レピュブリク級戦艦 キング・オブ・プリミティブ


性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
| 国 | フランス | ||
|---|---|---|---|
| 艦種 | 戦艦 | ||
| Tier | 10 | ||
| 生存性 | 継戦能力 | 58685 | |
| 抗堪性 | ・防郭防御12.50% ・火災浸水耐性12.50% ・装甲防御15% ・魚雷防御22.26% | ||
| 平均装甲厚 | ・艦首0mm ・艦尾0mm ・甲板0mm ・舷側0mm | ||
| 主砲射程 | 15.17km | ||
| 副砲射程 | 6.70km | ||
| 自動副砲射程 | 5.29km | ||
| 機動性 | 最大速力 | 29.45ノット[kt] | |
| 最大出力への到着時間 | 26.13秒 | ||
| 転舵速度 | 4.90度/秒 | ||
| 転舵所要時間 | 15.30秒 | ||
| 隠蔽性 | 12.36km | ||
・兵装
| 主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 装填時間 | ダメージ(火災率)(防郭率) | 砲塔旋回速度 |
|---|---|---|---|---|
| 431mm L/50, 2基×4門 | 20秒 | HE弾 1271(18%) AP弾 2239(250%) | 6度/秒 |
| 副兵装 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向可能門数) | 装填時間 | ダメージ(火災率) | 砲塔旋回速度 |
|---|---|---|---|---|
| 152mm L/55, 3基×3門(9門) | 9秒 | HE弾 472(3%) | 12度/秒 |
| 自動副兵装 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向可能門数) | 装填時間 | ダメージ(火災率) |
|---|---|---|---|
| 127mm L/54, 8基×2門(8門) | 5秒 | HE弾 315(1%) |
| 対空砲 | 種類 | ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|
| 大口径 小口径 | 359 378 | 3.78km 2.10km |
・艦艇スキル
| 種類 | 効果 | 持続時間 | クールタイム | 使用可能回数 |
|---|---|---|---|---|
| エンジンブーストⅢ | 最高速度+16% | 25秒間 | 60秒 | 3回 |
| オートボット:高速装填 | 主砲の装填速度+40%、貫通力+10% | 15秒間 | 75秒 | 2回 |
・伝説装備
| 名称 | 画像 | 効果 | 金額 | スロット |
|---|---|---|---|---|
| グリムロックの戦艦改良 | 最大主砲散布界-12%、最小主砲散布界-12%、主砲生存性-15% | 5000G or 250kフリーexp | 兵装 |
ゲーム内説明
『トランスフォーマー』シリーズのグリムロックをベースにデザインされた艦艇。
解説
ツリー艦の「レピュブリク」をベースとしたトランスフォーマーコラボ艦艇。主砲装填時間が21秒→20秒に短縮され、HE弾の火災発生率が16%から18%に上昇している他、艦艇スキルにも変更が入っている。
・主砲
431mm砲を4連装砲塔に収めて前後に1基づつ、合計2基8門搭載。
この砲は大口径砲搭載組と小口径砲搭載組のちょうど中間に位置する。このため元となった「レピュブリク」はそこそこの貫通と威力の砲弾を素でそれなりの装填でお届けしつつ、ここぞという時に「高速装填」を使用してラッシュをかけるのが得意なスタイルであった。これに対して本艦は「レピュブリク」よりも素の装填速度が速くなり、貫通を見込める艦に対するAP弾ダメージの期待値が増え、更に火災発生率の上昇により重防御の艦に対する火災のダメージも見込めるという調整が行われている。要はスキルに頼らない基礎火力を向上させたスタイル。したがって本艦は後述する艦艇スキル「高速装填」の効果も「レピュブリク」のものに劣り、また独自スキルという事情もあってスキル使用時のラッシュ力についてはハッキリと劣っている。
