お願い:このページはまだ未完成の状態です。少し他力本願かもしれませんが、当ページ完成を目指すため、ゾンビに関する情報や知識がある人がいれば幸いです。
ゾンビとは
ゾンビ(Zombie)……
- 1.原義
- a)ブードゥー教*1で悪霊や呪術により、生命を吹き込めれた死体。
- b)死人を生き返らせる超自然力。
- 2.生き返った死体。
- 3.スラング
- a)言動や返答が機械的、腑抜け、薄のろ、活気のない、ボンヤリしている人。
- b)変人、気味悪いもの。
- c)麻薬中毒者・ドラッグ乱用者のこと。アメリカでの俗称。
- d)未確認のもの[信号];(英航空管制俗)怪しい、確認できない物体。
ゾンビの特徴

出典:いらすとや*2
ゾンビの特徴と言えば、大抵の人は
「人や動物を食い殺したり、生きた人間の内臓や肉を食す」
「体が腐っており、非常に不気味」
「夜行性で獰猛、且つ聴覚・嗅覚がとても鋭い」
と言うでしょう。大体全部合っています。
そうとは言えども、ゾンビの主な特徴はまだまだあり、細部まで知らない人も多いかもしれません。
ゾンビ災害下では、力やリーダーシップ、勇敢さも必須ですが、それ以上に重要なのは知識があり、万が一の際に備えているかどうか。
もし、町がゾンビに汚されて家族や親戚、友人がゾンビ化したら……。
もし、死屍累々のような光景となった荒れ地で武器や食料を探し求めて、探索しなければならなかったら……。
必要最低限でも知識や備えが有るか否かが、万が一これが起きた際に 生 か 死 かを分けるのです。
では、ゾンビの特徴についてちょっと詳しく深掘りしてみましょう。
以下では具体例としてゾンビの登場する作品なども挙げつつ、ゾンビの特徴を述べていきます。
特徴1「感染・増殖」
ゾンビと言えば、と聞かれて大抵の人はこう答えるでしょう。
ゾンビに噛まれるとゾンビになる。
近年のゾンビの登場する作品では、人がウイルスによってゾンビ化するという設定が主流です。人がゾンビに噛み付かれた直後、ゾンビウイルスが体内に侵入して感染、ごく短い時間でウイルスが全身に行き渡り、人をゾンビ化させてしまうのです。
鬼ごっこの派生ルール「増え鬼」のように、生存者がいる限りゾンビはゾンビを増やして増殖していきます。
噛まれる以外にも、ゾンビの体液が体内に入ったり、ゾンビの爪で肌を引っかかれることで感染するケースもあり、後述の項目で挙げる様々な経路で人間は感染してゾンビとなり得ます。
ただし、感染から発症するまでの時間は作品によって大きく異なります。感染から数日後に発症するケースもあれば、早ければ10秒で発症するケースまで大差があります。
特徴2「知能・理性・記憶の欠如」
人間がゾンビになると、知能や理性などを失ってしまう描写はよく見られます。
これは大抵の作品では「ゾンビの病原体が脳細胞を侵食してしまう」という設定だからです。
理性を失い、摂食本能に従って噛み付いてきたり、暴力本能などが剝き出しとなって襲い掛かってきます。
貴方と親しい人でもゾンビになった途端、それまでの記憶を失って襲い掛かってきます。
友人でも家族でも恋人でも、そこに例外はありません。
また、ゾンビは生前の記憶も失う設定の作品が多いです。
しかし中には、映画『地球最後の男』や漫画『アイアムアヒーロー』のように、ゾンビとなっても記憶を残していて言葉を話せるなんてケースもあります(地球最後の男は正確には吸血鬼なので別物ですが)。
他にも、ゾンビ化後も理性が復活するゾンビもあります。
落ち着いている時は理性を取り戻し、人間と変わらずコミュニケーションも取れますが、一旦暴走すると理性を失ってゾンビのようになる……といった感じです。具体例としては韓国ドラマ『ハピネス』とか。
特徴3「運動障害」
