Wukong

本艦は迷彩をつけることができない。

Ver.7.0で小口径対空値が109から189に増加。

　本艦の艦名の由来は「西遊記」の主要キャラクターの一人である「孫悟空」から*1。原典においては東勝身洲にある傲来国の沖合に浮かぶ花果山の山頂にある大石から生まれた石猿であり、仙人に弟子入りして授かった法名が「孫悟空」である。しかし仙術を見せびらかすという禁忌を犯したため破門にされ、その後は天界をも巻き込んで騒ぎを起こし釈迦如来の手によって五行山に封印されてしまう。500年の謹慎の後に三蔵法師の弟子となって天竺までの取経の旅に出る事になるのだが、これは誰もが知る有名なエピソードであろう。
　また「西遊記」とは別に民間信仰や戯曲等の独立した内容で「孫悟空」が活躍するケースもある。こちらは天帝やその手下すら手を焼く実力と破天荒さ故に、民間において高い人気を誇る道教の神という一面も持っている為だ。なお余談ではあるが、インド神話における猿の神「ハヌマーン」が「孫悟空」の元となったという説もある。確かに数々の神通力を備え、ラーマーヤナの物語の中で主人公ラーマを助けて様々な場面で活躍する彼の姿は「西遊記」の物語の形成において少なからず影響があったであろうことは想像に難くない。

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