屋内行動

Last-modified: 2024-03-28 (木) 01:09:54

ここでは、家屋や店内など屋内での対策を記す。

住宅・一軒家

ゾンビが発生したら当分家から出ないようにすること。ゾンビ災害下では、当然であるが外に出ることはなかなか難しい。電気ガス水道などのインフラもいずれ停止するので、しばらくの間は家で自給自足をすることになる。
断水に備えて風呂の浴槽や桶には水道の水を溜め、断水に備えておくこと。いずれ電気も止まるだろうから、携帯やパソコン、モバイルバッテリーも電気が停まるまでに完全に充電しておくように。食料も家にある量を確認し、最低限家の外に出ないように努力しよう。
 
また自身の存在を外部に勘づかれぬようにすること。カーテンは閉め、照明は消し、窓や扉を戸締りし、外に生活音を出さないように。
テレビやラジオは消すときに音量を最小にしておくと良い。そうすれば、テレビやラジオをつけた途端に爆音が流れる、という事態は防げる。イヤホンやヘッドホンを付けられるのならさらに良い。
外部にはゾンビが徘徊しており、自身の存在を外部に明かすのは絶対に避ける必要がある。
もしゾンビに存在を悟られれば、あなたの家にゾンビが押し寄せるだろう。
 
それにもしかすれば生存者が助けを求めて転がり込んで来るかもしれない。生存者を助ける助けないは自由だが、家に人間を増やせばそれだけ物資の消費量は増す。それに生存者は何かを盗難して逃げるかもしれないし、貴方を家から追い出して乗っ取る可能性もある。あるいは貴方を殺すかもしれない。それを防ぎたいのなら、絶対に自身が家の中にいる事を悟られるな。
それでも室内にゾンビや敵生存者が侵入する可能性はある。「近接武器」の節で紹介されているような家の中の武器を準備し、家の周りに注意を払うことが大切だ。もし屋内に敵生存者が侵入した場合に備え、持ち物はあらかじめ持ちやすい鞄に詰め、武器は常に自身のそばに置いておくように。脱出路も用意してあれば尚良し。
 
就寝時も活動しやすい服装のままにしておくこと。靴も家の中で履いたまま活動するように。日本人には抵抗があると思うが、靴を履いていればすぐ逃げ出せる。風呂は節水の観点から言えば避けるべき。ただし靴下と下着はできるだけ履き替え、最低でも数日に一度はシャワーか濡れタオルで最低限の清潔を維持せよ。人間の体臭はゾンビを引き寄せる可能性がある。
ストレッチも毎日しておくこと。外で長期間運動していなかったので、いざ外に出たら体力不足で走れない、走れてもすぐ疲れる、最悪エコノミークラス症候群になる、なんてことを避けたいのならば屋内で良く身体を動かしておくこと。ただし飛び跳ねる系の屋内運動は音が大きいのでしないように。
 
また余裕があったら、外にいるゾンビを慎重に観察すること。ゾンビの行動パターン、知能はあるのか、走るのか歩くのか、音や光には反応するのか。それらを把握しておけば、いざ外に出てゾンビに出くわしても有効な対処が出来るかもしれない。
電気が途切れるまでにテレビ、ラジオ、インターネットの情報も収集できると良い。ただし有力な情報が得られないと判断したらすぐに止めるべし。電気の無駄だ。あとあり得ないと思うがSNSには写真を上げるな。写真から住所特定され、あなたの家に敵生存者が乗り込んでくる可能性がある。
 
それともし警察・自衛隊が機能しているという確信があるのなら「SOS」とでも書いて救助を求めても良い。

アパート・マンション(集合住宅)

基本的には「住宅・一軒家」で上述した通りの行動をすればよい。
ただし集合住宅は自身の生活音が外部に漏れやすいので、より生活音を出さないように徹底せよ。
 
また、ベランダの仕切り扉(自分の部屋のベランダとお隣さんの部屋のベランダを区切る壁)を破ってゾンビ化したご近所さんが侵入する可能性があるので、仕切り扉を冷蔵庫のような重たいもので塞げると良い。
仕切り扉を補強するとき以外は極力ベランダに出ないこと。最上階ならともかく、上階のベランダから自分の部屋のベランダにゾンビが落下してくる可能性がある。これを踏まえてベランダ越しの窓も塞いでおくように。
 
物資調達はできるだけ遠くに出ず、同じマンション・アパート内の他人の部屋から回収して済ませられると良い。ただし他人の部屋に入ってゾンビに襲われたり、生存しているお隣さんに遭遇しないよう要注意。
玄関前で物音を出せばゾンビは自分から出てきてくれるだろう。出てきたゾンビを処理すれば問題はない。生存しているお隣さんの有無は、部屋の中に生活感(ついさっきまでそこに誰かが居たことを思わせるようなもの)があるか否かで判断しよう。
 
あと端部屋の場合は「緊急救命具」とか書かれた箱の中に縄梯子が入っている筈である。緊急で脱出する場合、端部屋ならこれで脱出できるが、それ以外の部屋の場合は仕切り扉を破って隣の部屋に逃げ込むか端部屋まで行くか、あるいは小説「WORLD WAR Z」で近藤少年がやっていたように布団やベッドのシーツを片っ端から集めて脱出ロープにしよう。

店内

商店は、基本的に一部がガラス張りなので簡単にゾンビが入って来てしまう。このため店内での行動は家以上に注意が必要。
電気が使える状態なら、自動ドアのセンサーの種類によっては容易にゾンビが入って来るだろう。
それに自動ドアが反応しようがしまいが、ガラスを突き破ってゾンビが侵入してくる可能性は大いにある。
 
ただし、ゾンビ災害初期の買い占めや略奪が起きていない限り、商店には基本的に豊富な物資が置かれている。どのように防衛するかという問題さえ解決できれば、拠点としては長期間の籠城が可能だろう。
もしゾンビ発生後もネットが繋がっていれば、特にコンビニなどの場合は店内のAmaz〇nギフトカードやG〇〇gleプレイカードを搔き集め、ソシャゲに重課金したり電子書籍を買い漁ることで長期間の暇つぶしも出来る。
物資面で困ることは無いだろう。
 
しかし物資が多いということは、他の生存者が物資を求めて略奪に来るということでもある。商店を活動拠点とする場合は敵生存者との遭遇率も高くなるということをよく考えておくように。

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