ゾンビとは

Last-modified: 2023-01-28 (土) 01:47:31

お願い:このページはまだ完成未段階の状態です。少し他力本願かもしれませんが、当ページ完成を目指すため、ゾンビに関する情報や知識がある人がいれば幸いです。

ゾンビとは

ゾンビ(Zombie)···
1.
a)ブードゥー教(アフリカ西部のベナンやカリブ海に存在する島国·ハイチ、アメリカ南部のニューオーリンズなどで広まっている民間信仰団体。)で悪霊や呪術により、生命を吹き込めれた死体。
b)死人を生き返らせる超自然力。
2.一般的に生き返った死体。
3.(話)
a)言動や返答が機械的(腑抜け、薄のろ、活気のない、ボンヤリしている)な人。
b)変人、気味悪いもの。
c)麻薬中毒者·ドラッグ乱用者のこと。(アメリカでの俗称)
d)未確認のもの[信号];(英航空管制俗)怪しい、確認できない物体。

ゾンビの特徴

ゾンビの特徴と言えば、大抵の人は
「人や動物を食い殺したり、血を吸ったりしてくる」「体が腐っており、非常に不気味」「夜行性で獰猛、且つ聴覚·嗅覚がとても鋭い」
と言うでしょう。(全部あっていますが)
そうとは言えども、ゾンビの主な特徴はまだまだあり、細部まで知らない人も多いでしょう。
しかし、力やリーダーシップ、勇敢さも必須ですがそれ以上に重要なのは知識があり、万が一の際に備えているかどうか。
もし、町がゾンビに汚されて家族や親戚、友人がゾンビ化したら···。
もし、死屍累々のような光景となった荒れ地で武器や食料を探し求めて、探索しなければならなかったら···。
必要最低限でも知識や備えが有るか否かが、万が一これが起きた際にALIVE(生)DEATH(死)かを分けるのです。
ではゾンビの特徴についてちょっと詳しく教えていただきましょう。(いきなりかよ!(半ギレ)と言う人も少なくはないですが、そこは気にしない。)

ゾンビの特徴 その1 「運動障害」

大抵のゾンビは動きがとても鈍く、細かい動作ができず、時々こけてしまう事があります。何故異様なほどのろまなのかと言いますと、
運動機能や平衡感覚を司る小脳がウイルスに侵され、機能が著しく低くなっていると言うことになります。
小脳がやられると、手足もロクに動かせず、平衡感覚も狂うので真っ直ぐ立つことが出来ず、立っても数十秒ですぐ倒れる羽目になります。
ここがゾンビのウィークポイント1つ目と言えるでしょう。

ゾンビの特徴 その2 「思考·コピー能力の欠如」

上の続きですが、近年になって「体で覚える」と言うのは「小脳が記憶する」と言うことが分かってきました。
我々が自分自身で無意識にできてしまう行動と言うのは、全て小脳で記憶されてできていると言うことなのです。
例えば「自転車に乗る」と言う行動でこれは生まれながらにして人間が出来ることがありません。
もし、生まれた際に初っぱなから自転車に乗れる能力があるなら、自転車に乗れない人なんていないと言うことになります。
「自転車に乗る」と言う行動を小脳が記憶して初めて自転車を扱えるわけです。逆に一旦自転車に乗ると言うことを覚えてしまえば、
無意識に乗れてしまいます。それは小脳が自転車に乗るということを記憶したからです。それが近年わかってきたのです····
つまり、小脳がやられては己の体で覚えることができ、無意識にやれると言うことが不可能となります。
大脳もやられているので大脳のなかでじっくり考えてから、結論を導き出すようなことがらを小脳の記憶から結論を出せる事も出来なくなります。
ゾンビたちが無意識に体を自由自在に動かして、同じパターンで人間を襲うことが出来ないのはこの事だと言えるかもしれません。