本艦の元となった「レピュブリク」では「装填マシマシ構成」としたうえで「熟練装填手+」持ちの艦長と組み合わせる事で「高速装填Ⅲ」効果時間中に3斉射を行って僅かな時間に大ダメージを与える事が可能。そしてこの3斉射ができる/できないは戦局に大きな影響を与えうる重要ポイント。更に「レピュブリク」では「超火力」でスキルの数をプラス1することで合計「3回の3斉射」が可能であり、高ランク仏戦乗りにとってはこの構成は必須の要件となっている。
ところが本艦の持つ「オートボット:高速装填」という艦艇スキルには「熟練装填手」「熟練装填手+」の効果が乗らず、更に「超火力」も効果が乗らない。これでは少々基礎火力が優れていても、スキルを使用してラッシュをかけた場合の制圧力に天と地ほどの大きな差が出てしまう(同じ高レベル艦長を乗せていてもラッシュの能力が全く違ってくるため)。このため同じ仏戦なのに微妙な艦という評価となってしまっている。「レピュブリク」との差別化のためにクールタイム延長と引き換えに使用回数を増やす等の対処が欲しかった。
・副砲
手動の副砲は152mm砲を3連装砲塔に収めて3基9門搭載。
砲配置は仏戦らしからぬ一直線配置で艦上構造物の前に2基後1基というスタイル。この配置により片舷に9門を指向可能。単発火力はそれなりで砲指向性も悪くないが、射程そのものは7kmに満たず装填もやや遅めなのでこの副砲単体で観ると射撃機会が少なく頼りない。しかし後述する自動副砲の火力と併せて考えるなら近接戦闘における補助火力としては頼りにできる。
・自動副砲
自動副砲は127mm砲を連装砲塔に収めて片舷辺り4基8門搭載。
砲そのものは艦上構造物脇に一直線に並べるという基本的な配置だが、この砲も仏戦らしくなく高さを変えてある為に前3基の前方射角が意外に優秀。しかし射程そのものは5km台と長くはなく、実際に使用できる機会は稀だろう。とはいえ手動・自動の副砲の射程圏内に敵を収める事ができた場合はそれなりに弾幕を形成可能なので諦めない様に。
・対空
他国同格戦艦と比較すると射程・対空火力共に恵まれている。しかし対空系の艦艇スキルを持っていない本艦では敵機の攻撃を完封する事はできず、他の艦と並んで防衛網を構築するのが基本。
・装甲
仏戦の装甲に期待してはいけない。艦首・艦尾こそ標準の厚みなものの、甲板装甲はやや薄め、舷側装甲に関してはハッキリと劣って居る。装甲15%、防郭防御12.5%という値こそ標準的だが、ダメージ軽減についてはあまり期待しない方が良いだろう。耐性面についても他国と比較してしまうと必ずしも優秀とは言えず、被弾や被雷は極力避けたいところ。
・機動性
最高速度は素の状態で29.45ノットと非常に優秀。更に艦艇スキルの「エンジンブーストⅢ」を使用する事もできる為、速度面での不満はない筈だ。加速力は平均よりも上といった程度だが、舵の性能は同格上位に食い込み戦艦という艦種を考えるとかなり良好。この点はレピュブリク級の明確な強みと言えるだろう。
・隠蔽性
他国同格の普通の戦艦と比較するとかなり優秀。しかし隠蔽に優れる巡洋戦艦群や副砲重視戦艦と比較してしまうとお話にならない。
・生存性
素のHPは58000台とやや体力に劣る程度。更に本艦は装甲面ではあまり頼りにならず、自慢の機動力も戦艦としては優秀なものの他の艦種から観ると「ゆっくり動く射撃標的」に過ぎず、その体力は大型巡洋艦のそれに近い見掛け倒しである。隠蔽や対空といった部分にも気を配っては居るが、実のところ生存性が高いとはとても言えないだろう。
・消耗品
「改良型ディーゼルエンジン」「高級船員食糧」「予防整備パック」の搭載を推奨。
・艦艇スキル/艦長スキル
艦艇スキルとして「エンジンブーストⅢ」を3回と独自スキルである「オートボット:高速装填」を2回使用可能。
「オートボット:高速装填」は「高速装填Ⅲ(主砲装填速度+50%)」に比べると効果は劣るが、替わりに貫通力+10%という効果があり、扱い方によっては強力な武器となり得る可能性を秘めている。ところが独自スキルであるため艦長スキルLV5の「超火力」で回数を増やしたり、LV10「熟練装填手」で効果時間を増強できないという致命的な欠点を抱えており、拡張性に欠けている。
・装備
・兵装「主砲改良Ⅰ」「主砲改良Ⅲ」が基本だが、少々リスクを背負っても良い艦長は伝説装備を、またレジェンド艦長を持ってる場合は「主砲改良Ⅱ」も考慮したい。
・防御「操舵装置改良Ⅰ」「推力改良Ⅰ」
・適正「操舵装置改良Ⅱ」「推力改良Ⅱ」