大抵のゾンビは動きがとても鈍く、細かい動作ができず、時々コケてしまう事があります。
何故異様なほどノロマなのかと言いますと、運動機能や平衡感覚を司る小脳がウイルスに侵され、機能が著しく低くなっているからです。
小脳がやられると、手足もロクに動かせず、平衡感覚も狂うので真っ直ぐ立つことが出来ず、立っても数十秒ですぐ倒れる羽目になります。
このためゾンビは走ることが出来ず、ノロノロとしか追いかけてきません。
ここがゾンビのウィークポイント1つ目と言えるでしょう。
しかし作品によっては運動障害を患う様子のないゾンビも多々登場します。
映画『28日後…』等に登場するゾンビはこの典型例で、平衡感覚を失っている様子もなければ普通に全力疾走する様子さえ見せます。漫画『アイアムアヒーロー』に至っては、運動障害を患っていながらも強引に四肢を振り回して爆走しながら追いすがってきます。
作品によりけりですが、走れるゾンビの場合は脅威度が一気に跳ね上がります。
特徴4「思考・コピー能力の欠如」
上の続きですが、近年になって「体で覚える」と言うのは「小脳が記憶する」と言うことが分かってきました。
我々が自分自身で無意識にできてしまう行動と言うのは、全て小脳で記憶されてできていると言うことなのです。
例えば「自転車に乗る」と言う行動は、生まれながらにして人間が出来ることがありません。「自転車に乗る」と言う行動を小脳が記憶して初めて自転車を扱えるわけです。逆に一旦自転車に乗ると言うことを覚えてしまえば、無意識に乗れてしまいます。それは小脳が自転車に乗るということを記憶したからです。
つまり、小脳がやられては己の体で覚えることができ、無意識にやれると言うことが不可能となります。
ゾンビは大脳もやられているので大脳のな中でじっくり考えてから、結論を導き出すようなことがらを小脳の記憶から結論を出せる事も出来なくなります。
ゾンビたちが無意識に体を自由自在に動かして、同じパターンで人間を襲うことが出来ないのはこの事だと言えるかもしれません。
特徴5「怪力」
作品によりますが、ゾンビが人体を素手で引き千切ったりするような怪力を発揮する描写は多々あります。
これは人間の脳には自動的に筋力を制限する機能があり、いわば「筋肉のリミッター」があるのですが、ゾンビとなったことでリミッターが解除され、筋力の限界を発揮できるようになるからです。
人間は両手で最大500kgを理論上持ち上げられると言います。
リミッターの外れているゾンビは、常に火事場の馬鹿力を発揮してこの怪力を披露する可能性があるのです。
さらに「疲労」を知らないので、半永久的に動き続けます。
ゾンビはノロノロと歩くことしかできないと上で述べましたが、人間のように歩き疲れることは無いので一生歩き続けて追いかけてくるかもしれません。
もちろん、人体の限界を発揮し続ければ人体は壊れてしまいます。
再生能力でもない限り、ゾンビの体は自壊していくでしょう。
特徴9「肌が腐っている or 肌色が変色する」
ゾンビの皮膚が腐ったようになる作品は少なくありません。
上記の「ゾンビ=生きた死体」という印象を補完する演出……というメタい考えも勿論できますが、基本的にはゾンビの代謝が影響していると考えられます。
人間はゾンビ化すると、体細胞が活性化してすぐに死滅したり(活性化により過剰な摂食本能が起きて人に噛み付く)、逆に体細胞が代謝しなくなって仮死状態になり、細胞が古くなっても入れ替えられなくなる……といった理由により、皮膚が腐ってしまうのです。
これによりゾンビは死体同然の見た目となります。
活動しながらも体が腐っていくので、周囲に凄まじい腐臭を放つことになるでしょう。
肌が腐らずとも、肌が変色するゾンビも多いと思います。青白くなったり、灰色や土気色になったりと、生気のない色に変色するのです。
