普段の備え

Last-modified: 2023-07-09 (日) 21:32:47

このページではサバイバルの備えについて解説をしています。
 

概要

・このページでは読者自身が「ゾンビ災害に備えて今できること」についてとりあげます。
 内容としてはサバイバル技術がどうこう以前の話となり、健康維持や知っておくと後々役立つ(かもしれない)内容です。
・「物理的な備え」は下記ページを参考にしてください。
 必需品・道具-備えておくべき物

健康状態(リスク)の把握・維持/改善(要加筆・修正)

 ゾンビ災害も地震や台風同様、局地的な災害で済めばよいが封じ込めが出来ない場合
 救助救援の見込みは薄く、ライフラインの崩壊⇒情報・医療の崩壊が考えられる。
 コミュニティに属す、単独行にかかわらず平穏な今、少しでも生き延びるために自身の健康状態のチェックを行い
 リスク削減に努めることも大事である。

1.健康リスクの把握
 ・勤め人なら企業健診、個人事業主なら行政が主催している健康診断を受ける。
 ・歯科検診は通常の健診では項目にないのでこちらも定期的に受ける。
 ・医師のアドバイスに耳を傾ける
 ・生活習慣病
  厚労省 生活習慣病

  上記厚労省のリンク先(生活習慣病)で上がっている病も全て「自己責任」とひとくくりに出来ないが
  生活習慣が乱れていれば発症率が高くなるので注意したい。
  最悪、せっかくみつけたコミュニティに「面倒な人はいらない」と受け入れ拒否された、なんてつまらない話でしょ・・・
  
2.健康リスクを放置すると…
 ・一例として取り上げるにわかりやすいのは虫歯ではないだろうか。
  鎮痛剤で一時的に痛みの対処は可能かもしれないが、根本的な解決策とはならず進行が止まることはない。
  読者の中には虫歯を放置した故に、痛みで眠れない夜を過ごした方も多いと思う。
  ライフライン、社会が崩壊したゾンビ災害で治療を受けれるめども立たず
  痛み(しかも痛みの度合いは増す)で正常な判断ができるか?と考えると、厳しいのではないだろうか。
  たかが虫歯、今は痛くないから大丈夫と侮るなかれ。
  虫歯で増加「脳出血」「心筋梗塞」源頼朝もこれで死んだ!口から脳に細菌侵入

 ゾンビ災害、それも蔓延を食い止められず社会インフラが崩壊した場合、歯科に限らず適切な治療を受けるのは
 難しいことは想像に難くない。

3.維持・改善(体力づくり、適正体重の維持)
 ・山奥、街中、離島いずれも辿り着くには体力が必要です。
  全く運動する習慣がない人は2-3km「歩くこと」を習慣づける事から始める。
  歩くことに面白さを感じてきたらリュックに適当に詰めて10km完歩しよう。
  ゾンビ災害を想定していきなり気合いを入れた格好や装備をする必要はなく、
  適当な運動着でコンビニなどで休み休みで構わない。
  先ずは週1・2回でも習慣づけること、歩くことを楽しめれば良い。
  腕立て腹筋等の筋トレや護身術も大事ですが、
  何より安全地帯を求めて長時間・距離を稼げる体力をつけることが重要です。
 ・適正体重の維持(BMI30を超えないように)する。
 ・適度なストレッチ

4.口腔ケアについて
 ・理想は虫歯0
  ⇒むし歯の予防法
 ・歯周病が進行している等の場合歯科医と相談の上、総入れ歯を視野に入れるのも一手ではある。
  メンテナンスの手間はあるものの、歯根を残さない入歯であれば歯周病や歯痛の心配はなくなる。
 ・歯根を残す方式の入歯は(個人的にはインプラント以上に)平時ならいいものだが、
  ゾンビ災害時は神経質なほど土台となる歯をケアする必要がある。
  土台の歯が崩れると、せっかくの入歯すら使えなくなる。
 ・完全自己責任だが、少しの割れ・欠け程度なら市販のリペア剤があるので補修は可能。
 ・高度なメンテナンスは歯科技工士(歯科医や助手ではない)、材料、設備、電源が揃って成立する。

5.鼾(いびき)
 無呼吸症候群も怖いが、酷い鼾は木造や安普請の住宅は外まで鼾が漏れることがあります。
 言わずもがな、野営・野宿での鼾は「ここにいまっせ」と言っているようなものです。
 (以下、個人の感想です)
 肥満の人は鼻腔や咽頭の脂肪が原因で気道が塞がるので、痩せれば痩せるほど低減することが多い。
 痩せ型で鼾が酷い場合は鼻腔が曲がっているなど手術が必要なケースが多い。

5.飲酒・喫煙習慣について
 ・体力づくりをするうえでも健康リスク排除の観点でも止めたほうが良いに決まっているが、
  適度な嗜好品は非常にリラックスでき、考えも纏まりやすいと思います。
  ※不毛な議論になりがちなのでこのwikiで賛否を争わないようにお願いします。

サバイバルに役立つ(かもしれない)免許・各種講習会(要加筆・修正)

車・バイクの運転、重機操作、応急処置

1.車・バイク
 ・AT限定よりMTで取得することをお勧めする。
  特に役立つオフロードバイクはMT。
 ・免許習得はお住まいの地域の教習所HPを参照すること。
  ATで取得してもMTへの限定解除は可能です。
  普段運転しなくとも、操作方法を習っておくのは有用です。