仮に装備の「兵装」枠で「主砲改良Ⅱ(主砲生存性-25%)」または「グリムロックの戦艦改良(主砲生存性-15%)」を選択し、少々リスクを負っても良いと考えている艦長であれば、以下の方法でリスクヘッジを検討して欲しい。
手段1:「適正」枠に「兵装改良Ⅰ(主砲生存性+25%)」を選択する事で主砲生存性のマイナス部分を相殺する方法。
手段2:「防御」枠に「兵装改良Ⅱ(主砲修理時間-50%)」を選択したうえで、艦長スキルLV2で「兵装修理専門家(主砲修理時間-33%)」を取得し爆速修理を可能とする方法。
手段3:装備枠には頼らずにレジェンド艦長の艦長スキルLV2で「兵装修理専門家+(主砲修理時間-45%)」を取得し高速修理を可能とする方法。
ただし、手段2や3の対処を行っても「主砲が破損してしまった際」には、いくら修理が速かろうが修理完了後に再装填が必要となりタイムロスが生じる点については回避できない。
・エリート特性
・水雷防御装置 魚雷防御+10%
・エリート砲術員 主砲装填時間-3%、主砲旋回速度+7% ←推奨
・功績 EXPアップ+10%
・総論
元となった「レピュブリク」自体がやや巡洋戦艦寄りの特性を持った艦であり、防御力や耐性・体力の不足を胡麻化しつつ、いかに強力なラッシュをお見舞いできるかを問われるかなり高難易度の艦であった。本艦は前半部の繊細な操船や立ち回りを要求されるという部分はそのままに、ラッシュ能力についてはかなり控えめとすることでラッシュに頼り過ぎることなく勝利を引き寄せる事を求められるという、更に難易度が高い艦として実装されている。その上で伝説装備は砲精度向上と引き換えに砲が壊れやすくなるというこれまたピーキーな調整。このため本艦こと「キング・オブ・プリミティブ」はコラボキャラクターの見た目とは全く逆の特性を持つ艦に仕上がっており、本艦を乗りこなすことができるのは仏戦の何たるかを知り尽くした極限られた艦長のみだろう。
戦闘名誉章
| レベル | 1 | 2 |
|---|---|---|
| 報酬 | アルティメットシルバーブースターⅡ×2、アルティメットexpブースターⅡ×2、500kシルバー | チタニウム×6 |
| ミッション内容 | 10戦プレイ | 1戦中に3隻の敵艦を撃沈 |
史実
…
小ネタ
本艦の艦名「キング・オブ・プリミティブ」は直訳すると「太古の王」という意味。
この名称は本艦の主砲脇で時折咆哮している「グリムロック」を指すものと考えて間違いないだろう。何故ならトランスフォーマー・シリーズに登場する「グリムロック」は作中においてティラノサウルス*1に変形する機能を持っているためだ。
ここから先は余談になってしまうが、トランスフォーマー・シリーズの作中における彼は恐竜の特徴を非常に良く引き継いでおり、純粋な力は非常に強いものの頭脳回路が非常に小さいために知能が低いという設定。このため登場すると直ぐにやられる役割だったり、デストロンの司令官であるメガトロンに言葉巧みに誘導されてコンボイ司令官を倒そうとするなど味方として非常に頼りないキャラクターとなっている。しかし2010年のシリーズにおいてはSF作品のお約束である電気ショックにより頭脳回路が天才化するという回が存在する。当然、お約束である彼の頭脳と引き換えにしか解決できない大問題が発生し、彼は古典SFのストーリー通りに自らの頭脳と引き換えに仲間を救ってめでたしめでたし、となる。お約束の展開ではあるが、彼が主役の珍しい回であると同時に中々に泣かせる展開として彼のファンにとっては思い出深い話となったのである。
編集用コメント
- 基本性能より、天秤で観たHPと記載された値が異なって居たので訂正。また解説をさらっと記載しました。 -- 2025-02-23 (日) 01:22:46
コメント欄
- 戦闘名誉章難しスンギィ -- 2025-05-11 (日) 21:59:53
- 艦長スキルで高速装填増やせないから試合に2個しか持ってけないのきつい -- 2025-05-13 (火) 18:31:41
- これって、トランスフォーマーの艦長(仏艦長のグリムロック)乗せたら高速装填って増やすことできますか? -- 2025-07-10 (木) 22:27:56
- 増やせないですね。ためしたことはないですが「達人」の条件を満たすと増えるとは推測します。 -- 2025-07-11 (金) 09:01:12
- これって、トランスフォーマーの艦長(仏艦長のグリムロック)乗せたら高速装填って増やすことできますか? -- 2025-07-10 (木) 22:27:56