これは代謝異常による細胞の死滅or仮死の他にも、血管や神経細胞の変色が考えられます。
ゾンビウイルスは血液感染を起こしたり、ウイルスが神経細胞を乗っ取り、血管や神経細胞を黒く変色させるという設定の作品が多いのです。表皮の毛細血管などが黒濁することで、ゾンビは肌色の変色が起きてしまいます。
特徴10「人に噛み付く」
ゾンビが噛み付いてこなければそう易々とゾンビになることはないでしょう。しかし最悪なことにゾンビは人間を襲って噛み付いてきます。
作品によってゾンビが人を襲う理由は異なりますが、ゾンビが人を襲わないケースの作品はかなり少ないです。
人を襲う理由として、食人による栄養摂取が最初に考えられます。
人間にとって、他人の人肉は自身と組成がほとんど同じであり、人体に必要な栄養素がほとんど揃っています。ゾンビも栄養摂取のために栄養素の豊富なもの=人肉を喰らおうと人を襲うのは当然と言えるでしょう。
人肉以外にも血液や脳ミソを求めて人に襲い掛かるケースもあります。
もう一つの理由は、感染を広げることです。
こちらは近年の作品で多く見られる設定で、ゾンビの病原体であるゾンビウイルスが感染者を増やすために非感染者を襲うよう、ゾンビの脳内で命令を出しているのです。ゾンビウイルスも他のウイルスと同様、増殖のために宿主(感染者)を増やしていくと考えられます。
このようなゾンビは食人をする描写がありません。そもそも栄養摂取が目的で食人しているなら、ゾンビ同士で共食いしていてもおかしくないですからね。感染拡大が目的ならゾンビ同士で噛み付く意義はありません。
他にもゾンビ化することで「怒り」の感情や闘争本能を抑えられなくなり、人を攻撃するようになる……といったケースのゾンビが登場する作品もあります。闘争本能の余波で人に噛み付いていると考えられるので、こちらもゾンビ同士の共食いは行わないでしょう。ただしゾンビ同士で闘争本能の赴くまま攻撃し合う可能性はあります。
その他の特徴
以下は全てのゾンビ作品には当てはまらない、一部の作品におけるゾンビの特徴です。
- 血管が浮き出る
漫画『アイアムアヒーロー』などで見られる特徴です。ゾンビ化しても肌が腐らず肌の変色もほぼない代わりに、肌の表面に血管が浮き出てきます。血管ではなく神経が浮き出るという設定の作品もあります。これにより肌が変化しなくとも、ゾンビ化しているか否かが割と区別しやすいです。
- 体液の粘性が増してタール状になる
小説『WORLD WAR Z』などで見られる特徴です。ゾンビ化すると血液などの体液の粘性が増し、タール状にドロドロネバネバとした塊に変化します。これにより体を破壊してもほとんど出血せず、肉塊が飛び散るだけになります。さらに『WORLD WAR Z』では体液の粘性が増したことで、近くで爆発が起きても体がバラバラに吹き飛ばない、という砲爆撃の効果を激減させるほどの爆発耐性まで獲得しています。
- 暗闇に弱い
映画『新感染ファイナル・エクスプレス』などの韓流ゾンビ作品の一部で見られる特徴です。暗闇に弱く、近くに人間が居ても見つけられなくなります。昼行性なのでしょうか? ただし人工の照明でも明るければ普通に活動できます。『新感染』などの韓流ゾンビブーム勃興直後には比較的見られた設定ですが、最近はあまり見られません。
- 無敵
映画『バタリアン』などで見られる特徴です。頭部を破壊したり燃やすといった従来のゾンビの撃退方法が一切通用しません。文字通りの無敵です。焼却炉や核の炎で焼き尽くしても、立ち昇った灰が周囲の人間や死体をゾンビ化させる厄介機能まで持ち合わせています。ゾンビが少数のうちに収容して捕縛でもしておかない限り、感染を止める手立てがありません。
そのほかに考えられる特徴として、以下のページも参照
→ゾンビの脅威度
ゾンビのエネルギー源
