Eskimo

Last-modified: 2025-11-28 (金) 12:04:42

トライバル級駆逐艦 5番艦エスキモー

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ヒストリカル迷彩

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効果:主砲射程+4% 魚雷射程+4% 
   最大転舵速度+4% 海面発見距離–4%
   EXP アップ+40% シルバーアップ+40%

ユニオンジャック

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効果:HP+4% 主砲射程+4% 
   最高速度+4% 魚雷速度+4%
   EXP アップ+40% シルバーアップ+40%

性能諸元

編集時 ver.x.x.x.x

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

イギリス
艦種駆逐艦
Tier8
生存性継戦能力15576
抗堪性・防郭防御5%
・火災浸水耐性10%
・装甲防御5%
・魚雷防御5%
主砲射程8.63km
機動性最大速力35.84ノット[kt]
最大出力への到着時間7.78秒
転舵速度9.80度/秒
転舵所要時間3.3秒
隠蔽性6.48km



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数装填時間ダメージ(火災率)(防郭率)砲塔旋回速度
120mm L/45 P19, 4基×2門6.6秒HE弾 413(4%)
AP弾 437(150%)
12度/秒


魚雷口径,搭載基数×門数(片舷指向門数)装填時間ダメージ射程雷速浸水率魚雷管旋回速度
533mm QR MkII, 1基×4門(4門)42秒35409km63.91kt18%25度/秒


対空砲種類ダメージ射程
大口径
小口径
0
64
0km
1.80km



・艦艇スキル

種類効果持続時間クールタイム使用可能回数
排気煙幕Ⅱ即時隠蔽の煙幕を展開する12秒間60秒3回
高速装填Ⅱ主砲装填速度+30%20秒間75秒2回
エンジンブーストⅠ最大航行速度+8%25秒間75秒2回

ゲーム内説明

イギリス海軍のエスキモーはトライバル級駆逐艦の1隻です。第2次世界大戦中、ノルウェー・地中海・英仏海峡・ビルマ周辺などで活躍しました。終戦後は宿泊施設や司令部として使用された後、最終的に砲撃訓練の標的艦として使用され、1949年に廃船となりました。

解説

2024年12月のブリッツパス報酬艦として実装された本艦。先に実装済の「コサック」と同型艦でティアも同一ながら、異なる味付けが行われている。

・主砲
120mm砲を連装砲塔に収め、艦首部に背負い式で2基4門、艦尾部に2基4門搭載*1。本艦の主砲は先に実装されたコサック主砲と比較すると単発火力を向上させ装填時間が若干伸びている。瞬間火力についてはコサック主砲に勝るものの、継続戦闘時の火力は劣る。このため対駆逐戦闘では堂々と姿を晒しての戦闘を避けつつ排気煙幕で身を隠しつつ艦艇スキル「高速装填Ⅱ」を使用して8門の火力を押し付ける、もしくは味方の火線上に敵を引き込んだ上での排気煙幕といった戦い方が必須となる。射程は平均的であり砲旋回速度は平均以下でしかないものの、スキルや味方の使い方を心得ていれば強力な砲と言えるだろう。

・魚雷
533mmクラスの魚雷を4連装で1基4射線搭載。トライバル級のお約束で魚雷発射管は1基しか搭載されていない。更に本艦の魚雷は他のトライバル級搭載魚雷と比較しても単発火力が最低で、4発フルヒットさせても総火力は14000をようやく上回る程度。このため他のトライバル級の搭載魚雷以上に火力不足に悩まされ易い。とはいえ本艦の搭載魚雷はトライバル級の中では最高の浸水率18%、これをトライバル級の中では最短の装填時間でばら撒く事が可能…なのだが例によって普通に広角で撃つだけでは遠距離での拡散が大きい等、扱いづらさが目立つ。しかし射角の優秀さによる取り回しのし易さ等、ライトニング魚雷とは異なる魅力もあるのでトラップ魚雷としてばら撒く等、各自で有効活用できる方法を考えて欲しい。

・対空
素の対空値は64と低い上に小口径対空砲しか搭載して居ないため敵航空機の漸減はできず、自衛する事すら危うい。基本的にはミニマップで敵航空機の動きを常に気にしつつ、狙われたら「排気煙幕」を使用するなり、優秀な転舵・加速性能を活用するなりして退避行動を取ろう。

・装甲
他のトライバル級と異なり、何故か装甲防御や魚雷防御の数値が高くなっている。とはいえこれは数値の上でのドングリの背比べに過ぎず、基本は「駆逐艦の装甲や耐性には期待しない」のがベストであろう。

・機動性
速力こそ普通だが、転舵・加速は「ライトニング」とほぼ同等でありとても優秀。「コサック」には搭載されていない艦艇スキル「エンジンブーストⅠ」も使えるので、開幕陣地占領等においても速力不足を補える。