2.重機
 ・教習所で習得できるのは公道走行技術(免許)です。
  重機(ユンボなど)の操作などは教えてくれません(アームの上げ下げ程度)。
 ・ユンボなど重機の操作は別途メーカー研修で習得出来ます。
  例 コマツ製作所
  重機オペは扱うものの大小に限らず技術職です。
  講習を受けたから操作が難なくできるかと言うとそうでもなく
  (終了証取得は現場ではスタート地点に過ぎない)、
  資格保有者向けに災害対策に向けた講習会など行っている団体があるので
  資金・時間が許す限り年1回参加することをお勧めします。
  ゾンビ災害より起こりうる(現実に毎年起きている)自然災害時に活躍できます。
  例 災害復興支援団体の重機講習

3.車・バイク・重機操作にあたって
 ・燃料問題について記載していましたが『移動車両:問題点』に移設しました。
  移動車両:問題点

4.応急処置の知識
 ・応急措置の心得は自分自身やグループ行動する際に有用です。
  普段の生活やスポーツ、登山等でも役立ちます。
 ・公益財団法人 東京防災救急協会>
  講習内容
 ・テーピング
  筆者の競技経験から固定テープ(白)は肌に直に貼らず、出来るだけアンダーラップを巻いたほうが良い。
  (白固定テープとアンダーラップはセットで常備)
  また、セルフテーピングが可能な範囲はせいぜい足首固定、
  ふくらはぎと手指腕(肘より先)の筋肉テープ程度です。
  講習受講した場合、家族にテーピングを行いあうなど相互にケアできるようになると良いと思います。
  Battlewin
  テーピング講座(有償)

関連:移動手段

サバイバルに役立つ(かもしれない)ライフライン知識(要加筆・修正)

「備えておくべき一覧」に記載することか悩みましたが
「べき」ではないので、普段の備え(知識)として心得て頂ければ、というレベルで記載しました。
0.インフラ供給(議論の余地あり)
 ※各インフラ保守を行っている方の加筆や意見などを求めます。

 (発生が局地的なのか、全国なのか、拡散速度も要素として重要ですが)
 保守要員は自然災害なら職業倫理的に帰宅せずに供給や設備維持に努めることは考えられるが、
 「死者が蘇る、襲う」事態にどこまで対処できるのか、設備維持・警備に努めてくれるか未知数です。
 彼・彼女らにも家族がいて、職務放棄は十分考えられます。
 また「人が居なくなっても暫く稼働するから大丈夫」は楽観的で、
 どのような発電形式でも供給・保守が止まれば安全停止措置が稼働します。

 筆者は政府が速やかに自衛隊・警察に射殺鎮圧の命令と地域封鎖等の封じ込め策を打ち出さない限り、
 インフラ停止も社会秩序の崩壊も時間の問題で災害の報道から良くて2~3日の猶予しかないと考えています。
 
 併せて読みたい:ゾンビ発生後も電気を使用できる地域

1.ガス
 ・プロパンガス(中身)は10年以上持ちます。
  但し、ガスボンベ(容器)はその限りではないので容器が錆錆などの場合は注意が必要です。
 ・水の浄化(煮沸消毒)、煮炊きの面では集中供給方式の都市ガスは供給設備が止まると使用できないので
  籠城するなら個別プロパンの家や施設などが有利かもしれない。
  但し、プロパンでも電気制御のガス給湯は水道・電気の供給停止後は使用できない。
  (ガスコンロ程度と心得る)
 ・ポータブルガス発電機
  電気設備に移動しました。

2.電気
 電気設備に移動しました。

3.水
 ・上水
  ポンプ設備の電気供給が止まれば、供給も止まります。
  ビル・マンションなどはタンク貯蔵している分を使いきるまでに貯蔵や確保する算段を付ける必要があります。
 ・井戸水、湧水
  煮沸すれば菌はほぼ死滅するが、セレウス菌や溶け込んだ鉱物・化学物質はそのままです。
  山間部の集落などは湧水を水質検査した上で飲用している場合もあります。
 ・雨水タンク(マンションなどの”貯水タンク”ではない)
  飲用には向かないが、上水設備が稼働停止しても風呂(飲まないように注意)・トイレ・家庭菜園などで利用可能。
  参考
 ・ろ過装置
  ろ過装置を備えた家や施設にうまいこと潜伏できればいいのですが
  問題はそのろ過装置が電動で災害時を見越した手動装置も付いていなければインフラ停止後は使用できません。
  ろ過に必要なフィルタカートリッジ(活性炭や中空糸)の交換も必要です。
  使えるうちに雨水、井戸水などのろ過装置の作成と運用の確立に動きましょう。

 ※雨水タンクなどの設置工事(特に雨樋の加工)は賃貸・分譲マンションの場合、
  勝手に工事をしないでください。
  賃貸ならオーナーの許可(許可を得ても退去時に原状回復を条件にされる場合があります)、
  分譲でも共有部の工事として組合の許可が必要な場合があります。

コメント

  • 編集議論で提案されてたからページだけ作って放置してたけど、確かにこれらの備えって重要やな…正直盲点だった -- 2023-06-25 (日) 10:41:31