ゾンビの活動エネルギーを考察します。
エネルギー保存の法則を適応して考えます。
ゾンビが生存者を追いかけまわす際に、呼吸による酸素供給無しで活動しているとすると、元々の肉体に付着しているタンパク質等をウイルスによる変異か微生物による分解等でエネルギーを作り出しているものと推定できます。これは時間を問わない休憩の不要、移動時の永続性などからゾンビの特徴の一つとなりますが、当然このような活動を続ければ、肉体は痩せて最終的にはエネルギー源が枯渇するはず……つまり餓死します。
摂食による生存者や動物からのエネルギー供給のみに拠るならばもっと簡単ですが、野生動物の捕獲は正常な人間が狩猟の知識と専用銃を用いてさえ難しいのに、動きの遅いアーアー声を出しているゾンビが捕まえるのは困難でしょう。
問題はその機能停止がいつ訪れるかです。
下記考察は机上の空論ですが、一つの目安として貰いたい。
| 標準的な日本人男性の身長170.9cm体重67.6kgで大雑把に考察する。 平均骨量=2.8kgとなりそれ以外はエネルギーに変換可能な筋肉・脂肪・内臓・脳みそ等として、細かい計算を省いて豚肉の平均カロリー386kcal/100gで計算すると約25万kcalとなる。 上記体系の男性が10kmを歩くのに必要なカロリーは532kcal、時速4km(老人程度の速度)で2時間半となるので、約4700km(地球1/8.5周)もしくは1175時間(48日+23時間)後に活動を停止する。 距離に関しては実現可能なレベルではないのだが、時間の方はずっと動き続けるとすれば2か月後にはエネルギー切れを起こす。 つまり、2か月を最大として生き延びれば、大多数のゾンビは活動停止になる。 さらに、筋肉を全てエネルギーに変換するとしても、極端に腐れ落ちてしまえば関節部が外れ、筋肉細胞自体のカロリーを消費して細胞が機能不全になるなら、さらに早く行動不可能になる。 |
ただしこれはゾンビの代謝が人と同じ場合です。
作品によっては「ゾンビの細胞は代謝しなくなる」という設定だったりしますが、代謝しないことで体が冬眠状態や仮死状態になり、エネルギーの摂取量が非常に少なくとも長期間活動できてしまいます。もっとも、代謝で古い細胞が入れ替えられないので、人体は劣化して損傷、結局早い段階で行動不可能になると思われます(さらに古い細胞が腐敗し、猛烈な悪臭を放ちます。ある意味ゾンビらしいですが)。
また、作品にもよりますが、ダークエネルギーなどのファンタジー要素なんかで何年も何十年も動き回るゾンビなんてのはザラにあります。
有名どころだと小説『WORLD WAR Z』ではゾンビ大戦が終結した10年以上後にもゾンビが活動していますし、ゲーム『ラストオブアス』シリーズではさらに長い25年後にもゾンビが活動しています。ファンタジー作品に至っては何世紀レベルでダンジョンにゾンビが蠢いているなんてザラですし……
考察の意味が無くなりますが、そもそも死体が生き返っている時点で「現実的」という単語が息をしていないので、ゾンビの餓死を期待しすぎてはなりません。
ゾンビウイルスについて
感染経路について考える
まずゾンビウイルスで考えられる主な感染経路について教えます。
| 名称 | 内容 | 代表的な症状 |
| 接触感染 | 感染者が触れたドアノブや器具等に接触してしまい、ウイルスや細菌が目や鼻、口の粘膜に付着する間接感染。 | 角膜炎等の目や皮膚の病気、性感染症 MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)、狂犬病、破傷風など |
| 飛沫感染 | 感染者の咳やくしゃみ、唾液のなかに含まれているウイルスが飛散し、粘膜に付着。 | ウイルス感染症、細菌性肺炎、 インフルエンザ、SARS(重症急性呼吸器症候群)など |
