Ship Smasha


ver.5.5で主砲射程が12kmから12.3kmに増加(フル改修13.08km→13.41km)。
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
| 国 | ソ連 | |
|---|---|---|
| 艦種 | 戦艦 | |
| Tier | 8 | |
| 生存性 | 継戦能力 | 53572 |
| 抗堪性 | ・防郭防御12.50% ・火災浸水耐性20% ・装甲防御16.50% ・魚雷防御15% | |
| 主砲射程 | 13.41km | |
| 副砲射程 | 6.21km | |
| 自動副砲射程 | 3.60km | |
| 機動性 | 最大速力 | 28.06ノット[kt] |
| 最大出力への到着時間 | 29.02秒 | |
| 転舵速度 | 4.60度/秒 | |
| 転舵所要時間 | 15.60秒 | |
| 隠蔽性 | 11.46km | |
・兵装
| 主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 装填時間 | ダメージ(火災率)(防郭率) | 砲塔旋回速度 |
|---|---|---|---|---|
| 406mm L/45 Model 1915, 3基×3門 | 25秒 | HE弾 1180(14%) AP弾 1947(250%) | 5.50度/秒 |
| 副兵装 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向可能門数) | 装填時間 | ダメージ(火災率) | 砲塔旋回速度 |
|---|---|---|---|---|
| 152mm L/57 B-38, 6基×2門(6門) | 7秒 | HE弾 425(3%) | 16度/秒 |
| 自動副兵装 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向可能門数) | 装填時間 | ダメージ(火災率) |
|---|---|---|---|
| 100mm L/56 B-56, 6基×2門(6門) | 6秒 | HE弾 236(1%) |
| 対空砲 | 種類 | ダメージ | 射程 |
|---|---|---|---|
| 大口径 小口径 | 212 184 | 3.60km 1.80km |
・艦艇スキル
| 種類 | 効果 | 持続時間 | クールタイム | 使用可能回数 |
|---|---|---|---|---|
| 咆哮 | 最大航行速度+13% 主砲装填速度+23% 主砲旋回速度+19% 主砲精度低下 | 83秒間 | - | 1回 |
| ソナーⅠ | 3.75㎞以内の敵艦や魚雷を全て発見する | 25秒間 | 90秒 | 2回 |
ゲーム内説明
ウォーハンマー40,000からインスピレーションを受けました。
解説
2022年2月20日13時より入手可能になったWarhummer 40,000とのコラボ艦艇。本体性能はヴラジヴォストクと同一であり、艦艇スキルが本艦独自のものに変更されている。
・主砲
基本スペックは元のウラジヴォストクと同一だが艦艇スキルが精密照準Lv3から「咆哮」に変更されている。
効果は1度のみ83秒間、最高速度13%増加、主砲装填速度23%増加、主砲旋回速度19%上昇と言う一時的なドーピングの様な性能となっており、装填速度の増加量は急速装填Lv2(30%増加)より低めなものの、元のウラジヴォストクの装填速度が遅いので有用な物となっており、主砲旋回速度19%上昇も取り回しが良くなるため嬉しい。
しかし、ドーピングの代償として主砲精度が低下のデバフも受けてしまい、元のウラジヴォストクの精度が良くない事を考えるとデメリットも相当なものである。
装填と速度と取り回しを選ぶか、精度を選ぶかはプレイスタイル次第だろう。
・副砲
152mm砲を連装砲塔に収めて片舷辺り3基6門搭載。砲配置は艦の中央構造物の脇、中央から後ろ寄りに一列に集中配置する方式。1基のみ高さが異なるが、取り立てて変わった配置ではない。というか元となった「ウラジヴォストク」と同一。また射程や砲性能等も変化無しなので、単体で観ると瞬間火力・DPMともにパッとしない。後述する艦艇スキルの事を考慮するとスキル構成が中・近距離向けなのに対してどうしても火力不足気味に感じられ、チグハグ感が拭えない。
