ドラマ

Last-modified: 2023-10-09 (月) 19:40:50

このページではゾンビを扱ったドラマの解説をしています。

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ドラマ名原題製作国内容備考
ウォーキング・デッドThe Walking Deadアメリカ目が覚めるとゾンビに囲まれていたという始まり方のゾンビブームの中興の祖。ゾンビが弱すぎるので、ゾンビそっちのけで生き延びた人間同士が延々とドンパチを繰り返すという人間の愚かさのみを表現するドラマ。(シーズン10までに人間グループ同士の行った戦争の回数が7回?8回?)登場するキャラが主人公側を除いて悉くカスい+戦いしかしないので、日本の人気作品「仁義なき戦いシリーズ」などをオマージュしたマフィア抗争作品かもしれない。ゾンビ作品であることを忘れないためだけに、たまにゾンビで人が死ぬ(ゾンビに殺される人は、人に殺される数の1/20くらいか?)。全ての登場人物が刹那的な感情でしか行動せず、建設的な意見のディスカッションどころか、会話が繋がっているように見える場面すら少ないのも人気の秘密。アメリカの人はゾンビ化するに際して意味のない場所(海辺の小屋や山奥の採石場)に集合する癖があるので、思いもよらないところ(単なる民家や倉庫)から次から次へとゾンビが出てくるという驚きの展開が度々表現される。他の国の人はまずそこに集まらないし、ゾンビ出たら逃げるからミッチミチに詰まってないよ。アメリカ人口の半分くらいは主人公が好きなのか集まって来ちゃうのでいつまで経っても(作中では20年くらい?)ゾンビが減らない(毎回けっこうな数のゾンビが殺されているので主人公の周りの土地が元々アメリカでぶっちぎりの人口密集地であった可能性も微レ存)。あと日本刀信仰が強すぎて日本人は見てると照れちゃう。原作有。派生作品多し
ラスト・オブ・アスTHE LAST OF USアメリカゲーム『The Last of Us』を原作としたテレビドラマ。未知の真菌による20年前のパンデミックで崩壊したアメリカを舞台に、娘を失い愛を捨てた中年男性ジョエルと、真菌に耐性を持つ10代の少女エリーのサバイバル劇を描く。原作再現が忠実で、映像、音楽、俳優たちの演技、原作の雰囲気、感染者の描写、魅力的なストーリー、全てが原作を忠実再現しており、原作をプレイした人間にこそ是非観て貰いたい作品。原作で描かれなかった場面の補完シーンも面白く、原作贔屓抜きにしてもアポカリプス系作品として非常に完成度が高い。何より日本語吹き替えを原作と同じ声優が担当している、という原作ファンには嬉しい部分も。ただし問題点もあり、ポリコレ要素が強め(まぁ原作の続編と比べたら全然マシだが… )。しかしそれを除けば最高の作品であり、話数も9話と変に引き延ばされていないので、視聴を勧めたい一品。日本語版はU-NEXTなどで配信中。U-NEXTは無料トライアル期間なら1ヵ月だけ無料なので、この作品だけ観て1ヶ月以内に解約すれば無料で視聴可。