Saint Louis

サン・ルイ級重巡洋艦

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦艇スキル

ゲーム内説明

サン=ルイは、重巡洋艦の計画案であり、戦時中における最後の艦艇建造計画に含まれていたものです。本案は、基本的には従来の計画の艦艇と同様のものでしたが、軍縮条約による制限がなくなったため、大型化が実現でき、対空能力も強化されていました。

解説

・主砲
前級より口径が伸びた。他国同格巡洋艦にも標準搭載の8inch砲だが、本艦の砲はHE弾の単発ダメージが優秀で発火率も8%と優秀。同様にAP弾も単発ダメージが優秀であり、双方を使うことができる。また、装填時間が短くなったことで総合的な火力が上がったと言えよう。

・魚雷
魚雷は前級と同様の55センチの3基2門と変化なし。相変わらず魚雷射程は他国に一歩リードしているものの護身用の域を出ない。

・対空
前級から比較するとかなり頑張った感はあるが、それでも他国同格巡洋艦と比較すると低い。

・装甲
独国、米国に次いで第3位の水準を維持している。というと聞こえは良いが結局米国にも抜かれてしまった。

・機動性
素の最高速度は33ノット弱と他国同格巡洋艦と比較して平均的な速度しか出ない*1。しかし加速に関しては優秀で、その瞬発力は軽巡並み…であったところVer.5.5のアップデートでさらに加速力が向上した。とはいえ舵の効きも数値の上では優秀ながら、旋回半径が大きく転舵そのものに時間が掛かってしまうので軽巡の如くスイスイとはいかない。それでも重巡というカテゴリーの中では頭一つ抜けた優秀な操舵性能を持っており、フランス艦伝統の舵の優秀さを引き継いでいると言える。

・隠蔽性
隠蔽自体は他国同格巡洋艦と比較して高水準ではあるが、隠蔽が高い日巡と比べると劣るので注意が必要。

・生存性
本艦のHPは日巡よりはマシといったレベルであり、生存性が高いとは言えない。必要に応じて予防整備パック等で補うことも検討しよう(それでも1000程度しか増えない)。

・消耗品
改良型ディーゼルエンジン、高級船員食料を推奨。もう一つはお好みで。

・装備
装備品は兵装に「主砲改良3」もしくは「主砲改良2」をお好みで。防御は「操舵装置改良1」か「ダメージコントロールシステム1」適正は「推力改良2」「隠蔽システム改良1」「魚雷防御1」などが候補か。

・エリート特性
　・新型機関　最高速度+5%、加速度+10%　
　・エリート砲術員　主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%　
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
前級シャルル・マルテルの高い砲撃能力を強化し、弱点であった対空能力をそれなりに上げた高いバランスでまとまった艦と言えよう。

戦闘名誉章

史実

...

小ネタ

　本艦はカタカナ表記だとサン・ルイだが、アルファベット表記(Saint Louis)だと米国ティア3のSt. Louisと非常によく似ており、混乱する人も居るだろう。それもそのはず、米国St. Louisの名前の由来と、本艦の名前であるSaint Louisは同一の人物である。その人の名は「ルイ9世(聖ルイ)」。
　ルイ9世はフランス王国(カペー朝)の王様で、国内の政治としては官吏の腐敗の防止に努め裁判制度を整備する等、内政に力を入れた。このため、彼の統治時代にフランスは長期の平和を保ち、繁栄を謳歌した。しかし、対外的には十字軍(第7回と第8回)を起こすものの・・・捕虜になったり(第7回)チェニスを目指す途中で病没したり(第8回)ぱっとしない。ローマ教会は彼の信仰心と十字軍活動に対し、聖人の称号を贈った。なお、皇帝や国王で聖人となったのはこのルイ9世のみである。

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