ゾンビのエネルギー源

ゾンビの活動エネルギーをエネルギー保存の法則から考える。
ゾンビが生存者を追いかけまわす際に、呼吸による酸素供給無しで活動しているとすると、元々の肉体に付着しているタンパク質等をウイルスによる変異か微生物による分解等でエネルギーを作り出しているものと想定する。
摂食による生存者や動物からのエネルギー供給のみに拠るならばもっと簡単だが、どの作中ゾンビでもそれでは成り立たないので元々の肉体からエネルギーを取っている事を前提とする。
これは時間を問わない休憩の不要、移動時の永続性などからゾンビの特徴の一つとなるが、当然このような活動を続ければ肉体は痩せて最終的にはエネルギー源が枯渇するはずである。
途中で生き物を摂食してエネルギーを補給している描写が多いが(野生動物の捕獲は正常な人間が狩猟の知識と専用銃を用いてさえ難しいのに、動きの遅いアーアー声を出しているゾンビが捕まえられるはずがなく、実際のゾンビパニック発生時にはゾンビは最後まで補給無しになる可能性が高い)、ならば補給が出来なかった個体は機能停止しないとおかしい。
問題はその機能停止がどのような期間で訪れるかである。
筋肉を全てエネルギーに変換するとしても、極端に腐れ落ちてしまえば関節部が外れてしまうし、筋肉細胞自体のカロリーを消費して細胞が機能不全になるなら、実質的に行動不可能になるので下記考察は机上の空論であるが、一つの目安として貰いたい。

標準的な日本人男性の身長170.9cm体重67.6kgで大雑把に考察する。
平均骨量=2.8kgとなりそれ以外はエネルギーに変換可能な筋肉・脂肪・内臓・脳みそ等として、細かい計算を省いて豚肉の平均カロリー386kcal/100gで計算すると約25万kcalとなる。
上記体系の男性が10kmを歩くのに必要なカロリーは532kcal、時速4km(老人程度の速度)で2時間半となるので、約4700km(地球1/8.5周)もしくは1175時間(48日+23時間)後に活動を停止する。
距離に関しては実現可能なレベルではないのだが、時間の方はずっと動き続けるとすれば2か月後にはエネルギー切れを起こす。
つまり、2か月を最大として生き延びれば、大多数のゾンビは活動停止になる。

ダークエネルギーなどのファンタジー要素を加えると考察の意味が無くなるのでここでは考えない。

ゾンビウイルスについて

ゾンビウイルスの感染経路について考える

まずゾンビウイルスで考えられる主な感染経路について教えます。

名称内容代表的な症状
接触感染感染者が触れたドアノブや器具等に接触してしまい、ウイルスや細菌が目や鼻、口の粘膜に付着する間接感染。角膜炎等の目や皮膚の病気、性感染症
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)、狂犬病、破傷風など
飛沫感染感染者の咳やくしゃみ、唾液のなかに含まれているウイルスが飛散し、粘膜に付着。ウイルス感染症、細菌性肺炎、
インフルエンザ、SARS(重症急性呼吸器症候群)など
飛沫核感染(空気感染)飛沫したものが空気中を漂い、呼吸によりウイルスや細菌を思いっきり吸引すること。結核や麻疹、水疱瘡など
血液感染注射や歯科治療時、外傷による出血で血液が粘膜や皮膚に付いてしまい、感染すること。HIV(ヒト免疫不全ウイルス)やB型·C型肝炎など
昆虫媒介(ベクター)感染昆虫やハエ、鳥などが媒介して人にうつること。マラリア、日本脳炎、サルモレラ、腸チフスなど
既感染死後発症生きている間にウィルス感染しており、死後発症するという方式。生きている人同士で感染に気付く事が出来ず、どんな場所・死因でも関係なくゾンビが発生するウォーキングデッド最大の功績

それぞれの感染経路での危険性や対処法を考察してみます。
·接触感染
接触感染の場合ですと、ゾンビ(もしくはそのウイルスの感染者)に傷を追わされるどころか、少しでも触れただけで感染することとなります。
なのでゾンビウイルスにかかった者には原則的に触れず、最終的には殺処分をして、安全なところに埋葬することとなります。
しかし、感染経路が血液感染と併していない場合は中距離·長距離戦の方が最も望ましくなります。


·飛沫感染
飛沫感染はゾンビウイルスにかかった者が風邪のような初期症状を起こして、咳やくしゃみをした際に粘膜や皮膚につい着してそっから感染してしまいます。上記と同様、感染者に接近することは原則禁止となります。しかし、感染者が飛沫した者が空気中に漂い、それを吸い込むことで感染してしまう飛沫"核"感染(空気感染)よりは脅威はまだ小さいと言えます。


·飛沫核感染(空気感染)
この感染経路が一番厄介者と言えるでしょう。
空気感染は感染者の飛沫したものが空気中を漂い、それを吸い込んじゃうことで感染してしまい、ゾンビ化してしまいます。
なので、ゾンビが蔓延している野外は半永久的に出られず、核シェルターのような地下室の所でやり過ごさなければなりません。
また、ゾンビの撲滅に成功できたとしても数ヵ月間は戒厳令が敷かれることとなり、エコノミークラス症候群などによる、地下暮らし中での病死者が出ることとなり、十二分な食料や水、嗜好品、道具、衛生·医療用の器具などが必須になります。