・自動副砲
100mm砲を連装砲塔に収めて片舷辺り3基6門搭載。場所は一見すると判りにくいが手動副砲の内側に1段上になった部分があり、そこに手動副砲と同じように1列に並んでいる。自動副砲にしては単発が236とそこそこあって一見すると頼りになりそうに見える。ところがこの砲、射程が3.6kmと物凄く短い上に装填が6秒と手動の副砲と同程度を要する。これでは実用性は皆無と言わざるを得ない。
・対空
元となった「ウラジヴォストク」は総合対空指数が下から数えた方が早い残念な値。そして本艦の対空も「ウラジヴォストク」とまったく同一であり、対空面で期待できる点は存在しない。マッチするティア帯には凶悪な攻撃能力を持った空母達が存在する為、位置取りや味方艦との距離には十分な注意を払いたい。また航空攻撃に対しては可能な限り回避行動を…と言いたいところであるが後述する加速力の無さや舵の性能から正直回避する事は難しい。本気で防空の必要がある場合、直掩機をまわして貰うか他の味方艦に頼りたい。
・装甲
ウラジヴォストクと同一。艦首と艦尾の装甲が堅牢なため、ガン立てしていると結構硬い。しかし斉射するために大きく傾けると普通に抜かれるので注意。
・機動性
巣の最高速度は28ノット台と特筆すべきものは無い。加速力は同格最低レベルであり、一度停止してしまうと最高速に乗るまでに30秒近くを要する。舵も重い上に直線番長気味で操船し易いとは言えず、こういった点は元となった「ウラジヴォストク」と同一。とはいえ、本艦は固有スキルの「咆哮」使用中は最高速度が向上し30ノットを超える速度を出せる。更にエンジンブーストと異なり効果時間も長いので、その間においては「ウラジヴォストク」よりも機敏に動けるだろう。
・隠蔽性
巣の被発見距離は11.46kmと元となった「ウラジヴォストク」と同一。他国同格内では平均的で、ソ連戦艦と考えれば十分に優秀なのだが、それは「ウラジヴォストク」の場合。本艦は遠距離戦における精度の悪さを補う方法を完全に手放しているため、その能力を活かすためには中距離戦と言える距離まで接近する必要がある。そう考えるともう少し隠蔽が欲しかった。
・生存性
基本スペックはウラジヴォストクと同一であるが、ソナーLv1を貰っているため、魚雷回避の難易度は優しくなったと言える。分厚い艦首装甲と高いHPにソナーが追加されたことで、生存性はさらに上昇したと考えて良いだろう。
・消耗品
砲艦のテンプレである予防整備(HP)、ディーゼル(速力)、高級食糧(装填)が良いだろう。
・艦艇スキル/艦長スキル
独自のスキルである「咆哮」とソナーⅠを使用可能。元のウラジヴォストクと比べると精密照準Ⅲを失ったため遠距離戦が更に苦手になった代わりに、「咆哮」によって近距離戦ではかなり強くなるという調整がなされてる。
・装備
・兵装 主砲改良Ⅲ
・防御 推力改良Ⅰ or 甲板防護改良Ⅰ
・適正 操舵装置改良Ⅱ
・エリート特性
・ダメージコントロールセンター 火災浸水耐性+15%
・エリート砲術員 主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%
・功績 EXPアップ+10%
・総論
元となった「ウラジヴォストク」が優秀なタンクとしての性能を持ち、精密照準スキルを使用して遠距離戦における精度の甘さを補いつつ戦うというソ連戦艦の特徴を活かしつつその弱点を上手く補完した好バランスの艦であったのに対し、本艦は艦艇スキルを変更し特性を変化させた構成となっている。具体的には艦の基本スペックはそのままに「精密照準装置Ⅲ」を返上、替わりに固有のスキル「咆哮」と「ソナーⅠ」を取得。
固有のスキル「咆哮」は主砲精度の悪化と引き換えに速度や主砲の装填や旋回のバフを得るというもので、使い捨てとはいえ複数のバフ効果を長時間にわたって享受できるという特徴がある。またソナーは「咆哮」を使用しつつ距離を詰める際のお守りとして使ったり、単独で防御のために使う事も可能。このため遠距離戦における精度の甘さを補う手段を手放した替わりに、中・近距離向けのスキルを手に入れた「ウラジヴォストク」と考えるとしっくり来るだろう(この方向性が果たして現環境に合っていて強いかどうかは別として)。
