Edinburgh

エディンバラ級（タウン級）軽巡洋艦　エディンバラ

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

･派生艦船

･兵装

･艦艇スキル

ゲーム内説明

第二次世界大戦における、英国海軍最強の軽巡洋艦。装甲と前任から引き継いだ主砲に関していえば、ほとんどの同艦種を上回り、1930年代の英国海軍巡洋艦の中でも、強力な対空装備を搭載していた。

解説

第2次世界大戦で活躍した「タウン級軽巡洋艦(2代目)」のうち、最も華々しい活躍を見せた艦である。その栄誉ゆえか後発艦である筈の「フィジー」よりもティアが1つ上になっている。

・主砲
前級は前級でお馴染み50口径152mm3連装砲を前後に2基づつ搭載し、構成は勿論砲旋回速度や装填時間も変わって居ない。一応、ティア向上に伴いAP弾の威力が微増し、射程も微増しているがほとんど誤差レベル。周囲の攻撃力の向上と比較すると弱体化した感は否めない。

・魚雷
標準的な533mm魚雷を片舷1基づつ搭載。本艦の魚雷は前級からの性能向上が大きく、扱い易くなっているので順番に説明して行こう。まず前級で不満のあった魚雷射程(6.3km)が改善され、7.5kmに延長された事で日巡に搭載された魚雷と同レベルの射程を持つに至った。これにより予測線が表示される前に先読みで置き魚雷を投げておくという他国巡洋艦の戦い方も可能になり戦術の幅が広がった。さらに前級までの3連装魚雷発射管から4連装魚雷発射管に更新され、面制圧力や瞬間火力も向上して居る。特に斉射時の瞬間火力は前級の1.4倍になって居るので煙幕に籠って両舷の魚雷を発射する「煙幕魚雷」はより有効な攻撃手段となった(とはいえ、魚雷装填時間は前級より10秒近く延長されており、素の状態の煙幕の持続時間よりも長い。よって、艦長スキルのLV8で「雲隠れ」を取得し持続時間の延長を行っておきたい)。このように強化されている反面、前級のように気軽に牽制魚雷としてばら撒けなくなっているので、撃つ時は慎重に狙っていきたい。

・対空
頼りなかった前級から一気にパワーアップし、他国同格巡洋艦比較しても優秀な数値となった。また一時期は大口径砲の射程が世界標準である3.6kmに伸び、艦艇スキルの「対空警戒1」を使用することで他艦に対空の傘を提供できるようになった…のであるが、アップデートにより3.3kmに戻されてしまった。とはいえ、雷撃機の旋回グリッチが無くなったので狙われた際はスキルを使用しつつ、思っきり舵を切ってあげよう(ただし回避行動で戦艦にバイタル抜かれると言ったことが無いよう気をつけよう)。なお、通常煙幕は使用しても艦載機から姿を消せるまでに数秒間のタイムラグが存在するので、直前で慌てて使用してもあっさり命中させられる事が多い。これを防ぐためには余裕をもって煙幕を使用するようにしたい(それでもベテランは未来位置を予測していわゆるモク抜き雷撃を当ててくる場合がある)。

・装甲
装甲7.5%、防郭防御7.5%は前級からまったく変わっていない…しかしこれは本艦が軽巡洋艦というカテゴリだから仕方が無い。また前級で米巡に追い付いた火災浸水耐性は米巡が一律で20%への引き上げを行った事から、トップクラスからやや優れている程度に格下げとなってしまった。対水雷防御も前級から強化されたが、それでも日巡よりはマシといった程度に過ぎないので油断しないようにして欲しい。

・機動性
速度は英国巡洋艦の標準の32ノット台であり、特筆すべきものは無い。前級ほどではないがそこそこ優秀な加速性能と舵を持つ。ただし、他国の艦艇も含めて高ティア艦は舵が重めの傾向があり、軽巡洋艦というカテゴリの割には鈍重に感じられる。転舵そのものにかかる時間も長くなっているので注意が必要である。

・隠蔽性
隠蔽は8.52kmと他国同格巡洋艦と比較してそれなりに優秀である。

・生存性
HPが前級から5000近くアップし、30000台となった。さらに艦艇スキルが「発煙装置2」に更新され、煙を撒ける範囲と持続時間が向上したため前級以上に粘れるようになっている。とはいえ素の状態だとクールタイムが90秒と長いので、艦長スキルのLV8で「雲隠れ」を取得し持続時間の延長(5秒弱延長可能)とクールタイムの短縮(90秒が1分程度に縮まる)を行っておきたい。優秀な煙幕を生かすことができれば高い生存性を誇ることだろう。

・消耗品
砲および魚雷装填時間の底上げのため「高級船員食料」速度を補う「改良型ディーゼルエンジン」の搭載を推奨。もう一つはお好みで。

・装備
装備品は兵装に「主砲改良1」を選択すると砲旋回の遅さを補える。砲旋回の遅さを立ち回りで補えるなら「主砲改良2」もしくは「主砲改良3」をお好みで。防御は「操舵装置改良1」か「推力改良1」適正は「推力改良2」「操舵装置改良2」「隠蔽システム改良1」などが候補か。前の解説になぜか書いてあったのだが、防御に振るのはお勧めしない。英軽巡は艦体の防御など全く当てにしてはならないツリーであり、基本回避主体である。よって、機動性に振るのがベストである。

・エリート特性
・巡洋艦近代化改修　HP+2%、対空火力+5%、主砲旋回速度+7%
・新型砲塔　主砲旋回速度+20%
・功績　EXPアップ+10%

・総論
前級の弱点を補強し、性能をさらに底上げした艦と言える。魚雷性能が大幅に向上(ただし、隠蔽雷撃は実用的ではない)、対空性能も大幅に向上、煙幕も強化されているため前級以上に多彩な戦術が取れるだろう。半面、艦の大型化に伴い機動性は低下しており、煙幕に頼った甘い操船をしていると集中攻撃され易い。取れる戦術の多さに比例してヘイトも高くなるので、隠蔽の高さを生かしてうまく立ち回らないとあっという間に沈没してしまう。確かに手が届く範囲は広がっているのだが、実際に痒いところを掻けるかどうかはプレーヤーの腕次第である。今まで以上に慎重な位置取りと操船を心がければこの艦はきっとそれに応えてくれるはずだ。

戦闘名誉章

史実

船団護衛任務に就くが

「エディンバラ」はソ連行きとソ連から戻る船団を護衛していたが、1941年4月30日にドイツの潜水艦U-456から雷撃を受け航行不能となる。さらに曳航中の5月2日にドイツ駆逐艦から雷撃を受け、甲板の被覆材と竜骨のみによってかろうじて繋がっている状態となったため、自沈処分となった。

魚雷が命中した瞬間

エディンバラ (軽巡洋艦) - Wikipedia、HMS Edinburgh 1939-1942　HMS Edinburgh Crew Member Photos

小ネタ

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