Cossack

トライバル級駆逐艦4番艦　コサック

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

コサックは高名なトライバル級駆逐艦の1隻で、雷装よりも砲熕火力に重視していました。

解説

tier7には同型艦のハイダとヒューロンも実装されている。

・主砲
120mm連装砲4基
このティア帯において片舷指向可能数8門を誇る艦は3隻しかおらず、本艦もその1隻である*1。この砲数の多さによって本艦の瞬間火力はAP弾で3100台と「GJM」の3300台にこそ劣るものの他国同格より抜きん出ている。HE弾だと2900台で単独トップである。ただし本艦の砲は装填時間が6秒と同格内ではかなり遅い方であり、DPMとして観ると砲駆と雷駆の中間程度まで落ち込んでしまう。よって堂々と姿を晒しての継続的な砲戦は苦手ながらも、対駆逐戦闘では出会い頭に排気煙幕で身を隠しつつ瞬間火力を叩き込んで体力差をつけてから勝負を挑んだり、味方の火線上に敵を引き込む等の戦い方をすれば装填の遅さをカバーできるだろう。射程は平均的であり砲旋回速度は平均以下でしかないうえ、同郷の「ライトニング」と異なり全周砲塔でもないが使いこなせれば強力な砲と言える。砲駆かな？

・魚雷
533mm4連装魚雷発射管1基
射程が9kmに延長されていること以外は同格ツリー艦のライトニングと同じ魚雷である。英国らしく全体的に整った魚雷性能をしているので他国よりも使い勝手は良いだろう。しかし魚雷投射量が4本と少ないので他駆逐艦よりも瞬間火力が出ず、不意の遭遇戦では不利になってしまう。当然ではあるが、無策な肉薄雷撃は大した火力が出ないのでやめておいた方が良い。

・対空
素の対空値は64と低い上に小口径対空砲しか搭載して居ないため敵航空機の漸減はできず、自衛する事すら危うい*2。しかし本艦は転舵・加速性能が優れているので回避行動はお手の物である。とはいえミニマップで敵航空機の動きはしっかり把握しておこう。

・装甲
装甲防御は「ライトニング」と同じ3%だが、装甲厚自体は微妙に厚いライトニングと異なり、同格駆逐艦の中でも日駆と同じく薄い部類に入る。戦艦砲が過貫通しやすくなっているので寧ろアドバンテージである。

・機動性
速力こそ普通だが、転舵・加速は「ライトニング」とほぼ同等でありとても優秀。ただエンジンブーストが無いので開幕占領は苦手な方である。

・隠蔽性
素で６.18kmと同格の中では雷駆以下、砲駆未満という位置付け。しかし本艦より優秀な隠蔽を持つ雷駆達との差はたった数百mであるため、索敵に困ることはあまりないだろう。

・生存性
HPは16000に満たず他国同格と比較すると体力に劣っている。しかし本艦は砲駆としては隠蔽が高く転舵性能に優れている上に艦艇スキル「排気煙幕Ⅰ」を豊富に保持している事から、実は生存性に関しては意外と高めである。雷駆かな？

・消耗品
「高級船員食料」「改良型ディーゼルエンジン」の搭載を推奨。残り1つは「高品質石炭」「予備整備パック」から好みのものを選択して欲しい。

・艦艇スキル/艦長スキル
艦艇スキルには「ソナーⅠ」を2回に加え、「排気煙幕Ⅰ」を6回も使用可能。ソナーは駆逐艦狩りの得意な本艦と相性の良いスキルであり、魚雷事故を防ぐ意味からも積極的に使っていきたい。しかし素の使用回数は2回とやや心もとないので艦長スキルのLV2で「戦場支援」を取得し、使用回数を増やしておこう。併せてLV6で「偵察と警戒」も取得し、再使用までのクールタイムも短縮しておきたい。排気煙幕は通常煙幕と異なり隠れていられる時間こそ短いものの、即時に姿を消せる等のメリットもありお手軽で扱いやすい。難点は効果時間が短い事だが…本艦の場合はその欠点を補って有り余るほどの使用回数がある*3。とはいえ再使用までのクールタイムは素で60秒を要するので、艦長スキルのLV8で「雲隠れ」を取得しクールタイムを短縮しておきたい。40秒程度に1回使用できるとなれば、出し惜しみせずに使いつつ余らせてしまう事も無くなるだろう*4。

・装備
装備Ⅰには装填か旋回　装備Ⅱには加速か転舵　装備Ⅲには転舵か隠蔽性が良いだろう。

・エリート特性
・新型砲撃照準器　主砲射程+4%
・新型魚雷　魚雷ダメージ+3%、魚雷浸水発生率+7%
・功績　EXPアップ+10%

・総論
雷駆としては雷撃能力が低く、砲駆としては耐久力に劣り主砲サイクルが遅いなど「どっちつかずの奇妙なバランス」で中々に使用者を悩ませる事もあるかも知れない。しかし本艦は実装された艦艇の中で最も多く「排気煙幕Ⅰ」を使用できるという特性を持っており、試合中に煙の如く姿を消せる回数ナンバーワンである。このため敵のチームが強豪揃いの試合においても、臆することなく索敵に出て「しぶとく生き残り続ける」事が可能。こういった生存能力に特化した駆逐艦は非常に少ないため、大変に希少な存在と言える。またこの排気煙幕は生存のためだけに使うのではなく、自身の攻撃補助*5に使用したり、本艦の微妙に足りない部分を補うためのピースとして使用する事も可能である。艦の特性的に駆逐に不慣れな艦長向けではなく、かつ艦艇スキルも強力だが玄人向けの仕様であり相応に乗り手を選ぶ艦ではある。しかしその特性を理解した艦長の手にかかれば、本艦は非常にしぶとく地味に強力な艦として戦場で神出鬼没の活躍を見込めるだろう。

戦闘名誉章

史実

小ネタ

編集用コメント

コメント欄