない本艦にとっては死にスキルである)、レベル8では雲隠れ(ただし、効果範囲+15％、クールタイム‐33％の効果のみしか得られない)、レベル10では熟練装填手の取得がマストである。艦長スキルで最も悩ましいのは、レベル5であろう。本艦は追加の修理班を持ち、また高速装填で一時的に火力を増大させることが可能であるからだ。サバイバリストで修理班の回復量を増やすか、超火力で高速装填の回数を増やすかは、自身のプレイスタイルや使用する修理班の種類(特に黒艦専用2種)と相談し、自分にとってのベストを選択しよう。命知らずも有用なスキルではあるが、本艦では考慮しない方が良いだろう。

・装備
　・兵装　主砲改良Ⅰ
　・防御　操舵装置改良Ⅰ
　・適正　操舵装置改良Ⅱ

操舵装置改良Ⅰ・Ⅱの併用を基本として推奨するが、プレイスタイルに合わせて自分に合ったチューニングを施して欲しい。兵装に関しては、砲旋回が遅いので主砲改良Ⅰを推奨するが、主砲改良Ⅱ・Ⅲを否定するものではない。

・エリート特性
　・　巡洋艦近代化改修　HP+2% 対空火力+5% 主砲旋回速度+7%
　・　エリート砲術員　主砲装填速度-3% 主砲旋回速度+7%
　・　功績　EXPアップ+10%

・総論
日本重巡洋艦ツリー内でも屈指の強艦と評価される高雄を、排気煙幕と高速装填、および追加の修理班で強化したのが本艦である。高雄同様の砲雷撃揃った攻撃能力・高速巡航・高隠蔽に、煙幕による防御能力と追加修理班の回復力が付与されており、日巡の立ち回りを心得ている艦長ならば大活躍できるだろう。

戦闘名誉章

史実

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小ネタ

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