| 飛沫核感染(空気感染) | 飛沫したものが空気中を漂い、呼吸によりウイルスや細菌を思いっきり吸引すること。 | 結核や麻疹、水疱瘡など |
| 血液感染 | 注射や歯科治療時、外傷による出血で血液が粘膜や皮膚に付いてしまい、感染すること。 | HIV(ヒト免疫不全ウイルス)やB型・C型肝炎など |
| 昆虫媒介(ベクター)感染 | 昆虫やハエ、鳥などが媒介して人にうつること。 | マラリア、日本脳炎、サルモレラ、腸チフスなど |
| 既感染死後発症 | 生きている間にウィルス感染しており、死後発症するという方式。生きている人同士で感染に気付く事が出来ず、どんな場所・死因でも関係なくゾンビが発生する | ウォーキングデッド最大の功績 |
それぞれの感染経路での危険性や対処法を考察してみます。
・接触感染
接触感染の場合ですと、ゾンビ(もしくはそのウイルスの感染者)に傷を負わされるどころか、少し触れただけでも感染することとなります。
なのでゾンビウイルスにかかった者には原則的に触れず、最終的には殺処分をして、安全なところに埋葬することとなります。
しかし、感染経路が血液感染と併していない場合は中距離・長距離戦の方が最も望ましくなります。
・飛沫感染
飛沫感染はゾンビウイルスにかかった者が風邪のような初期症状を起こして、咳やくしゃみをした際に粘膜や皮膚につい着してそっから感染してしまいます。上記と同様、感染者に接近することは原則禁止となります。しかし、感染者が飛沫した者が空気中に漂い、それを吸い込むことで感染してしまう飛沫"核"感染(空気感染)よりは脅威はまだ小さいと言えます。
・飛沫核感染(空気感染)
この感染経路が一番厄介者と言えるでしょう。
空気感染は感染者の飛沫したものが空気中を漂い、それを吸い込んじゃうことで感染してしまい、ゾンビ化してしまいます。
なので、ゾンビが蔓延している野外は半永久的に出られず、核シェルターのような地下室の所でやり過ごさなければなりません。
また、ゾンビの撲滅に成功できたとしても数ヵ月間は戒厳令が敷かれることとなり、エコノミークラス症候群などによる、地下暮らし中での病死者が出ることとなり、十二分な食料や水、嗜好品、道具、衛生・医療用の器具などが必須になります。
・血液感染
血液感染の場合、ゾンビを攻撃した際に武器や、衣服・防具に返り血が着くこととなります。
それを放っておくと血液感染を起こしてしまうので、近距離(中距離の場合もあり得る)戦闘は御法度となります。
遠距離戦闘でも弓やサイレンサーのついた銃でないと騒音が出てしまい、ゾンビを引き寄せてしまうことになってしまい、また、離れていても、倒したゾンビの血や体液が飛んで付着する恐れもあります。
飛沫核感染(空気感染)に次いで脅威的な感染経路です。
・昆虫媒介(ベクター)感染
感染した昆虫や動物からの媒介による感染も厄介です。
蚊やハエ、ゴキブリ等の害虫が侵入して、人に触れたりなどをするとそっからウイルス感染してしまいます
またゾンビや食い荒らされた人間・動物の死骸からは害虫がたかっているので、そこの近くを通ることは原則禁止となります。
・既感染死後発症
ドラマ『ウォーキングデッド』で示された新しい感染症タイプ。全ての人はすでに保菌者であり、死をスイッチにゾンビに発症する。ウィルス自体の感染法は上記のどれかであろうが、症状がないために誰にも気づけない。このような何かをスイッチに発症するまで何年でも無症状で潜伏するタイプのウィルスは現在までに確認されていない。現実世界でも、ゾンビウィルスなどでなくても生命にかかわる重篤な症状の病気で、インフルエンザ等の罹患率の高いスイッチで発症するなんていうものが出てきたら人類ヤバいかもね。
ゾンビ化の段階
単なる一例としてver.