・隠蔽性
素で6.48kmとやや砲駆寄りの隠蔽。トライバル級は雷装を削って他を充実させた駆逐艦(雷駆ではない)なのでこれはやむを得ないだろう。

・生存性
HPは16000に満たず他国同格と比較すると体力に劣っている。しかし本艦は砲駆としては隠蔽がそこそこ、転舵性能に優れている上に豊富な艦艇スキルも備えているので艦の特性を活かして戦える艦長の手にかかれば生存性を高める事も可能。とはいえ「コサック」には搭載されている「ソナーⅠ」を失っているのでその点は注意して欲しい。

・消耗品
「高級船員食料」「改良型ディーゼルエンジン」の搭載を推奨。残り1つは「高品質石炭」「予備整備パック」から好みのものを選択して欲しい。

・艦艇スキル/艦長スキル
艦艇スキルは「コサック」よりもスキルレベルが高い「排気煙幕Ⅱ」を3回使用可能。他に「高速装填Ⅱ」と「エンジンブーストⅠ」も2回使用可能。

・装備
 ・兵装 一応砲駆という区分なので主砲を強化する装備が良いだろう。
 ・防御 「推力改良Ⅰ」「操舵装置改良Ⅰ」などが候補に挙がる。
 ・適正 「推力改良Ⅱ」「操舵装置改良Ⅱ」「隠蔽システム改良Ⅰ」が無難か。

・エリート特性
 ・新型砲擊照準器 主砲射程:+4%
 ・新型魚雷 魚雷ダメージ: +3% 魚雷浸水発生率:+7%
 ・功績 EXPアップ+10%

・総論
 先に実装された「コサック」が見つかったら逃げる事に特化*2した艦艇であったのに対し、本艦はスキルを変更して「守(逃)」だけでなく「攻」や「走」にも気を配った艦艇となっている。とはいえそこは癖強艦で有名なトライバル級…スキルを変更して汎用性を高めるにあたっては元々問題のあった雷装の性能を更に削る等、一筋縄ではいかぬ調整が行われており万人に進められるタイプの艦では無い。しかし艦艇スキルに目を転じれば1つを単独で使うだけでなく、2つを組み合わせて使ってもシナジー効果を発揮可能なものとなっており、駆逐艦に乗り慣れた艦長にとってはそれなりに魅力のある艦艇に仕上がっている。またその個性が強すぎるが故に性能調整が厳しめであった「トライバル級」の姉妹艦として観ると初のバランスが整った艦であり、コレクターの艦長にとっても魅力的な艦と言えるだろう。

戦闘名誉章

レベル12345
報酬
ミッション内容

史実

小ネタ

艦名の由来

 本艦の艦名はトライバル級の命名規約に則り、北極圏のシベリア極東部・アラスカ・カナダ北東部・グリーンランドに至るまで幅広い地域に跨って住む先住民族グループの「エスキモー」に由来する。

余談:エスキモーという呼称は差別用語なのか

 なお、エスキモーという名の由来自体は本来「雪靴を編む人」であり、特段悪い意味を持ってはいない。しかし異文化から観た彼らの食生活から「エスキモー(生肉を食べる者)」と呼称し、侮蔑的な意味を含めて使用された事もあり、現代においてはこの呼び名は侮蔑用語であると捉える人も居る。
 日本においてもかつては教科書に載っていた用語が「エスキモー」から「イヌイット」に変更されたという経緯があるが、実は「イヌイット」というのはカナダにおける彼らの呼び名であって、この呼び方だと「カナダ北東部に住むエスキモー語を使用する人達」に限定されてしまう。よって本来であれば教科書における彼ら全体を正しく指す呼び名が新しく変更されるべきなのだが、彼等の生活圏がツンドラ気候というあまりにも広い範囲に跨っており、地域ごとに異なった呼び方をされている事から現代においても彼ら全体を表す民族名が確定していない。それどころか近年DNAの研究が進み、食文化や生活スタイルだけでなくそれ以外の分類においても関連性が発見される可能性があり、最新の研究が待たれる状況である。日本の教科書において彼ら全体を表す民族名が新しくなる日はまだまだ先の事になるだろう。

編集用コメント

編集用のコメントはこちら
  • 小ネタを追加 -- 2024-12-03 (火) 21:19:36
  • 迷彩2種の写真と効果、エリートの情報を入力。 -- 2025-03-13 (木) 13:16:26

コメント欄

  • 今日の限定オークションで5000Gで売ってる、しかも売れ残ってて草 -- 2025-11-28 (金) 12:04:42

過去ログ

過去ログ一覧

*1 このティア帯において片舷指向可能数8門を誇る艦は数が少ない。その意味では本艦は他の艦と異なるアドバンテージを持っていると言える。但し同格の片舷指向可能数8門の艦達は装填時間が3秒台なので、本格的な砲戦を挑んだ場合の火力面においては雲泥の差が出てしまう。
*2 実装された艦艇の中で最も多く「排気煙幕Ⅰ」を使用できるという特性により試合中に煙の如く姿を消せる回数ナンバーワンである。