ただし、元々ソ連戦艦が不得意としていた遠距離戦向けのスキルを完全に放り投げ、強力ではあるが切り札の「咆哮」は1度しか使えない…この様に汎用性に欠けるため実のところスキルの入れ替えを歓迎する艦長はそんなに多くない筈だ。とはいえWarhummerコラボ艦は複数のバフを一度に享受できるという特殊性を持っている上に、その効果が1分を越えてなお続くという艦は本艦を除いて他にない。こういった点を評価できる艦長にとっては大変魅力的な艦と言えるだろう。
戦闘名誉章
| レベル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
|---|---|---|---|---|---|
| 報酬 | |||||
| ミッション内容 |
小ネタ
恐らくゲーム中で唯一、通常の港画面から「衝角」を目視確認できる艦艇であろう*1。とはいえ本ゲームにおいては体当たりダメージは再現されていない筈なので単なる飾りに過ぎない。
ラム、もしくは衝角(しょうかく)は、古い時代の軍船に標準装備されていた体当たり攻撃の威力を増すための武装である。船首部の喫水線近く(もしくは喫水線下)に大きく突き出した形状をしており、接近戦において敵艦の側面に激突させ船腹を突き破って浸水を引き起こし行動力を奪ったり、撃沈を狙ったりする。このような用法のため、簡易的な船では先を尖らせた丸太が使われたり、本格的な軍船においては金属製のものが使われた。
とはいえ近世になって火砲が発達すると兵装としては廃れていったが、リッサ海戦(1866年)やイキケの海戦(1879年)の様に一時的ではあるがこの武器が活躍した時期もある。しかし、その後に発生した日清戦争における黄海海戦(1894年)においては清国海軍の「定遠」等がこの武器を備えていたが、流石に活躍する事はなかった。その後の日露戦争の時代まではとりあえず装備はされていたものの、その後まもなく歴史の波間に消え去る事となる。
こちらは本艦唯一無二ではないが、艦艇スキルを使用した際に「その効果時間が1分間以上持続する」艦は、本艦(何と83秒間!)と「ラグナロク(こちらは60秒)」の2隻しか存在しない(2024年5月末現在)。
参考までに本艦の艦艇スキル「咆哮」使用時の効果はバフが3つ、デバフが1つというものでそれぞれを細かく見ていくと「最大航行速度+13%」は「エンジンブーストⅡ(最大航行速度+12%)」以上の効果を持ち、通常のエンブであれば持続時間は25秒で息切れしてしまう所を…3セット分以上持続するという速度と持久力を併せ持った非常に優秀なバフとなっている。続いて「主砲装填速度+23%」は「高速装填」のⅠとⅡの中間程度の効果を持ち、通常の高速装填が20秒程度で息切れしてしまう所を例によって4セット分以上持続してくれる。そして「主砲旋回速度+19%」は既存の艦艇スキルには該当するものが存在しないという非常にユニークなものである。最後にデバフである「主砲精度低下」については具体的な低下の度合いが記述されていないところが気になるものの、この効果も83秒と非常に長い時間に渡って砲性能の低下をもたらす事となる。
とはいえ単純に数だけで比較すればデバフが入る能力は1つだけなのに対して、バフが入るのは3つもあるのでプラスマイナスで考えればプラスだし、元となった艦がソ連艦であることを考慮すると「効果時間を考えつつ距離を詰め、砲精度の低下が気にならない近さまで近接してデバフを無効化しつつバフの力で撃ち勝つ」という運用をして欲しいのだろう。
編集用コメント
- 小ネタを追加 -- 2024-05-27 (月) 00:25:34
コメント欄
- そもそもウォーハンマー艦自体が影薄いのにその中でも一番見たことないな。あとなんだよsmashaって…smasherならわかるけどなんかだせえな… -- こんなのが1米って…? 2022-12-14 (水) 20:49:47
- ほんまにティア8のレンタルなんてやめてくれ。期間中T10でしか出れないわ -- 2023-05-28 (日) 00:43:23
- こいつ買うならブラックウラジヴォストクのが良い。 -- 2024-05-26 (日) 22:08:26
- 艦首のはドリルなのか? 轟天号かよ -- 2024-05-26 (日) 23:17:20
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