| 経過時間 | 段階数・名称 | 主な容姿の変化・症状 | |
| ウイルス感染まで | 初期症状発生まで | ||
| A.ウイルス感染前~初期症状発生まで | |||
| 直前 | 直前 | 第一段階 (感染前段階) | ウイルスに感染する前の段階。 因みに感染方式はゾンビに傷を負ったことによる創傷感染で、感染経路は接触、飛沫、血液感染の三つ。 |
| 発生 | 第二段階 (ウイルス感染待機段階) | ゾンビに傷を負わされ、創傷感染されようとしている状態。 上手く応急措置をとればギリギリセーフだが、傷の範囲や状態が酷かったり、ウイルスの体内に入り込むスピードが早かった場合は……。 | |
| 感染直後~1時間半 | 第三段階 (ウイルス感染及び初期症状発生前段階) | ウイルスが体内に入り込んでしまい、血管や細胞内を巡回しようとしている段階。初期症状発生の一歩手前である。 | |
| 1時間半~3時間 | 発生~1時間半 | 第四段階 (初期症状発生段階) | 初期症状が発生した段階。傷口からの痒みや炎症、微熱や弱い疲労感が症状となっており、 傷口からの痒みや炎症を除けば、風邪みたいな症状と似ている。 |
| B.初期症状発生から感染症状中期まで | |||
| 3時間~5時間 | 1時間半~3時間半 | 第五段階 (感染症状発生前段階・ウイルス巡回期) | ウイルスが身体を巡り、本格的な症状を起こそうとしている段階。今のところ、症状は第四段階と変わりがない。 |
| 5時間~9時間半 | 3時間半~8時間 | 第六段階 (感染症状第一段階・ウイルス増殖期) | ウイルスが体のあちこちで繁殖し始め、感染症状が出ている状態。 傷口の炎症がさらに酷くなり、より高い熱、咳や鼻づまり、喉の痛み、倦怠感や不安感が出てくる。 |
| 9時間半~14時間 | 8時間~12時間半 | 第七段階 (感染症状第二段階・ウイルス最高繁殖期) | ウイルスが数十万~数千万個にのぼり、症状が更に重くなっていく状態。血圧や血糖値は下がり始め、全身は小刻みに震えだし、目は時々白目を向いてくる。こうなるともはや応急処置では助けられない。 |
| 14時間~18時間半 | 12時間半~17時間 | 第八段階 (感染症状第三段階・ウイルス身体侵攻期) | 繁殖の域を越えた大量のウイルスが体表面を侵攻している状態。傷口の回りが化膿して、そのまま壊死。身体のあちこちに強い痛みが走る。 |
| C.感染症状中期から末期まで | |||
| 18時間半~22時間 | 17時間~20時間半 | 第九段階 (感染症状第四段階・ウイルス臓器侵攻期) | ウイルスが全身をほぼ支配し、ついには臓器を侵攻している段階。ろれつが回らなくなり、39℃~41℃のとても高い高熱を出し、激しいめまいと吐き気、その他消化器、呼吸器系の重篤な症状をおこす。 |
| 22時間~25時間 | 20時間半~23時間半 | 第十段階 (感染症状第五段階・ウイルス臓器支配期) | ウイルスが臓器を支配してしまい、人を死に追いやろうとする段階。皮下出血や臓器機能、血圧、血糖値、心拍数の急速な低下、記憶や言語、運動機能に障害が出て、対処法は殺処分一択しかない。 |
| 25時間~27時間 | 23時間半~25時間半 | 第十一段階 (感染症状第六段階・ウイルス中枢神経・循環器侵攻期) | ウイルスが中枢神経(脳や神経)、心臓に目掛けて侵し、瀕死になっている状態。合併症として、白血病と多臓器不全を引き起こし、爪は延びて、目は白目を向き、脈が浮き、唇は紫色になって、皮膚や肉片が腐り落ちる。 |
| 27時間~30時間 | 25時間半~28時間半 | 第十二段階 (感染症状第七段階・ウイルス身体完全支配期) | ウイルスが身体を完全に支配してしまった状態。今まで非常に高かった熱が急激に低下し、心室細動を引き起こし、理性や知性は完全に失われる。 |
| D.感染症状末期からゾンビ化中期まで | |||
| 30時間~35時間半 | 28時間半~34時間 | 第十三段階 (感染症状最終段階・一時期生命活動停止期) | 脳波は一定となり、心肺は完全に停止。瞳孔は散大して、生命活動が止まって完全に死亡する。 しかし、心臓や脳の内部に巣食っていたウイルスは動きが活発化し、不規則なタイミングで信号を流して脊髄反射を行う。 |
