V25

V25級水雷艇　V25

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

ゲーム内説明

本艦はドイツ海軍において最も多く建造された駆逐艦級の1つであり、戦闘艦隊の護衛用として設計されていました。この艦級は当時としては極めて高い速力を備えていたものの、当初搭載された主砲は脆弱なものでした。しかし、一次大戦中にはこの艦級の駆逐艦のうちの多くがより強力な主砲へと換装されました。

解説

本艦はドイツ海軍において最も多数が建造された駆逐艦級の1隻であり、戦闘艦隊の護衛用として設計されていました。この艦級は当時としては極めて高い速力を備えていたものの、当初搭載された主砲は脆弱なものでした。しかし一次大戦中には、この艦級の駆逐艦のうちの多くがより強力な主砲へと換装されました(本家wowsのwikiより)。

・主砲
主砲は単装105ミリ砲を3門。リロードタイムは5秒と優秀で射程も他国同格駆逐艦と横並び(6.3km)。弾道特性は初速が遅く弾道が高めで少々当てにくい。しかし、ティア4まではこの砲を使用するので早めに慣れておく必要がある。AP弾は単発ダメージが高く、高い発射レートのお蔭でDPMは他国同格駆逐艦を圧倒している。HE弾は単発ダメージが低く、DPMはそこそこの水準(露国には劣るが米国と同等以上)だが発火率は最低の2%である。砲塔旋回速度は12度と平均的だが、本艦は旋回性能が高く、全力転舵を行っている最中には砲旋回の速度に不満を感じるだろう。

・魚雷
搭載魚雷は50センチ級で、装填時間は32秒とティア帯としては平均的。威力も同格2位(2507)と高性能。雷速は59.74ノットとそこそこ速いが射程は5.1km(米駆と同等)と若干短め。特筆すべきは、魚雷発射管が舷側に2門2基と船首部分に1門2基という特殊な分散配置となっている(総斉射数は6門だが片舷に指向できるのは5門まで)。分散配置のお蔭で瞬間火力に劣るが、旋回中にリロード済の分を次々と発射することが可能(ただし、サンプソンのように絶え間なくは無理)。最初は戸惑うかもしれないが、独自の運用が可能であろう。

・対空
本艦に対空装備は存在しない。

・装甲
防郭防御5%と装甲3%は他国同格駆逐艦と横並び。要するに装甲は全くあてにできない。

・機動性
ティア2の駆逐艦は最高速度が31ノットから35ノットの間だが、本艦は堂々の1位である。加速も日駆に次ぐレベルで優秀、舵も同格1位の効き、転舵そのものにかかる時間も短く機動性については文句の付けようがないレベル。

・隠蔽性
ティア2の駆逐艦は隠蔽が4km台のものと、5km台のものに大きく2分される。本艦は5.04kmとギリギリ5km台に入るが日米とそう大きな差は無い。つまり迷彩の有無や消耗品の「高品質石炭」の使用で逆転が可能であることを意味する。

・生存性
HP5995は他国同格駆逐艦艦と比較して最低レベルである。機動性を生かし、被弾はなるべく避けよう。

・消耗品
「高品質石炭」の搭載を推奨。可能であれば「高級船員食糧」の追加も。

・装備
装備品は兵装に「射撃システム改良」を搭載し砲塔旋回速度を補うと良いであろう。他はお好みで。

・エリート特性
　駆逐艦近代化改修　HP+2%、最高速度+3%、魚雷管旋回速度+7%
　新型操舵装置　転舵速度+5%、転舵加速度+10%
　功績　EXPアップ+10%

・総論
いよいよドイツ駆逐艦ルートが実装された。そのスタートを飾るに相応しい、高性能だが癖のある艦である。
砲も魚雷もそれなりに強力であり、低いHPをカバーしつつ立ち回れば大きな活躍を見込めるであろう。

史実

第一次世界大戦期のドイツ水雷艇。ドイツ海軍における分類上は「水雷艇」だが、航洋性を高めるために従来の水雷艇から船体を大型化した結果、他国の駆逐艦に相当する排水量・武装となった。満載排水量は約1000トンあり、ゲームに登場する艦艇との比較では、海風やサンプソンよりも少しだけ小さい程度。日本やアメリカの分類でいう「駆逐艦」に相当する。1913年に起工、1914年にV25～V30の6隻が完成した。大戦で4隻が戦没し、戦後2隻が賠償艦としてイギリスに送られた。

小ネタ

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