·血液感染
血液感染の場合、ゾンビを攻撃した際に武器や、衣服·防具に返り血が着くこととなります。
それを放っておくと血液感染を起こしてしまうので、近距離(中距離の場合もあり得る)戦闘は御法度となります。
遠距離戦闘でも弓やサイレンサーのついた銃でないと騒音が出てしまい、ゾンビを引き寄せてしまうことになってしまい、また、離れていても、倒したゾンビの血や体液が飛んで付着する恐れもあります。
飛沫核感染(空気感染)に次いで脅威的な感染経路です。


·昆虫媒介(ベクター)感染
感染した昆虫や動物からの媒介による感染も厄介です。
蚊やハエ、ゴキブリ等の害虫が侵入して、人に触れたりなどをするとそっからウイルス感染してしまいます
またゾンビや食い荒らされた人間·動物の死骸からは害虫がたかっているので、そこの近くを通ることは原則禁止となります。


·既感染死後発症
ウォーキングデッドで示された新しい感染症タイプ。全ての人はすでに保菌者であり、死をスイッチにゾンビに発症する。ウィルス自体の感染法は上記のどれかであろうが、症状がないために誰にも気づけない。このような何かをスイッチに発症するまで何年でも無症状で潜伏するタイプのウィルスは現在までに確認されていない。現実世界でも、ゾンビウィルスなどでなくても生命にかかわる重篤な症状の病気で、インフルエンザ等の罹患率の高いスイッチで発症するなんていうものが出てきたら人類ヤバいかもね。


ゾンビ化の段階(単なる一例としてver.)

経過時間段階数·名称主な容姿の変化·症状
ウイルス感染まで初期症状発生まで
A.ウイルス感染前~初期症状発生まで
直前直前第一段階
(感染前段階)
ウイルスに感染する前の段階。
因みに感染方式はゾンビに傷を負ったことによる創傷感染で、感染経路は接触、飛沫、血液感染の三つ。
発生第二段階
(ウイルス感染待機段階)
ゾンビに傷を負わされ、創傷感染されようとしている状態。
上手く応急措置をとればギリギリセーフだが、傷の範囲や状態が酷かったり、ウイルスの体内に入り込むスピードが早かった場合は···。
感染直後~1時間半第三段階
(ウイルス感染及び初期症状発生前段階)
ウイルスが体内に入り込んでしまい、血管や細胞内を巡回しようとしている段階。初期症状発生の一歩手前である。
1時間半~3時間発生~1時間半第四段階
(初期症状発生段階)
初期症状が発生した段階。傷口からの痒みや炎症、微熱や弱い疲労感が症状となっており、
傷口からの痒みや炎症を除けば、風邪みたいな症状と似ている。
B.初期症状発生から感染症状中期まで
3時間~5時間1時間半~3時間半第五段階
(感染症状発生前段階·ウイルス巡回期)
ウイルスが身体を巡り、本格的な症状を起こそうとしている段階。今のところ、症状は第四段階と変わりがない。
5時間~9時間半3時間半~8時間第六段階
(感染症状第一段階·ウイルス増殖期)
ウイルスが体のあちこちで繁殖し始め、感染症状が出ている状態。
傷口の炎症がさらに酷くなり、より高い熱、咳や鼻づまり、喉の痛み、倦怠感や不安感が出てくる。
9時間半~14時間8時間~12時間半第七段階
(感染症状第二段階·ウイルス最高繁殖期)
ウイルスが数十万~数千万個にのぼり、症状が更に重くなっていく状態。血圧や血糖値は下がり始め、全身は小刻みに震えだし、目は時々白目を向いてくる。こうなるともはや応急処置では助けられない。
14時間~18時間半12時間半~17時間第八段階
(感染症状第三段階·ウイルス身体侵攻期)
繁殖の域を越えた大量のウイルスが体表面を侵攻している状態。傷口の回りが化膿して、そのまま壊死。身体のあちこちに強い痛みが走る。
C.感染症状中期から末期まで
18時間半~22時間17時間~20時間半第九段階
(感染症状第四段階·ウイルス臓器侵攻期)
ウイルスが全身をほぼ支配し、ついには臓器を侵攻している段階。ろれつが回らなくなり、39℃~41℃のとても高い高熱を出し、激しいめまいと吐き気、その他消化器、呼吸器系の重篤な症状をおこす。
22時間~25時間20時間半~23時間半第十段階
(感染症状第五段階·ウイルス臓器支配期)
ウイルスが臓器を支配してしまい、人を死に追いやろうとする段階。皮下出血や臓器機能、血圧、血糖値、心拍数の急速な低下、記憶や言語、運動機能に障害が出て、対処法は殺処分一択しかない。
25時間~27時間23時間半~25時間半第十一段階
(感染症状第六段階·ウイルス中枢神経·循環器侵攻期)
ウイルスが中枢神経(脳や神経)、心臓に目掛けて侵し、瀕死になっている状態。合併症として、白血病と多臓器不全を引き起こし、爪は延びて、目は白目を向き、脈が浮き、唇は紫色になって、皮膚や肉片が腐り落ちる。
27時間~30時間25時間半~28時間半第十二段階
(感染症状第七段階·ウイルス身体完全支配期)
ウイルスが身体を完全に支配してしまった状態。今まで非常に高かった熱が急激に低下し、心室細動を引き起こし、理性や知性は完全に失われる。
D.感染症状末期からゾンビ化中期まで
30時間~35時間半28時間半~34時間第十三段階
(感染症状最終段階·一時期生命活動停止期)
脳波は一定となり、心肺は完全に停止。瞳孔は散大して、生命活動が止まって完全に死亡する。
しかし、心臓や脳の内部に巣食っていたウイルスは動きが活発化し、不規則なタイミングで信号を流して脊髄反射を行う。
35時間半~37時間34時間~35時間半第十四段階
(ゾンビ化待機段階)
ゾンビ化が進行する前の段階。夜行性に変化し、歯は鋭利になって、血液中の酸素は低下し、動脈の血は静脈血と同じくらい黒く濁る。ウイルスはより活発化して、心臓に信号を送るようになり、脳や他の器官に血液や酸素を送る。ここから完全なゾンビとして、腐り切ったはずの死体が急に動き始める。
E.ゾンビ化中期から完全ゾンビ化まで