| 35時間半~37時間 | 34時間~35時間半 | 第十四段階 (ゾンビ化待機段階) | ゾンビ化が進行する前の段階。夜行性に変化し、歯は鋭利になって、血液中の酸素は低下し、動脈の血は静脈血と同じくらい黒く濁る。ウイルスはより活発化して、心臓に信号を送るようになり、脳や他の器官に血液や酸素を送る。ここから完全なゾンビとして、腐り切ったはずの死体が急に動き始める。 |
| E.ゾンビ化中期から完全ゾンビ化まで | |||
ゾンビの感染者による日記(ゲーム バイオハザードより)
いわゆる「飼育係の日誌」、通称「かゆうま」日記。
ゾンビに感染した場合、以下と似たようなことになることが予想される。
あくまでもゲームからの引用なので参考程度に。
『飼育係の日誌』
May 9, 1998
夜、警備員のスコットとエリアス、研究員のスティーブとポーカーをやった。
スティーブの奴、やたらついてやがったがきっといかさまにちがいねェ。
俺たちをばかにしやがって。
May 10, 1998
今日、研究員のおえら方から新しい化け物の世話を頼まれた。
皮をひんむいたゴリラのような奴だ。
生きたえさがいいってんで、豚を投げこんだら、奴ら、足をもぎ取ったり内臓を引き出したり
遊んだあげくやっと食いやがる。
May 11, 1998
今朝5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たスコットに突然たたき起こされて俺も宇宙服を
着せられた。なんでも、研究所で事故があったらしい。
研究員の連中ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。
May 12, 1998
昨日からこのいまいましい宇宙服をつけたままなんで、背中がむれちまって妙にかゆい。
いらいらするんで、腹いせにあの犬どもの飯を抜きにしてやった。
いい気味だ。
May 13, 1998
あまりに背中がかゆいんで医務室にいったら、背中にでっけえバンソウコウを貼られた。
それから、もう俺は宇宙服を着なくていいと医者がいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。
May 14, 1998
朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがった。
犬どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然たりねえ。
めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。
おえら方に見つかったら大変だ。
May 16, 1998
昨日、この屋しきから逃げ出そうとした研究いんが一人、射さつされた、て はなしだ。
夜、からだ中 あついかゆい。
胸のはれ物 かきむしたら 肉がくさり落ちやがた。
いったいおれ どうな て
May 19, 1998
やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、いぬ のエサ くう
May 21, 1998
かゆい かゆい スコットーきた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。
4
かゆい
うま
ゾンビの病名
ゾンビは実質的には「病気になった人間」です。
なので現実でゾンビが発生したら、病名が付けられると考えられます。
以下は主な創作におけるゾンビの病名です。
(追加編集求ム)
| 病名 | 登場作品 |
| 活性死者 | ゲーム『バイオハザード』シリーズ |
| 寄生菌による脳内感染(CBI*3)*4 | ゲーム『ラストオブアス』シリーズ |
| 多臓器不全及び反社会性人格障害 | 漫画『アイアムアヒーロー』 |
| 殺人病 | 漫画『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 |
| ゾンビ病 | ドラマ『玉川区役所 OF THE DEAD』 |
| 伝染性多臓器機能障害症候群 | 同上 |
| 意識欠陥活動低下障害(CDHD*5) | 書籍『ゾンビでわかる神経科学』 |
| 意識混濁型低代謝症候群(HSCC*6) | 小説『感染捜査』 |
| 急性ウイルス性ゾンビ様症候群*7 | 同上 |
基本的に時間が経過するほど強く能力に長けた少数精鋭の個体が残り、生存者側はより高度な防衛手段の開発に追われることとなる。 -- 2023-01-28 (土) 01:47:31