ゾンビの感染者による日記(ゲーム バイオハザードより)

ゾンビに感染した場合これと似たようなことになることが予想される。(あくまでもゲームからの引用なので参考程度に)

飼育係の日誌

May 9, 1998

夜、警備員のスコットとエリアス、研究員のスティーブとポーカーをやった。
スティーブの奴、やたらついてやがったがきっといかさまにちがいねェ。
俺たちをばかにしやがって。
May 10, 1998

今日、研究員のおえら方から新しい化け物の世話を頼まれた。
皮をひんむいたゴリラのような奴だ。
生きたえさがいいってんで、豚を投げこんだら、奴ら、足をもぎ取ったり内臓を引き出したり
遊んだあげくやっと食いやがる。
May 11, 1998

今朝5時頃、宇宙服みてえな防護衣を着たスコットに突然たたき起こされて俺も宇宙服を
着せられた。なんでも、研究所で事故があったらしい。
研究員の連中ときたら、夜も寝ないで実験ばかりやってるからこんな事になるんだ。
May 12, 1998

昨日からこのいまいましい宇宙服をつけたままなんで、背中がむれちまって妙にかゆい。
いらいらするんで、腹いせにあの犬どもの飯を抜きにしてやった。
いい気味だ。
May 13, 1998

あまりに背中がかゆいんで医務室にいったら、背中にでっけえバンソウコウを貼られた。
それから、もう俺は宇宙服を着なくていいと医者がいった。
おかげで今夜はよく眠れそうだぜ。
May 14, 1998

朝起きたら、背中だけでなく足にも腫物ができてやがった。
犬どものオリがやけに静かなんで、足引きずって見に行ったら数が全然たりねえ。
めしを三日抜いたくらいで逃げやがって。
おえら方に見つかったら大変だ。
May 16, 1998

昨日、この屋しきから逃げ出そうとした研究いんが一人、射さつされた、て はなしだ。
夜、からだ中 あついかゆい。
胸のはれ物 かきむしたら 肉がくさり落ちやがた。
いったいおれ どうな て
May 19, 1998

やと ねつ ひいた も とてもかゆい
今日 はらへったの、いぬ のエサ くう
May 21, 1998

かゆい かゆい スコットーきた
ひどいかおなんで ころし
うまかっ です。
4

かゆい
うま

コメント

  • 生きる屍。 -- 2022-05-18 (水) 14:08:56
  • ゾンビのエネルギー原として一番メジャーなものは他の活動を停止したゾンビの屍肉ではないだろうか。
    基本的に時間が経過するほど強く能力に長けた少数精鋭の個体が残り、生存者側はより高度な防衛手段の開発に追われることとなる。 -- 2023-01-28 (土) 01:47:31